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畳平の花畑にて

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乗鞍岳の頂上を極めた後、下山してまだ時間がたっぷりありましたから、畳平の花畑へ足を運びました。ここではウサギギクで吸蜜するクジャクチョウを間近に沢山撮影することができました。
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ウサギギクが群落を作っていたこの場所では、とてもたくさんのクジャクチョウを観察することが出来ましたが、この写真の中には3頭を同時に写し込むことが出来ました。
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クジャクチョウの裏面を撮影したものですが、表面に比べると対照的で、黒褐色の目立たない色合いをしています。
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このように、目玉模様が美しく確認できるところが、クジャクチョウの一番の特徴になると思います。図鑑によれば、幼虫はホソバイラクサやカラハナソウなどを食草としていると、解説がありました。
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畳平の花畑の中には、観察用の歩きやすい木道が整備されていました。これは、その木道のすぐ脇に生えていた、ミヤマアキノキリンソウの株を撮影したものです。
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花畑の木道を進むと、今度は青紫色の美しいイワギキョウの株を見ることが出来ました。隣のミヤマアキノキリンソウも低かったのですが、この草丈も10㎝前後くらいだったと思います。
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畳平の花畑を歩いていると、すぐ上を仰ぎ見ると、ローソク岩がそそり立っていました。自然の造形美といえるのでしょうが、大きな地震があったら、崩れてもおかしくない状況でした。
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この写真の右上に見えるのがローソク岩です。山全体が岩で覆われていますが、こんな形に岩がそそり立っているのも不思議です。
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畳平の花畑の中には、ヨツバシオガマも群落を作っていました。図鑑によれば、亜高山帯から高山帯に生えるゴマノハグサ科の多年草ということですが、ピンク色の花穂を立てた姿が、高山植物の中でも目立つ存在でした。
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カラマツソウのような花をつけたこの群落は、何という花になるのか分からなかったので、教えてくださいとお願いしていたところ、あしだちの山歩きの好きな仲間からモミジカラマツであるとのご教授を頂きました。早速図鑑で調べてみると、間違いはありませんでした。
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白くてかわいい花の群落がありました。ハクサンイチゲです。5弁の花弁があるように見えますが、白い部分は萼片になるとのことです。
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ハクサンイチゲは、群落を作って美しい姿を見せてくれました。高山帯の乾いた草地に生える多年草ということです。
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こちらは、地衣類のようにも見えますが、ツツジ科のアオノツガザクラです。花は、壺型の淡黄色をしています。
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最後は、コバイケイソウの花です。畳平では、ほとんど見られなかったのですが、この花畑には3株だけ花を見ることが出来ました。
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コバイケイソウの花をアップで撮影してみました。この花は、ユリ科の高山植物になります。図鑑を見るとコバイケイとされていて、コバイケイソウという名前は別名とされていました。
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by coffeeto2 | 2012-09-11 23:16

