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山で見たスミレの仲間@黒川鶏冠山

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柳沢峠から黒川鶏冠山を目指していた時、登山道の脇にこのタチツボスミレを見つけました。でも、よく見ると花茎に毛が生えていることから、ケタチツボスミレになると思います。
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花弁は淡い青紫色をしています。花茎に細かくて白い毛が生えているのが分かりますから、ケタチツボスミレで間違いないと思います。
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このスミレは、花茎の上部に小苞葉がありますから、普通のタチツボスミレであると思います。
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こちらのスミレは、上弁が大きく立ち上がっていますからコスミレかな?とも思いましたが、コスミレは早咲きのスミレということですから時期的に違うのかな?葉の表側が暗緑色をしていますから、ヒナスミレで良いでしょうか?
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撮影してきた写真を見ながら図鑑とにらめっこして種類の判定をしているのですが、写真の腕前が未熟で、おまけに環境的にも薄暗い場所であったことから、図鑑と見比べることができるような、良い写真はなかなか撮れませんね。それに、色合いも見たときより青っぽく写っているような....いつも?マークの連続になってしまいます。
こちらのスミレは、かなり太く丸い距を持っていますが、ヒナスミレで良いでしょうか?
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図鑑によれば、ヒナスミレの葉は地面に対して水平に広がるとありますので、これもヒナスミレであろうと自己診断しています。
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このスミレも、現地で見たときにはもう少しピンク色味が強いという印象でしたが、写真に撮影するとかなり青っぽく写っています。薄暗い環境であったことも影響しているのでしょうが、見たままに写すということは、技術的になかなか難しいことであると実感しています。
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この写真を撮影したのは5月19日(日)のことですが、山道を歩くととてもたくさんのスミレの仲間を観察することができました。
ここでは、平地ではあまり見ることのできない種類をたくさん観察することができましたが、種類を識別することの難しさを痛いほど実感しています。
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このスミレは、山道の崖の斜面のようになっている場所にたくさん咲いていました。花弁は白色ですが、舌弁だけでなく側弁にも赤紫色の条斑があります。また、距は比較的短か目です。葉の表側は暗緑色で裏側が赤紫色を帯びているところから、フモトスミレで良いのかなと思います。
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フモトスミレは、このようにとても小さい花でした....といっても、これだけ単独で写っていては大きさの比較はできませんが....側弁基部に毛が密生しているところも特徴ですね。
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赤っぽい花茎を立てて、暗緑色の葉が斜面にへばりつくように咲いていたフモトスミレです。距の部分の赤色が良く目立ちますが、上弁にも赤紫色の斑が入っています。
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花弁が白いこのスミレは、少し大きい花姿をしていました。葉が完全に開ききっていませんから名前の由来となっている丸い葉に見えませんが、マルバスミレであると思います。
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図鑑によれば、マルバスミレの花弁は、白色からピンク色がかった白色という解説がありましたが、この花は白色で舌弁に紫色の条斑が認められます。
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by coffeeto2 | 2013-06-03 17:45 | 山野草

渓谷沿いのスミレの仲間@群馬

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ゴールデンウィーク後半に訪れた群馬県下の渓谷沿いで、たくさんのスミレを観察することができました。まず初めはアカネスミレになります。花は濃い紅紫色でとても細長い距が特徴です。
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アカネスミレは、側弁基部に白毛を密生させています。
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葉は卵形で、葉柄に翼があることが分かります。一番上の写真でわかるように、葉の表面には白い毛が密生していました。
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こちらは、エイザンスミレになります。花弁の色は淡いピンク色ですが、花弁のそれぞれに濃紅紫食の条縁が認められます。側弁基部は有毛です。
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エイザンスミレの葉は、3全裂する独特の形をしています。
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淡いピンク色をしたこちらのスミレは、ヒナスミレであるようです。
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卵形をした葉の先端がとがっています。早咲きのスミレの一つであるとのことです。
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花弁が波打っているように見えるこちらのスミレは、側弁基部に毛が生えているのが分かります。舌弁に紫色の濃い条線があることが分かりますが、これもヒナスミレになるようです。
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ヒナスミレの葉は、表面に毛が密生しています。地面にへばりつくように葉を展開しています。
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最後はタチツボスミレです。日本全国いたるところで観察できる、日本を代表するスミレになるようです。
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距はふつう紫色をしています。葉の基部には櫛の歯状に托葉が出ています。また、花茎の上部には、細い毛のような小苞葉が出ているところが特徴です。
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タチツボスミレの普通側弁基部は無毛です。花弁は淡紫色で群生しますから、この辺りでも一番たくさん観察できました。
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by coffeeto2 | 2013-05-13 22:18 | 山野草

