男体山に登ってきました。

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暦は早くも11月になりました。カレンダーはあと2枚だけになり、年末までのカウントダウンが始まったような気がします。
文化の日と振替休日が重なった、11月の三連休は紅葉前線の真っ只中で、何処へ出掛けても高速道路の大渋滞が予想されました。でも、晩秋から初冬に向かう季節の移ろいを見てくるには、絶好のチャンスですから、その目的を達成するために、今回は奥日光へ足を運んでみることに決めました。雪が降る前の男体山(標高2,486m)に登りながら、戦場ヶ原で探鳥を楽しんでくれば一石二鳥となりますね。....と、自分なりにかなり都合の良い計画なのですが....これは、戦場ヶ原から振り仰いだ男体山の勇姿です。
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連休初日は、高速道路の渋滞を避けるため、午前3時半頃には自宅を出発し、途中のコンビニで食料などを買い込んで、午前6時前には現地に到着することができました。
登山道入口は、二荒山神社境内のこの登拝門から続いています。でも、神社受付で「例年10月25日で閉山して、今は登山禁止です。」と言われてしまいました。確かに門は閉じられています。ところが、今年は11月の三連休まで入山を認めることにしたとのことで、入山料を収めて入山者名簿に記帳して、門の脇から入山させてもらいました。
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登山道に取り付くと、初めからかなり急な登りが続いています。間も無く、この一合目の石碑が出迎えてくれました。
息を弾ませながら、笹で覆われた林内の道を登りますが、毎日、階段登りで体を慣らしているのに、結構キツイ登りです。気温は5〜6度と冷え込んでいますが、早くも汗ばんできました。
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登山道は、三合目から舗装された林道を歩いて、四合目のこの鳥居のある場所から、また急な登山道に入っていきます。
林道の途中では、朝日に輝く紅葉がとても綺麗でしたが、その様子は次回以降にまとめて紹介したいと思います。
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だいぶ高度を稼いできました。今までは樹林帯の中で周囲の景色は殆ど見られなかったのですが、ここまできたら視界が開け、黄葉に染まったカラマツの斜面越しに、雲海とその向こうに山並みが見えました。山座同定ができませんが、あの山は皇海山(すかいさん:標高2,144m)でしょうか?それとも黒檜岳(標高1,796m)でしょうか?
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五合目まで登ってきましたが、ここには小屋が建てられていました。避難小屋として使われているものでしょうか? それとも、山岳信仰で登る人たちが多いので、そんな人たちの休憩施設として使われているのかもしれませんね。
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雲が流れて、雲海の景色がどんどん変わっていきます。見ていても面白いですね。五合目を過ぎて、視界が開けた場所から見えた景色です。
手前の山の斜面がとても急であることが分かっていただけると思いますが、こんな感じの急登が山頂まで続いていました。思っていた以上に、なかなかタフな山でした。
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六合目から延々と、このような大きな岩のガレ場が続きました。八合目を過ぎて、九合目の手前まで続いていたと思います。時には、両手両足を使って乗り越えなければならないところや、鎖場などもありました。この長いガレ場で、かなり体力を消耗しました。
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ここが七合目になります。ここにも避難小屋というか、掘っ立て小屋が建てられていました。登山道は、相変わらず岩がゴロゴロしたガレ場の連続で、踏み出す一歩一歩がだんだん重くなってきました。
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息が切れます。一息ついて振り返ると、眼下に中禅寺湖が見えました。湖の向こう側に突き出している半島は寺ヶ崎でしょうか。そうすると、その向こうの山は半月山(標高1,753m)になりますね。
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岩陰に、霜柱が大きく伸びていました。ここは、八合目の少し手前です。山肌から滴れ落ちる水が、長さ10cmくらいのツララを作っていましたから、相当に冷え込んでいるわけですね。登り途中の私は汗をかきながら...ですが。
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八合目の祠を過ぎたところで、まだまだ続くガレ場に辟易しながら、ここで小休止をとりました。ザックを外して腰を下ろすと、クタッとなって立ち上がりたくないくらいです。冷たい水が喉にしみました。
眼下の中禅寺湖も、だいぶ広範囲まで視野に入るようになりました。
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さて、この急な階段が曲者です。九合目付近に長く続いていました。やっと石ころゴロゴロのガレ場が終わったと思ったら、今度はこの階段です。歩きやすいように整備してくれているわけですが、足を上げるのも嫌になってしまいます。
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頂上直下までやってきましたが、辺りには溶岩がゴロゴロしています。森林限界を通過したようで、周囲の視界が開けてくれました。でも、この頃にはかなり蔕ってしまい、気息奄々ではないですが、一歩一歩の足取りが極めて重くなってしまいました。
撮影に使用しているカメラはオリンパスのE-M5に12-50㎜F3.5-6.3をつけて、一番広角側で撮影したところ、中禅寺湖と戦場ヶ原が一望できる写真が撮れました。
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日光白根山(標高2,578m)が向こう側に聳えています。その左奥は錫ヶ岳(標高2,388m)で、画面の下に広がるのが戦場ヶ原と小田代ヶ原の大草原です。手前には、赤沼茶屋の駐車場も見える位置で画面に収まってくれました。
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登っている途中で、左側の峰の上に祠が見えたので、あれが奥宮かと思ったのですが、登頂後に足を運んでみたところ、太郎山神社であることが分かりました。祠の前まで行ったら、ちょうど太郎山を背景にしたロケーションに建っていました。
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ここが二荒山神社の奥宮です。祠の前には、参拝者用の屋根まで作られていました。右側に見える建物が社務所ということでしょうか?この脇に建っていた標識柱には、標高2,486mと記載されていましたが、一番高いところは日本刀のモニュメントが建っていた場所でした。
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奥宮の左側には、この矛と剣を持った二荒山大神の銅像が建っていました。雲ひとつない青空をバックに撮影したわけですが、抜けるような青空という表現がぴったりで、そのまま宇宙の星まで見えるのではないかと思うくらいの、澄んだ天空が広がっていました。
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こちらは、山頂からすぐそこに見えた山並みですが、右側が今年の夏に登った女峰山(標高2,483m)です。その時は、ガスに巻かれて周囲の景色は全く見えませんでした。左側は帝釈山(標高2,455m)です。この山は、女峰山から縦走する予定でいましたが、お昼の食料を車に忘れてしまい、敢え無く断念した苦い思い出があります。
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さて、ここが男体山(標高2,486m)の一番高いところに建っていた、日本刀のモニュメントです。太陽の位置がちょうど切っ先に当たって輝いていましたから、近くにいた人にお願いして撮影してもらいました。お陰で、イメージどおりの記念写真となりました。
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無事に山頂に到着できましたが、志津峠へ抜ける稜線に出ると風が強く吹いていて、体感気温が一気に低下しました。慌ててフリースとレインウェアを着込んで凌ぎましたが、山での状況判断は気が抜けません。
少し落ち着いたところで、カメラにパナソニックの7-14mmF4の超広角レンズを取り付けて、周囲の風景を撮影してみました。日光白根山から戦場ヶ原、小田代ヶ原を含めて、中禅寺湖の対岸にある半月山までを画角に納めることができました。
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こちらは、同じ超広角レンズで右端に写っている女峰山(標高2,483m)と帝釈山(標高2,455m)、すぐ隣の大真名子山(標高2,375m)とその影に隠れて小真名子山(標高2,323m)、中央付近に写っている太郎山(標高2,367m)、その左側の山王帽子山(標高2,077m)などの山並みが並んでいますが、左側の奥には燧ケ岳(標高2,356m)も見えています。
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お陰様で、無事に二荒山神社まで下ってくることができました。神社の頭越しに、男体山を仰ぐことができます。思っていた以上に厳しい登りでしたが、天候に恵まれて気分は最高です。
この後、恒例の日帰り温泉(ホテル湖畔亭:タオル付きで500円)に浸かって、今日の疲れを癒してきました。
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# by coffeeto2 | 2013-11-09 06:00 | その他

