<   2013年 05月 ( 15 )   > この月の画像一覧

柳沢峠~黒川鶏冠山

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野鳥撮影のために山へ入りましたが、その日のうちにほぼ目的の野鳥を撮影できました。それで峠で車中泊をして、翌日は黒川鶏冠山に登ってきました。これは、見晴らし台から撮影した大菩薩嶺と富士山の勇姿です。
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峠の周辺には、このフモトスミレと思われますが、とてもたくさん咲いていました。
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側弁基部にはたくさんの毛があります。フモトスミレで良いと思いますが、ヒメミヤマスミレの可能性もあると思いました。
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ここが柳沢峠から黒川鶏冠山へ至る登山道の入口です。この階段を上って登山を開始しました。
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入ってすぐのところに、このブナの道案内図がありました。東京都水道局が建てた案内図であるようです。
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ブナの道案内図のあった場所はこんな風景です。ここからブナの道を通って山道に取り付きます。
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案内図の中に表示されていた梅ノ木尾根に至りましたが、こんな標識が立っていました。
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梅ノ木尾根から六本木峠へ向かっていた途中に、こんな苔むした岩々がありました。なんだか八ヶ岳の山を思わせるような風景だと思いながら撮影しました。
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ここには、ハシリドコロの群落がありました。
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ハシリドコロは、こんな暗赤紫色の花を咲かせていますが、アルカロイド系の猛毒植物であるようです。
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登山道の脇に生えていたネコノメソウの仲間です。約が橙赤色から淡橙黄色であるところから、ミチノクネコノメソウであると思われます。
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ミチノクネコノメソウは、この辺りに群落を作っていました。
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白い花弁と暗赤色の葯がとても美しいコントラストを見せてくれるヒゲネワチガイソウです。
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山道のいたるところで、このヒゲネワチガイソウを観察することができました。
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間もなく六本木峠に到達しました。右に行けば大菩薩嶺に至りますが、今日は左側に道をとって、鶏冠山を目指します。
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登山道の途中には、こんな根っこの張り出した道がありました。歩きにくいことこの上ない道でした。
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山道を登る途中で車が通れるような林道を横切ると、間もなく鶏冠山(黒川山)と示された標識が立っていました。周囲の見晴らしが利きませんから、ここから見晴らし台方向へ向かいます。
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見晴台まで来ました。ここまで来ると、一番最初に紹介した大菩薩嶺と富士山の勇姿が間近に望めましたが、遠くに南アルプスの山並みが美しく見渡せました。
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目線をやや右側に移すと、奥秩父の山並みが見事です。国師ヶ岳、金峰山、瑞牆山などが見渡せました。
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見晴台から鶏冠神社方面へ山道を辿っていくと、アセビの樹にこんなに見事な花がたわわに咲いていました。
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こちらが鶏冠神社の祠です。直ぐ前に鶏冠山(標高1,718m)の標識が立っていました。
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鶏冠神社は岩峰の頂にありましたが、そのすぐ裏側には、イワカガミの小群落がありました。
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ピンク色のイワカガミは、蕾の状態のものがまだたくさんありましたから、まだ咲き始めたばかりであると思います。
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鶏冠神社の祠の前から撮影したものですが、このように枯れ木の向こう側に奥多摩の山並みが見えました。
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鶏冠神社から来た道を戻ってきたところ、往路では気が付かなかったフデリンドウが目につきました。
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登山道の脇の笹の葉の上に紅い色が目につきました。ベニボタルの仲間であると思います。
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コケの間に薄紫色のスミレが1輪顔を出していましたが、タチツボスミレであると思います。
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タチツボスミレは、花弁の内側に毛が生えていません。
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朝早く登ってくるときには、花が開いていなかったのですが、昼過ぎに山道を戻るとこんなに可愛いヒメイチゲの花がたくさん目につきました。
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ヒメイチゲはキクザキイチゲはアズマイチゲと同じキンポウゲ科の山野草ですが、とても小さくてともすれば見落としてしまいそうな可愛い花です。登山道の途中で目にすることができました。
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これは、ミヤマカタバミです。やはり朝方登っている途中では蕾ばかりが目立ちましたが、帰り道では見事に花開いていました。5弁の花弁には紫色の筋があるところが特徴です。
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これはセントウソウであると思います。平地では3月頃から花を見ることができますが、ここは標高が高いですから、5月の今の時期に咲いているものと思います。
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このスミレは、葉が細かく5全裂しているところから、ヒゴスミレであると思われます。同じ仲間のエイザンスミレより、葉が細く分裂しています。
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登山道を戻ってきたら、チョウが翅を広げていました。よくみるとキベリタテハです。翅が大分痛んでいることから、昨年の秋に発生した個体が、成虫越冬したものと思います。まさか、こんなところで観察できるとは、思ってもいませんでした。
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花弁が白いスミレも咲いていました。葉が丸い形をしているところから、マルバスミレであると思います。
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by coffeeto2 | 2013-05-30 21:29 | その他

