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秋の山野草@戸隠

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戸隠森林植物園へ足を運んだのは、10月の三連休でしたから紅葉が始まり、天候にも恵まれて散策する人がとても多かったように思います。戸隠神社の周辺には、それでなくても観光客がたくさんやって来ますから、車を停める場所を確保するのが大変ですね。私は、連休初日の午前4時前に都内の自宅を出発して「森林学習館もりのまなびや」の前の駐車場に到着したのが午前8時前でしたから、スンナリと駐車することができました。おそらく、10時前後に到着した人は、駐車場に空きを見つけるのも大変だったろうと思います。
森林植物園では、散策する人が多くて、鳥の出が悪かったように思いますが、秋の山野草はたくさん観察できました。鏡池から戸隠山の険しい山容を撮影したいと思い、足を伸ばしてみたところ、このヨメナの花がたくさん咲いていました。
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ヨメナの花をアップで撮影したのですが、ブレてしまっています。風があって花が揺れるのが気になっていましたが、そのせいばかりではなく、私の手振れも重なっているのではないかと思います。綺麗な花に免じて、ご容赦をお願いします。
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こちらも、鏡池の周辺で撮影したアキノキリンソウです。茎の先に、総状にたくさんの花をつけています。アワダチソウという別名もあるようですが、その謂われは良く分かりません。花期は8月~11月とされていますから、盛夏のころから良く眼にしていました。さすがに今の時期は、花が萎れはじめた株もあり、そろそろ花の盛りも過ぎてきているように思えました。
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アキノキリンソウは高さが30cmから、高いものでは80cmくらいにもなります。背の高い株が群生していれば、見事な風景になりますが、この株は単独で花を咲かせていました。
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「森林学習館もりのまなびや」の直ぐ目の前にみどりが池がありますが、池の脇から高台園地へと向かう探鳥路を歩いていた時、この白い花を咲かせたキクの仲間が目につきました。写真に撮っては見たものの、はてさてこのキクは何でしょうか?
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キクの仲間は種類がたくさんある上、みな良く似ていますから、いつも識別に困ってしまいます。撮った写真を手がかりに、図鑑で見比べながら種類を特定していますが、花の咲く時期と葉の形なども勘案して、イナカギクかシロヨメナのどちらかではないかと行き着きましたが、さてどちらでしょうか?図鑑の解説では、シロヨメナの頭花は、イナカギクより小さくて舌状花はやや細いとされていますから、この花はイナカギクになるのかなと思いますが.....?
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さて、こちらはアザミの仲間ですが、アザミも種類がたくさんありますね。どうもキク科の花は識別が難しくて苦手です。この花は、鏡池へ行く途中にある、天命稲荷の近くで撮影したものですが、長さは20cmくらいしかありませんでした。
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投下の総苞はほぼ球形で、総苞片が反り返るという特徴、茎葉は披針状楕円形で基部は狭く、茎を抱かないなどの特徴から、ナンブアザミではないかと思いますが、違っていたらご指摘をお願いします。
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散形状に咲いていた、小さくて白いキク科の花に、甲虫が留まっていました。背面は緑色味のある黒褐色ですから、コガネムシ科のコアオハナムグリであると思います。
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このキク科の白い花は、直径1.5cmほどで、散形状にたくさん咲かせていました。山地の草原に生える多年草のゴマナであると思います。
葉の形が、ゴマの葉に似ているところからこの名前が付けられたものと思います。
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さて、こちらはミズバショウ園の散策路を歩いていた時に、木道のすぐ脇に生えていたものです。雄しべの長い、小さな白い花を複数散形状に咲かせていたこの花は、ヤマゼリになると思います。
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ヤマゼリは、山地の林内に生える多年草ということですが、ここ戸隠森林植物園を歩くと、至る所で目にすることができました。茎は中空であると図鑑に解説されていました。花期は、7月~10月になるようです。
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連休2日目に戸隠山に登ってきたのですが、その途中で撮影したのがこの花です。キク科の花であることは分かりますが、中心部が褐色に変色していますが、これはヤマハハコになると思います。
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ヤマハハコはキク科の多年草で、高さが60cmほどになります。花期は8~9月とされていますから、撮影した時には既に花期を過ぎていたものになると思います。
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by coffeeto2 | 2013-10-24 06:00 | 山野草