水元公園の山野草@葛飾

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午後から雨模様という天気予報でしたから、遠出は控えて近場の公園で降られるまで、自然観察をしてくることにしました。こんな場合は、水元公園であれば、我が家から車で30分以内でいけますから、うってつけの場所となります。早めに行って、駐車禁止の規制が掛かっていない外周道路に駐車場所を確保すれば、高い駐車料金を気にすることもなく、ゆっくりと楽しんでくることができます。
園内は、既に秋色濃厚という感じです。葦原は穂が出揃っていて、このセイタカアワダチソウも、黄色い花をたわわに咲かせていました。
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葦原に沿った散策路脇には、セイタカアワダチソウの群落があります。野鳥撮影用の望遠レンズを使って撮影したのがこの写真ですが、むせ返るような黄色い花の群落というイメージを頭の中に描きながら、シャッターを押してみました。
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小合溜に沿った小道には、このピンク色の小さい花をたくさんつけた、イヌタデの大群落もありました。こちらは、草むらにピンク色のじゅうたんを敷き詰めたようなイメージです。
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イヌタデのピンク色のじゅうたんの手前には、このチカラシバの大きな株が、太い花穂をたくさんつけていました。ねこじゃらしのエノコログサのような形ですが、この花穂はずっと太くて大きいですね。
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これが、チカラシバの花穂をアップで撮影したものですが、まるで柄のついたブラシのような形状をしています。
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散策路脇で薄紫色の花を咲かせていたのはヨメナでしょうか? キク科のこの仲間は、同じような形をしていますから、識別するのがとても難しいですね。これは、葉に大きな鋸歯があって、3裂しているように見えますから、ヨメナであると思います。
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こちらもやはりキク科の花になりますが、茎についている葉の形が、上のヨメナとは違う卵状長楕円形をしていますから、ユウガギクではないかと思います。でも、まったく自信がありませんから、間違っていたら教えてください。
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ちょっと薄暗くなった木陰に、薄いピンク色の可愛い花を咲かせていたのは、ミゾソバです。まだ、花は開いていませんが、葉の形が独特ですから、これを見ただけでも識別できそうです。
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小合溜に沿って、上流側へ足を進めると、水草のコウホネがビッシリと水面を埋めていました。葉の大きさの割りには、花茎の先に咲かせた黄色い花がとても小さくて、アンバランスな感じです。
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小さい花ですが、出来るだけ大きく写してやろうと、野鳥撮影用の望遠レンズを向けて、アップで撮影してみました。花弁は5枚で、花の直径は3~4cmくらいしかありません。
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# by coffeeto2 | 2013-11-07 06:00 | 山野草