斜面一杯のヤマイワカガミ@鳴神山

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群馬県の桐生市にある鳴神山には、カッコソウというここでしか見られない山野草が咲いているということで、足を運んできました。しかし、そればかりではなく、他にもたくさんの山野草を観察することができました。これは、そこで観察することができたイワカガミです。
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鳴神山の山頂で、鳴神山愛する会のH会長と知り合うことができましたが、会長はカッコソウの群生地のほか、ヤマシャクヤクやこのイワカガミの群落を案内してくれました。
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鳴神山の北側斜面の標高650m以上の場所に、イワカガミの群落はありました。
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この前日は、雨模様でしたから晴天が広がったこの日は、まさに観察日和となりました。
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ここ鳴神山に咲くイワカガミは、全てが白い花弁を持っていました。ピンク色の花弁を持った花がないことがむしろ異様に感じました。
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H会長が案内してくれたのは、地図には載っていない山道でした。ここを歩かなければ、この白い花のイワカガミの群落を観察することはできません。
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この白い花弁を持った花は、ヤマイワカガミであるとのことです。萼は5枚であるところが特徴となるようです。
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この鳴神山に、白い花のヤマイワカガミが群生していることはあまり知られていません。こんなに沢山の花が咲いているのに、知られていないのが返って不思議に思えるほどでした。
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イワカガミには、いろいろな亜種が知られています。オオイワカガミ、コイワカガミなどたくさんありますが、このように白い花のイワカガミもその中のひとつになると思います。
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by coffeeto2 | 2013-05-29 06:37

絶滅危惧種のカッコソウ@鳴神山

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山歩きが面白くなってきて、どこへ登ろうかと色々調べているうちに、群馬県の桐生市にある鳴神山にカッコソウという世界中でここにしか生育していない山野草があることを知りました。絶滅に瀕しているため、保護されているということです。これは早いうちに見に行かなければと焦りを感じ、5月12日(日)に出掛けてきました。
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鳴神山には、カッコソウを保護するため、2か所の保護地があります。
一つは南側の肩の広場の直下、もう一つは北側の裏の肩の直下です。
この写真は、裏の肩の保護地の状況を撮影したものですが、スギ林の斜面一面にカッコソウが花を咲かせていました。
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鳴神山の山頂で、鳴神山愛する会のH会長とお知り合いになり、カッコソウについていろいろと教えていただくことができました。そして、この裏の肩の保護地に案内してもらった時、50年前からここでカッコソウを移植して保護活動をやってきたFさんを紹介していただきました。Fさんは80歳になるということですが、とてもお若くて現役バリバリの活動をされています。
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Fさんから聞いたところでは、カッコソウは鳴神山の半径1.5キロくらいの範囲でしか見ることができない植物であることを教えていただきました。そして、その繁殖は種ではなく、根で増えていくということを教えていただきました。
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Fさんが子供の頃は、普通に沢山見られた山野草であるようですが、今ではめっきり数が減ってしまい、この保護地にほかにほんのわずかに残っているだけであるとのことです。
根を掘り出して移植するわけですが、その方法と移植の時期が分からず何年も時間を要したそうです。
その結果、11月頃に爪楊枝程度の根を掘り出して移植するのが確実に繁殖させることができる方法であったようです。
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H会長やFさんの弛まぬ努力の成果で、私たちは今ここでカッコソウを見ることができる訳ですから、大いに感謝申し上げなければなりません。
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カッコソウはサクラソウ科の山野草です。葉は広円形で直径が5cm以上あります。花茎は長く、葉柄とともに白い毛が密生しています。
図鑑によれば、花冠は紅紫色で花喉部は濃赤褐色とされています。でも、ここで観察したものは、色が淡いものから濃いものまで、3種類ありました。Fさんによれば、この花の色が昔からここにあったものであるようです。
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この鳴神山のカッコソウが絶滅することがないよう、愛する会では有料でバッチを頒布しています。そのお金が保護活動に生かされるということですので、後世まで残ってくれることを願い、購入させていただきました。
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by coffeeto2 | 2013-05-25 19:46 | 山野草

