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冬の神代植物園にて

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1月13日(月)は成人の日の祝日で、1月11日(土)~13日(月)までが今年最初の三連休でした。野鳥写真の知り合いから、九十九里浜にアラナミキンクロとの情報を頂き、連休初日に出掛けてきました。このところ、野鳥写真の撮影にかなりの成果が上がっていましたが、自然観察のブログで紹介するネタがなくなっていました。このため二日目以降の予定をどうしようかと思案の末、自然観察のブログに投稿するネタを撮影する目的で、もしかしたらロウバイの花が咲き始めているかもしれないと思い、神代植物園へ行ってみることにしました。
残念ながら、ロウバイはまだ蕾のままでしたが、これは、植物園のうめ園で咲き始めていたウメの花です。
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ウメの樹は殆どが蕾のままで、花が咲いていたのはほんの数本だけでした。それも陽当たりの良い枝先だけでしたから、開いている花を捜し歩くような状況でした。でも、ほんの数輪でも花が開いていると嬉しくなって撮影してきました。
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スイセンの花も咲き始めていました。やはり、陽当たりの良い場所から順に開花しているようです。ここでは、ほんのりとした冬の陽射しを浴びて、綺麗な姿を見せてくれました。
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私がまだ学生だった頃、ブラザース・フォーの “七つの水仙” (Seven Daffodils) という曲がありました。その頃は、スイセンがどんな花であるのかよく知らず、ただそのメロディを聞いて、ハーモニーの素晴らしさに酔いしれていたのが懐かしい思い出です。
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すっきりと晴れた青空の下、リボン状の黄色い花弁を、さあこれから広げようとしているこれは、マンサクの花です。ほとんどが蕾のままでしたが、この枝先だけが開花していました。
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調布駅から三鷹行のバスに乗り、深大寺入口で下車して、はじめに深大寺へお参りしてから神代植物公園に入りました。園内を巡ってから神代小橋を渡り、つばき・さざんか園へ行くと、真紅の花がたくさん咲いていました。
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これは、ツバキになるのかサザンカになるのか、その違いがよく分かりません。以前、識別ポイントを調べてみたこともあったのですが、実際に見るとゼ~ンゼン分かりません。
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園内のつつじ園の脇に、この黄色い実をたくさんつけた大きな樹が目につきました。根元にあった看板を見ると、これはタチバナの樹でした。伊豆半島以西に自生しているようです。
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この実を見ると、普通のミカンと全く同じようですが、大きさはかなり小さいですね。図鑑を見ると、「果肉は苦くて酸っぱく、食用には向かない。」と解説されていましたから、現地で味わってみなくて正解でした。
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これは、ウバユリの果穂です。花は夏の時期の7~8月頃に咲きますが、昨年咲いた花の果穂がまだ残っていました。
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大きなヒマラヤスギの樹がありましたが、その下に「ヒマラヤスギに実がついているよ!!」と看板が出ていました。見上げると、直径10㎝前後もある大きな実が見つかりました。
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今まで、ヒマラヤスギにこんなに大きな実がつくことは知りませんでした。落ちる時は、カラが1枚1枚はがれて、中心部に鉛筆のような芯だけが残ります。
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赤い実を房状にたくさんつけている木がありました。これは、深大寺の境内で撮影したものです。樹名の看板が出ていませんでしたが、イイギリではないかと思います。
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望遠レンズでアップにして撮影したものです。赤い実がたわわについていますが、樹に咲く花の図鑑を見ると、「野鳥たちの冬の間の貴重な餌になる。」と解説されていました。....そのわりには、あまり食べられていないようですが....
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こちらは、マンリョウです。同じ仲間のセンリョウは赤い実を葉の上に付けますが、マンリョウは葉の下に付けるところが異なります。植物園をいったん出た後、深大寺の前を抜けて水生植物園へ移動し、深大寺城跡周辺を散策している時に見つけました。
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神代植物公園の芝生広場の真ん中に咲いていたパンパスグラスの大きな群です。花穂の先端は3mくらいはあると思います。南米原産で、明治時代に我が国へ入ってきた外来種ということです。シロガネヨシという和名がついていました。
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園内を散策していると、うめ園の脇にこの黄色い花が咲いていました。レンギョウの花になると思います。この花はサクラが咲くころに満開になるという印象がありますから、これはとても早咲きだと思います。
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春先に咲く花は、このレンギョウのほかに、ロウバイやマンサクなど黄色い色の花が多いですね。そんな春先を彩る花が間もなく盛りを迎えます。待ち遠しいですね。
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半ば開きかけた果実は、白い綿状の繊毛に覆われて、中に小さい種子がたくさん詰まっていました。フヨウの果実ですが、果皮は熟し切るとこのように5裂します。
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フヨウの果実はこんなに沢山ついていたんですよ。ちょっとしたデコレーションいみたいで、良い被写体となってくれました。種子にも毛が生えているというのが面白いですね。
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by coffeeto2 | 2014-01-20 06:00 | その他

