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草原のシジミチョウ

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野鳥観察のために訪れた田園地帯ですが、ここでシジミチョウの仲間3種類を観察することが出来ました。最初は、アカツメクサで吸蜜するベニシジミです。翅の表側は[黒褐色の地にオレンジ色の斑が認められますが、裏側の前翅は美しいオレンジ色の地に黒斑があり、後翅の外縁にある濃橙色のバンドもよく目立ちます。
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こちらの個体は、翅の表面が黒褐色をしていることが分かりますが、後翅の後縁に尾状突起が認められますから、ツバメシジミの♀の個体になります。
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翅の表面が美しい青色をしていすが、翅の外縁に黒褐色の太いバンドが認められませんから、これはルリシジミの♂の個体になると思われます。
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続いては、草原に咲いていた花ですが、緑一色の草むら中に濃いピンク色をしていたこの花が、とてもよく目立つ存在でした。
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5枚の花弁が濃い紫桃色をしていて、花の中央部が黄色い色どりをしているこの花は、手持ちの図鑑には載っていませんでしたから、名前も分かりませんが、おそらく外来種であろうと思います。
追記 ~ あしだちの植物に詳しいメンバーの方々にお伺いしたところ、外来種の”ハナハマセンブリ”ではないかとの回答をいただきました。大変お手数をおかけしましたが、お蔭様で名前が分かって胸のつかえが取れたようです。皆様大変ありがとうございました。
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by coffeeto2 | 2012-06-27 22:34 | チョウ・ガ

あしだちの奥日光観察会にて

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あしだち(足立・自然にふれあう会)の奥日光探鳥会が、6月16日~17日にかけて1泊2日の予定で実施されました。あいにくの雨模様となってコンディションは悪かったのですが、これは散策路脇に咲いていたマイズルソウです。
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戦場ヶ原を流れ下る湯川のほとりに咲いていたクリンソウの花です。紅色やピンク色の花をつけるものが多いようですが、これは白い花をつけていました。
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観察会は、千手ヶ浜のクリンソウを観察するグループと湯川沿いに野鳥を観察するグループに分かれて行動しました。私はもちろん野鳥観察コースに参加したのですが、これはその時教えていただいた、散策路脇に咲いていたズダヤクシュの群落です。
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ズダヤクシュというのは、ズダというのが長野県の方言で喘息を意味するそうですが、この草がその喘息の薬になるということで、この名前が付いたとのことでした。
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これは、湯滝の脇の急な階段道を登っていた時に、すぐ脇に咲いていたギンリョウソウです。急な登り道の途中に一息入れさせてくれた、とてもありがたい存在でした。
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こちらは、湯の湖を取り巻く散策路で観察したマムシグサと思いますが、よく分かりません。いずれにしても、テンナンショウの仲間であることに違いはないと思います。
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湯滝のすぐ脇にあるレストハウスの前に咲いていたシランの花です。でも、ここには、園芸植物がいくつか植えられていましたから、これも自然のものか植栽されたものかは定かではありません。
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宿泊したホテルのすぐそばに咲いていた花です。名前が分かりませんでしたから、植物に詳しいSさんに伺ったところ、ヒナソウであると教えていただきました。
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ヒナソウについて調べてみると、これはトキワナズナの別名で、アカネ科の山野草になることが分かりました。
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戦場ヶ原のあちらこちらに咲いていたツツジですが、名前がよく分かりません。花の色がオレンジ色がかっていますから、調べてみるとヤマツツジレンゲツツジの両方に該当しそうですが、私にはどちらか判定することはできませんでした。
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最後のこれは、5枚の花弁がクリーム色をしていて、蕊がオレンジ色をしています。ウツギの仲間であろうと思いますが、名前が分かりません。
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by coffeeto2 | 2012-06-24 19:40 | 植物

