タグ:タテハチョウ科 ( 124 ) タグの人気記事

テングチョウの日向ぼっこ@八王子

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春の息吹を感じるのは、咲き始めた山野草の姿を見る時ばかりではありません。
ハナネコノメの写真を撮りに来て、何とか目的が達成できたので、少し周りを散策してみようと思いました。しかし、まだ雪がたくさん残っていて、とても春の姿を見つけられるような状況ではありません。今年は大雪の影響で、春の訪れが遅れているから、残念だけれど仕方ないかなと、半ば諦めかけていた時に、暖かい春の陽光を全身に受けようと、陽だまりに舞い飛んできたチョウがいました。テングチョウです。嬉しいことに、近くの地面に舞い降りて、翅をいっぱいに広げてくれました。すかさず撮影を開始したことは言うまでもありません。その姿に、春の訪れを実感することができました。
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落ち葉がたくさん降り積もっている山路の脇で、石の上に舞い降りてくれました。このテングチョウは、春先の早い時期から姿を現せてくれるチョウの仲間の一つです。
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枯れ枝にも止まってくれました。バックがうまくボケてくれたら、いい写真が撮れると喜んだのですが、テングチョウもすぐに飛んでしまいましたから、思ったほどの写真には撮れませんでした。前翅の前縁にあるオレンジ模様と、中央部にあるオレンジ模様がつながっていることから、おそらく♀の個体であると思います。
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テングチョウは、タテハチョウの仲間ですが、その名前のとおり鼻先が長いことから、この名前が付けられています。
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2頭のテングチョウが、お互いに牽制し合うように絡み合って舞い飛んでいました。地面に舞い降りて羽を休める姿を撮影しようと、カメラを向けると飛び立ってしまいます。その動きは、まさに天狗様です。
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テングチョウは、成虫越冬しますから、温かくなった春先にいち早く飛翔する姿を見せてくれます。この個体は、前翅の前縁のオレンジ模様と、中央部のオレンジ模様が分離していますから、♂の個体であると思われます。
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by coffeeto2 | 2014-03-25 06:00 | チョウ・ガ

初秋のチョウ達@権現山

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丹沢の麓にある権現山(標高243m)は、野鳥観察にとても良い場所であるという話を聞いていましたから、いつかは行ってみたいと思っていました。しかし、我が家からは少し距離があるので、出掛けるタイミングを計りながら、ついつい躊躇っていまう場所でもありました。
盛夏を過ぎて、そろそろ丹沢の山歩きを楽しめる時期になってきたし、渡り途中のヒタキ類を観察するにも絶好の季節ですから、9月28日(土)~29日(日)にかけて、檜洞丸(ひのきぼらまる:標高1,601m)の山登りと、権現山での野鳥観察の二兎を狙って出掛けてきました。
前日の金曜日は飲み会があったので、土曜日は遅めの出発で権現山の野鳥観察に充てることにし、日曜日に山へ登ることにしました。
権現山を散策していると、ノアザミの花で吸蜜しているヒョウモンチョウの仲間を見つけました。後翅の裏側の外縁よりに茶褐色の帯があることと、翅に一部欠損があるものの、白斑の並び方からウラギンヒョウモンであるようです。
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駐車場から少し登った山道のすぐ脇に咲いていた、ノアザミで吸蜜しているところです。そのまま撮影したら、背景が近くうるさい画面になってしまいますから、少し回り込んで反対側から撮影したところ、ウラギンヒョウモンの翅の表側を撮影することができました。また、こうして撮影すると、背景が整理されてスッキリした写真になりました。
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この個体は、右側の翅に痛みがありますが、この写真に写っている左側には、ほとんど痛みが見られません。ウラギンヒョウモンは、年1回6~7月にかけて羽化するということですから、初秋の今の時期は、そろそろ今シーズンの終焉期になると思います。
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草むらに、オオイチモンジかと見紛うような、少し大きめなチョウを見つけました。翅の表側は、青色味のある暗褐色で、白い条線がとてもよく目立ちます。これは、メスグロヒョウモンの♀の個体になります。♂は普通のヒョウモンチョウのような模様ですが、♀は名前のとおり、このように黒っぽい色合いの翅になっています。
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このメスグロヒョウモンは、前に白樺峠のシリーズで紹介したクモガタヒョウモンと同じで、年1回6~7月に羽化しますが、一旦夏眠した後、9~10月に再び活動するという面白い習性をもっているようです。
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芝生の上で翅を広げて休んでいたのは、ツマグロヒョウモンの♂の個体です。このチョウは、メスグロヒョウモンと同じように、♂は普通のヒョウモンチョウの姿をしていますが、♀は翅の先端が黒くなっていて、それが名前の由来になっています。
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前翅の裏側には、赤色味が出ているはずですが、残念ながらこの写真ではそれを確認することができません。後翅の裏側は、他のヒョウモンチョウとは違って、独特の模様だと思います。
元々は南方系のチョウで、関東地方で観察できるようになったのは、つい最近になってからのようです。
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権現山の山頂付近で、木の葉の上に翅を休めていた、少し大きめのチョウを見つけました。アカボシゴマダラです。翅の模様はゴマダラチョウによく似ていますが、こちらの方が一回り大きい体形です。
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アカボシゴマダラも、この上で紹介しているツマグロヒョウモンと同じで、もともと南方系のチョウで東京周辺では見られませんでしたが、最近になって関東地方でも観察できるようになった種類です。これも、地球温暖化が影響しているのでしょうか?
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最後に紹介するのは、草原で翅を休めていたキアゲハです。今まで紹介してきたチョウ達は、いずれもタテハチョウ科に属するものでしたが、このキアゲハだけはアゲハチョウ科に属する種類になります。
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キアゲハは、同じ仲間のナミアゲハと大変よく似ていますが、キアゲハは前翅基部が一様に灰色で条線が出ていないのに対し、ナミアゲハの前翅基部には、黒色の条線が出るところで識別します。
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by coffeeto2 | 2013-10-06 06:00 | チョウ・ガ