初冬の植物たち@奥日光

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12月も中旬になりましたから、街中ではあちらにもこちらにも、クリスマスのデコレーションが目に付くようになりました。今年もいよいよ押し詰まってきて、新しい年のスタートに向けて、カウントダウンが始まったようにも思えます。
12月の第二週は、奥日光の戦場ヶ原へ野鳥観察に行ってきました。もうすっかり冬枯れの原野になっていて、山野草観察は望むべくもありませんが、中禅寺湖に流れ込む川の中には、バイカモの花が咲いていました。
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周りはすっかり冬景色ですから、川の中でも花が咲いていると嬉しくなってしまいます。すぐにカメラに収めようと思うのですが、水の流れにユラユラ揺れるバイカモの花を撮影するのは、水面の波立ちで乱反射する光線の影響もあって、とても写しにくい対象でした。
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竜頭の滝を流れ落ちた水は、菖蒲が浜のキャンプ場の脇を抜けて、中禅寺湖に流れ込むわけですが、澄んだ川の中には、たくさんのバイカモが繁茂していました。この川でしばらく観察していたら、カワセミ、カワガラス、ミソサザイのほか、キバシリ、ゴジュウカラ、コガラなどの野鳥がたくさん観察できました。うまくすれば、オオワシが飛翔する姿を見ることもできますから、観察ポイントとしては良い場所であると思います。
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赤沼から戦場ヶ原を抜けて湯滝へ至る木道を歩くと、すぐにズミの林に入ります。ズミはコナシとも呼ばれますが、春先には白い花をたくさん咲かせて、素晴らしい景色を見せてくれますね。そんな風景を見に行くだけでも、足を運ぶ価値があると思うのですが、今はすっかり葉が落ちて寂しい風景です。萎れた実がたくさん付いていました。
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こんなズミの実ですが、この実が冬の間は野鳥たちの貴重な食料源になっています。今回も、ツグミなどが飛来して啄ばんでいました。昨年はこの実を食べに飛来したレンジャクの群れを、間近に撮影することができました。とても神々しい姿をしていて、感動すら覚えました。今年もそんな姿を期待していたのですが....再会できずに残念でした。
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前夜に降った雪で、戦場ヶ原はうっすらと雪化粧をしていました。木道を歩くと周囲のクマザサの原も雪をまとっていましたが、この雪も、昼過ぎには消えてしまいました。でも、もう間もなく全て深い雪の下に埋もれてしまうことでしょう。
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木道を歩いていると、瑞々しくて、房状に生った赤い実が遠くからもよく目立ちました。これは、ナナカマドの実でしょうか?すっかり葉が落ちてしまい、枝先に実だけしかありませんから、種類を特定するのは難しいですね。
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上で紹介したズミの実は、すっかり萎れた姿になっていましたが、それに比べるとこの実は、とても瑞々しい状態で残っていました。野鳥にとっては、こちらの方が餌としては美味しそうに思えるのですが、....現地で食べ比べをした訳ではありませんから、実態不明です。(^^;;
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菖蒲が浜から見上げる男体山の姿です。もしかしたら、オオワシが飛翔する姿が見られるかもしれないと思い、帰りがけにちょっと立ち寄ってみました。今年は、オオワシが1個体、オジロワシが2個体確認されているとのことですが、ここでは確認することができませんでした。上空を舞っている鳥がいますが、オオワシではありません。....ただのカラスでした。悪しからず(_ _).。o○
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オオワシの出現を期待して、暫く舞っていた菖蒲が浜の岸辺近くに、こんな赤い実が生っていました。戦場ヶ原で見てきたズミとも違うし、ナナカマドとも違うようです。図鑑で確認すると、コバノガマズミが一番近いように思うのですが、如何なものでしょうか....?
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赤い実をアップで撮影したものです。ズミと同じように、かなり萎れているのが分かります。きっと、この実も野鳥たちの貴重な食料源になってくれるものと思います。
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by coffeeto2 | 2013-12-13 06:00