高尾山の山野草

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あしだちのメンバーと誘い合って足を運んだ高尾山で観察した、これは未だ開き切っていないキンポウゲ科のハンショウズルの花です。
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セッコクの花を観察していた場所で撮影したこれは、黄色い色の花を咲かせているジャケツイバラです。少し離れたところに咲いていましたから、アップで撮影することはできませんでした。
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こちらは、登り始めてすぐの6号路で観察したサイハイランの花です。
花の色が淡黄色をしていますが、本来はピンク色をしていますから、花の時期も終わりになろうと思います
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6号路を登っていた途中に紫色の小さい花を見つけました。すぐ脇にムカデも写っていますが、これはシソ科のオウギカズラになります。
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これも6号路を登っていた途中で観察することが出来たウワバミソウです。茎の上に、緑白色の花をかたまって付けるところが特徴です。
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いたるところでこのシャガの花を見ることが出来ましたが、すでに盛りは過ぎていましたから、咲き遅れた花になると思います。
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岩肌にとても大きな葉を広げていた、これはイワタバコの葉です。花は8月頃に観察できるものと思います。
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稲荷山コースと5号路が合流する辺りで観察したシダ植物の仲間ですが、白くて位小さい花がたくさん咲いていて、名前は分かりませんでしたが、見た目にとても綺麗でした。
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4号路と5号路が合流する直ぐ近くで観察した黄色い花です。小さくて5弁の花を咲かせている、コナスビの花になると思われます。
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これは、1号路を下っている途中で観察したギンランの花です。葉の形が長くて笹の葉を思わせるように見えますから、ササバギンランになると思います。
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上の3枚の花弁に濃紅色の斑が目立つこれはユキノシタの花になります。下の2枚の花弁は白色で長くて大きいところが特徴です。
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こちらは、ムヨウランの花になります。1号路を下ってきたときに観察したものですが、私たちのグループは見つけられませんでした。後から来た人に教えてもらって、登り直して撮影したものです。
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by coffeeto2 | 2012-06-21 22:56 | 山野草

高尾山のセッコク

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この時期の高尾山では、セッコクとイナモリソウが観察できるということで、昨年もあしだちの仲間を誘って出掛けてきました。でも、今年はまさに最盛期であったようで、見事な花を見ることが出来ました。
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6号路を登っていくと、途中の大きな木に着生したセッコクが、とてもたくさんの白い花を咲かせていました。でも、距離がありますから、オリンパスのE-M5に75-300mmの望遠ズームをセットして、一番の望遠側で撮影したものになります。
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この杉の大木には、驚くほどたくさんのセッコクが咲いていました。巨大なクリスマスツリーを見るようでしたが、全体を入れて撮影してもセッコクの花が咲いているとは分かりません。咲いている状態が見えるように写すには、このくらいにアップしないと分からないところが残念です。
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木の枝からぶら下がるように咲いていたものです。セッコクの花で作ったブーケのように見えましたから、そんな雰囲気を出したいと思い、何枚か撮影したもののうちの1枚です。
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これだけたくさん密生していると、なんだか花屋の店先に並べられた売り物の商品のようにも見えてしまいました。
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こちらは、セッコクの花が適度にばらけていて、生け花のようにも思えた株です。
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by coffeeto2 | 2012-06-19 21:53 | 山野草

高尾山のイナモリソウ

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あしだちの有志を誘って高尾山へ自然観察に出掛けましたが、一番の目的は、このイナモリソウでした。実は、昨年イナモリソウとセッコクを観察するために足を運んだのですが、見つけられなかった因縁のある花でしたから、既に見ていた仲間を誘っての観察になりました。
イナモリソウは、花冠は2.5cmほどで花弁は5枚とされていますが、この花は花弁が6枚あります。
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この日は、ケーブルカーの駅の脇から6号路を登りましたが、途中で見つけたイナモリソウのすぐ上に咲いていた花です。こちらも花弁は6枚で花弁の幅が細くて、縁のひだがあまり目立ちません。これは、ホシザキイナモリソウという名前がついているとのことです。
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6号路の途中で咲いていたものですが、始めに観察したイナモリソウのすぐ近くに咲いていましたから、その違いがよく分かりました。
始めは、見つけることもできませんでしたが、一度教えていただくと、不思議なことに次から次へと葉を見るだけで見つけることが出来るようになりました。
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どうですか、この見事な株を見てください。これは、5号路の中間部付近に見つけたものですが、この日高尾山で観察したイナモリソウの中では、一番大きな株でした。
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この花は、花弁が5枚です。花弁の縁のひだひだがとても顕著で、花弁の中央付近は白色をしていますが、縁取り付近は青紫色の色が特に強くなっています。
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こちらの花は、基部付近に蕾が膨らんできました。丸くて白い蕾が分かります。また、葉の表面には、細かくて細い毛が密生していることが分かります。
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イナモリソウは、数年がかりでやっと観察することが出来たわけですが、一度咲いている花を教えてもらったら、割合簡単に見つけることが出来るようになりました。6号路と稲荷山コースとの出会い付近でも見つけることが出来ましたが、この花は帰りがけに1号路で見つけたものです。
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1号路で見つけた花ですが、なかなかみずみずしい容姿を見せてくれました。関西地方から西の地方と四国、九州でよくみられるようですが、関東地方ではこの高尾山でしか見られないということですから、不思議な植生をしています。
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この株も、2輪の花をつけていました。周辺に葉が出ていますが、いずれもイナモリソウであると思われます。山地の木陰に生えるアカネ科の多年草です。
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by coffeeto2 | 2012-06-17 21:14 | 山野草