乗鞍岳の頂を目指して

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8月25日~27日にかけて、コーヒー党としては初めて乗鞍岳(標高3,026m)に登ってきましたが、その道すがら素晴らしい景色と沢山の高山植物や高山蝶を観察することが出来ました。
今回は、岐阜県の平湯温泉側からシャトルバスで乗鞍スカイラインを経由して畳平まで行きましたが、このルートの良いところは、アルプスの美しい山並みを見ながら気持ちよく乗車することが出来ることです。バスが次第に高度を上げてくると、まず笠ヶ岳(標高2,897m)の、正に笠を伏せたような美しい山容が視界に入ってきました。
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続いて車窓に飛び込んできたのは、穂高連峰の山並みです。中央右寄りにあるピークが前穂高岳(標高3,090m)で、中央から左側に連なっているのが奥穂高岳(標高3,190m)、一番左端に僅かに写っているのが西穂高岳(標高2,909m)です。
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畳平のバスターミナルに到着して、すぐに乗鞍岳の主峰剣ヶ峰を目指して歩き始めました。登山道は鶴ヶ池の脇を通りながら歩きやすい道が続きますが、すぐ脇の緑一面の地衣類の中に、可愛い黄色い花が咲いていました。キク科のウサギギクという大変可愛い名前が付いています。
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ウサギギクは、高山帯の乾いた草地や砂礫地に生える多年草ということですが、乗鞍岳の登山道周辺は正にその環境がピッタリしているのでしょう、至る所で目にすることが出来ました。
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登山道は、富士見岳の下を回り込むように繋がっていますが、その富士見岳の麓の斜面には、たくさんのコマクサが群落を作っていました。7月初旬頃咲く花という印象が強かったのですが、ここでは8月下旬のこの時期もたくさん咲いていました。
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振り返ってみると、鶴ヶ池の向こう側に、この日宿泊した山小屋(白雲荘)が池に姿を映しています。左側の建物がたくさん集まっているところが、畳平のバスターミナルになります。
後ろに見える山は、左側の高い山が恵比須岳で、右側のやや低い山が魔王岳です。バスターミナルの掲示板には、この魔王岳の頂上付近で熊の糞が見つかったから注意するような掲示がありました。
この日のために、クマ除けの鈴を買ってきてよかったと思いました。
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登山道が次第に高度を上げてくると、大きな岩がごろごろしたような環境に変わってきました。その脇にウサギギクと競い合うように黄色い花が小群落を作っていました。ミヤマアキノキリンソウです。
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ミヤマアキノキリンソウは、別名コガネギクと呼ばれているそうですが、亜高山帯に生えるものは低山帯に咲くものに比べて頭花が小さいようです。撮影した時は気が付きませんでしたが、ミツバチが吸蜜中でした。
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登山道が間もなく肩の小屋に到着するというところで、すぐ脇に花畑が広がっていました。ここで目に付いたのは、このピンク色をした花穂を見事に付けていたヨツバシオガマの群落でした。
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この辺りには、ヨツバシオガマのほかに、ミヤマアキノキリンソウやオンタデなどが群生していましたから、なかなか見応えのある風情でした。
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たくさんの花が咲いていた花畑のすぐ脇に、チョウが飛来して岩の上に翅を休めました。ちょっと距離がありましたが、50-200㎜の望遠レンズを持っていましたから、一番ズーム側にセットして撮影しました。う~む、これは今までに見たこともないチョウだな....図鑑で調べてみると、高山蝶の一種であるコヒオドシでした。
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登山道の途中で、見晴らしの良い場所に出ました。雲海の間にずっと向こうまで続く山並みの重なりがあります。一番向こう側に見えるひと際高い山並みは、きっと南アルプスの山並みであろうと思います。
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さて、今度は青紫色をしたとても爽やかな花です。真夏の高山を彩るイワギキョウの花です。高山帯の砂礫地や岩場に生える多年草であるとのことです。
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岩がごろごろした山肌にへばりつくように、まさに名前の通りのイワギキョウの小群落がありました。
図鑑によれば、花が白色をしたシロバナイワギキョウもあると解説されていましたが、ここでは観察することが出来ませんでした。
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ウサギギクの花に吸蜜のために飛来したチョウがいました。急いで近寄ってみると、オレンジ色を基調として、大きな目玉模様の色どりが美しいクジャクチョウでした。周辺を見回してみると、同じように吸蜜のために飛来してくる個体数がかなりいることが確認できました。
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さて、足下の高山植物やチョウばかりに見とれていないで、視線を前に向けてみると大雪渓の向こうに、乗鞍岳の主峰がそそり立っていました。登り途中には気が付きませんでしたが、下山して来た時にはこの大雪渓でスキーをしている人たちがたくさんいました。
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岩陰で、強風にあおられている淡いピンク色をした毛の集まりは、チングルマの花の終わった後にできる果実になるということです。
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チングルマは、高山帯の雪渓の縁や砂礫地に生えるバラ科の落葉矮性低木ということです。このそう花の小群落は、高さが10cmちょっとくらいだったと思います。