見沼を彩る秋の風景

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季節は確実に秋から冬へと移り変わろうとしていますが、雪が降る前に奥日光へ行って、冬鳥たちを観察して来たいと思いました。昨年、この時期に足を運んだところ、レンジャクの群れを撮影することができたし、今年は既にアオシギが入ったのも確認されています。しかし、12月1日の日曜日は、あしだちの野鳥調査があったので、土日の遠出ができません。仕方ありませんね....奥日光は次週以降へお預けとして、近場の見沼周辺で野鳥観察してくることにしました。足を運んだ芝川調節池の外周は木々が色付いて、紅葉は盛りを迎えていました。
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お天気に恵まれて、この日も雲ひとつない快晴です。建物の頭越しに、遠く富士山の姿も見ることができました。野鳥がたくさん観察できるかな....でも、暫く待ってみましたが、期待していたチュウヒは飛ばず、葦原のベニマシコも確認できません。....痺れを切らせて、この日のポイントを自然観察に切り替え、芝川に沿って周辺を散策してみることにしました。
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草原に、黄色い花を咲かせていたのは、キク科のオニノゲシでした。葉の先までトゲトゲが出ていて、触ると痛そうですから、あまり近づかずに写真撮影してきました。見るからに厳しい風体だから、オニノゲシという名前が付けられたのでしょう。これからやって来る冬の寒さも寄せ付けないような厳つい姿です。
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オニノゲシの花は小さいですが、アップして見るとタンポポのような花姿をしています。でも、花が咲いた後の白い綿毛は、タンポポのような丸くて大きな綿毛を広げるわけではなく控えめです。そして、独特の壷のような形をした総果を付けます。
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モンシロチョウが舞っていました。ノゲシの花から花へと吸蜜に飛び回って、ここでは2頭が絡みあっています。日中の気温は15度を超えていましたから、チョウが舞い飛ぶには充分な陽気です。モンシロチョウは、春先の早い時期から初冬の今頃まで、長い期間に渡って出現し、それぞれの季節ごとに、変わりゆく景色に彩りを添えてくれます。
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ノゲシの花で吸蜜するモンシロチョウを横から撮影することができました。前翅先端の黒色斑が三角形になることと、後翅裏面に黒色鱗が認められませんから、この個体は夏型であろうと思います。
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赤い実をたわわに結んでいたのはピラカンサでした。でも、これは同じ仲間の総称で、種名は細かく分けるとトキワサンザシとかタチバナモドキとか色々あるようです。私には、その区別がよく分からないのですが、鳥たちにとっては貴重な食料源となっているようです。
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ナンテンも赤い実を結んでいました。ピラカンサは房状に結実するのに対して、ナンテンは上に立ち上がった茎に総状に実を付けるところが異なります。この実も野鳥たちの餌となっているようですが、実際に啄ばんでいるところを見たことはありません。
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背の高い木にも、赤い実がたくさん付いていました。ツヤのある葉の付け根に固まって結実しているので、見方によっては飾り付けられたデコレーションの様にも見えます。図鑑を確認すると、レンジャクを始めとしてツグミやヒヨドリなどが啄ばんでいるようです。
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芝川の河川敷は、以前は見沼たんぼと呼ばれていたこともあったようですが、今は畑になっていたり、植木の圃場として利用されています。そんな中に、季節外れのサクラが花を咲かせていました。冬桜と呼ばれるものですが、時期外れでも、サクラが咲いているところを見ると嬉しくなる花ですね。
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by coffeeto2 | 2013-12-08 06:00 | その他

木の実・草の実@さいたま

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今月は、土曜日が5回もありますから、週末を楽しみに待っている身としては、とても嬉しい月になります(^o^)v....でも、よく考えてみればその分、前後の月で土曜日が少なくなっているわけですから、手放しで喜んでもいられません。
11月23日の土曜日は、東京都の震災総合訓練があって参加してきましたから、週末利用の遠出ができません。でも、遠征しなくても自然観察はできますから、日曜日に郊外の公園を、ノンビリと散策してくることにしました。季節は秋から冬に移りかけていますが、公園内の樹木が赤や黄色に染まって、彩りも美しくなっていました。
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散策路を歩くと、脇の茂みの中など、至るところに赤くて小さい実が生っていました。バラ科のつる性低木である、ノイバラの実になります。木によっては、とてもたくさんの実を付けていました。
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花の時期には、5弁の白い花をたくさん咲かせて彩りを添えてくれるノイバラですが、花の後もこうして赤い実を結んで目を楽しませてくれます。でも、それより大事なのは、野鳥たちに餌として、この赤い実を提供してくれるところです。
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草むらに入ると、こんなのが群生していました。小さい実をいっぱいつけたイノコズチです。服にビッシリと纏わり付いてくる、あのヒッツキムシの正体ですね。これを見つけると、近づかないように避けて歩くのですが、気が付けばズボンにいっばいお土産を貰ってしまいます。
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陽だまりの草むらに、赤い実が一つ輝いていました。実の直径が1cmほどのヘビイチゴです。あたりを探しても、これ一つしか見つかりませんでしたが、ツヤツヤした実がよく目立っていました。
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川沿いの茂みや、金網フェンスに沿った植え込みなどに、この褐色の実がたくさん生っていました。少し地味な色合いの実ですが、ツヤがあって日が当たると輝きを増します。これは、ヘクソカズラの実になります。
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ヘクソカズラは、花の時期には白とピンクの筒状の可愛い花を咲かせますが、独特の臭いがあることで、有り難くない名前をいただいています。でも、この実も野鳥たちには貴重な食料源となるようです。
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こんなに大きくて赤い実が生っていました。カラスウリの実です。
大きさは、5cmはあります。他の実に比べると、かなり大きいですから、果実といったほうが当たっていると思えるくらい立派な実です....残念ながら、この実は野鳥の餌とはなっていないようですが....。
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土手の上の道から葦原を見下ろすと、オレンジ色の実をたわわに付けた木が、とても良く目立ちます。野鳥たちの餌となる、赤いピラカンサと同じような姿をしています。ピラカンサはよく目にしますが、これは同じバラ科トキワサンザシ属の仲間の、タチバナモドキであるようです。
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ピラカンサは赤い実であるというイメージが強いのですが、このタチバナモドキは、みかんの仲間の橘と色合いが似ているところから、この名前が付けられたようです。たくさん並んだ実の中に、白い花弁の可愛い花が一輪だけ咲いていました。
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by coffeeto2 | 2013-11-29 06:00 | 山野草