チョウとバッタ@葛飾

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10月の三連休は、最高のお天気に恵まれて、長野県の戸隠森林植物園でたっぷりと自然観察を楽しんできました。その勢いをかって、次の週末もたっぷり自然観察をしようと意気込んでいましたが、天気予報がよくありません。土曜日の午後から雨が降り出し、日曜日は一日雨という予報です。こんな予報では、とても遠出は望めませんから、土曜日の午前中だけでも雨が降り出す前に自然観察してこようと思い、近場の水元公園へ出掛けてみることにしました。
メタセコイヤの森を抜け、記念広場から小合溜沿いを野鳥観察舎へ抜ける小道に入ったところで、シジミチョウの仲間が飛んで、近くの葉の上に留まりました。早速、野鳥撮影用に担いでいたオリンパスE-5と300㎜F2.8+EC14の組み合わせで、撮影したのがこの写真です。
裏面の褐色の条線がさざ波模様に見えることから、ウラナミシジミと名前が付けられているものと思います。後翅後縁にオレンジ色斑と黒斑が二つ並んでいて、その間から尾状突起が出ているのが分かります。
この黒斑と尾状突起が、それぞれ複眼と触覚に見えることから、敵の眼を欺いているのだそうです。
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付近は、セイタカアワダチソウの花が満開です。ウラナミシジミもその花に留まってしばし吸蜜に時間を費やしていました。ここには、チョウだけではなく、ハナアブやハエの仲間も吸蜜に集まっていました。
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ウラナミシジミの写真を撮影していると、すぐ足下の草むらの中にバッタの仲間がいます。逃げられないように、そっと近づいて撮影しました。
使用したカメラは、オリンパスのマイクロフォーサーズ機であるE-M5と12-50㎜F3.5-6.3の組み合わせで、レンズをマクロモードにセットして撮影したものです。
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二つ並んでいるこのバッタの仲間は、図鑑で確認したところエゾイナゴであるようです。二つ並んだこのペアが♂と♀の番であるのか、兄弟であるのかは分かりませんが、体長は♂より♀のほうが少し大きいようです。
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# by coffeeto2 | 2013-11-05 06:00 | 昆虫

秋ヶ瀬公園の山野草@さいたま

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秋の公園で自然観察を楽しんでこようと思い、我が家から車で1時間弱で行ける秋ヶ瀬公園へ足を運んでみました。一番の目的は、渡り途中の夏の小鳥類を観察することにあつたのですが、なかなか思うような結果を出すことが出来ません。その代わり、たくさんの山野草が秋の彩りを楽しませてくれました。
これは、ヨメナの花です。小さな花ですが、公園の散策路脇にはたくさん咲いていました。後から気が付いたのですが、花の上に小さなクモが乗っていましたが、ハシリグモの仲間のようです。
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広場の草むらを中心に、とても小さな花を穂状にたくさん咲かせていました。よく見ると、小さいながらとても可愛い花姿です。多分、シソ科の花になると思いますが、残念ながら図鑑を確認しても種類の特定が出来ません。....いわゆるアオジソの花になるのかなとも思いますが、種類の特定が出来る方がいたら、ご教授をお願いします。
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草むらの中に、黄色い花が一つだけ咲いていました。他に花は咲いていませんから、これはとても良く見立ちました。後から名前を調べるつもりで、カメラに収めてきました。
図鑑を確認すると、ダイコンソウというのが一番近いと思ったのですが、如何なものでしょうか?
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ゴルフ場と隣接する土手道の脇に大群落を作っていました。白くて小さい花を総状に探せていました。花弁には透明感があり、先端がうっすらとピンク色をしていて、蕊は黄色という彩りですから、とても可憐で乙女チックな花姿であると思います。
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ままごと遊びの「赤まんま」として良く知られているイヌタデが、濃桃色の花穂をたくさん付けていました。群落があると、ピンクの絨毯を広げたようで鮮やかです。
花穂をアップで撮影しようと、マクロレンズを構えて近づくと、花補の上に雨滴に濡れたチャバネアオカメムシが留まっていました。
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イノコヅチの果穂がたくさん並んでいました。でも、これを見つけてもあまり嬉しくないですね。典型的なひっつき虫として、ズボンやシャツにたくさんとり付いてくれます。後から取るのが大変な厄介者ですね。フィールドを歩いていて、これが眼に入ると、避けて通りたくなってしまいます。
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昨夜降った雨で濡れた葉が瑞々しさを感じさせてくれますが、その葉陰を覗き込むと、つる性で白い花弁の先を紫色に染めた、小さな花が並んでいました。これはマメ科のヤブマメの花になります。秋になると平地でも、山歩きをしていても、いたるところで目にすることができる山野草です。
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これもひっつき虫のオオオナモミです。北アメリカ原産の帰化植物ということですが、今ではどこでも普通に見られます。前で紹介したイノコヅチよりもずっと大きな果苞で、引っ付いてもとり易いですから、少しは許せますね。
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芳香剤の香りが漂ってくると、近くにキンモクセイの花が咲いているだろうとすぐに分かります。花姿でなくて、香りだけで識別できる花はそうはないでしょうから、そんな意味でこれは珍しい花と言えますね (^^;;
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ちょっと薄暗い林内で、セイタカアワダチソウの花を見つけました。名前は背高ですが、ここでは控えめな高さで咲いていました。薄暗い場所に生えてしまったから、大きくなれなかったのでしょうか?
日当たりの良い場所で、人の背丈より大きくなるものより、このくらいに咲いているものの方に風情を感じます。
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これも、ちょっと薄暗い林内に咲いていたアメリカセンダングサです。
前に紹介したオオオナモミやセイタカアワダチソウと同じように、これも北米大陸を原産地とする帰化植物です。
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昨夜の雨で、その花穂に水滴をたくさん付けたチカラシバが、重そうに頭を擡げていました。良く見るエノコログサに良く似た姿形をしていますが、こちらの方が花穂の毛が長く、全体的に太くて大きいですね。
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# by coffeeto2 | 2013-11-03 06:00 | 山野草