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ヒョロヒョロっとした長い花茎の先に白い4枚の花弁をつけたこの花は、ミヤマハタザオであると思われます。
アブラナ科に属する種類で、低山から高山帯の砂礫地や岩場に生える多年草であると解説がありました。
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山懐にびっしり生えていたハイマツの実を撮影したものです。今回の撮影旅行の主目的は、ライチョウを撮影することにあったのですが、そのライチョウはこのハイマツの実や若芽を餌として採食しているとのことです。
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白い花弁に深緑色の斑が出ているこの花は、トウヤクリンドウです。
乗鞍岳の周辺では、とてもたくさん観察することが出来たリンドウの仲間の花ですが、夏の終わりの時期を彩る種類になります。
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トウヤクリンドウは、高山帯の砂礫地に生える植物ですが、その名前の由来は、その昔、この花の根を薬として用いたところにあったようです。
パンフレットには、北極にも生えると解説がありました。
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乗鞍岳の主峰までもう一息というところで、山上に美しい水をたたえている権現池の姿です。周囲に雪渓が残っているわけですが、この池は日本で一番高いところに所在しているとのことでした。
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砂礫地帯に群生しているこの白くて小さい花は、ナデシコ科のイワツメクサです。丸く固まって小群落を作って生育していましたが、厳しい環境の中で小さい花が集まって、力を合わせて生き残りのために協力し合っているように思えました。
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地面に近いところにカメラを置いて、望遠レンズで撮影したイワツメクサです。砂礫地帯の厳しい環境であるということが分かってもらえると思います。はるかかなたにピンク色をしているのはコマクサの花です。
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さて、こちらはオンタデの花ですが、雌雄異株であるとされています。花がピンク色をしているこの株は雌株になるとのことです。
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そうすると、こちらの白い花をつけている株はオンタデの雄株ということになるのでしょう。この花も、乗鞍岳のあちらこちらで観察することが出来ました。
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乗鞍岳の主峰、剣ヶ峰がすぐそこに見えてきました。頂上には乗鞍神社の祠がありますが、その右側には鳥居も立っているのが分かります。山頂を極めて初めて分かりましたが、この祠には宮司さんも駐在していて、お守りやお札などを販売していました。
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岩陰にひっそりと咲いていたこの花はコウメバチソウです。そういえば、先日あしだちの仲間と登った大菩薩嶺でウメバチソウを撮影することが出来ましたが、とてもよく似ているものの花の大きさがやや小さいようです。
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こちらは、高山蝶の一種であるクモマベニヒカゲです。私は初めて見るチョウですが、このようにウサギギクの花で吸蜜しているところを撮れるとは思ってもいませんでした。
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これは、登山道の岩礫の上に留まって翅を広げているところです。クモマベニヒカゲの幼虫は、カヤツリグサ科やイネ科の植物を食草としているそうです。
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ヤマハハコも小群落を作って咲いていました。
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こちらは、赤い実がそろそろ熟し始めていたコケモモの実です。そういえば、富士山の奥庭で水場の野鳥撮影に行った時、奥庭荘の売店で買ったコケモモジャムは、今でも毎朝ヨーグルトに入れて食べさせてもらっています。
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さて、これはとても面白い形をした花です。中央の雌しべでしょうか、薄緑色をして大きく反り返っています。調べてみると、これがミヤマホツツジの花になるようです。目立たない花でしたが、形が面白いと思って撮影してきました。
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黄色い花の小群落です。葉に光沢が感じら、鋸歯が浅いところからミヤマキンバイになるか、あるいはミヤマキンポウゲになるか、私には識別できませんでした。そうしたら、あしだちの山歩きの仲間からミヤマダイコンソウでは?とのメールをいただきました。早速図鑑で確認したところ、間違いありませんでした。ご指導大変ありがとうございました。
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やっとのことで乗鞍岳の頂上にたどり着きました。登ってきた登山道を振り返ってみると、彼方に乗鞍コロナ観測所の白いドームが見る山が摩利支天岳(標高2,873m)になります。左側に白いピークがある丸っこい山が蚕玉岳(標高2,979m)です。右側の岩礫地帯にある屋根の上に石を並べた建物が分かりますか?これが山頂直下の売店でした。
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山頂から、南の方向を見ると、雲の間に木曽の御岳山が遥かかなたに遠望できました。先月二人と一匹が避暑旅行を兼ねて、あの山の麓にある高原で、涼しい夏休みを送ってきたことが懐かしく思い出されました。
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by coffeeto2 | 2012-09-08 20:48 | 山野草