晩秋の風景@茨城

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深まった秋の風景を見てこようと思い立ち、茨城県下の山懐を歩いてきました。この日は、小春日和の気持ちの良いお天気に恵まれ、自然の風景を楽しみながら、のんびりとした時間を過ごすことができました。白い雲が浮かぶ、晴れ渡った青空を背景に、株立ちするススキが目に留まりました。秋を象徴する風景だなと思いながら、...でも、どんな風に画面に入れたらそんな雰囲気が出せるのだろうかと思案しながら...シャッターを押してみました。
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こちらはムラサキシキブです。日当たりの良い道の脇に、大きな木となって、たくさんの実を成らせていました。これは見事な眺めだなと、運転していた車を慌てて停めて、少し引き返して撮影してきました。
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アップで撮影しましたが、こんなにたわわに実を付けています。ムラサキシキブは良く目にすることがありますが、これほど見事に実を付けていたのは、そう多くはないと思いました。
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近くのキャンプ場の中には、自然散策のコースが作られていました。せっかく来たのですから、ちょっと覗いて見たくなりました。受付で管理人さんにお断りして、中に入れてもらったところ、小さな流れに沿って、こんなに見事な紅葉がありました。
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テントサイトへの入口には、こんなに見事な黄葉がありました。紅い葉も混じっているように見えます。高さもあってとても立派な木でしたから、目を奪われてしまいました。ここでしばらく足を止め、ゆっくり鑑賞させていただきました。
この写真は、オリンパスのE-M5にパナソニックの7-14mmの超広角ズームを付けて、一番広角側で撮影したところ、やっと全部が入ってくれました。
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この紅葉は、テントサイトの直ぐ下にあったものです。林の中でしたから、日光が一部にしか当たっていないのが残念ですが、これも見事な眺めでした。林床は、落ち葉で埋め尽くされていて、しっとりと落ち着いたとても良い雰囲気でした。
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この紅葉は、既に盛りを過ぎてしまったようです。少し枯葉も目立つ枝振りですが、色合いが上の紅葉とも少し違っていもしたから、これも晩秋の風景になると思いながら、シャッターを押しました。
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キャンプ場の林の上には、気が付くと小鳥の群れが飛来していました。色づいた葉の中に、同じような色どりの小鳥を見つけることができました。どうやら、アトリのようです。
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間もなく、もう一羽が手前の枝先に飛来してくれました。アトリは冬鳥として大陸から飛来する、スズメ目アトリ科の小鳥です。多数の群れで飛来して、紅葉に染まった晩秋の林内に彩りを添えてくれました。
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by coffeeto2 | 2013-11-27 06:00

晩秋の戦場ヶ原

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奥日光には、間も無く雪が降ってくることでしょう。雪のゲレンデと化した戦場ヶ原は、なかなか近づき難い場所となってしまいます。その前に、足を運んで秋から冬へと向かう季節の移ろいを見て来たいと思い、11月の三連休に行ってきました。
この時期は、紅葉が見頃の秋の行楽シーズンに当たります。いろは坂の大渋滞にはまるのは嫌だと思い、今まで紅葉シーズンは避けていたのですが、三連休の魅力に勝てず、雪が降る前の男体山登山を楽しみながら出掛けてみることにしました。
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戦場ヶ原の大草原は、既に枯れた原野の様相を呈していますが、その向こう側の右に見える大きな山が男体山(標高2,486m)です。前日(連休初日)に登ってきましたが、素晴らしいお天気に恵まれて、普段は見ることが出来ない、透明感あふれる風景を堪能してくることができました。
男体山の左側に伸びる裾野の向こうには、大真名子山(標高2,375m)、小真名子山(標高2,323m)と続きます。来シーズンには、是非登ってみたい山です。
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赤沼から湯川に沿って設置された木道は、ズミやシラカバなどが密生する林をくぐり抜けて、戦場ヶ原の広い草原へと続いています。その途中、冬景色に移行しつつある林の中で、秋の名残である赤い実をつけた木が目につきました。
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この赤い実は、カンボクでしょうか?それともナナカマドでしょうか?私にはよく分かりませんが、
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すっかり葉が落ちて、シラカバの白い木がよく目立ちますが、既に冬の景色に変わっています。雪が降るのは、もう時間の問題でしょうか?
背景は男体山ですが、二荒山神社から登る登山道は、10月25日に閉山となっています。来春の雪解けまで、静寂に包まれることでしょう。
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これは、シラカバの樹林越しに仰ぐ大真名子山(標高2,375m)です。左側は小真名子山(標高2,323m)ですが、その間に僅かに顔を覗かせているのが女体山(標高2,483m)か、帝釈山(標高2,455m)になると思います。
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こちらの山は太郎山(標高2,367m)です。シラカバ樹林の向こうの丘は、カラマツの黄葉で彩られています。こんな風景が見られるのは、今の時期だけですから、これもしっかり記録に残しておきたいですね。
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戦場ヶ原を歩いていると、はるか遠くの山並みの下に、湯滝の姿が見えました。野鳥撮影用に担いでいた望遠レンズの300㎜f2.8+EC14で撮影してみました。
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戦場ヶ原の大草原から、青木橋へ続く林に入る手前の休憩テラスから撮影したものですが、右端が男体山の裾野になります。中央が大真名子山(標高2,375m)で、その左が小真名子山(標高2,323m)です。左端は太郎山の裾野です。
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by coffeeto2 | 2013-11-15 06:00 | その他