山で見たスミレたち@石老山~石砂山

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4月6日(土)は、山野草とギフチョウを探しながら、山歩きを楽しんできました。この日足を運んだのは相模湖にほど近い石老山から石砂山にかけて歩いてきたわけですが、低気圧が発達しながら日本海を北上していった影響で、午後からは雨の降る生憎の天候となってしまいました。
今回は、山で観察したスミレの仲間を紹介します。私はスミレの専門家ではないので、図鑑を見ながら紹介することになります。間違いなどがあるかもしれませんから、気が付いたら是非教えてください。
さて、最初はエイザンスミレです。葉に深い切れ込みがあるところが特徴で、大変識別しやすい種類になると思います。
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エイザンスミレは花の色は白から濃いピンク色までさまざまであるようですが、花弁の縁が波打つように見えることと、距と呼ばれる、花の後部に飛び出した袋状のところが太いところが特徴です。そして、何といっても、深く切れ込んだ独特の葉の形状は見誤ることはありません。
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続いては、東京周辺でもよく見かけるタチツボスミレです。淡紫色の花色と、心形(ハート型)の葉が特徴で、葉の縁に浅いギザギザがあります。残念ながら一番の特徴である、切れ込みのある托葉がこの写真では確認できません。また、花茎の上部に小苞葉が出ているところもタチツボスミレを見分けるポイントになります。
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こちらは、タチツボスミレと同じような色合いですが、葉が細長いところが明瞭に異なります。ノジスミレかなと思ったのですが、距が花と同じ青紫色ではなく、白っぽい色合いであるところから、ヒメスミレではないかと思います。
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これは、登山道の真ん中に花をつけていたスミレです。花の色が濃い紅紫色で、この写真ではよく見えませんが距は細長い形状です。葉が卵形であり全体に白い短毛が生えていることなどから、アカネスミレであろうと判定しました。
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さて、続いては花弁の白いスミレです。基部が開いているので柱頭と呼ばれる雌しべの先端がよく見えます。
また、花弁の基部の内側には毛が生えていません。葉は細長く、出始めは両側から表面を巻いているなどの特徴から、ナガバノスミレサイシンになると思います。
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ナガバノスミレサイシンを真横から撮影したものですが、このように距は丸く、太くて短いところが特徴です。
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登山道の脇の草むらの中に咲いていた花弁の白いこのスミレは、ヒカゲスミレであると思います。図鑑の解説では花は白色で花弁は少し波打ち、唇弁(一番下側の花弁)が他の弁より大きい。葉は卵形で先はとがり、基部は湾入しているとのことでした。
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ヒカゲスミレを真横から撮影したものですが、距が細長いところと、萼片の付属体に2~3の切れ込みがあるところも、ヒカゲスミレに合致する特徴です。
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by coffeeto2 | 2013-04-13 17:35 | 山野草

ナガバノスミレサイシン@高尾山~景信山

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3月30日(土)は、天気予報では曇りとのことでしたが、この日歩いた高尾山から景信山にかけては小雨の降りしきる、肌寒い一日になってしまいました。でも、山道のそこかしこに、このナガバノスミレサイシンを観察することができました。
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スミレ科のスミレサイシンのは日本海側に多く分布しますが、同じ仲間のナガバノスミレサイシンは太平洋側に多く分布しているとのことです。
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冷たい雨に打たれながら、でも、しっかりと花を咲かせていました。
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この株の花は、花弁の色が青紫色の濃いところが特徴であると思います。
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こちらの株は、赤色味の強い花弁です。ずいぶん雰囲気が違うものだと思います。
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登山道を歩いていると、至る所で目に付きましたが、この株は特に大きな葉が自己主張しているようでした。
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この株は、とても白っぽい色をしています。株によって、かなり色のばらつきがあるように思いました。
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by coffeeto2 | 2013-04-04 22:21 | 山野草