大菩薩で観察したチョウの仲間

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8月22日(水)にあしだちの仲間とともに大菩薩峠から大菩薩嶺を回るルートで自然観察のハイキングを楽しんできました。ここでは、とてもたくさんの山野草のほかに、チョウの仲間を観察することができましたので、ここで取りまとめて紹介したいと思います。
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マルバダケブキの花で吸蜜していたのは、高山蝶の一種であるクジャクチョウです。
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クジャクチョウは、その名前の由来となっているクジャクの目玉模様が、前翅だけではなく、後翅にもあることが分かります。
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大菩薩峠から大菩薩嶺に至る尾根道には、たくさんのコウリンカが咲いていましたが、この花畑でもクジャクチョウは群れになって吸蜜していました。
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コウリンカで吸蜜するクジャクチョウの翅の裏側を撮影することが出来ましたが、一様に黒褐色で、表側の美しい色どりとは対照的です。
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岩肌に取り付いたこのチョウは、アカタテハになります。翅の裏側の模様がよく分かります。
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アカタテハの翅の表側を上手く撮りたいとちょっと粘ってみたのですが、シャッターチャンスに恵まれず、こんな程度にしか撮れませんでした。
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コウリンカで吸蜜するのはクジャクチョウばかりではなく、このイチモンジセセリも、その存在をアピールするようにその姿を撮影させてくれました。
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マルバダケブキの花でクジャクチョウとともに吸蜜していたのは、ギンボシヒョウモンです。ヒョウモンチョウの仲間は識別することが難しいのですが、翅の裏側の模様から同定することが出来ました。
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福ちゃん荘を過ぎて登山道を登っていた時、飛来したタテハチョウの仲間が地面に降りました。翅の表側の模様から、コムラサキの♀であることが分かりましたが、表側の写真を撮影することはできませんでした。
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コムラサキの翅の表側の写真は上手く撮れませんでしたが、裏側の模様だけはしっかりと撮影できました。
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こちらは、雷岩で休憩している時に飛来してくれたツマグロヒョウモンの♂の個体です。元々は南方系のチョウですが、地球の温暖化とともに生息域を次第に北方に広げています。
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最後になりましたが、福ちゃん荘の前で小休止している時に、クジャクチョウとともに飛来して、地面で給水しているエルタテハです。翅の裏側の写真しかなかったので、ルリタテハであろうと紹介しましたが、同行したメンバーから表側が写っている写真を送信していただき、誤りに気がつきました。訂正させていただきます。
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by coffeeto2 | 2012-08-29 22:26 | チョウ・ガ