男体山の秋景色

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11月の三連休を利用して、奥日光へ自然観察に出掛けてきましたが、その初日に男体山(標高2,486m)に登った記録については、前回紹介させていただきました。登り始めたばかりの時、朝日に輝く紅葉がとても綺麗だったので、登山の記録とともにそんな秋の風景も是非紹介したいと思って、できる限りカメラに収めてきました。
今回は、紅葉を中心に男体山で撮影した写真を紹介したいと思います。紅葉といっても黄色く色づいたカラマツの黄葉の方が中心であったと思いますが、抜けるような青空と、紅葉、シラカバと緑も少し残っていて、その彩りに眼をひかれ、思わずカメラを向けました。
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こちらは正に紅葉です。シラカバと、緑の残ったマツと黄葉のカラマツも見えますね。でも、こうして横から撮影すると、男体山の斜面がいかに急であったかお分かり頂けると思います。ほぼ山頂まで、こんな角度で山道が続いていました。
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ここも彩がとても綺麗でした。黄葉、紅葉、シラカバ、緑と青空の組み合わせが絶妙です。暫く見とれてしまうような風景でした。また、光線の当たり具合も、朝日が昇り始めてまだあまり時間が経っていないときでしたから、そんなに強烈な光線ではありませんでしたから、程よいバランスであったと思います。
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ここでは、山の斜面に伸び伸びと黄葉を広げたこの樹が、とてもよく目立っていました。バックの白樺と青空の背景も美しくて、脚を停めてしばし見とれてしまった場所になります。
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カラマツで色づいた斜面の向こうに中禅寺湖がありますが、雲海が広がりはじめてきましたから、見ることができません。その向こうの山並みが浮かび上がって、これもまた目を見張る美しい景色でした。
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こちらは紅葉ではありませんが、青空と緑の葉を背景に、赤い実をつけている樹がありました。葉が枯れてしまっていますから、よく分かりませんがナナカマドでしょうか?赤い実だけでも、とてもよく自己主張していました。
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男体山の八合目から九合目くらいまで登ってきましたが、周囲の植相がだいぶ変わってきました。モミかシラビソと思われる、針葉樹が樹林帯を構成しています。亜高山帯独特の風景ですね。遥か下の方に、湯の湖が見えます。あの谷筋を登って行ったところが金精峠になるのでしょう。
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振り返って見ると、後ろ側には中禅寺湖が横たわっていました。先ほどまで広がっていた雲海は既に綺麗に晴れ渡り、見通しが利くようになりました。右奥の平らな部分が千手ヶ浜になると思います。
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この写真は、下山途中に撮影したものですが、登りの時に紅葉が綺麗で感動した、同じ林道周辺で撮影したものです。登りと違ってみる角度が違いますから、また景色が彩りよく見えました。
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林道脇のササ藪の根元に、白い花弁のキクの仲間が1輪だけ咲いていました。長い花茎の先に頭花を咲かせていますが、根元にとても細い針形の葉が固まって付いていました。またまた名前が分かりません。ヤマジノギク、ホソバノギク、ホソバコンギクと候補は上がりますが、分かる方が居たら教えてください。
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by coffeeto2 | 2013-11-11 06:00 | その他

