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テングクワガタ@入笠山

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入笠山の中腹に広がる大阿原湿原は、入笠湿原とともに、たくさんの山野草を観察することができる自然の宝庫です。標高約1,800mの亜高山帯にありますから、高山植物も目にすることができます。
これは、大阿原湿原の駐車場に着いたとき、車を止めたすぐ脇にあったものですが、高さ10cmにも満たない草に、薄青色の小さな花がついているのが目に止まりました。
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私は、初めて見る花ですが、同行したあしだちの植物に詳しいメンバーからテングクワガタであることを教えてもらいました。山渓ハンディ図鑑で調べてみると、「山に咲く花」ではなく「高山に咲く花」に収録されていました。その解説では、低山帯上部から亜高山帯に生える多年草であるとされていました。
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花の部分を近接撮影してみると、何だかオオイヌノフグリによく似ていると思います。それもそのはず、オオイヌノフグリと同じゴマノハグサ科に属します。図鑑の解説には、「なぜか山小屋の周辺で見かけることが多い。」とされていました。
by coffeeto2 | 2013-06-21 21:18
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