タカ見広場のチョウ達@白樺峠

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長野県松本市内にある乗鞍高原から白樺峠を越える林道は、女工哀史で有名な野麦峠を越えて、飛騨の国へと向かう野麦街道へ続きますが、ここ白樺峠は、タカ渡りの観察ポイントとしても有名です。その白樺峠から山道を20分ほど登ったところに、タカ見広場があります。この観察場所には、ひな壇のようにベンチや丸太の椅子などが設置されて、通過して行くタカの姿が、観察し易いように整備されています。
9月下旬の今が、正にタカの渡りの最盛期ですから、たくさんの人が集まって来ていました。ひな壇の中ほどには、売店まで設置されていて、とても山の中とは思えないほどの賑やかさです。
観察場所に設置されたひな壇に陣取って、一日観察を続けていると、色々なものが目に入ってきます。私が座ったベンチの周辺には、ノコンギクやマツムシソウなどの山野草が咲いていましたが、そこへ吸蜜に飛来するチョウを観察するのも、タカの渡り観察に付随したお楽しみとなりました。これは、目の前のマツムシソウの花に飛来した、ヒメアカタテハを撮影したものです。
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このヒメアカタテハは、マツムシソウの花に留まって吸蜜していますが、たくさんの観察者が座っている環境を嫌うことなく、ノコンギクやマツムシソウなど、花から花を伝うように、悠々と舞い飛んでいました。
ヒメアカタテハは、春より秋に出現する個体数が多いということです。
以前、千葉県銚子市で12月中に舞っている姿を見たことがありますが、成虫越冬の個体だったと思います。ヒメアカタテハは、卵や幼虫でも越冬することができるようですから、種族保存には有利であると思います。
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地面に倒れていた、白樺の細い木の陰に翅を休めている蝶がいました。ヒョウモンチョウの仲間であることはすぐに分かりましたが、見難い場所ですから種類の特定ができません。撮影時は、ウラギンヒョウモンではないかと思いながらシャッターを押していました。写した写真を見ながら図鑑で調べてみると、前翅先端の裏側は、その色合いがかなり淡いことと、後翅の裏側基部の3銀紋が一直線にならず、中央の1銀紋を欠くなどの白い斑の出方と、茶褐色の条斑紋の色合いが大変薄いことなどから、ギンボシヒョウモンであると判定することができました。
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木の陰から舞い上がって、暫くヒラヒラと辺りを飛び回りましたが、今度はマツムシソウが咲く葉陰の見難い場所に留まりました。なかなか、良い条件で撮影させてくれません。
ウラギンヒョウモンもギンボシヒョウモンも出現は年1回、6〜7月ということですから、この時期に見られるのは、少し遅いことになると思います。
また、ギンボシヒョウモンは本州では分布が狭いようですが、山地に多くみられるようです。
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こちらは、ノコンギクの花で吸蜜するイチモンジセセリです。東京周辺でも普通に観察することができるセセリチョウの仲間ですから、”何だイチモンジセセリか”、とあまり真剣に撮影しませんでした。気が付いてみると、こんな写真しか残っていません。後から悔やんでも追いつきませんね.....。
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マツムシソウの花で吸蜜するイチモンジセセリですが、同じ花にヒラタアブの仲間も飛来して、仲良く吸蜜しようというところです。
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by coffeeto2 | 2013-10-04 06:00 | チョウ・ガ