カナヘビとカタツムリ@さいたま

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秋ヶ瀬公園で、秋の渡りの小鳥類を撮影しようと、この日は朝からカメラを担いで歩き回っていました。今年の夏は平均的に猛暑続きでしたが、残暑はまだ10月初旬のこの時まで続いていたようで、歩き回っていると少し汗ばんでくるような陽気でした。
この辺りなら、ヒタキ類やムシクイの仲間が見られそうだなと思う場所に来ると、ところどころで暫く立ち止まって様子を見ていたのですが、思い掛けないヤブ蚊の襲来に悩まされることの連続でした。
お昼を済ませて、さてこれからどちらへ行こうかと、思案しながら散策路を歩いていると、すぐ脇の草の葉の上で、カナヘビが日向ぼっこしているのが見えました。これはもう、絶対に撮影対象です。逃がさないように、落ち着いてゆっくり三脚をセットして望遠レンズを向けると、これを察したカナヘビは、こちらに一瞥をくれるとすぐに走り去ってしまいました。でも、意外に可愛い目をしていますね。
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こちらの葉の上でも、日向ぼっこをしている個体がいました。今度は気付かれないように後ろに回りこんで、望遠レンズを向けて撮影しました。
何枚か撮影したのですが、顔の表情を写してみたいと思って回り込んだら、その瞬間に逃げられてしまいました。
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これは、ニホンカナヘビになると思いますが、同じ仲間のニホントカゲとよく似た体型をしています。識別ポイントとなるところは、カナヘビにはトカゲのような金属光沢がありません。また、全身を覆うウロコ模様はカナヘビのほうがハッキリしていると思います。
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枯れた草の茎を伝って、大きなカタツムリが移動していきます。撮影したときには気が付きませんでしたが、このカタツムリの貝殻は左巻きになっています。調べてみるとヒダリマキマイマイというのがいるようですが、これがそうではないかと思います。巻貝で、左巻きのもの自体が珍しいそうですから、この写真が撮れたのはラッキーでした。
巻貝の部分の大きさは4cmくらいはありましたから、サイズ的には結構大きなカタツムリでした。
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これも、ヒダリマキマイマイであると思いますが、大きさは上の写真の個体に比べて少し小型で、巻貝の部分は2~3cmくらいでした。この周辺では、同じ種類と思われる個体を、何個体か観察することができました。
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こちらは、さらに小型のカタツムリです。巻貝の大きさは2cm程度でしょうか。.....でも、この個体も巻貝は左巻きのようですから、これもヒダリマキマイマイになるのでしょうか?
上で紹介したカタツムリに比べて、ずいぶん白っぽい色合いですから、これが幼虫と成虫の違いになるのか、それとも違う種類になるのか..? 残念ながら良く分かりません。
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# by coffeeto2 | 2013-11-01 06:00 | 動物