黒い実、赤い実@戸隠

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戸隠で過ごした三連休初日の10月12日(土)は、重い望遠レンズを背負い、野鳥の姿を求めて朝から一日、森林植物園の中をさまよっていました。初日に鏡池まで足を延ばして、戸隠山の全景を撮影してきましたが、生憎雲がかかり、スッキリした景色にはなりませんでしたが、険しい岩山の雰囲気は分かっていただけると思います。
散策していると、山野草や植物の実などもたくさん眼に入ってきますから、どちらかといえば上を見るより下を見て歩くことが多かったように思います。そのせいか、初日は野鳥についての収穫は殆どありませんでしたが、植物関係で色々な収穫がありました。
特に今の時期は、赤や黒などの彩り豊かな木の実がたくさん生っていますから、これらを観察するのも秋ならではの自然観察の楽しみですね。前回は、白と赤と青い実を紹介しましたが、今回は黒い実と赤い実を集めて紹介したいと思います。
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中央広場からミズバショウ園に向って、木道を少し入ったところで見つけたのがこの写真の木の実です。黒い実がたくさん集まって、球形状に結実していました。つる性の植物のようですが、今まであまり見たこともありませんでしたから、これを頼りに調べてみると、ユリ科のシオデになるようです。
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黒い果実を一つだけ付けていましたから、チゴユリかな?とも思いましたが、葉が割合大きめですから選択肢から外しました。葉の大きさや形からみると、ホウチャクソウではないかと思います。春先に咲く花は、二つか三つ一緒に咲いている姿を良く見ていましたが、これは実が一つしか付いていないので迷ってしまいました。この株は、たまたま一つだけだったのでしょう。
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これは、茎に沿って二つづつ規則的に黒い実を付けていますから、アマドコロかナルコユリであることはすぐに想像ができました。両者の違いは、茎に稜があればアマドコロでなければナルコユリになるのですが、現地では触って確認していません。
写真を見た感じでは、ナルコユリではないかと思いました。
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さて、分からないのがこの写真の実です。青色味のある黒い実をいくつも生らしています。実だけ見るとサンカヨウのようにも思いますが、葉の形がぜんぜん違います。ブルーベリーの実のようにも見えてしまいますが、草本のようですから違いますね。調べても分からずじまいでお手上げです。
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中央広場に近い木の枝に、透明感のある赤くて小さい実がたくさん付いていて、とても綺麗な光景でした。葉がないので種類を特定するのがとても難しいのですが、赤くて小さい実であるということだけでガマズミではないかと思いましたが、いかがなものでしょうか?
....図鑑を見ていたら、同じスイカズラ科のカンボクの実にもよく似ていると思いました。
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これは、鏡池へ続く散策路の脇で撮影したものですが、やはりガマズミでしょうか?この仲間にはミヤマガマズミやコバノガマズミなどもあるようですが、この実だけで識別するのは難しいですね。.....カンボクという選択肢も捨てきれません。
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複雑な形に枝を広げて、赤い実をたくさん付けています。実を付けた枝先まで赤くなっていますから、枝サンゴのようにも見えます。これはゴマギであると思いますが、葉が大きく丸いヒロハゴマギというのもあるようです。この樹に付いていた葉は、割合大きめでしたからヒロハゴマギであると思います。たくさんある実の中には、黒くなったものもありますが、これは熟しすぎたものでしょうか。
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こちらもヒロハゴマギであると思いますが、すでに葉が落ちて、全ての実が黒く熟していました。生えている場所の陽当たりや地質などの違いで、成熟度が異なるのではないかと思います。
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この樹には、たくさんの大きな葉が残っていますから、ヒロハゴマギであることが分かります。実の早いものは8月くらいから赤く結実するようですが、10月にかけて次第に黒く熟すようです。
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こんな面白い形で朱い種子をぶら下げているものもありました。果実が熟して5片に割れて大きく開き、その先端に種子をつけていました。これも園内にあった案内板に解説されていましたが、ツリバナになります。
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ツリバナは、マユミと同じニシキギ科に属します。後刻、図鑑で調べてみると、この仲間にはたくさんの種類があり、サワダツ、ヒロハツリバナなどは同じような形で実を付けます。また、ムギマキが啄みに来るツルマサキも同じ仲間になります。
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by coffeeto2 | 2013-10-20 06:00 | 植物