ヤマシャクヤク@鳴神山

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鳴神山へカッコソウを観察に行ったのは、5月12日(日)のことでしたが、この日山頂で知り合った鳴神山愛する会のH会長に案内してもらって、このヤマシャクヤクを撮影することができました。
会長には「好きです♥鳴神山」の丸いバッチを500円で分けてもらいましたが、登山道を整備するための費用に充てられているとのことでした。以来、私のリックサックに付けさせてもらっています。
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ここは、登山道から外れた山の斜面ですが、立木の根元に数株のヤマシャクヤクが咲いていました。その他にも花の咲いていない株が何株かありました。
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今まで、花壇でしか見たことがなかった山野草です。自然の姿で見たのは初めてですから、これを撮影できたのは予定外の出来事でした。H会長さん、本当にありがとうございました。
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木漏れ日が差し込んでいるヤマシャクヤクの花を真上から撮影したものです。白い花弁の中に黄色く見えるのが雄しべで、濃紅色に見えるのが雌しべでしょうか? その色合いがとても綺麗だなぁと、感心しながら撮影しました。
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図鑑によれば、葉は2回3出複葉と解説されていました。裏面は帯白色ということですが、残念ながら現地では確認していません。また、果実は袋果で赤く熟すということですから、その時期にはまた見たいものだと思います。
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by coffeeto2 | 2013-05-23 22:15 | 山野草

ヤマブキソウ@鳴神山

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世界中で鳴神山にしか生育していないカッコソウを観察しようと足を運んだのは5月12日(日)のことでした。当初は、その前日にあしだちの仲間を誘って見に行くことにしていましたが、生憎の空模様となってしまい、中止せざるを得ませんでした。でも、この機会を逃すわけにはいきませんから、翌日単独で出かけてきました。
この日は朝からお天気に恵まれ、絶好の山歩き日和となりましたが、たくさんの山野草もあわせて観察することができました。これは、そのときに撮影したヤマブキソウです。
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朝方、登山口を歩き出すときには、前日の雨が雨粒となって、草むらを歩くと靴がびっしょり濡れてしまうような状況でした。渓流に沿った登山道を歩いていくと、所々にヤマブキソウの株がありましたが、いずれも蕾をしっかりと閉じてうつむいているような状況でした。これは、日が昇ってこなければ花は開かないのでしょう。登り途中の撮影はあきらめ、午後に下山してくるときに撮影することにしました。
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早朝からの半日を目いっぱい観察に費やし、早めに昼食をとって山を下り始めると、谷川筋の森の中にも眩しいほどの日が差し込んでいました。そんな木漏れ日を浴びて、ヤマブキソウがきらきらと輝くように花を開いていました。
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日の当たらない山の斜面にも、一面にヤマブキソウの群落が広がっている場所がありました。春先に黄色い花を咲かせて山を彩るヤマブキは、バラ科になりますが、今の時期に山を彩るヤマブキソウはケシ科に属する山野草です。
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このヤマブキソウは花弁が4枚ですが、春先に咲くヤマブキは花弁が5枚であるところが異なります。
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このところ、山を歩いていてもヤマブキソウを見る機会は少なくなってしまったように思います。ここ鳴神山のように、まだ群生している場所もありますが、次第に少なくなっていくのは寂しいものです。この黄色く輝くヤマブキソウも、後世に残していきたい山野草のひとつです。
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by coffeeto2 | 2013-05-22 12:50 | 山野草