ヤマラッキョウとノブキ@戸隠

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10月12日〜14日にかけての三連休は、山登りと野鳥観察の両方ができる場所へ行きたいと考えていました。候補地は、3箇所ほどありましたが、それぞれに魅力があって、何処へ行こうかと直前まで迷っていました。結果的には、戸隠へ行くことにしましたが、ここは昨年の同じ時期に出掛けてみたところ、ムギマキなどの野鳥観察に成果が上がりました。そのうえ、戸隠森林植物園での自然観察と抱き合わせで、戸隠山への登山もできるということで、私の希望と一番合致していましたから、最終的にここに決めたわけです。
そんな訳で、今回から暫くは、戸隠での自然観察の結果をご紹介したいと思います。まず最初は、この球形でピンク色の葱坊主みたいな花ですが、「森林学習館もりのまなびや」の脇から入って、みどりが池に至る間で撮影したヤマラッキョウです。
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ヤマラッキョウは、ユリ科の山野草ですが、高さ50cmくらいの茎の先に、ピンク色の小さい花を多数散形状に付けています。ここでは、花壇のような狭い植え込みの中に、1本だけ咲いていましたから、とても目立つ存在となっていました。
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そのヤマラッキョウの花を撮影していると、ヒラタアブの仲間が吸蜜に訪れて来ました。これはラッキーとすかさず撮影して、後から調べてみると、どうやらフタホシヒラタアブであるようです。昆虫類については詳しくありませんから、参考にしておいてください。
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森林植物園の中を散策すると、春先の山野草の宝庫みたいな賑やかさは有りませんが、秋の野山を彩る山野草がいくつか観察できました。
これは、長く伸びた茎の先に、黒い星型の小さな実をたくさん付けていました。面白い形ですから、こんなのを見つけると、すぐに撮影対象になってしまいます。
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黒い星型に並んだこれは、ノブキのそう果になります。まだ緑色をしているのもありましたから、熟すとこのように黒くなるのでしょうか?
漢字では、野蕗という字が当てられていますが、確かに葉の形を見ると、フキの仲間のような大きな形をしています。ノブキは、キク科に属する山野草です。
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今回、撮影したカメラは、オリンパスのミラーレス一眼であるE-M5です。これに12-50mm F3.5-6.3のレンズを装着していますが、このレンズにはマクロモードというのがあって、セットするとかなりの近接撮影ができます。防塵防滴機能もあって、これ1本で広角から中望遠までと、マクロ撮影もできますから、自然観察にはオールマイティです。
この機材を使って、そう果の部分をアップで撮影してみましたが、放射状の部分にはたくさんの腺体があることが分かります。
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ノブキは、背の高いものは7~80cmほどもありますが、大体3~40cmほどの高さのものが普通でした。散策路の脇にとてもたくさん生育していて、東京周辺ではあまり見ることができない風景だと感じました。
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by coffeeto2 | 2013-10-16 06:00 | 山野草