クモガタヒョウモン@白樺峠

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今年は、9月中に三連休が2回あったわけですが、後半戦の三連休を利用して、長野県の白樺峠へタカの渡りの観察に出掛けて来ました。
白樺峠のタカ見広場には、山腹に雛段のような観察場所が設置されています。その一角に陣取って、タカの飛来を待ちわびている間、何もしない時間がタップリありますから、暇つぶしではありませんが、周囲の自然観察に眼が行きます。
私が腰を下ろして待機していたベンチの、すぐ目の前にノコンギクの花が咲いていたのですが、そこへ吸蜜のために訪れたヒョウモンチョウの仲間がいました。翅の表側には、黒くて丸い斑だけが認められることから、直感的にクモガタヒョウモンであることが分かりました。
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周囲には、たくさんのタカ見ファンが待ち構えていますが、このクモガタヒョウモンはそんな状況を気にすることもなく、タカ見の人並みの間を縫うように舞い上がって、今度はマツムシソウの花に留まってくれました。
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図鑑によれば、クモガタヒョウモンは、年1回、5~6月に羽化して出現しますが、一旦夏眠したのち、9~10月に再び活動を開始するという、とても面白い習性を持っているようです。この個体は、既に産卵を済ませたのでしょうか? 生まれた幼虫は1齢のままで越冬し、来春スミレの仲間を食草として育ち、成虫に羽化するそうです。
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今度は、ツリガネニンジンの花に場所を移して、吸蜜を始めました。翅の裏側が分かる状態で撮影できましたが、後翅の裏面は、暗いウグイス色をしています。
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再び、ノコンギクの花に移って吸蜜中ですが、この個体の前翅の前縁には、小さな白斑がありますから、これはクモガタヒョウモンの♀の個体になります。♂の前翅にはこのような白班はありません。
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by coffeeto2 | 2013-09-27 06:00 | チョウ・ガ