秋の昆虫たち@さいたま

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秋がどっぷりと深まってきたこの頃ですが、10月最初の週末は、近郊の秋ヶ瀬公園で自然観察を楽しんで来ました。まだまだそれなりに暑さも残っている陽気で、この日はヤブ蚊に悩まされながらの散策となりました。防虫スプレーを掛けて予防していましたが、刺されるとこれが意外と痒くて、困りものです。
さて、これはアメリカセンダングサの花で吸蜜するキチョウを近接撮影したものです。この写真はマクロレンズではなく、野鳥撮影用に担いでいたオリンパスE-5と300mmF2.8+EC14の組み合わせで撮影したところ、バックがうまくボケてくれて、キチョウが浮き上がってくれました。
オリンパスのZD(ズイコーデジタル)レンズは、松、竹、梅の3ランクに分けられますが、竹クラス以上のレンズの解像力は秀逸です。キチョウの翅のディテールまで良く再現してくれました。
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葉の上で休んでいたのは、ゴマダラカミキリです。体長は3cmくらいでしたが、白黒のゼブラ模様の触覚が長く、5cmほどもありました。背面は黒色ですが、黄白色の小斑が多数あるところから、ゴマダラの名前が付けられたものと思います。
この写真は、オリンパスE-620と12-60mmF2.8-4の組み合わせで、手持ち撮影したものです。
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これは、E-5と300mmF2.8+EC14の組み合わせで、横から撮影したものですが、やはりバックがうまくボケてくれました。遠近感が出て、カミキリ虫が浮き上がって見えるのが良いですね。
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このヒョウモンチョウの仲間は、後翅の後縁に青色斑のある黒帯があることから、ツマグロヒョウモンの♂であることが分かります。
これ以下に紹介する3枚の写真は、いずれもオリンパスE-5と300mmF2.8+EC14の組み合わせで撮影したものになります。この写真も、超望遠レンズの効果が出て、背景がうまくボケてくれました。
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ツマグロヒョウモンの翅の裏側の全面が見られる写真が撮れました。こんなアングルの写真は、なかなか撮れるものではありませんから、上手く撮れたものだと思います。
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これも、アメリカセンダングサに留まって吸蜜しているところです。前翅に比べて、後翅の裏面の色が薄いことが分かります。
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秋の渡り途中の小鳥類を観察することがこの日の主目的でした。現地でお会いした、あしだち会員のミルフィーユさんから、キビタキが出ていると連絡をもらったので、二人で待ち構えていたとき、飛翔してきたカマキリがクモの巣に引っかかりました。すかさず撮影したわけですが、もしここに獲物を待ち構えていたクモが来たら、どうなっちゃうんでしょうかね?
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これも、キビタキのお出ましを待ち構えていたときですが、チョウが飛来して地面に舞い降りました。他にすることもなく、鳥の出現もありませんでしたから、早速撮影対象としてカメラを向けたところ、翅が大きく欠損し、だいぶ痛んでいますが、目玉模様が目立つヒカゲチョウでした。
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ヤブ蚊の襲来を受けながら、小鳥類の出現を待ち構えていたところ、すぐ足元にコオロギが動いていました。薄暗い環境で、慌てて撮影していますから、ピンボケ、手振れの写真になってしまいましたが、エンマコオロギのようですね。
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# by coffeeto2 | 2013-10-30 06:00 | 昆虫

赤い実と昆虫@戸隠

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10月の三連休に長野県の戸隠へ足を運び、森林植物園を中心に自然観察したり、山登りを楽しんできたわけですが、これまで数回にわたってその結果を紹介してきました。撮影してきた写真の全てを紹介することができませんが、コーヒー党の野鳥観察とこの自然観察で、できるだけ紹介してくることができましたから、一応、戸隠シリーズは、今回をもって終了にしたいと思います。....ということで、まずはこの赤い実を紹介します。
これは、みどりが池から高台園地へ向かう途中か、高台園地から外周路を鏡池方向へ歩いているときに見たと思いますが、散策路の脇にいくつかの実を見つけました。イチゴの仲間であろうと思いましたが、このような形のものは始めて見ました。それにしても、面白い形をしています。とりあえず写真に撮影して、後からゆっくり調べてみることにしました。
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図鑑を調べたら、すぐに分かるだろうと思ったのですが、イチゴの実から調べるというのは、これがなかなか手ごわい相手でした。キイチゴの仲間まで幅を広げて調べてみたのですが、なかなか分かりません。
葉の形が丸いことと時期的なことも勘案して、マルバフユイチゴではないかと思います。
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連休二日目に、戸隠山へ登ってきました。戸隠神社の奥社から登山道に入るのですが、社務所のすぐ脇に登山届けを入れるポストがあります。記入する人が何人もいて驚きましたが、届出用紙を投入して歩き始めたところ、社務所のすぐ裏側にこのナナカマドの実が生っていました。とてもたわわに実っていましたから、すぐに写真撮影の対象になりました。
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これがそのナナカマドの木ですが、とてもたくさんの実を付けています。
奥社まで参拝に来ている人は、とてもたくさんいたのですが、残念なことに社務所の裏側ですから、人目につかなかったと思います。見ることができたのは、山登りの人だけだったと思います。
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赤い実をちょっと斜めに傾げて付けていたマムシグサは、外周散策路を歩いていたときに見つけたものです。この辺りでは、鳥の出が良くなかったので、自然と植物観察に眼がいってしまいました。
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こちらのマムシグサの実は、入口広場にあったものです。葉は既に枯れてしまっていますが、実だけはしっかりと実らせていました。
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連休初日に鏡池まで足を伸ばしたところ、池の周辺に生えていたゴマナの花に吸蜜?に来ていた甲虫を見つけました。全体が暗緑色で、淡褐色の斑がいくつかあります。図鑑を調べてみたら、コアオハナムグリであることが分かりました。
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ゴマナの花は、直径が1cm程度しかありません。キクの仲間としてはとても小さい花であると思いますが、散形花序として、たくさんの花を咲かせていました。コアオハナムグリは吸密なのか花粉を食べにきているのか...?
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こちらは森林植物園の園内に設置された、案内板に取り付いていたカメムシの仲間です。案内板が白色に塗装されていましたから、撮影するときの露出補正に苦労してしまいました。左側の触覚が欠損していますが、図鑑を調べてみると、全体的に緑色味がある暗紫色の色合いと、体型からナシカメムシであろうと判定しました。
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ナシカメムシは、分類上、カメムシ目の中のクヌギカメムシ科に属します。図鑑によれば、体長は10~13mmということで、サクラやナシの仲間を食草とすると解説されていました。
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# by coffeeto2 | 2013-10-28 06:00 | その他