海浜植物などなど

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海岸で見つけたハマボッスです。真上から撮影したものですが、重なり合う葉が星形に広がり、美しい造形美を見せてくれています。
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海岸の岩肌にへばりつくように密生しているハマボッスです。
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これはハマダイコンでしょうか。淡い紫色の花を咲かせていました。
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スイカズラの花と思われますが、渚からちょっと離れた山肌に咲いていました。
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これは、シロバナハマナスになると思いますが、ちょっと自信がありません。
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青紫色の美しい色どりのハマエンドウです。
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ハマボウフウの花に留まっていた芋虫が目につきました。種類の同定はできませんが、黒とオレンジと薄緑色の色どりが目立ちました。
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ノアザミであると思われますが、あちらこちらに咲いていました。
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これは、ノアザミの花の蕾です。
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花が咲く前のタイトゴメの群生です。
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最後は、砂浜に広がっていたハマヒルガオです。ここでは、絨毯のような群落を観察することができました。
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by coffeeto2 | 2012-06-12 22:46 | 山野草

海岸のミヤコグサ

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海岸へ足を運んだところ、黄色い花の群生がありました。今の時期は、たくさんの海浜植物が咲いていますが、この黄色い花の群落は特に目立つ存在でした。
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図鑑で調べてみたところ、この花はマメ科のミヤコグサになるようです。別名は、エボシグサともいうようですが、花の形が烏帽子に似ているところから付けられたとのことです。
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図鑑によれば、花の大きさは1~1.5cmくらいの大きさで、2個の竜骨弁が合着して筒状になっているとのことです。
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ここにあった群落は、特に大きくて見事なものでした。でも、ミヤコグサの群落は限定的で、あまりたくさん見ることはできませんでした。
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by coffeeto2 | 2012-06-09 20:04 | 山野草

ハウチワカエデの花

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野鳥観察のために大菩薩峠へ足を運んだのは5月中旬でしたが、樹の上にはちょうど紅い花が咲いているところでした。
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若い葉が芽生え始めたばかりの枝に紅い色どりの花は対照的で、とても色どりが見事でした。
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こんな状態で見る花は、まさに初めてのことでしたから、何という樹の花であるか分かる筈もありません。図鑑で調べたところ、ヤマモミジの花であるように思えたのですが、Ama先生からハウチワカエデでは?とのご指摘をいただきました。なるほど、再度図鑑を参照するとそのようでした。先生ありがとうございました。
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ハウチワカエデは関東地方では標高900~1800mの山地に生育するとのことで、まさに大菩薩峠に当てはまります。また、花はやや大きめで、濃い紅色でとても美しいとの解説がありました。
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by coffeeto2 | 2012-06-05 21:50 | 植物

渡り途中のアサギマダラ

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サンコウチョウの観察に足を運んだ、都内のH公園の杉林の中でカメラを構えていましたが、お目当てのサンコウチョウは声はすれどもなかなか姿を現わさず、退屈し始めていたところ、近くのハルジオンの花畑でアサギマダラが吸蜜していました。
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アサギマダラは、渡りをするチョウということでとても有名です。冬の間は海を越えて、沖縄やその先の島まで渡ることがあるようですが、夏の間はちょっと高い山地で繁殖します。きっと、今の時期は渡り途中で、これから高い山へ移動していくのでしょう。
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アサギマダラの胴体部分は、黒字に白い水玉模様が出ています。図鑑を見ていたら、同じタテハチョウ科の仲間のカバマダラもこのように白い水玉模様があることが分かりました。
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ここの花畑で吸蜜しているアサギマダラは3個体いました。3頭を一緒に撮影しようと思いましたが、残念ながら2頭だけの写真になってしまいました。
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ここで紹介した写真は、全てオリンパスのミラーレス一眼カメラのOM-D E-M5に75-300mmのズームレンズをつけて手持ちで撮影したものです。思っていた以上に簡単に上手く写せたので、今後主力のE-5のサブカメラとして使い道がかなり広がりそうです。
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by coffeeto2 | 2012-06-03 18:04 | チョウ・ガ

林道のハンミョウ

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先日、H公園でサンコウチョウを観察した時に、足を運んだ近くの林道を散策している時に発見したハンミョウです。我々が歩いている道に降りていましたが、近づくとちょっと先に飛び、近づくと飛びという行動を繰り返していました。道教えという別名が付いている名前の由来が頷けます。
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頭部はコバルトグリーンをしていて、背面は紫藍色で赤緑色の横斑と白色の小斑が見事な色どりを作り上げています。全長は20㎜ほどの小さな甲虫目の昆虫ですが、見た目はとても綺麗です。
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by coffeeto2 | 2012-06-01 20:43 | 昆虫