<   2012年 05月 ( 12 )   > この月の画像一覧

戸隠森林植物園にて

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5月19日から20日にかけて、戸隠森林植物園へ自然観察に足を運びました。ここでは、アズマイチゲが今を盛りと咲いていました。
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こちらは、薄紫色の花弁も美しいキクザキイチゲです。東京周辺では、3月~4月にかけて観察されますが、標高の高い戸隠森林植物園では、今の時期に花を咲かせていました。
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こちらは、フッキソウになります。森林植物園のいたるところで花を咲かせていました。花弁はないとのことで、白く見える部分は雄しべの花糸になり、暗赤色をしている部分が葯になるとのことです。
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これは、エンレイソウの花です。葉は3個輪生しています。花は通常紫褐色ですが、これは白色で葯の部分だけ暗赤色ですから、シロバナエンレイソウの変異種であると思われます。
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こちらは、スミレサイシンの花です。花の後部にある距の部分が太くて丸い形状をしているところが特徴です。関東地方ではナガバノスミレサイシンが観察されますが、日本海側に近い戸隠では、このスミレサイシンがいたるところで観察されました。
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これは、ヤマエンゴサクの花です。東京周辺でもたくさん観察できる種類ですが、時期が遅いとはいえ、この植物園の中でもいたるところでたくさん観察することができました。
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オオカメノキの花もたくさん観察することができました。彫りの深い葉脈と、葉の形状が亀の甲羅のようであるところからこの名前が付いたとのことです。
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戸隠山を背景に、林内にはたくさんのミズバショウが群生していました。
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ミズバショウは、サトイモ科の花で、東京周辺では春先の3~4月に咲きますが、戸隠では5月のこの時期に最盛期を迎えていました。
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最後は、シラネアオイの花です。割合大きな薄紫の花がとても印象的で、個人的にはとても好きな花になります。
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by coffeeto2 | 2012-05-30 23:04 | 植物

大菩薩にて

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ゴールデンウィークの翌週に足を運んだ大菩薩峠周辺で観察した山野草です。はじめは、ネコノメソウの仲間です。名前がよく分かりませんが、葉が卵円形であることと、雄しべの葯が暗赤色をしているところが特徴であると思います。図鑑を見ていると、ボタンネコノメソウのように思えますが、ヨゴレネコノメソウが一番近いかなと思いました。
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葉に灰白色の斑紋が入るところから、やはりヨゴレネコノメソウでしょうか? あまり自信がありません。間違っていたら、ご指摘をお願いします。
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これは、雄しべの葯が黄色であることと、葉の形からムカゴネコノメソウで良いでしょうか?これも始めて見るものですから、自信がありません。
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葯が暗紅色ですから、ボタンネコノメソウか、ヨゴレネコノメソウのいずれかだと思います。
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山道のクマザサの葉に留まって日向ぼっこするコツバメです。年1回発生するミドリシジミの仲間で、平地ではもっと早い時期に出現しますが、ここは標高が高いので5月の今の時期になります。
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登山道の脇に咲いていたハシリドコロです。猛毒植物で、誤って食べると苦しんで走り回ることからこの名前が付けられたということです。
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花弁の外側は暗紫色をしていますが、内側は淡黄色をしています。
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オオカメノキです。葉にはシワ状のよく目立つ葉脈が走っています。また、葉の形が亀の甲羅に似ているところからこの名前が付けられたものと思います。
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白色の花は外縁部に大きな花が咲きますが、内側には小さな花が咲くようです。
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by coffeeto2 | 2012-05-30 06:19