戸隠山の登山に挑戦

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10月の三連休は、野鳥観察をしたり自然観察をするのにもってこいの時期ですから、以前からどこへ出掛けようかと思案していました。私なりに、候補地を3か所ほどに絞っていましたが、直前まで決めかねていました。最終的に戸隠へ行けば、森林植物園で野鳥と自然観察が楽しめるほか、未踏の戸隠山へ登ってくる楽しみもありますから、ここに決めました。三連休の初日は、園内で自然観察を楽しんできましたが、二日目は朝食を済ませてから戸隠山の山登りに挑戦してきました。
これは、「森林学習館もりのまなびや」のすぐ脇から、みどりが池越しに険しい岩山が続く、戸隠連山の山並みを撮影したものです。一番左端が戸隠山(標高1,904m)で、右側の少し高くなっているところが九頭竜山(標高1,883m)です。この山並みを歩いてきたわけですが、この険しい山並みをよく歩いてきたものだと、我ながら感心しています。
少し離れてその右奥に見える山は、五地蔵山(標高1,998m)になると思われます。
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戸隠山へ登るには幾つか登山道がありますが、戸隠神社の奥社から続く登山道を登るのが、一般的なコースのようです。駐車場のある奥社入口から入って、参道に沿って1kmほど歩みを進めると、この朱塗りの隋神門が見えてきました。
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隋神門を過ぎると、奥社への参道はこのような杉並木へと変わります。とても太い杉の木が林立している、これだけでも何かありそうな厳かな雰囲気です。
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石段を登った鳥居の奥にある建物が、戸隠神社の奥社になります。ここに参拝して、登山の安全を祈願してきましたが、その奥に見える岩山が戸隠連山です。厳しい山行が予想される山容です。登山カードに記入してから、山道に取り付きました。
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登山道に取り付くと、間もなくこの険しい山並みが目に入ってきました。戸隠山は、とても険しい岩山であるという事前情報はありましたが、実際、このような岩山の姿を見ると、先行きに緊張感が募ってきます。
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この写真は、岩壁の下に穿たれた登山道ですが、百間長屋という名前が付けられています。実は、この下に五十間長屋という場所があって、小休止をとってきましたが、百間長屋は通り越してから振り返って撮影しました。
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戸隠山は、とても険しい岩山であるということは、事前に情報を収集して分かっていましたが、実際に登ってみると、本当に鎖場の連続でした。
ここは、垂直に登った後、鎖を伝って横にトラバースし、また垂直に近い登りが続く難コースです。
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戸隠山は、黄葉や紅葉で色づいています。この写真の右下に、急斜面に取り付く登山者の姿が映っていますが、左上のあの峰の頂まで登らないと、次の難関である蟻の塔渡しに進むことができません。ここは、厳しい岩肌をひたすらよじ登ることになりますが、頑張って進みます。
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厳しい岩山の登りの途中で、本院岳(標高2,030m)から西岳(標高2,053m)方向を望むことができました。こちらもかなり厳しい山並みが続いています。
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厳しい岩山への登攀途中で、振り返って見ると、昇り始めた朝日に霞むように、怪無山(けなしやま:標高1,549m)、瑪瑙山(めのおやま:標高1,748m)に続く、飯綱山(標高1,917m)の穏やかな山並みが見えました。向こうの山の方が、遥かに登りやすいように見えます。
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有名な蟻の塔渡しに至る直前の山肌を登る鎖場です。ほとんど垂直に近い山肌を登りますから、三点支持で登攀するといった余裕はありません。鎖をしっかりと握って、自分の脚力を信じてひたすら登り切りました。
実は、この直前に5cmほどの落石が顔に当たり、出血するというアクシデントが発生しました。幸い大したことなく、救急テープでしのぐことができましたが、このような岩稜では足元ばかりではなく、上も注意しなければなりません。
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ここが、戸隠山を登る途中の一番の難所である、「蟻の塔渡し」です。
切り立った尾根の幅は50cmほどしかありません。一番狭いところでは、20cmほどしかなかったと思います。三点支持で四つん這いになって渡りきるといわれていましたが、私はその高度感に耐えきれず、尾根に跨っていざる様に渡り切りました。
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蟻の塔渡しに四苦八苦しながら何とか渡り切って、よじ登ったこの場所は、八方睨みと呼ばれる峰の頂です。この場所に設置された表示板越しに、西岳(標高2,053m)から第一峰(標高1,989m)方向を撮影してみました。
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八方睨みから戸隠山へ向かう途中に、振り返ってみると、先程渡り切るのに大変往生した、蟻の塔渡しの切り立った岩稜が望めました。渡っている途中では、怖くて下を見ることも出来ませんでした。こうしてその全景を眺めると、よく渡ることができたものだと、我ながら感心してしまいます。滑り落ちたら、ひとたまりもありませんね。
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やっと戸隠山の山頂に登頂することができました。思った以上に疲れる行程でした。まだ予定コースの半分も来ていませんから、先が思いやられますが、ここまで登り切ることができて、それなりに達成感を味わいながら、記念写真のシャッターを押して貰いました。
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戸隠山の山頂からは、その奥に聳える高妻山(標高2,353m)が良く見えます。元気な人は、戸隠山から縦走して一日で両方登ってしまう人もいるようですが、今の私にはちょっと無理ですね。ここから、九頭竜山(標高1,883m)を経由して、一不動から戸隠牧場へと下ります。
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これから進む九頭竜山(標高1,883m)方向を撮影したものですが、険しい岩稜であることが伺える山容です。遥か向こうの左奥に見える山並みは、黒姫山(標高2,053m)になります。
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こちらは、振り返って西岳(標高2,053m)から第一峰(標高1,989m)方向を撮影したものです。手前の左側に見える台形の峰が、先ほど登ってきた八方睨みになります。
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ここからは、稜線の上を辿りながら一不動避難小屋を目指し、下山路へ取り付くことになりますが、その途中で、戸隠神社奥社とそこに続く杉並木が上から俯瞰できました。
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九頭竜山(標高1,883m)の山頂は予想外に狭い場所でしたが、そこで昼食をとることにしました。10人近くの登山者が腰を下ろすといっぱいのような場所です。食事を済ませてさらに稜線を先へ進むと、白馬岳とそれに続く北アルプスの山並みが見えました。今年の夏はあの山の上を縦走してきたんだなと、懐かしく思い出しながら写真に収めてきました。
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稜線上で何度かアップダウンを繰り返しながら、一不動避難小屋に到着です。ここまで来れば、後は戸隠牧場へ向けて下るだけです。予想以上に険しい山でしたから、避難小屋が見えたときには、ほっとしました。
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ここが今日のコースの中で唯一の水場です。氷清水と名前が付けられていました。茶碗も置いてありましたから、美味しい水を一杯飲もうと思います。でも、水の出が少なくて、本当にチョロチョロとしか流れていません。茶碗に半分も溜まらないうちに、待ちきれずに飲み干してしまいました。
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山容の険しい戸隠山は、最後まで気を抜かせてくれません。下りの山道も鎖場の連続でした。ここは、斜めになった岩肌をトラバースするように横切らなければなりませんから、とても歩きにくい場所でした。
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滝のように流れ下るすぐ脇の岩肌が登山道です。手掛かりが何もありませんから、鎖がなければ通過できません。
岩肌が濡れていなかったので、滑らずに下ることができました。
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やっと下ってきました。ここが戸隠牧場です。あの険しい山並みを、無事に歩き通すことができましたから、とても疲れましたが、ここまで来れば安心して、足取りも軽くなりました。
この後は、戸隠神告げ温泉湯行館(600円)に浸かって、疲れを癒してきました。気持ち良かったですよ〜 ^o^
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# by coffeeto2 | 2013-10-26 06:00 | その他