鳴神山に行ってきました。

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山登りにはまりつつあるこの頃ですが、花が見られる山をいろいろ調べていたら、桐生の鳴神山にカッコソウという山野草が、この山限定で咲くことを知りました。これは、是非登って見なければと、5月11日(土)にあしだちの有志を誘って出掛けることにしていましたが、生憎の天気予報となってしまい中止せざるを得ませんでした。しかし、この時期を逃したら来年まで見ることはできません。その翌日はあしだちの定例探鳥会の当日でしたが、一人で足を運んできました。
これは林道を登り詰めて、車を駐車させた登山道入口の風景です。午前6時30分頃に到着した訳ですが、数台止められる駐車場所には既に先着がたくさんいて、空きは1台分しかありませんでした。でも運よく、私の車を駐車させることができました。
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この日は、思いもかけずたくさんの山野草を撮影することができましたから、全てを1回で紹介することはできません。それで、初めは歩いてきたコース紹介と大まかな山野草を紹介して、次回からそれぞれの山野草について紹介することにしたいと思います。これは登山道入口から見上げたところに咲いていたのフジの花です。まるで、山が藤色に染まっているようです。
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登山道の入口で振り返って登ってきた林道方向を撮影したものです。昨日の雨模様とは打って変わって、今日は登山日和に恵まれたようです。
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登山道に入って、最初に出迎えてくれたのがこのウラシマソウです。
浦島太郎が魚を釣るために釣り糸を垂れているように、長いひげを伸ばしています。
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登山道の上にはこのようにフジの花が垂れ下がっていました。花いっぱいの山登りを歓迎してくれるような嬉しい風景です。
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登山道から暫く登っていくと、鳴神山自然探勝路の標識が立っていました。ここまでは割合広い道がありましたが、ここからは細い山道となる探勝路に変わります。
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探勝路に取り付いたところですが、鳴神・吾妻ハイキングコースの標識が出ています。こんな登山道を暫く登っていきます。
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だいぶ登ってきましたが、登山道は次第に岩がゴロゴロするような渓谷の道に変わってきました。
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中間点の標識がありました。天気は良いし、脚は軽やかに進みますから、とても快適な山歩きになりました。
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大きな岩の下に、こんなハルトラノオの花が咲いていました。
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登山道の脇の草むらに、昨夜の雨に濡れたチゴユリの花も観察することができました。
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これはユキザサでしょうか?未だ花が開かず、蕾のままですが、登山道の沢沿いにたくさん見つけることができました。
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ふと前方の岩肌を見ると、大きな穴が開いていました。高さは1メートル弱くらいです。熊が冬眠する穴でしょうか?思わず恐々覗いてみましたが、中には誰もいませんでした。熊はお留守のようでホッとしました。
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沢を登り詰めて、いよいよ、尾根道に続く最後の登りにさしかかりました。新緑の道を辿っていきますが、とても気持ちの良い登りです。
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やっとのことで尾根道に辿り着きました。ここは神社下の肩の広場と呼ばれているところです。カッコソウの群生地は2か所ありますが、南側の群生地はここから2~3分ほど下ったところにありました。
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これが初めて見るカッコソウです。これを見るためにわざわざ出掛けてきた訳ですから、スギの枯葉が散り敷く山の斜面に、ピンク色の綺麗な花が見えた時には感激しました。
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保護されているカッコソウの群生地の脇には、このルイヨウボタンも花を咲かせていました。花は薄緑色をしていてあまり目立ちませんが、これも初夏を彩る山野草の一つです。
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鳴神山の神社に向かってこれは右側の狛犬です。狛犬というよりもオオカミのような姿をしています。
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こちらは向かって左側の狛犬です。奥に見えるのが神社の鳥居です。
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神社の脇を抜けて、さらに山頂を目指す山道に取り付いたところで、このフジスミレの群落がありました。葉が卵形で、独特の白い斑が入るところが特徴です。
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鳴神山は、桐生岳と仁田山岳の双耳峰です。これは山頂のすぐ下にあった標識ですが、高い方の桐生岳の山頂は右へ道をとります。左側に進むと裏の肩と呼ばれている、カッコソウの北側の保護地に至ります。
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山頂直下にはミツバツツジが見事に花を咲かせていました。
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ここが鳴神山(標高980m)の山頂です。昔から信仰の山とされていたようで、いくつもの祠が置かれていました。
ここで偶然ですが、鳴神山愛する会のH会長と出会うことができました。この後、会長の案内でイワカガミの群落やヤマシャクヤクの咲く場所まで連れて行ってもらうことになりました。
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これは、鳴神山の山頂の標識です。この日は、晴れていましたが周囲に雲が広がって遠望が利きません。H会長の話では、ここから日本100名山のうち14座が確認できるということです。東京スカイツリーも見えるようですが、この日は残念ながら雲が広がって見ることはできませんでした。
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山頂に咲いていたヤマツツジです。鳴神山の桐生岳山頂は、360度の展望が開けるところなのですが、残念ながら雲が広がってすべてを見通すことはできませんでした。でもその分、このヤマツツジが色を添えてくれました。
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鳴神山の山頂から遥かに望む上州武尊の山並みです。望遠レンズで撮影しました。
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こちらも、雲が出ていない方向に見えた赤城山の山並みです。一番高いところが一昨年に登った黒檜山でその左側が駒ケ岳しょうか?その左側が去年登った地蔵岳になると思います。
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鳴神山の山頂を後にして、愛する会のH会長に案内してもらって、裏の肩にある北側のカッコソウ群生地に足を運びました。こちらの方が、南側の群生地よりたくさんの花が見られました。文字通り山の斜面が一面ピンク色に染まっているようでした。
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カッコソウは、サクラソウ科に属しますが、この花の形を見るとサクラソウによく似ています。カッコソウについては、後でまとめて紹介しますが、この鳴神山から半径1キロくらいの範囲に限定的に見られる花ということで、世界中でここでしか観察することができません。
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続いてH会長はイワカガミの咲く場所へ案内してくれました。この場所は地図には載っていない山道を歩いていきますが、斜面一面にイワカガミが群生していました。白い花のイワカガミを見るのは初めてでした。これは珍しいです。
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この鳴神山で、ものすごい数のイワカガミが群生しています。それもすべてこんな白い色の花ばかりです。これが全く知られていないのはなぜでしょうか?
ここのイワカガミについては、後日改めて紹介させていただきます。
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その次にH会長が案内してくれたのが、このヤマシャクヤクが咲く場所です。ここには、何株も咲いていましたが、ここも登山道から外れた場所ですから、普通に歩いていては見ることができないと思います。
これも、後日のお楽しみにしておきます。
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登山口に戻ってきました。朝見た時には逆光のフジの花でしたが、この時間帯は順光で撮影できましたから、また彩が見事でした。
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帰りの登山口です。時間がたつにつれて次第に天気が良くなって、この日はとても気分の良い山歩きができました。
たくさん撮影した山野草については、これから写真を整理して、一つづつ紹介していきたいと思いますのでご期待ください。
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by coffeeto2 | 2013-05-20 21:07 | その他