スミレの仲間@川苔山

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3月16日の土曜日に、奥多摩の川乗橋のバス停から歩き始めて、川苔山(標高1,364m)に登ってきました。都心ではサクラの開花があったとはいえ、山には日陰にまだ雪が残っている状況でした。
川乗橋から林道を歩き始めましたが、しばらく行くとネコノメソウの仲間がたくさん咲いていましたが、そんな場所にスミレの仲間も大きな花を咲かせていました。切れ込みのある独特の葉の特徴から、エイザンスミレであることはすぐに分かりました。花弁の色は少し青色味があります。
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こちらのエイザンスミレは、花弁がかなり白っぽい色合いです。花弁の内側の基部に、白い繊毛のような毛がたくさん生えているのも特徴になります。
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このエイザンスミレもかなり白っぽい色合いですが、花弁には僅かながらピンク色味があります。僅かですが、花によって色合いが異なります。
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これは、タチツボスミレになると思いますが、色合いはかなり青紫色味が強いですね。また、葉の形が上のエイザンスミレとは明らかに異なる形状をしています。また、花弁の内側基部には毛が生えていないところも異なります。
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by coffeeto2 | 2013-03-21 22:14 | 山野草

エイザンスミレ

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ゴールデンウィークに訪れた渓流沿いで見つけたエイザンスミレです。葉は3全裂し、深い切れ込みになること、萼片に付属帯があることと、花の後部の距は太いところが特徴です。
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この花はピンク色が強く出ています。側弁基部の内側は有毛です。
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こちらもエイザンスミレですが、花が白色の個体になります。唇弁には紫色の筋が目立ちます。
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花弁の縁が波打っていることが分かります。これがエイザンスミレの特徴でもあります。この株は、花がたくさん出ていました。
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エイザンスミレの花の色は、白色から濃いピンク色までバリエーションが多いようです。ここの渓流沿いには、様々な花色の個体が観察できました。
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by coffeeto2 | 2012-05-10 21:11 | 山野草

花期が早いコスミレ

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あしだちのメンバーと誘い合わせて、足を運んだ自然観察園では、春先の早い時期ですが、たくさんの山野草を観察することができました。
ボランティアのガイドさんから、コスミレであると教えていただきました。
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側面から撮影したものですが、距が紅紫色をしているのが分かります。また、よく似ているノジスミレは、葉の形が長楕円形をしているのに対し、コスミレの葉は丸みがあるところが特徴であるようです。
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コスミレの花は白っぽいものから淡紅紫色まで変化が多いようです。この花は少し紫色が強いように思います。
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花弁には、紫色の筋が目立ちます。側弁基部は通常無毛ということですが、この花のように毛のあるものもあるようです。
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by coffeeto2 | 2012-04-03 21:01 | 山野草

春一番のアオイスミレ

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日影沢へハナネコノメを観察に出掛けた日に、現地で出会ったご婦人と会話していたら、近くにキクザキイチゲやアズマイチゲが咲いていると教えていただきました。アオイスミレも咲いていますよと教えていただいた場所へ行ってみると、なるほどすぐに見つかりました。
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アオイスミレは、春先に他のスミレ類に先立って花を咲かせてくれます。
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花弁の色は、やや白に近い淡紫色をしています。花弁が波打ったように見えるところがアオイスミレの特徴で、黄色いめしべがよく目立ちます。
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アオイスミレの名前の由来は、葉の形がフタバアオイの葉に似ているところから付けられたようです。マルバスミレによく似ていますが、葉の先端にやや尖っているところがあります。
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これは、あしだちの仲間と誘い合って出掛けた、野川公園で撮影したものですが、タチツボスミレがまだあまり咲いていない状況ですが、アオイスミレはとても可憐な姿を見せてくれました。
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by coffeeto2 | 2012-03-28 22:13 | 山野草