白い実、赤い実、青い実@戸隠

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長野県の戸隠山は、神話の世界のお話しですが、高天原で天照大神がお隠れになった岩屋の岩戸を、力自慢の神様が投げ飛ばしたところ、ここまで飛んできたということで有名です。なるほど、戸隠山を眺めると、巨岩、奇岩が険しく切り立った岩山ですから、そんなお話しが頷ける山容をしています。
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さて、その戸隠神社の奥社に続く参道に沿って森林植物園が広がっていますが、ここは野鳥観察の適地としても良く知られています。私も、毎年足を運ぶのを楽しみにしてますが、昨年同様、今年も10月の三連休を利用して行ってきました。
春先は、たくさんの山野草で賑やかな森林植物園ですが、秋のこの時期は紅葉が始まり、植物の果実も実っていますから、秋ならではの自然観察が楽しめます。
緑の葉で埋め尽くされた林床の中に、白い実を付けていたのはフッキソウです。ツゲ科の常緑小低木ですが、見かけは木というより山野草のような姿をしています。
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フッキソウは、春先には穂状の白い花を咲かせますが、秋にはこのように透明感のある白い実を結実します。実を付けていないものが多いように思いますが、付けているものは1個のものから数個付けるものまで、色々あるようです。
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白い実を付ける位置は、茎の先端だけではなく、このように茎の中ほどの葉柄付近に付けているものもありました。この写真は、森林植物園の外周路から、鏡池へ向かう途中で撮影したものです。
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森林植物園内では、赤い見もたくさん目に付きました。ニシキギ科のマユミのようです。園内に設置された案内板を確認すると、マユミには2種類あるようです。この写真に写っているマユミは、赤紫色の果実が割けて上に丸まり、朱色の種子がむき出しになっていますが、これはコマユミになるようです。
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こちらはユモトマユミであると案内板に紹介されていました。ネットで調べたら別名カントウマユミともいうようです。この果実はピンク色で、三角形を逆さまにした形で結実し、熟すと果実が4片に割けて朱色の種子が垂れ下がります。森林植物園の中では、このユモトマユミのほうが多かったように思います。
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森林植物園の駐車場から入るとすぐに「森林学習館もりのまなびや」がありますが、そこに至る道路の反対側に、この青い実をたくさん付けた木が目に付きました。これも、園内に設置された案内板を見てサワフタギの木であることが分かりました。サワフタギはハイノキ科の落葉低木で、沢蓋木という漢字が当てられています。
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サワフタギの果実をアップで撮影してみました。実の直径は6~7mmほどで、熟すと藍色がかった瑠璃色になるということです。この園内で青い果実というのはサワフタギだけだと思いますが、散策路を歩いていると良く目に付きました。
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by coffeeto2 | 2013-10-18 06:00 | 山野草