二人と一匹で公園散策@埼玉

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ゴールデンウィークの最終日に、二人と一匹で埼玉県下の公園へピクニックに行ってきましたが、ここで初夏の陽光を浴びて、のんびりと時間を使いながら園内を散策していると、薄紫色をしたフジの花が新緑の中に彩りを添えていました。
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フジの花房は長さ20~30cmほどもあり、たわわに花を咲かせています。マメ科に属する樹木に咲く花ですから、花をアップで見るとマメ科の花である構造がよく分かります。
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新緑の中に、たくさんの総状花序を垂れ下げていました。
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林内の草むらに眼をやると、薄紫色をした可愛い花が咲いていました。これは、明治時代に中国大陸からもたらされた、帰化植物のセリバヒエンソウです。
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セリバヒエンソウはキンポウゲ科の山野草ですが、葉の形がセリ科のそれに似ているところと、花の形をツバメが飛ぶ姿になぞらえて、この名前が付けられたということです。
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日当たりの良い明るい草原には、この涼やかな薄紫色の花が大きな群落を作っていました。キョチクトウ科のチョウジソウになります。
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チョウジソウの花は、5弁の細い花弁を広げていて、まるで海のヒトデのような形をしています。花弁の内側基部にはたくさんの毛が生えているのが分かります。
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公園内を散策していると、カメラマンが数人で三脚を並べていました。レンズが向けられた方向を観察すると、樹上に休むフクロウの姿を見つけることができました。
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フクロウは、昼間はジッと休んでいるのでしょう。全く動きを見せませんでしたから、少し場所を移動して違う角度から撮影してみました。
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公園から移動して、近くのお寺に足を運びました。深い森に囲まれた散策路が整備されていますから、愛犬チョコちゃんの散歩に付き合っていると、こんな白い大きな花を見つけることができました。
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始めて見る花でしたから名前も分かりませんでした。取り敢えず撮影して、家に帰ってから調べてみると、ケシ科のシラユキゲシという中国原産の植物であることが分かりました。
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お寺の境内には、フタリシズカの花も咲いていました。ヒトリシズカと同じセンリョウ科に属する山野草ですが、花穂が2個のものが多いことからこの名前が付けられたとのことです。
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この株には、花穂が2個どころか、とてもたくさん付いています。姦(かしま)しいほどの状況です。
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白い花をたくさん咲かせている木がありました。サクラの花かと見間違うほどですが、葉の付き方からアカシアの樹であることが分かりました。
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アカシアは、マメ科に属する気になりますから、花の部分だけを見ると、マメ科の特徴ある姿をしていることが頷けました。
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by coffeeto2 | 2013-05-16 21:11 | その他