山で出会ったチョウ達@三毳山

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9月の三連休の最終日である今日は、関東地方を台風18号が通過していきましたから、どこにも出かけられきません。台風に向かって文句を言っても、進路を変えてくれる訳ではありませんから、自宅に籠りっきりでジッとしているしかないですね。
仕方ありませんが、ちょうど良い時間が取れましたから、ブログに投稿する記事の編集に没頭することにしました。
9月7日(土)に、足慣らしを兼ねて栃木県下の三毳山に登ってきたのですが、中岳(標高210m)直下の頂上広場にある休憩施設に入った時、床で翅を広げて休んでいるチョウがいました。アカボシゴマダラです。
自分の休憩は後回しにして、先ずは写真撮影に取り掛かりました。
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このアカボシゴマダラが、翅をたたんで黄色い口吻を延ばし、床を探るような仕草を見せてくれました。どうやら床にこぼれた飲み物か、食べ残しの汁を吸っているようでした。
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アカボシゴマダラは、もともと南方系のチョウで、東京周辺で観察することはなかったようですが、最近の地球温暖化の影響でしょうか?関東地方でもよく観察することができるようになりました。
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汗を拭き拭き、中岳(標高210m)の山頂に登ると、たくさんのチョウが飛んでいました。大きさや色合いなどを見ると、1種類だけではなく数種類はいるように思えました。木の葉や石の上などに留まって翅を休めると、すぐに他の個体が飛んできて、絡み合うように飛び立つことを繰り返していました。これは、たまたま近くの木の葉の上に留まったたところを撮影したものですが、色合いと、翅の裏側の蛇の目紋の出方から、コジャノメであると思います。
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これは、コジャノメが葉の上に留まって翅を広げてくれたところです。翅の裏側にはよく目立つ蛇の目模様がありますが、表側には地味な蛇の目模様が少しあるだけです。
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コジャノメは、同じ仲間のヒメジャノメなどと比べると、翅の色調が濃いのが特徴ですが、この個体は翅の全体がかなり擦れていて色が褪せているようです。
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山頂の石の上に留まったこちらのチョウは、色調が上のコジャノメに比べると薄い色合いをしていることと、翅の裏側の蛇の目模様の出方からヒメジャノメであると思われます。
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こちらは、ヒメジャノメと思われる個体が、石の上に留まって翅を開いてくれました。上のコジャノメと同じように、翅の表側には目立った蛇の目模様がありません。
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山頂付近のコジャノメやヒメジャノメが舞っていたのとほぼ同じ場所で、少し大きめのヒカゲチョウも観察することができました。一緒に飛んでいると、明らかに大きさが違いますから、ヒカゲチョウであることが分かりました。翅の表側にはほとんど目立つ模様がありません。
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こちらは、ヒカゲチョウが木の葉に留まって翅を閉じてくれましたから、裏側の模様を撮影することができました。表側はほとんど模様がありませんでしたが、裏側は薄茶色の地に、とても目立つ蛇の目模様がコントラストになって、メリハリの利いた姿をしています。
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中岳山頂からカタクリ群生地を抜ける周遊路を通って、木道が設置されている野草園の上まで下ってきたところで、草むらにとても小さいチョウを見つけました。シジミチョウの仲間かと思うほどの大きさですが、これはヒメウラナミジャノメになります。キツネノマゴの小さいピンク色の花で吸蜜していました。
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ヒメウラナミジャノメの翅の裏側の模様を撮影することができました。細かいさざ波模様と、良く目立つ蛇の目模様がありますが、これがとても小さいこのチョウの名前の由来ですね。
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同じ草むらに飛来したこのチョウは、翅の裏側が真っ白ですからウラギンシジミであることが直ぐに分かりました。シジミチョウの仲間ですが、上のヒメウラナミジャノメより一回り以上大きな体型をしています。
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さて、そのウラギンシジミが草の葉の上で翅を広げてくれました。美しいオレンジ色の斑がありますから、これは♂の個体になります。右後翅の一部に欠損が認められますが、全体的に翅が擦れていて、色が褪せています。
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by coffeeto2 | 2013-09-16 18:00 | チョウ・ガ

春先の山のチョウ@川苔山

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3月16日の土曜日に、奥多摩の川苔山に登ってきました。今回は、奥多摩駅からバスに乗り、川乗橋から歩き始めて、鳩ノ巣駅へ下るコースを選択しました。
登山途中に、百尋の滝の手前の沢沿いを歩いていた時、日当たりの良い岩の上で翅を広げて日向ぼっこするテングチョウを撮影することができました。
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ここでは、日向ぼっこするテングチョウに対し、もう一羽のテングチョウが飛来して、両者が絡み合うように飛翔するシーンを何回か観察することができました。でも、写真には写すことができませんでしたから、川辺の岩の上に舞い降りたところをすかさず撮影したものです。
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テングチョウは、成虫越冬しますから、春先の山に出掛けるとよく観察することがあります。成虫越冬するせいか、全身にたくさんの毛が生えているのが分かります。
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こちらは、川苔山の山頂に辿り着いて、標識などを撮影した後、お昼を食べる場所を探そうとしていた時に見つけたヒオドシチョウを撮影したものです。
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日向ぼっこのため、医師の上で翅を広げていましたが、時々このように翅をたたんで裏側の模様も見せてくれました。
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このヒオドシチョウも成虫で越冬します。そのせいか、このチョウも全身がたくさんの毛で覆われています。
全長32~36㎜とされていますから、割合大きな体型をしています。
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by coffeeto2 | 2013-03-23 22:22 | チョウ・ガ

