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テガタチドリとミズチドリ@奥日光

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奥日光の自然観察は、初日に戦場ヶ原、2日目に女峰山登山、3日目に戦場ヶ原と小田代ヶ原を歩いて来ました。あまり天気には恵まれませんでしたが、たくさんの野鳥と山野草が観察できて、個人的にはとても満足できる結果となりました。
このテガタチドリは、3日目に歩いた小田代ヶ原で観察したものですが、ラン科の山野草で、山地の湿原で観察出来ます。昨年の池の平湿原で観察して以来の嬉しい再会でした。
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テガタチドリは、花の一つひとつが海岸を舞い飛ぶチドリのような形に見えることから、その名前が付けられたとのことですが、なるほどよく見ればそんな形に見えてきます。これは、納得がいく命名であると思いました。
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白い花穂を立てていたのは、同じランの仲間のミズチドリです。これも昨年足を運んだ、池の平湿原や鹿沢園地でたくさん観察しました。今回は、戦場ヶ原と小田代ヶ原の両方で観察できました。
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ミズチドリも、チドリの形をした花がたくさん集まって花穂を作っていますが、上のものほど小さくなるようです。花穂の高さは50cmから高いものでは90cm程にもなると解説されていました。花には芳香があることから、ジャコウチドリの別名もあるということですが、残念ながら木道の上からは、そんな香りを確認することは出来ません。
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これは、小田代ヶ原で観察したミズチドリの群生です。この辺りではノハナショウブやノアザミ、ハクサンフウロなどが花畑を作っていました。
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by coffeeto2 | 2013-08-06 15:58 | 高山植物

オノエラン@女峰山

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奥日光へ自然観察に出掛けて、以前から登りたいと思っていた女峰山に登ってきたのが、三連休の中日に当たる7月14日(日)でした。この日の登山ルートにあたる、唐沢からガレ場を登り詰めたところで、このオノエランを観察することができました。
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女峰山に登るまで、このオノエランという高山植物があることも知りませんでした。唐沢の険しいガレ場を登ってところで、初見の高山植物の思いがけない歓迎を受けることができたわけです。
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オノエランは、ラン科に属する高山植物で、本州以北の低山帯から亜高山帯の岩場に生えるということです。
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オノエランの一番の特徴は、白い花弁の内側にW字形の黄色い模様があるところにあるようです。
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女峰山の唐沢の岩場には、とてもたくさんのオノエランを観察することができましたが、この株は花茎の上に数個の花を咲かせていました。
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肉厚の葉がランの仲間の植物の特徴でしょうか。気品のある白い花を咲かせていたオノエランは、初見でしたがしっかりと観察させてもらいました。
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by coffeeto2 | 2013-07-26 21:35 | 山野草

アツモリソウとクマガイソウ@入笠山

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入笠山へ足を運んだ最大の目的は、このアツモリソウを観察することにありました。鉄格子の中で保護されているという話はよく聞きますが、今、自然の姿のままで観察できるところは殆どないと思います。
6月8日(土)~9日(日)にかけて、あしだちのメンバーと足を運んだここ入笠山には、そんなアツモリソウが見事な姿を見せてくれました。
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アツモリソウの花は、暗紅紫色のものと、このように淡紅紫色のものもありました。1株5万円で取引されるというアツモリソウは、昔はこの辺りにたくさん観察できたようですが、今ではこの保護地に少数が生育しているだけです。
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入笠山のこの保護地には、アツモリソウのほかにこのクマガイソウも生育していました。いずれもラン科の山野草になります。
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ゴンドラ山頂駅からほど近い、この網に囲われた山の斜面には、クマガイソウの小群落を確認することができました。
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クマガイソウは、源平一ノ谷の合戦で平敦盛を討った熊谷直実の母衣に見立てて、この名前が付けられたとのことです。
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アツモリソウは、熊谷直実に打たれた平敦盛の母衣に見立てて名前が付けられたとのことです。
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アツモリソウの葉は、よく見るとコバイケイソウの葉にとてもよく似ていると思いました。絶滅の危機に瀕しているとのことですが、いつまでも残ってもらいたいと思います。そんな花を観察できた今回の入笠山観察ツアーは、とてもたくさんの収穫がありました。
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by coffeeto2 | 2013-06-24 20:58 | 山野草

キバナノアツモリソウ@入笠山

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入笠山は、スズランの大群落が見られるということで、あしだちのメンバーを誘って足を運んで来ました。この時期は、アツモリソウも観察できるということで期待していたのですが、このキバナノアツモリソウも観察することができました。
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このキバナノアツモリソウが観察できたのは、入笠湿原に隣接した山彦荘の前の植込みのところです。自然のままの姿で観察することは難しくなっているようですから、ここで撮影できたことがラッキーでした。
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キバナノアツモリソウの上部の背萼片は広卵形で、上面は白色です。唇弁は壺のような形状で、黄色い地に茶褐色の斑があります。
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花の形は、とても特徴があります。まるで、ピエロが両腕を広げているような形状をしています。ここの植込みには、キバナノアツモリソウの群落が見られました。これも、今回入笠山に足を運んだ収穫のうちの一つです。
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by coffeeto2 | 2013-06-23 21:12 | 山野草