山で出会った花々@群馬

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ゴールデンウィーク後半は、群馬県の山に入り、渓流とその周辺の山を散策してきました。初めて訪れる場所で、野鳥観察を目的に足を運んだわけですが、野鳥だけでなく山野草などもたくさん観察することができました。これは、近くの標高1,000mを超えたあたりの山で撮影することができたシラネアオイの花です。
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シラネアオイは、花弁の直径は10cmほどもあるような立派な花を咲かせていました。左側は、これから花を開こうとしているところですが、開花直後の瑞々しい姿を撮影することができました。
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この株は高さが30cmを超えるほどでしたが、たくさんの花がとても賑やかに咲いていました。山へ登らなければ見られない花ですから、ここで出会えたことが嬉しくなって、夢中になって撮影していました。
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これは、渓流に沿う林道沿いで撮影したものですが、若葉とともに濃紅色の花を咲かせていました。春先によく見る花で、以前に名前を教えていただいたこともあるような気もしていましたが、その時はすっかり忘れていてとりあえず写真だけ撮影しておきました。
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自宅に戻ってから、植物図鑑を調べてみると、どうやらハウチワカエデの花になるようです。一つの花序に雄花と両性花が混じるとされていますが、私にはその区別がよく分かりません。
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群生しているスミレを見つけました。葉は卵形をしていて、やや厚い感じがします。割と濃い緑色をしていると思いました。フモトスミレで良いのかと思います。
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フモトスミレの花は変化が多いということですが、この花は白色ですが、舌弁を中心にかなり濃い紫色の条線があります。
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フモトスミレを横から撮影したものですが、距はとても短い感じがします。
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渓流沿いに桜の花が咲いていました。東京地方ではソメイヨシノの開花は3月中に終わってしまいましたが、ここのサクラは開花時期が5月上旬と遅いところから、ヤマザクラであると思われます。
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ヤマザクラは、花が開くのと葉が展開するのが同時であるところがソメイヨシノとは異なる特徴です。私のイメージとしては、ヤマザクラの花はかなり白っぽいという印象がありましたが、このヤマザクラはかなりピンク色味があります。
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ショウジョウバカマも花を咲かせていました。高さ10cmちょっとの高さでしたが、濃いピンク色の花房をたわわに広げていました。
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ショウジョウバカマはユリ科に属する山野草です。花の名前は、色が紅いところから猩々というサルの赤い顔になぞらえてこの名前が付けられたということですが、この花はちょっと淡いピンク色をしていました。
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by coffeeto2 | 2013-05-15 20:29 | 山野草

