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マルバシモツケとコメツツジ@女峰山

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奥日光の女峰山に登ってきましたが、その途中でこのマルバシモツケの花を観察することができました。直径が1cmに満たない小さい花をたくさん咲かせていますが、図鑑によればこれを複散房花序というのだそうです。
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シャクナゲの葉の間から、たくさんのマルバシモツケが頭をもたげて花を咲かせていました。女峰山に登山したのは7月14日(日)でしたが、天候に恵まれず時折雨が降るような状況でしたが、お陰で雨粒をたくさんつけて、瑞々しい状態で撮影することができました。
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こちらは、今まさに花開こうと蕾を膨らませているところです。名前の由来となっている丸い葉の形がよく分かります。
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この花は、女峰山の山頂直下で撮影したものですが、とても小さい花で、花冠は数mm程度の大きさです。オレンジ色の雄しべがとてもよく目立ちます。
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コメツツジの名前は、小さくて白い花を米粒に見立てて付けられたようです。普通のツツジと比較しても、その葉は小ぶりであると思いますが、花の大きさはその葉と比べても、同じかそれよりやや小さい感じです。
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コメツツジは、山地から亜高山帯の岩場などに生育する落葉または半常緑低木ということですが、大きくなるものは2メートルほどにもなると解説されていました。
by coffeeto2 | 2013-08-02 21:24 | 高山植物
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