どうしても見たかったトキソウ

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7月の3連休はどこへ出かけようかと色々悩んだのですが、以前から是非見たいと思っていたトキソウを観察しに行くことにしました。
佐渡のトキは保護されて、次第に数を増やしつつありますが、このトキソウは次第に見られなくなっているとのことですから、私自身危機感を抱いていました。
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トキソウについて調べてみると、群馬県下の鹿沢園地で観察できることが分かりましたから、この3連休は湯の丸高原と池の平湿原を抱き合わせで出掛けてきました。
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この花の色が、野生の鳥トキの羽色に似ているところからトキソウと名付けられたとのことです。高さ20cmほどの可憐な花ですが、園地の湿地でいくつも観察することが出来ました。
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草むらの中にひっそりと咲く姿を見つけるたびに、この可憐な花を見ることが出来た感激が深まり、足を運んだ甲斐がありました。
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トキソウは、ラン科の植物で日当たりの良い湿地に生えるとのことです。花の大きさは2cmほどですが、その存在感は花の大きさの数倍以上あると思えました。
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by coffeeto2 | 2012-07-17 22:13 | 山野草

木道脇のショウキラン

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奥日光の戦場ヶ原で赤沼茶屋から湯滝方向へ歩いていた時、青木橋の手前で小学生を引率していた先生が、木道のすぐ脇に咲くピンク色の花についてショウキランであると教えているのを聞きました。始めて聞く名前でしたから、思わず立ち止まって撮影させていただきました。
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花の高さは15cmくらいでしょうか、ランの仲間ですが葉緑素を持たない腐生植物であるとのことです。
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花の形が鐘馗さまの帽子のような形をしているところからこの名前が付けられたようですが、見るからに変わった姿をしている植物です。なかなか見られない植物であるようですから、今回はとてもラッキーでした。
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by coffeeto2 | 2012-07-03 22:37 | 山野草

高尾山のセッコク

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この時期の高尾山では、セッコクとイナモリソウが観察できるということで、昨年もあしだちの仲間を誘って出掛けてきました。でも、今年はまさに最盛期であったようで、見事な花を見ることが出来ました。
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6号路を登っていくと、途中の大きな木に着生したセッコクが、とてもたくさんの白い花を咲かせていました。でも、距離がありますから、オリンパスのE-M5に75-300mmの望遠ズームをセットして、一番の望遠側で撮影したものになります。
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この杉の大木には、驚くほどたくさんのセッコクが咲いていました。巨大なクリスマスツリーを見るようでしたが、全体を入れて撮影してもセッコクの花が咲いているとは分かりません。咲いている状態が見えるように写すには、このくらいにアップしないと分からないところが残念です。
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木の枝からぶら下がるように咲いていたものです。セッコクの花で作ったブーケのように見えましたから、そんな雰囲気を出したいと思い、何枚か撮影したもののうちの1枚です。
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これだけたくさん密生していると、なんだか花屋の店先に並べられた売り物の商品のようにも見えてしまいました。
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こちらは、セッコクの花が適度にばらけていて、生け花のようにも思えた株です。
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by coffeeto2 | 2012-06-19 21:53 | 山野草

シュンラン

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あしだちの仲間と脚を運んだ、自然観察園の落ち葉が敷き詰めている地面に、シュンランが花を咲かせていました。萼片は黄緑色で、唇弁は白色で、濃赤紫色の斑が認められます。
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こちらは、花茎が何本も立っている、ちょっと見事な株です。ここでは、こんな株をいくつも観察することができました。
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シュンランの花は、茎頂に1個付きますが、萼片は3個、側花弁は2個です。色合いは、緑色から黄緑色でバラエティに富みます。唇弁は白色ですが、濃紅紫色の斑があります。
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花の咲き始めた株の上部に、枯れた茎を立てていますが、これは前年の果実が残っているものです。
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by coffeeto2 | 2012-04-05 22:33 | 山野草

シラン

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よく晴れ渡った気持ちの良い一日、二人と一匹で遊びに行った渓流沿いで、ピンク色の美しい花を見つけました。ランの仲間のシランになるようです。唇弁の先にたくさんのひだがあるのが分かります。
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渓流沿いの日当たりのよい崖に、たくさんのシランが固まって咲いていました。園芸植物として栽培されているものが多いようですが、ここでは野性のままの姿を観察することができました。
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こちらは、崖のやや高いところに咲いていたシラン達です。葉は披針形で、長さは2~30cmほどありました。
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by coffeeto2 | 2011-06-10 21:57 | 山野草

サイハイラン

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クリスマスツリーのデコレーションのように、スギの大木に着生したセッコクを観察していたすぐ脇に、サイハイランが咲いていました。薄いピンク色の花がたくさん付いていて、名前のとおり昔の武将が持った采配のようです。
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サイハイランは、ラン科の山野草で、10~20個の花を房状につけるところが特徴です。
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これは、2本の花茎が重なり合うように咲いていたところです。この日見たサイハイランの中では、一番見事に見えるものでした。
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by coffeeto2 | 2011-06-09 21:52 | 山野草