丹沢山~蛭ヶ岳

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野鳥写真を撮る仲間のかずとりさんは、山登りも共通の趣味になりました。そんな間柄ですから、山歩きにお誘いしたところ、かずとりさんの奥さんを加えた3名で、3月9日の土曜日に丹沢山(標高1,567m)から蛭ヶ岳(標高1,672m)を登るコースに挑んでみることになりました。
今回の沿面距離は18.5kmで、総移動時間は11時間40分という、ちょっと長丁場の山行になりました。
これは富士山をバックに、丹沢山頂で撮影した、記念の写真です。
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3名パーティーの出発地点は、宮ヶ瀬湖の上流にある中津川の支流の塩水川に掛る塩水橋からとなりました。ここの標高は420mですから、蛭ヶ岳山頂までの標高差は単純に1,250mほどになります。
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登り始めてすぐ上に見えた山は、雪を抱いてまだまだ冬山の様相を呈していました。
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登り始めて暫くすると、標高1,000mを過ぎたあたりから登山道は雪道に変わってきました。積雪はさほどではありませんが、チェーンスパイクを履いて一歩一歩慎重に登ります。
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堂平の雨量観測小屋から暫く登ったところで、天王寺尾根との合流地点に到着しました。ここから丹沢山までは1.2キロの道のりです。
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山道を歩いていると、フィッ、フィーと鳴く野鳥の声が聞こえてきました。口笛を吹くようなあの声は、ウソに違いないと思って周囲を探してみると、案の定、枯れ枝にウソの群れを見つけることができました。
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間もなく丹沢山に到着しました。山頂には、みやま山荘がありますが、今回は日帰り登山ですから、手前のベンチで熱いコーヒーを飲んで休憩をとり、山荘は一瞥しただけで先を急ぐことにしました。
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丹沢山を過ぎて間もなく、こんな風に富士山が山並みの向こう側に浮かび上がっていました。良く晴れていましたが、麓が霞んでいましたから、面白い姿を撮影することができました。
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丹沢山から棚沢ノ頭を過ぎたあたりで、撮影したものです。左側の山は鬼ヶ岩ノ頭です。中央の奥に僅かに顔を覗かせているピークが蛭ヶ岳になります。右下に写っている後姿は、かずとりさんの奥さんです。
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ここでも、ウソの群れを観察することができました。目立つ♂の姿だけを撮影しました。
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鬼ヶ岩ノ頭の手前で、振り返って丹沢主脈を撮影したものですが、中央のピークが塔ノ岳です。その右側が鍋割山で、左側は丹沢山に続く山並みです。
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蛭ヶ岳の山頂が見えてきました。ズームアップして撮影すると、山頂に蛭ヶ岳山荘が確認できます。
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鬼ヶ岩ノ頭の直下の岩場で臨んだ富士山ですが、その手前に檜洞丸と丹沢主稜の山並みが見えます。
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鬼ヶ岩ノ頭から見た蛭ヶ岳です。山頂に続く山道がよく分かります。右側の北東側の山肌には、たくさんの雪が残っています。
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蛭ヶ岳山荘に辿り着きました。塩水橋を出発して既に6時間以上かかったことになります。
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やっとのことで蛭ヶ岳(標高1,672.7m)の山頂に到着しました。丹沢最高峰とされていますが、もちろん神奈川県の最高峰でもあります。
ここで、やっとお昼を食べることができました。でも、帰り道もおおむね9kmほどありますから、あまりゆっくりもできませんでした。
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帰り道の途中で、山道を横切るチョウの仲間を見つけました。かなりのスピードで飛翔しましたが、すぐ近くの笹薮に留まってくれましたから、撮影してみたところキタテハのようです。成虫越冬するチョウの仲間ですが、こんな山の上の雪が残っているような環境で飛び回っているとは、意外な感じでした。
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棚沢の頭に着く手前の岩場で休憩しながら撮影しました。鬼ヶ岩ノ頭に登る山道と、その向こう側に蛭ヶ岳の姿が認められます。
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帰り道は丹沢山を経由して、天王寺尾根に道をとりました。その途中にあった標識ですが、塩水橋まで60分とされています。
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天王寺尾根を下り、林道に辿り着いたところです。長い道のりも、間もなく終わりを迎えようとしていますが、ここから塩水橋まで1.7kmの林道歩きがなかなか長く感じてしまいました。
大山をはじめ塔ノ岳、鍋割山を登り、今回丹沢山と蛭ヶ岳を制覇することができました。次は檜洞丸と畦ヶ丸が残っています。丹沢の山々が私を待っていてくれると思うと、早く足を運びたいと気持ちが高ぶります。
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by coffeeto2 | 2013-03-16 21:25 | その他