湯の丸高原にて ~ その4

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7月の3連休に訪れた湯の丸山で観察したチョウの仲間を紹介します。最初はフタスジチョウです。後翅にある白帯が1本だけであるところが識別のポイントになります。
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こちらは、クロヒカゲになります。翅の地色は黒褐色で、後翅に眼状紋列が認められるところが特徴です。
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登山道に落ちていた獣糞に取り付いていたクロヒカゲです。獣糞に含まれているミネラル分などを吸っているものと思われます。
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笹の葉の上で翅を休めていたのはヒメウラナミジャノメです。翅の裏側のさざ波模様が特徴で、これが名前の由来になっていると思います。
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登山道の周辺には、チョウがたくさん舞っているいるのを観察しましたが、殆どがこのヒメウラナミジャノメでした。
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さて、この幼虫は何でしょうか? 私が持っている幼虫図鑑を見ても乗っていませんでしたから、種類を特定することはできませんでした。何とか名前を調べてみたいものだと思います。
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最後に紹介するのは、ヒメキマダラヒカゲです。下山途中に撮影したものですが、笹が生い茂っている登山道脇で、葉の上に留まったところを撮影したものです。
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by coffeeto2 | 2012-08-16 21:49

湯の丸高原のアヤメとクジャクチョウ

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7月の3連休に、池の平湿原から湯の丸高原を散策してきましたが、最終日に湯の丸山に登った後、臼窪湿原に足を運んでみたところ、アヤメの花が見事に咲き誇っていました。
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木道にじっくりと腰を下ろしてアヤメの花を撮影していたところ、何とクジャクチョウが吸蜜のために飛来してくれました。
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真紅の翅に目玉模様がとてもよく目立つ独特の容姿が、いつまでも頭の中に深い印象を刻み込んでくれました。
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by coffeeto2 | 2012-08-08 22:34 | チョウ・ガ

奥日光のキマダラヒカゲ

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奥日光リベンジをしていた中で、一番たくさん観察したチョウの仲間はキマダラヒカゲであったと思います。これは、後翅基部の白斑の出方からヤマキマダラヒカゲであると思います。
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こちらの個体は、赤沼茶屋から小田代ヶ原に向かう途中で観察した個体ですが、奥日光はヤマキマダラヒカゲだけだと思っていたのですが、この個体は後翅基部の白斑の出方から、サトキマダラヒカゲであると思われます。
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小田代ヶ原のベンチで撮影したこちらの個体も、サトキマダラヒカゲのようです。標高はかなり高いと思われますが、ここではヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲが混生しているようでした。
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by coffeeto2 | 2012-07-11 22:23 | チョウ・ガ

戦場ヶ原のコチャバネセセリ

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戦場ヶ原の木道を歩いていると、湿原の高山植物がたくさん観察できます。私自身、植物はあまり詳しくないので、とりあえず写真にとって後から調べようのパターンで観察してきました。
これは、白い花穂が美しいこれはイブキトラノオであると思いますが、この花で、セセリチョウの仲間がまとわりつくように吸蜜をしていました。
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イブキトラノオは、湿原のあちこちに花穂をつけているのですが、その数に見合うほどのセセリチョウが吸蜜に集まっていました。翅の表側は黒褐色で、前翅に白い小斑がいくつか認められます。これは、コチャバネセセリであろうかと思います。また、翅の縁取りが白くなっていますが、私の持っている図鑑の写真には、このような白い縁は認められません。もしかしたら、羽化したばかりで羽毛が擦れていない状態なのかな?などと勝手に想像しています。
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翅の裏側は褐色の地に黒い脈が目立ちます。後翅の淡い斑も、コチャバネセセリであろうと思われるポイントになりました。
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アヤメの花が見事に群生していました。花弁の青紫色がとても美しく見事です。また、花弁基部のあやめ模様もはっきり観察できます。花に見とれていると、ここにもコチャバネセセリであろうと思われる個体が吸蜜に来ていました。
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アヤメの蜜腺は奥深いところにあるから、吸蜜しにくいだろうと思いますが、ストロー状の口吻をうまく差し込んで蜜腺に潜り込ませているものだと思います。
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上から覆いかぶさるようなアヤメの上唇弁を避けるように、体を横にして吸蜜しているところです。翅の裏側の脈状の模様が、花弁基部のあやめ模様と同化しているようにも見えます。
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by coffeeto2 | 2012-07-07 12:30 | チョウ・ガ