渓谷沿いのスミレの仲間@群馬

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ゴールデンウィーク後半に訪れた群馬県下の渓谷沿いで、たくさんのスミレを観察することができました。まず初めはアカネスミレになります。花は濃い紅紫色でとても細長い距が特徴です。
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アカネスミレは、側弁基部に白毛を密生させています。
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葉は卵形で、葉柄に翼があることが分かります。一番上の写真でわかるように、葉の表面には白い毛が密生していました。
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こちらは、エイザンスミレになります。花弁の色は淡いピンク色ですが、花弁のそれぞれに濃紅紫食の条縁が認められます。側弁基部は有毛です。
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エイザンスミレの葉は、3全裂する独特の形をしています。
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淡いピンク色をしたこちらのスミレは、ヒナスミレであるようです。
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卵形をした葉の先端がとがっています。早咲きのスミレの一つであるとのことです。
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花弁が波打っているように見えるこちらのスミレは、側弁基部に毛が生えているのが分かります。舌弁に紫色の濃い条線があることが分かりますが、これもヒナスミレになるようです。
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ヒナスミレの葉は、表面に毛が密生しています。地面にへばりつくように葉を展開しています。
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最後はタチツボスミレです。日本全国いたるところで観察できる、日本を代表するスミレになるようです。
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距はふつう紫色をしています。葉の基部には櫛の歯状に托葉が出ています。また、花茎の上部には、細い毛のような小苞葉が出ているところが特徴です。
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タチツボスミレの普通側弁基部は無毛です。花弁は淡紫色で群生しますから、この辺りでも一番たくさん観察できました。
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by coffeeto2 | 2013-05-13 22:18 | 山野草

ゴールデンウィーク後半の自然観察@群馬

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ゴールデンウィーク後半は、群馬県下の渓流沿いへ足を運びました。
ここは、野鳥観察に適した場所であるとされていますが、沢沿いにたくさんの山野草を観察することができました。これは、ヒゲネワチガイソウの花になります。
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6枚の白い花弁に対応するように、雄しべの暗紅色の葯がとても鮮やかなコントラストを作り出していました。
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このヒゲネワチガイソウの花弁の白色と雄しべの葯の紅色の対比は、ショートケーキのデコレーションを彷彿とさせてくれます。
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ここには、ヒゲネワチガイソウの群落も観察することができました。
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こちらは、ユキノシタ科の猫の目疎王の仲間であるハナネコノメです。白い花弁と雄しべの赤い役が見事なコントラストを作っています。
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ハナネコノメは、高尾山の日影沢で群落が観察できますが、時期的には1か月ほど遅れているのではないかと思います。
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ハナネコノメの花が3個かたまっていました。一番上の花は、雄しべの葯に黄色い色が認められます。真ん中の花は葯がすべて紅色です。下の花は雄しべの葯が暗褐色でした。
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この彩がショートケーキの白いクリームと赤いイチゴを連想させてくれます。
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橙赤色をした雄しべの葯は、全部で8個あることが分かります。ネコノメソウの仲間の、ミチノクネコノメソウになります。
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ミチノクネコノメソウは、千島猫の目に似ていますが、葉の形が異なるようです。
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ここには、ミチノクネコノメソウの大群落が形成されていました。
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これは、普通のネコノメソウになると思います。
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ネコノメソウは、山地の湿ったところに生育するとされていますが、尚仁沢の水辺は、正にうってつけの生育環境になると思います。
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こちらは、ミツバツチグリの花をアップで撮影したものです。5枚の黄色い花弁がとても形よく形成されています。
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図鑑によれば、ミツバツチグリは関西に多く、根茎は焼くと栗のような味がするとされています。
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ここには、ミツバツチグリの見事なほどの群生を見つけることができました。
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渓流に沿って伸びる林道を歩いていたところ、このクジャクチョウが地面に降りて翅を広げていました。成虫越冬した個体になると思います。
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クジャクチョウは、年2回6月と10月に出現するということですが、成虫越冬しますから、この個体は翅が随分痛んでいました。
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こちらの個体も成虫越冬したのもであると思いますが、割合綺麗な翅を維持していました。
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日当たりの良い渓谷沿いに、こんな花序をぶら下げた木が目につきました。図鑑を調べてみるとどうやらクマシデになると思われます。
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図鑑に当たると、クマシデは雌雄同株で、葉の展開と同時に花が咲くとということで、雄花序は本年枝の先端か短枝の脇から垂れ下がると解説されていました。
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by coffeeto2 | 2013-05-12 22:18 | その他