5月のゴールデンウィーク後半に、二人と一匹で蓼科のペンションに宿泊してきましたが、ご主人と話をしている中で、山野草観察に是非足を運んでほしいという、津金寺というお寺を紹介していただきました。これは、そのお寺の境内にあった池で撮影した
リュウキンカです。
時期的に、カタクリは終わっていましたが、この
ヤマエンゴサクは、あちらこちらにたくさん観察することができました。
池の近くに咲いていた、
ウグイスカグラの花です。東京周辺では、3月~4月にかけて咲きますが、ここでは少し遅れて開花しているようです。
ニリンソウは、これから盛りを迎えようとしているところでした。境内のあちらこちらにたくさんの群落を観察することができました。
これは、境内の裏山で観察した
ミヤマエンレイソウ(別名:シロバナエンレイソウ)です。裏山には群落となった、たくさんの花が咲き誇っていました。
こちらは、黄色い色どりもきれいな
ヤマブキソウです。もちろん、山吹の花もたくさん咲いていましたが、それより一回り大きい、このヤマブキソウの花もたくさん観察することができました。
ヒトリシズカの花もたくさん咲いていました。しかし、これだけたくさん咲いていると、静かというより姦しいほどの賑やかさがありました。
境内の庭先には、この
ヤマシャクヤクの花も咲いていました。でも、これは植栽されているようにも思われました。
同じように植栽されていると思われる、こちらは
シラネアオイの花です。野生の状態で咲いている花を是非撮影したいと思っていたのですが、境内で見つけることができましたから、これも撮影対象となりました。
オダマキの花も咲いていましたが、これはおそらく園芸種になると思います。
オキナグサも咲いていました。花壇の一隅に咲いていましたから、これも植栽されたものであると思われました。
ピンク色の花も美しい
イカリソウです。これも境内のあちらこちらに咲いていました。自然のままの姿で咲いているものと思いました。
シャクナゲもきれいな花を咲かせていました。
シュモクレンの花ですが、これもまさに今が盛りとばかりに咲き誇っていました。
ニリンソウの花です。特にたくさん咲いていましたから、再度登場してもらうことにしました。
自然のままの姿が見事に保全されている境内には、
リスも観察することができました。
こちらは、境内の裏山で、ちょっと薄暗い雰囲気の中に咲いていた
ルイヨウボタンの花です。葉の形がボタンに似ているところから、この名前が付けられたようです。
最後は、
ラショウモンカズラの花です。これも裏山に咲いていました。ここで紹介する山野草は、ほんの一部です。津金寺の自然の姿は、お金を払って見に行っても、それだけの価値があるものだと思いました。