奥日光のルリタテハ

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あしだちの奥日光の遠出探鳥会が6月16日~17日にかけて実施されましたが、生憎両日とも雨模様で、帰りのバスに乗車するころから綺麗に晴れ渡りました。とても残念な状況でしたから、今回はそのリベンジために、一人でまた奥日光へ足を運びました。
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小田代ヶ原の草原を歩いていると、黒っぽいチョウが舞い上がるとともに、生い茂った笹の葉の上に翅を休めてくれました。チョウが舞うと、本能的に何チョウかその存在を確認してしまいます。
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見つけた時には、翅の裏側しか見えませんでしたから、何のチョウか分からず、ちょっとワクワクしてしまいました。でも、翅の裏側の模様がはっきりと確認できましたから、ルリタテハであることが分かりました。
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ルリタテハは、翅表は黒く、翅の外縁に沿って薄い青色の帯が認められます。幼虫の食草は、ユリやサルトリイバラであるとのことです。
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by coffeeto2 | 2012-07-02 20:35 | チョウ・ガ

草原のシジミチョウ

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野鳥観察のために訪れた田園地帯ですが、ここでシジミチョウの仲間3種類を観察することが出来ました。最初は、アカツメクサで吸蜜するベニシジミです。翅の表側は[黒褐色の地にオレンジ色の斑が認められますが、裏側の前翅は美しいオレンジ色の地に黒斑があり、後翅の外縁にある濃橙色のバンドもよく目立ちます。
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こちらの個体は、翅の表面が黒褐色をしていることが分かりますが、後翅の後縁に尾状突起が認められますから、ツバメシジミの♀の個体になります。
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翅の表面が美しい青色をしていすが、翅の外縁に黒褐色の太いバンドが認められませんから、これはルリシジミの♂の個体になると思われます。
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続いては、草原に咲いていた花ですが、緑一色の草むら中に濃いピンク色をしていたこの花が、とてもよく目立つ存在でした。
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5枚の花弁が濃い紫桃色をしていて、花の中央部が黄色い色どりをしているこの花は、手持ちの図鑑には載っていませんでしたから、名前も分かりませんが、おそらく外来種であろうと思います。
追記 ~ あしだちの植物に詳しいメンバーの方々にお伺いしたところ、外来種の”ハナハマセンブリ”ではないかとの回答をいただきました。大変お手数をおかけしましたが、お蔭様で名前が分かって胸のつかえが取れたようです。皆様大変ありがとうございました。
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by coffeeto2 | 2012-06-27 22:34 | チョウ・ガ

渡り途中のアサギマダラ

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サンコウチョウの観察に足を運んだ、都内のH公園の杉林の中でカメラを構えていましたが、お目当てのサンコウチョウは声はすれどもなかなか姿を現わさず、退屈し始めていたところ、近くのハルジオンの花畑でアサギマダラが吸蜜していました。
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アサギマダラは、渡りをするチョウということでとても有名です。冬の間は海を越えて、沖縄やその先の島まで渡ることがあるようですが、夏の間はちょっと高い山地で繁殖します。きっと、今の時期は渡り途中で、これから高い山へ移動していくのでしょう。
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アサギマダラの胴体部分は、黒字に白い水玉模様が出ています。図鑑を見ていたら、同じタテハチョウ科の仲間のカバマダラもこのように白い水玉模様があることが分かりました。
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ここの花畑で吸蜜しているアサギマダラは3個体いました。3頭を一緒に撮影しようと思いましたが、残念ながら2頭だけの写真になってしまいました。
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ここで紹介した写真は、全てオリンパスのミラーレス一眼カメラのOM-D E-M5に75-300mmのズームレンズをつけて手持ちで撮影したものです。思っていた以上に簡単に上手く写せたので、今後主力のE-5のサブカメラとして使い道がかなり広がりそうです。
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by coffeeto2 | 2012-06-03 18:04 | チョウ・ガ