初秋の山歩き@檜洞丸

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西丹沢の檜洞丸(標高1,601m)に登頂するため、ここ西丹沢自然教室の駐車場に車を止めて、ワクワクする様な気持ちを抑えつつ、山登りのスタートです。檜洞丸から犬越路を回るコースは、とても険しい山道だと聞いていましたから、それなりに身構えて、慎重に挑戦してきました。
丹沢の主要な山々については、これまでかずとりさんご夫妻とともに、丹沢主脈にある塔ノ岳、鍋割山に登ったのに続けて、丹沢主稜の丹沢山、蛭ヶ岳へもご一緒させていただきました。昨冬には、単独で大山にも登ってきましたから、主要な山々は一応、頂上を踏んできたことになります。でも、主稜西側にある檜洞丸だけは未踏でしたから、いつか登ろうとそのチャンスを伺っていました。
そんな折、コーヒー党の野鳥観察でも紹介していますが、権現山が野鳥観察の適地であると教えていただき、ヒタキ類の渡りの季節になってきたこともあって、9月28日(土)〜29日(日)に抱き合わせで訪れてみることにしました。
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週末の山行ですから、気持ち的には土曜日に山を歩いて、日曜日はゆっくり探鳥する予定にしたいと考えていました。しかし、西丹沢自然教室の駐車場は、かなり早い時間から満車になるという話です。土曜日は朝暗いうちに出発しなければならないと思っていたのに、金曜日の夜に飲み会が入ったため早朝出発が出来ません。仕方ないので、土曜日はゆっくり出掛けて探鳥を楽しみ、日曜日に山へ登る予定に変更しました。
この日は、午前6時に西丹沢自然教室からスタートし、用木沢出合へ向かう舗装道路を暫く登ると、ガードレールが設置されたこの谷筋に、檜洞丸への登山コースの一つである、ツツジ新道の入口を示す標識が立っていました。
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沢登りではありませんが、谷川に沿って暫く登ると、間もなく左側にツツジ新道へ取り付く階段がありました。入口から入って、ちょっと踏み跡が分かりづらかったのですが、ここは難なく通過できました。
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谷筋から暫く登急登が続きますが、上に見える案内標識の所で、ツツジ新道の尾根道となります。あそこまで行けば、道も少しは歩き易くなるでしょう。朝方は少しひんやりしたので、長袖Tシャツの上にミッドウェアのジャケットを羽織っていましたが、早くも脱いで汗を拭き拭き、足を進めます。
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歩き易い山道ですから、足取りは快調です。木立の切れ間から、谷筋を挟んで反対側に円錐形の山が見えました。山座が同定できませんが、地図で確認すると畦ヶ丸の手前にある、権現山(標高1,138m)ではないかと思われます。
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これがツツジ新道です。木立の間を縫って、気持ちよい山道が続いています。この辺りは、ハイキング気分でルンルンと足が進みます。
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ここがゴーラ沢出合です。赤いテープが下がっていますが、ここではまず写真に写っている東沢を渡渉し、続けてここに合流するゴーラ沢を渡渉することになります。2箇所連続の渡渉となりますが、岩伝いに足を濡らすことなく、上手く渡り切ることができました。
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ゴーラ沢の出合を難なく通過できたと思ったら、ツツジ新道にはこんな鎖場が待ち構えていました。でも、ここでは鎖を伝うことなく、自力で登りきることができました。
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ツツジ新道をだいぶ登り詰めてきたところで、檜洞丸まであと800mの標識が建っていました。このあたりで石棚山稜からの登山道と合流するはずですが、どこが合流地点であったか、気が付きませんでした。標識の向こう側に見える山は、おそらく大室山(標高1,587m)であると思います。
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9月最後の日曜日ですから、季節はまだ初秋ですが、山の上では既に紅葉が始まっていました。登山道沿いにこんな紅葉が見えると、思わず足を止めてカメラに収めたくなってしまいます。
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檜洞丸の山頂に近づくと、歩きやすい木道が整備されていました。木々の間を縫うように続く木道を歩いていたら、こんなオブジェのような樹がありました。真ん中に太い樹があったのでしょうか?何らかのアクシデントでそのまま成長できず、根元から細い幹を3本伸ばしているようです。
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秋晴れの、とても気持ちの良いお天気になってくれました。檜洞丸の頂上直下にあったこの樹は、既に葉を落としていますが、秋の山を彩るアクセントのような存在でした。
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檜洞丸(標高1,601m)山頂の標識柱です。周囲は、木立に囲まれていますから、期待したような眺望を得ることはできませんが、山頂を踏んだ時は、その記録として是非、写真に残しておきたい対象ですね。
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山頂にあった案内標識ですが、ここから右に進めば丹沢主稜に沿って、約4.6kmで丹沢主峰の蛭ヶ岳に至ります。昨年、かずとりさんご夫妻と塩水橋から丹沢山を経由して、日帰りで登ってきた懐かしい山ですが、今回は、ここから左に進んで、犬越路へと向かいます。この時点で時間は午前9時45分ですから、昼食の大休止にはちょっと早いですね。お昼は、犬越路まで引っ張ることができそうですから、ここでは小休止をとって、持参したどら焼きで栄養補給をしました。
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檜洞丸山頂で小休止をとった後、犬越路への道に足を進めます。手前に見える山は、大笄(おおこうげ)と呼ばれる熊笹ノ峰(標高1,523m)でしょうか、その向こう側に大室山(標高1,587m)が見えます。お昼を取る予定の犬越路は、そのすぐ手前にある筈です。
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紅葉(?)の木の向こう側に、犬越路へ続くやせた尾根道が見えます。眺めは良いのですが、ここからいよいよ噂に聞いていた、険しい山道の始まりとなります。自然と気持ちも引き締まってくる思いです。
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途中には、こんな鎖場が何箇所かありました。ここは鎖伝いに降りてきた場所です。この写真ではそんなに険しくも見えませんが、実際に降りてみた感想では、殆ど垂直に近い岩場であったと感じました。鎖が無ければ通り抜けることはできなかったと思います。
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岩場ばかりではなく、やせ尾根も何箇所か通過しましたが、噂に違わぬなかなかタフな山道でした。途中には難所があったり、景色の良い場所があったり、山野草の写真を撮影するなど、引っかかることが多くあったので、思っていた以上に時間が掛かってしまいました。
この尾根道から見た丹沢の山並みも、なかなか見応えがあります。眺望が良い場所でしたから、ここで汗を拭きながら一息入れました。
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標準コースタイムより30分ほど多く時間が掛かってしまいましたが、ここが犬越路の峠の頂(標高1,060m)です。檜洞丸の山頂から一気にずいぶんと下ってきたものです。この日は天気が良すぎて気温が高めですから、日向ではとても休む気になれません。でも、ここは場所が狭いので、腰を下ろして休めるような木陰があまりありませんが、何とか登山道脇に場所を確保して昼食を食べました。
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これが犬越路の避難小屋です。隣には、トイレも併設されていました。入口に鍵などは掛かっていないので、誰でも自由に利用することができるのですが、少し気温が高めでムシムシしていたので、外の木陰で食事休憩を取りました。
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昼食休憩を終わって、犬越路から用木沢出合へ向けて下山開始です。地図によれば、1時間ほどの行程で、下る一方ですから自然に足取りも軽くなりました。
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下山途中の渓流沿いは、このように整備された登山道になっていました。このような所は、登りでも下りでも大変歩きやすいですね。
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渓流に掛けられていた丸木橋です。良く整備されているので、安心して渡ることができます。
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ここが用木沢出合です。犬越路から、ほぼコースタイム通りで下ってくることができました。林道を使って、ここまで車が入ってこれますから、ここに駐車している登山者もたくさんいました。
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用木沢出合から林道を30分ほど歩いて、スタート地点である西丹沢自然教室まで戻ってきました。時間は午後2時30分です。秋の声が聞こえ始めた時期ですから、少しは涼しい山歩きができると期待していたのですが、この日はお天気が良すぎて、まだまだ夏の陽気にドップリとはめられたような感じでした。でも、険しいと聞かされていたコースを無事に帰還できて、程よい疲労感に包まれながら充実した達成感を味わうことができました。
途中の丹沢湖から少し下ったところに、道の駅山北がありますが、家族へのお土産に、秋の味覚の柿と栗を買い込んで帰路に着きました。
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by coffeeto2 | 2013-10-12 06:00 | その他