秋の山野草@戸隠

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戸隠森林植物園へ足を運んだのは、10月の三連休でしたから紅葉が始まり、天候にも恵まれて散策する人がとても多かったように思います。戸隠神社の周辺には、それでなくても観光客がたくさんやって来ますから、車を停める場所を確保するのが大変ですね。私は、連休初日の午前4時前に都内の自宅を出発して「森林学習館もりのまなびや」の前の駐車場に到着したのが午前8時前でしたから、スンナリと駐車することができました。おそらく、10時前後に到着した人は、駐車場に空きを見つけるのも大変だったろうと思います。
森林植物園では、散策する人が多くて、鳥の出が悪かったように思いますが、秋の山野草はたくさん観察できました。鏡池から戸隠山の険しい山容を撮影したいと思い、足を伸ばしてみたところ、このヨメナの花がたくさん咲いていました。
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ヨメナの花をアップで撮影したのですが、ブレてしまっています。風があって花が揺れるのが気になっていましたが、そのせいばかりではなく、私の手振れも重なっているのではないかと思います。綺麗な花に免じて、ご容赦をお願いします。
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こちらも、鏡池の周辺で撮影したアキノキリンソウです。茎の先に、総状にたくさんの花をつけています。アワダチソウという別名もあるようですが、その謂われは良く分かりません。花期は8月~11月とされていますから、盛夏のころから良く眼にしていました。さすがに今の時期は、花が萎れはじめた株もあり、そろそろ花の盛りも過ぎてきているように思えました。
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アキノキリンソウは高さが30cmから、高いものでは80cmくらいにもなります。背の高い株が群生していれば、見事な風景になりますが、この株は単独で花を咲かせていました。
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「森林学習館もりのまなびや」の直ぐ目の前にみどりが池がありますが、池の脇から高台園地へと向かう探鳥路を歩いていた時、この白い花を咲かせたキクの仲間が目につきました。写真に撮っては見たものの、はてさてこのキクは何でしょうか?
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キクの仲間は種類がたくさんある上、みな良く似ていますから、いつも識別に困ってしまいます。撮った写真を手がかりに、図鑑で見比べながら種類を特定していますが、花の咲く時期と葉の形なども勘案して、イナカギクかシロヨメナのどちらかではないかと行き着きましたが、さてどちらでしょうか?図鑑の解説では、シロヨメナの頭花は、イナカギクより小さくて舌状花はやや細いとされていますから、この花はイナカギクになるのかなと思いますが.....?
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さて、こちらはアザミの仲間ですが、アザミも種類がたくさんありますね。どうもキク科の花は識別が難しくて苦手です。この花は、鏡池へ行く途中にある、天命稲荷の近くで撮影したものですが、長さは20cmくらいしかありませんでした。
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投下の総苞はほぼ球形で、総苞片が反り返るという特徴、茎葉は披針状楕円形で基部は狭く、茎を抱かないなどの特徴から、ナンブアザミではないかと思いますが、違っていたらご指摘をお願いします。
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散形状に咲いていた、小さくて白いキク科の花に、甲虫が留まっていました。背面は緑色味のある黒褐色ですから、コガネムシ科のコアオハナムグリであると思います。
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このキク科の白い花は、直径1.5cmほどで、散形状にたくさん咲かせていました。山地の草原に生える多年草のゴマナであると思います。
葉の形が、ゴマの葉に似ているところからこの名前が付けられたものと思います。
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さて、こちらはミズバショウ園の散策路を歩いていた時に、木道のすぐ脇に生えていたものです。雄しべの長い、小さな白い花を複数散形状に咲かせていたこの花は、ヤマゼリになると思います。
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ヤマゼリは、山地の林内に生える多年草ということですが、ここ戸隠森林植物園を歩くと、至る所で目にすることができました。茎は中空であると図鑑に解説されていました。花期は、7月~10月になるようです。
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連休2日目に戸隠山に登ってきたのですが、その途中で撮影したのがこの花です。キク科の花であることは分かりますが、中心部が褐色に変色していますが、これはヤマハハコになると思います。
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ヤマハハコはキク科の多年草で、高さが60cmほどになります。花期は8~9月とされていますから、撮影した時には既に花期を過ぎていたものになると思います。
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# by coffeeto2 | 2013-10-24 06:00 | 山野草