奥日光のキマダラヒカゲ

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奥日光リベンジをしていた中で、一番たくさん観察したチョウの仲間はキマダラヒカゲであったと思います。これは、後翅基部の白斑の出方からヤマキマダラヒカゲであると思います。
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こちらの個体は、赤沼茶屋から小田代ヶ原に向かう途中で観察した個体ですが、奥日光はヤマキマダラヒカゲだけだと思っていたのですが、この個体は後翅基部の白斑の出方から、サトキマダラヒカゲであると思われます。
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小田代ヶ原のベンチで撮影したこちらの個体も、サトキマダラヒカゲのようです。標高はかなり高いと思われますが、ここではヤマキマダラヒカゲとサトキマダラヒカゲが混生しているようでした。
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by coffeeto2 | 2012-07-11 22:23 | チョウ・ガ

奥日光のルリタテハ

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あしだちの奥日光の遠出探鳥会が6月16日~17日にかけて実施されましたが、生憎両日とも雨模様で、帰りのバスに乗車するころから綺麗に晴れ渡りました。とても残念な状況でしたから、今回はそのリベンジために、一人でまた奥日光へ足を運びました。
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小田代ヶ原の草原を歩いていると、黒っぽいチョウが舞い上がるとともに、生い茂った笹の葉の上に翅を休めてくれました。チョウが舞うと、本能的に何チョウかその存在を確認してしまいます。
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見つけた時には、翅の裏側しか見えませんでしたから、何のチョウか分からず、ちょっとワクワクしてしまいました。でも、翅の裏側の模様がはっきりと確認できましたから、ルリタテハであることが分かりました。
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ルリタテハは、翅表は黒く、翅の外縁に沿って薄い青色の帯が認められます。幼虫の食草は、ユリやサルトリイバラであるとのことです。
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by coffeeto2 | 2012-07-02 20:35 | チョウ・ガ

渡り途中のアサギマダラ

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サンコウチョウの観察に足を運んだ、都内のH公園の杉林の中でカメラを構えていましたが、お目当てのサンコウチョウは声はすれどもなかなか姿を現わさず、退屈し始めていたところ、近くのハルジオンの花畑でアサギマダラが吸蜜していました。
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アサギマダラは、渡りをするチョウということでとても有名です。冬の間は海を越えて、沖縄やその先の島まで渡ることがあるようですが、夏の間はちょっと高い山地で繁殖します。きっと、今の時期は渡り途中で、これから高い山へ移動していくのでしょう。
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アサギマダラの胴体部分は、黒字に白い水玉模様が出ています。図鑑を見ていたら、同じタテハチョウ科の仲間のカバマダラもこのように白い水玉模様があることが分かりました。
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ここの花畑で吸蜜しているアサギマダラは3個体いました。3頭を一緒に撮影しようと思いましたが、残念ながら2頭だけの写真になってしまいました。
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ここで紹介した写真は、全てオリンパスのミラーレス一眼カメラのOM-D E-M5に75-300mmのズームレンズをつけて手持ちで撮影したものです。思っていた以上に簡単に上手く写せたので、今後主力のE-5のサブカメラとして使い道がかなり広がりそうです。
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by coffeeto2 | 2012-06-03 18:04 | チョウ・ガ