塩嶺のスミレ達

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4月下旬から5月上旬にかけて、野山にスミレ達がたくさん咲き誇るゴールデンウィークは、フィールドへ足を運ぶのに最適なチャンスになります。
今回は、野鳥観察のために塩嶺の御野立公園へ足を運びましたが、ここで何種類かのスミレの仲間を観察することができました。
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ピンク色の花弁を持つこのスミレは、花弁の後方にある距の部分が丸く大きいところが特徴です。上の写真を見ると、側弁基部に毛があることが分かりますが、このスミレはアケボノスミレになります。
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ここには、アケボノスミレの群落がありました。
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次はフモトスミレです。図鑑によれば花弁は白いとのことですが、紫条の濃いものや花弁が淡紅色に染まるものなど、変化が多いとのことです。
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距は短く、側弁基部は有毛です。地面にへばりつくような感じの葉は厚く卵形をしています。
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淡いピンク色をしたこのスミレは、ヒナスミレであると思います。側弁基部はわずかですが有毛です。
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ヒナスミレは萼片の付属体に切れ込みがあること、葉の縁が波打って先端が尖っていることなどが特徴です。
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こちらは、茎に細かい白い毛が密生しているところが特徴のケタチツボスミレです。
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最後は普通のタチツボスミレです。ここにはとてもたくさんの群落がありました。側弁基部に毛はありません。
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by coffeeto2 | 2011-05-28 20:42 | 山野草

霧訪山のスミレ達

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オキナグサを見ようと訪問した霧訪山は、峰続きの大芝山にかけてたくさんのカタクリやイワウチワ、エンレイソウ、ヒトリシズカなど、正にお花畑のようでした。でも、その中でひときわ目に付いたのはたくさんのスミレ達でした。識別に自信がありませんから、間違っていたら教えてください。
まず最初のこれは、イブキスミレです。タチツボスミレによく似ていますが、側弁基部に毛が生えているところと、距が白色であるところが異なります。
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続いてはエイザンスミレです。葉の形が独特ですから、これを見るだけでも識別することができます。
ゴールデンウィーク後半の5月4日に訪問しましたが、たくさんの花を観察することができ、ドンピシャリの日程であったと思います。
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これはちょっと自信がないのですが、多分オカスミレであろうと思われます。アカネスミレによく似ていますが、全体に白い短毛がないことと、花弁の基部が閉じ気味であるところから判断しました。
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これもまた、しかとした自信はありませんが、コスミレであると思います。上弁がウサギの耳のように立ち上がっていること、葉が卵形で、先が尖っていること、花がオカスミレより大きかったことなどから判定しました。
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これはシハイスミレになります。花は淡紅紫色ですが、距は濃い紅紫色です。この写真ではよく分かりませんが、葉は三角形で裏側が紫色を帯びています。
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次は、東京近辺でもよく見られるタチツボスミレです。霧訪山でも、あちらこちらでたくさんの群落が目に付きました。
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距が太いこれはヒナスミレです。萼片の付属体に切れ込みがあります。
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ヒナスミレを正面から撮影したものですが、側弁基部に毛が生えているのが分かります。
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葉は卵形で、脈に沿って白い斑が入る独特の模様をしている、これはフジスミレです。日光を中心に栃木県、群馬県に多く分布しているようです。
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最後はマキノスミレです。シハイスミレの変種であるとのことですが、葉が細長く披針形で立ち上がり、花は濃紫色をしているところが特徴です。
霧訪山から大芝山は、普通は3~4時間くらいで歩けるようですが、午前6時頃に入った私はあちらこちらで引っかかり、下山して車に辿り着いたのは午後5時30分を回っていました。
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by coffeeto2 | 2011-05-24 22:40 | 山野草