ニホンザル@戸隠

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今年の10月の三連休は、長野県の戸隠に山篭りして、どっぷり自然に浸かってきました。連日好天に恵まれ、爽やかな陽気の中で、自然観察には申し分のない状況を提供してくれました....とはいっても、夜間はそれなりに冷え込んできますから、防寒対策も必要です。
私の愛車(エクストレイル)は、後部座席をたためば、セミダブルベッド程度の広さが確保できますから、車中泊をするには好都合です。先日、白樺峠で蔕ってしまったサブバッテリーを新品に交換して、電気毛布を利用していますから、真冬の雪の中でも大丈夫なのですが、今回は寝袋に包まっていたら、夜中に暑くて眼が覚めてしまいました。
戸隠神社中社の近くには、戸隠神告げ温泉湯行館 (ゆにいくかん) という日帰り温泉施設がありますから、利用しない手はありません。....というわけで、今回は、連休中日に奥社に参拝しながら戸隠山登山を楽しみ、神告げ温泉で汗を流すこともできました。
ところで、初日に戸隠森林植物園を散策していたとき、夕方遅く散策する人の姿も途絶えた頃、散策路周辺に猿の群れがやってきて、暫く撮影対象になってくれました。これは、散策路の杭の上に腰を下ろして、お尻を掻き始めた余裕たっぷりのニホンザル君です。
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最初に猿の存在に気が付いたのは、この樹上の猿を見つけたことによります。餌を探している様子もなく、枝の上でジッとしたまま辺りの様子を伺っているようでした。群れの見張り役として周囲の様子を伺い、異常があれば大きな声で仲間に注意するよう、警戒音を発する役目だったのでしょうか?
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三脚の上に望遠レンズを乗せて、猿の撮影に夢中になっていましたが、この猿君は、私と眼と目が合っても逃げる様子もなく、まったく無警戒の状況です。私のことを、群れの安全を害する対象とはみなしていないようでした。
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間もなく、猿の群れがやってきました。キャッ、キャッと鳴き交わしたり、枝から枝へバサバサ、ガサガサと飛び移ったり、とても騒がしい状況になってきました。どうやら、この辺りが猿の群れの餌場になっているようでした。気が付くと、近くの木の枝にとても小さい子供の猿がやってきました。2頭いるようで、ジャレ合ったり、追いかけっこをしていましたが、猿の世界でも、子供は可愛いですね。
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木の上のほうでは、大人の猿が餌を見つけたようです。ヤマブドウでしょうか?房ごと手で取って、美味しそうに食べ始めています。
この辺りの木の上には、ご馳走がたくさんあるようですから、猿たちにとってはレストランともいえる、とても良い餌場なのでしょう。
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こちらの猿君は、やや傾いた幹に腰を下ろし、ポリポリと何か木の実のような物を囓りはじめました。ヤマブドウだけではなくて、この辺りには猿が餌とすることができる山の幸が、たくさん生っているようです。
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今まで囓っていた木の実を、口から離しました。何を囓っていたのか、確認する良いチャンスですが、ちょっと遠いのと、猿の手の中に隠れてよく分かりません。
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仲間と追いかけ合いをしていたこの個体が、牙を剥き出して鳴き始めました。吠えているという表現の方が適切かもしれません。手前の葉に隠れて、顔が良く見えませんが、あんな牙で噛まれたら堪りませんね。
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# by coffeeto2 | 2013-10-22 06:00 | 動物