津金寺の山野草

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5月のゴールデンウィーク後半に、二人と一匹で蓼科のペンションに宿泊してきましたが、ご主人と話をしている中で、山野草観察に是非足を運んでほしいという、津金寺というお寺を紹介していただきました。これは、そのお寺の境内にあった池で撮影したリュウキンカです。
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時期的に、カタクリは終わっていましたが、このヤマエンゴサクは、あちらこちらにたくさん観察することができました。
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池の近くに咲いていた、ウグイスカグラの花です。東京周辺では、3月~4月にかけて咲きますが、ここでは少し遅れて開花しているようです。
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ニリンソウは、これから盛りを迎えようとしているところでした。境内のあちらこちらにたくさんの群落を観察することができました。
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これは、境内の裏山で観察したミヤマエンレイソウ(別名:シロバナエンレイソウ)です。裏山には群落となった、たくさんの花が咲き誇っていました。
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こちらは、黄色い色どりもきれいなヤマブキソウです。もちろん、山吹の花もたくさん咲いていましたが、それより一回り大きい、このヤマブキソウの花もたくさん観察することができました。
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ヒトリシズカの花もたくさん咲いていました。しかし、これだけたくさん咲いていると、静かというより姦しいほどの賑やかさがありました。
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境内の庭先には、このヤマシャクヤクの花も咲いていました。でも、これは植栽されているようにも思われました。
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同じように植栽されていると思われる、こちらはシラネアオイの花です。野生の状態で咲いている花を是非撮影したいと思っていたのですが、境内で見つけることができましたから、これも撮影対象となりました。
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オダマキの花も咲いていましたが、これはおそらく園芸種になると思います。
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オキナグサも咲いていました。花壇の一隅に咲いていましたから、これも植栽されたものであると思われました。
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ピンク色の花も美しいイカリソウです。これも境内のあちらこちらに咲いていました。自然のままの姿で咲いているものと思いました。
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シャクナゲもきれいな花を咲かせていました。
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シュモクレンの花ですが、これもまさに今が盛りとばかりに咲き誇っていました。
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ニリンソウの花です。特にたくさん咲いていましたから、再度登場してもらうことにしました。
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自然のままの姿が見事に保全されている境内には、リスも観察することができました。
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こちらは、境内の裏山で、ちょっと薄暗い雰囲気の中に咲いていたルイヨウボタンの花です。葉の形がボタンに似ているところから、この名前が付けられたようです。
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最後は、ラショウモンカズラの花です。これも裏山に咲いていました。ここで紹介する山野草は、ほんの一部です。津金寺の自然の姿は、お金を払って見に行っても、それだけの価値があるものだと思いました。
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by coffeeto2 | 2012-05-22 21:47 | 山野草

宮川渓谷にて#2

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宮川渓谷に足を運び、野鳥をはじめとした自然観察を堪能してきましたが、これは、その時撮影したコスミレです。ここでは、渓谷沿いの散策路を歩いていると、あちらこちらで観察することができました。
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コスミレの花は淡紫色です。図鑑を見ると距が細いことと萼片に付属帯があることなどが、特徴となるよです。
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このスミレは、上弁がウサギの耳のように立ち上がるところが特徴となるアオイスミレであると思われます。
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アオイスミレの花は、白色に近いものから淡紫色まで、バリエーションはいろいろあるようです。
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これは、エイザンスミレです。葉の形に、深く切れ込みがあるところが特徴的ですから、他の種類と間違うことはないと思います。
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カタクリも、大きく花を開いていました。花弁の基部にある模様は、花によってそれぞれ異なる模様をしているようです。
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渓流沿いには、ヒトリシズカもたくさん花を咲かせていました。
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ヒトリシズカは、ブラシ状の白い花が特徴的な姿をしています。
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by coffeeto2 | 2012-05-17 22:22 | 山野草

宮川渓谷にて#1

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ゴールデンウィーク前半に、野鳥観察のために栃木県下の宮川渓谷へ足を運びました。これは、その時ササの葉に留まったところを撮影したミヤマセセリの♂になります。
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カタクリの花も、渓流沿いのあちらこちらに観察することができました。でも、もう最盛期は過ぎたようでした。
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ニリンソウもあちらこちらに群落を作っていました。これは、木漏れ日を浴びた林床で撮影した小群落です。
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とても大きな3枚の葉の中心に、赤褐色味のある花をつけたエンレイソウです。
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エンレイソウの仲間のミヤマエンレイソウです。花が白いところから、別名白花エンレイソウとも呼ばれています。
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苔むした河原の石ころがごろごろしている間に、ハルトラノオが白くて小さい花をたくさんつけていました。
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こちらは、カタクリで吸蜜するイカリモンガです。蛾の仲間ですが、昼間に飛び回っています。
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少し紫色がかったピンク色の花をつけているコスミレが小群落を作っていました。同じ仲間のヒナスミレもたくさんありましたが、花の後部の距が細長いところか特徴です。
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こちらは、ヒゲネワチガイソウです。白い花弁が6枚あり、その先端は尖っています。雄しべは10個ほどもあり、その先端は赤褐色をしているのが特徴の、これはヒゲネワチガイソウです。
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これは、ミチノクネコノメソウです。4枚のガクの中に8個のオレンジ色をした雄しべが観察できるところが特徴になります。
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同じネコノメソウの仲間になりますが、花がやや大きめで、四角形をしているところが特徴の、コガネネコノメソウです。
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ヤマエンゴサク持いたるところで観察することができました。ケシ科の山野草になりますが、独特の形状をしているところが特徴です。
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こちらは、4枚の大きな葉を広げているところが特徴のツクバネソウです。葉の中央から花茎が立っていますが、未だ花は咲いていません。
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最後はエイザンスミレです。花はピンク色がかった白色ですが、葉の形は深く切れ込んだ独特の形状をしているところから、葉を見るだけでエイザンスミレであると識別できます。
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by coffeeto2 | 2012-05-13 21:57