キンミズヒキとコウヤボウキ@三毳山

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暦の上では、9月になりました。旧暦では「8月葉月、9月長月、10月神無月」とされ、今月は長月に当たります。ネットでその由来を確認すると、「夜長月(よながつき)」の略であるとする説が最も有力とありました。
予約投稿でこのブログの記事を書いていますが、先ほど夕食の前に外に出て、「中秋の名月」を観察してきました。名月を愛でるのは、まさにこの時期になりますから、夜が長い月であるということが頷けます。
私は、中学から高校時代にかけて、星座図鑑や天体望遠鏡を購入し、天体観察に夢中になっている時期がありましたが、今では落ち着いて月を眺めたり、星を見ることも無くなってしまいました。
その代わり、最近では自然観察が新たな趣味となっているわけですが、天体観察と違って、この趣味では毎日寝不足にならずに済んでいます。
黄色い満月ではないですが、今回は三毳山で撮影した、黄色いキンミズヒキの花を紹介します。
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キンミズヒキは、バラ科に属する多年草ということで、花の大きさは1cmに満たない小さな花ですが、5枚の黄色い花弁を持つ花を、茎に沿っていくつも咲かせる、総状花序を形成します。また、花が終わった後の実は、衣服などに張り付く、いわゆるクッツキムシの一つになるようです。
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三毳山へ足を運んだのは、残暑も厳しい9月7日(土)のことです。この日、色々な山野草を観察しましたが、たくさんのチョウの仲間のほかに、センニンソウ、ツルボ、シラヤマギクなど、多くの花に飛来しているハナアブの仲間も観察し、写真に撮影することができました。
このキンミズヒキの花にも、もちろん吸蜜するために飛来していました。ここで撮影したハナアブの仲間は、腹部の模様の特徴などから、ホソヒラタアブであると思います。
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さて、こちらは青竜ヶ岳から中岳へ向けて散策路を歩いている途中に観察したコウヤボウキの花です。総苞片は、うろこ状になっているのがよく分かります。
高野山で、この茎を束ねて箒の材料としたことからこの名前が付けられたということです。私は、そんな箒はないと思っていたのですが、実は国立博物館にも収蔵されているということを、ネット検索で知りました。
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コウヤボウキはキク科に属する小低木です。この枝の葉は縁には鋸歯が認められず、卵形で互生していています。これは、本年枝(1年目の枝)に付いている葉になるということが図鑑の解説にありました。また、葉には伏毛があるということでした。
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こちらの枝の葉は、浅い鋸歯があるうえ、上の写真の1年枝の葉より、ずいぶん大きいことが分かりますね。これは、2年枝(2年目の枝)につく葉であろうと思ったのですが、
>コウヤボウキ2年目というのは花は咲かないようなので、もしかしたらカシワバハグマではありませんか?
と教えていただきました。
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by coffeeto2 | 2013-09-22 06:00 | 山野草

シラヤマギクかな?@三毳山

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8月に山の仲間と白馬岳の縦走をしてきましたが、その後、入院して手術を受けることになりました。経過は良好で元気に動き回ることができますから、次の山行に備えて、我が家から車で1時間ほどのところにある三毳山へ、足慣らしに出掛けてきました。
まだまだ残暑が厳しいこの時期は、山野草もめっきり少なくなっていましたが、このシラヤマギク?と思われる花が咲いていました。
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シラヤマギクは、キク科に属する花になりますが、白い花弁の数はちょっと少ないような感じです。
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このシラヤマギクに飛来して、吸蜜しているアブの仲間がいました。腹部は黄橙色と黒色の縞模様で、大きな複眼が赤茶色をしています。ハナアブ科のホソヒラタアブであると思いますが、かなりの個体数がここで吸蜜していました。この幼虫はアブラムシを食べて育つそうです。
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シラヤマギクの茎に留まっている青いバッタがいました。ヤマトフキバッタであると思います。ほとんど翅がありませんから、飛ぶことのできないバッタで、イナゴの仲間になると思います。
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シラヤマギクと思いますが、花の直径は2㎝前後です。高さは1~1.5m前後で草地のあちらこちらに花を咲かせていました。図鑑によれば、シラヤマギクの若菜はヨメナに対してムコナと呼ばれ、食用にすることがあると解説されていました。
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by coffeeto2 | 2013-09-11 22:40 | 山野草

キク科の花々@奥日光

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奥日光の戦場ヶ原は、標高1,400mほどもある高原です。7月の三連休に訪れたところ、あまり天気が良いとはいえませんでしたが、猛暑を逃れて涼しく歩くことができました。この日は、赤沼茶屋から戦場ヶ原に入り、木道を青木橋まで歩いたところで、その先の分岐路から小田代ヶ原へ足を向けることにしました。
戦場ヶ原と小田代ヶ原の間は、林床がササで覆われた樹林帯を縫うような散策路で結ばれています。その途中で、この小さくて黄色い花が集まって咲いているキクの仲間を見つけました。周辺のササより背が高いので、ひと際目立つ存在でした。花の大きさは、2cmにも満たない小さなものでした。キク科であるということは分かりましたから、自宅に戻って図鑑で調べてみると、どうやらサワギクであるようです。
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これは、サワギクの全体を撮影したものですが、葉に深い切れ込みがあるところが特徴であるようです。サワギクという名前がついていますが、沢沿いにだけ咲くのではなく、湿り気の多い場所に生育しているようです。
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これも、戦場ヶ原と小田代ヶ原の間の散策路を歩いているときに撮影したものですが、やはりキク科のシロニガナです。ニガナといえば黄色い花を連想するのですが、標高の高いところではこのシロニガナがよく目に付きます。
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このシロニガナには花が一つしか咲いていませんでしたが、元気が良いのはたくさんの花をつけていますから、これはちょっと寂しい花姿ですね。
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上のシロニガナと並ぶように、このニガナの黄色い花も目に付きました。花弁の数は5枚ですから、シロニガナと同じです。
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ほぼ同じ場所に咲いていましたが、こちらのニガナのほうが少し多めに花を咲かせていますから、少し元気があるように見えます。ニガナは、平地では春の野山を彩る山野草ですが、ここでは今の時期に花を咲かせていました。
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by coffeeto2 | 2013-08-15 18:00 | 山野草

