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高尾山のオオムラサキ

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高尾山の頂上にあるクヌギの樹は、いつも樹液が染み出して昆虫類のレストランと化していました。
この日もカブトムシやカナブンをはじめ、オオムラサキも飛来していました。
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右の前翅の先端にわずかな欠損のある個体です。でも、大変美しい濃紺色の前翅を広げてくれました。後翅には、紅い斑があるのが認められます。
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たまたま2頭のオオムラサキが樹液を吸うために集まりました。
オオムラサキは7月に羽化します。とても大きなタテハチョウの仲間で、前翅長は50~55㎜ほどもあります。
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オオムラサキの幼虫は、エノキを食草としていますが、成虫はこのようにコナラなどの樹液を求めて集まってきます。
この写真はいずれも♂の個体を撮影したものですが、♀は♂より一回り以上大きいですから、とても見ごたえがあります。
by coffeeto2 | 2010-08-02 22:00 | チョウ・ガ
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