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雨に濡れたコケモモの花@女峰山

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7月の3連休は、奥日光へ自然観察に出掛けてきましたが、その中日に女峰山の山頂を極めてきました。当日は、明け方まで雨が降り続いていましたが、早朝からは降ったり止んで、一時は青空も覗く状況になってくれましたから、この時点で登頂することを決めました。でも、登山道のスタート地点にある林道に取り付くころには、再び雨が降り出すようなハッキリしない天候となってしまいました。女峰山では、標高2,000mを超えるあたりから、コケモモのうっすらとピンク色味を帯びた、小さい花がたくさん目につくようになってきました。
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この日は、標高が上がるにつれてガスにまかれて周囲の景色も見られないような状況になりましたが、登山道のいたるところで、雨に濡れたコケモモの可愛い花を観察することができました。
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これは、急な登山道を登っている時に、そのすぐ脇で目についたコケモモの群落です。亜高山から高山帯にかけて繁殖する、ツツジ科に属する常緑低木ということです。
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コケモモの実で作ったジャムは大変おいしいですね。その匂いに誘われたわけではないでしょうが、まだ咲いたばかりのコケモモの花に、ハエの仲間が取りついていました。
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こちらは、とてもピンク色味が濃い花です。白色味が強いものから、赤色味の強いものまで、コケモモの花にはたくさんのバリエーションがありました。この花を見ると、山に登ってきたなという実感が湧いてきます。
by coffeeto2 | 2013-07-28 20:13 | 高山植物
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