青紫色のキクの仲間

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晩秋のフィールドを散策していると、青紫色の花の群落がちょっと離れたところから目につきました。気温が10度を下回るようになり、冬将軍の襲来も間がないと思われるこの頃、目につく花がめっきり少なくなってきましたが、そんな中でとてもよく目立つ存在でした。
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撮影したのはいいものの、はてさて何という種類なのか自信を持って識別することができません。季節柄、ノコンギクかなと思ったのですが、図鑑を見ると舌状花は淡青紫色であるということでかなり白っぽい色合いですから、コンギクというのが当たっているのかもしれません。
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キク科の花は合弁花ということです。中央部の黄色い部分が筒状花というたくさんの花の集合体になるようで、先端の淡黄色の部分が花粉になるものと思います。
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by coffeeto2 | 2011-12-03 20:39 | 山野草

ヒレアザミ

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11月も最後の日曜日になりました。今日訪れたフィールドでは、朝方の気温は3度まで下がっていましたから、もう冬の身支度をしていないと寒くていられません。毛糸の帽子をかぶって、手袋をはめると本格的な冬が来たんだなと実感させられます。
こんな陽気でしたが、ここでヒレアザミの花を観察することができました。
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図鑑で確認したところ、ヒレアザミの花期は5~7月となっていましたから、11月末に咲いているこの花がヒレアザミであると断定するのにちょっとためらいがありました。
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この茎を見ると、いわゆるヒレ状のトゲがたくさん出ています。また、葉の縁にも棘がたくさんあるところから、ヒレアザミで間違いないと思いました。
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by coffeeto2 | 2011-11-27 21:56 | 山野草

日溜りのツワブキ

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二人と一匹で訪れた城ヶ島には、前回紹介したイソギクがとてもたくさん咲いていましたが、このツワブキもひときわ見事な花を咲かせていました。
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ツワブキはキク科の花になります。花を見ると、なるほどキク科だなということが頷けますが、葉だけを見るとキクの葉とは大違いで、正にフキの仲間であることを物語っています。
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by coffeeto2 | 2011-11-12 22:12 | 山野草

城ヶ島のイソギク

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二人と一匹で訪れた城ヶ島には、あちらこちらでイソギクの黄色い花を観察することができました。
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イソギクは、花はとても小さくて、たくさん集まって咲きますから、独特の花姿をしています。葉は厚みがあり、白い羽縁がとても良く目立ちます。
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黄色い筒状花の頭花は約5㎜ほどのとても小さいものになります。イソギクは、関東地方から静岡県の御前崎までの海岸に生える野生のキクになるとのことです。
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by coffeeto2 | 2011-11-10 22:24 | 山野草

アキノノゲシ

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田んぼのあぜ道で、アキノノゲシがクリーム色の小さい花をたくさん咲かせていました。大きなものは1mを超えるほどの高さがあり、茎の先にたくさんの花を付けていました。
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アキノノゲシは、キク科の1~2年草で8~11月にかけて2cmほどの花を咲かせます。花びらの一つ一つが舌状花で、その集合体が一つの花のように見えているとのことです。
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撮影していると、たまたまミツバチが吸蜜のために訪れてきました。
腹部の模様からニホンミツバチになると思います。脚には、たくさんの花粉をつけています。
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by coffeeto2 | 2011-10-02 21:23 | 山野草