カタクリ

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今年は寒さの影響でカタクリの開花が遅くなっていました。東京周辺では、4月上旬ころに見ごろを迎えたのですが、ゴールデンウィーク前半に足を運んだこの渓流沿いでは、すでに盛りは過ぎていましたが、たくさんのカタクリを観察することができました。
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現地に到着してしばらくすると陽が射してきましたが、前夜から朝方にかけて降った雨の影響で、葉の上にはたくさんの水玉が残っていました。
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カタクリの花の中央には、白桃色の雌しべが1本あります。その周囲に6本の雄しべが出ていますが、短いものが3本で、遅く伸びる3本は長くなるとのことです。
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カタクリの大群落がある場所は、春先には花の名所として多くの人が訪れますが、ここの渓流沿いには数株ずつの小群があちらこちらに観察される状況でした。
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by coffeeto2 | 2012-05-11 22:29 | 山野草

エイザンスミレ

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ゴールデンウィークに訪れた渓流沿いで見つけたエイザンスミレです。葉は3全裂し、深い切れ込みになること、萼片に付属帯があることと、花の後部の距は太いところが特徴です。
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この花はピンク色が強く出ています。側弁基部の内側は有毛です。
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こちらもエイザンスミレですが、花が白色の個体になります。唇弁には紫色の筋が目立ちます。
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花弁の縁が波打っていることが分かります。これがエイザンスミレの特徴でもあります。この株は、花がたくさん出ていました。
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エイザンスミレの花の色は、白色から濃いピンク色までバリエーションが多いようです。ここの渓流沿いには、様々な花色の個体が観察できました。
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by coffeeto2 | 2012-05-10 21:11 | 山野草

コガネネコノメソウ と ミチノクネコノメソウ

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渓流沿いに歩いていると、黄色いネコノメソウの仲間を見つけました。
普通のネコノメソウよりも花が大きいことから、名前は分かりませんでしたが、見ただけで種類が違うと思いました。
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写真を見ながら図鑑を参照してみたところ、萼裂片は黄色で、四角形の形状をしているところから、どうやらコガネネコノメソウであるようです。
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葉の表面には、たくさんの白い毛が生えているのが分かります。花の大きさは4mm径くらいでしょうか。コガネネコノメソウのすぐ左にあるのは、ちょっと違う種類のネコノメソウの仲間のようです。
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こちらは、同じネコノメソウの仲間のようですが、コガネネコノメソウのような大きな花はありません。橙黄色をしている葯がリング状に目立つ形状をしています。
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同じ種類のこちらは葯が橙赤色をしています。図鑑を調べてみると、ネコノメソウの仲間の、ミチノクネコノメソウになるようです。
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ネコノメソウの仲間は、いずれもユキノシタ科に属するとのことです。葉は小さいのですが、たくさんの鋸歯が出ているのが目立ちます。
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by coffeeto2 | 2012-05-09 21:40 | 山野草

ハルトラノオ

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谷川沿いの山肌に、たくさんの山野草を観察することができました。注意して観察すると、あまり目立ちませんが、ここではハルトラノオの可愛い白い花も、たくさん見ることができました。
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ハルトラノオはタデ科の小さい花ですが、よく見ると雄しべは8個突き出ているのが分かります。
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雄しべの先の葯は、暗赤色をしていますが、黒くなってくるようです。
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花茎は赤紫色をしています。先端に長さ2~3mmほどの小さい白色の花をつけます。
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by coffeeto2 | 2012-05-07 22:04 | 山野草

草むらのオキナグサ

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今年のゴールデンウィークは、自然観察のため森林公園の渓流へ足を運びましたが、近くの草むらでオキナグサを見つけることができました。
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陽が射してくれましたから花が鮮やかに浮かび上がりました。花弁のように見える部分は萼片で、内側は暗紫赤色をしていますが、外側は白い毛におおわれています。
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これは大きな株です。花の後に、花柱が羽毛状に伸びてくる姿を老人の白髪になぞらえて、オキナグサ(翁草)という名前が付いたようです。
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全体がふかふかとした白っぽい毛でおおわれています。自生している姿を観察したいと思いますが、関東地方で見られる場所は限られてしまうようです。
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by coffeeto2 | 2012-05-06 20:37 | 山野草