<   2012年 03月 ( 14 )   > この月の画像一覧

サンシュユの黄色い花

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気持ちよく晴れた日に訪れた公園で、黄色い花が咲いている樹を見つけました。ロウバイ?マンサク?それともサンシュユ?春先には、黄色い花が咲く樹がたくさんありますから、遠くから見るとちょっと判定できませんでした。取り敢えず樹の近くから、咲いている状況を撮影しました。
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続いて、咲いている花をアップで撮影です。近寄って花を観察したところで、サンシュユであることが初めて分かりました。
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サンシュユは花弁と雄しべが4個ということですが、このように密集体型を作っている花を見ると、とても識別することはできません。
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このくらいまで接近して撮影すると、初めて雄しべが4個であることが分かります。マクロレンズを持って行って、良かったなと思える状況でした。花の撮影をする時に、マクロレンズはなくてはならない存在です。
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サンシュユは、江戸時代に薬用植物として中国からもたらされたものであるようです。別名をハルコガネバナというようですが、まさに春に咲く黄金色の花ですね。漢字では山茱萸となります。
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by coffeeto2 | 2012-03-31 20:00 | 植物

ザゼンソウ

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春の陽気が温かく感じられるようになってきました。この日、あしだちの仲間と訪れた公園で、水辺に咲いたザゼンソウの花を撮影しました。
ザゼンソウは、早いものは2月頃から咲き始めますが、今年は寒さが厳しかったせいもあると思いますが、3月下旬にこの状態で観察することができました。
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ザゼンソウは、サトイモ科に属します。別名ダルマソウとも呼ばれていますが、暗赤紫色の仏炎苞の中に花序があります。この様を座禅僧に見立てて、この名前で呼ばれるようになりました。ここでは、早くも葉が大きく広がろうとしていましたが、寒さが厳しい冬にもかかわらす、春は確実に足を運んできています。
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by coffeeto2 | 2012-03-30 22:25 | 山野草

春一番のアオイスミレ

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日影沢へハナネコノメを観察に出掛けた日に、現地で出会ったご婦人と会話していたら、近くにキクザキイチゲやアズマイチゲが咲いていると教えていただきました。アオイスミレも咲いていますよと教えていただいた場所へ行ってみると、なるほどすぐに見つかりました。
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アオイスミレは、春先に他のスミレ類に先立って花を咲かせてくれます。
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花弁の色は、やや白に近い淡紫色をしています。花弁が波打ったように見えるところがアオイスミレの特徴で、黄色いめしべがよく目立ちます。
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アオイスミレの名前の由来は、葉の形がフタバアオイの葉に似ているところから付けられたようです。マルバスミレによく似ていますが、葉の先端にやや尖っているところがあります。
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これは、あしだちの仲間と誘い合って出掛けた、野川公園で撮影したものですが、タチツボスミレがまだあまり咲いていない状況ですが、アオイスミレはとても可憐な姿を見せてくれました。
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by coffeeto2 | 2012-03-28 22:13 | 山野草

ユリワサビ

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日影沢で観察したユリワサビです。何年か前の筑波山では、ユリワサビのとても大きい株を観察したことがありますが、ここではとても小さい株でした。
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ユリワサビはアブラナ科の山野草で、白い花弁は4枚です。黄色い雄しべがコントラストをなして、可憐な花姿を見せてくれました。
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花茎は赤紫色をしていて、立ち上がったこの株には、たくさんの花をつけています。
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by coffeeto2 | 2012-03-27 22:48 | 山野草

春先のテングチョウ

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裏高尾の日影沢で植物観察をしている時、すぐ脇の日溜まりで日向ぼっこをしているチョウの仲間を見つけました。春先の今の時期に観察できるチョウの仲間は、決まって成虫越冬する種類ですが、このテングチョウもご多分に漏れず成虫越冬します。
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この場所では、日向ぼっこの場所を巡ってか、つがいの相手探しのためか、3頭のテングチョウがせわしなく飛び交っては、地面に降りて翅を広げていました。山野草を観察するためにここへ来た人は、ハナネコノメなどの美しい花に夢中になっていますが、ちょっと注意を向けると、春のチョウも堪能できるのです.....。もっとも、チョウに興味のない人には関係ない話かもしれませんが、自然の移り変わりの趣を、色々な切り口で観察しないでは、勿体ない話であると思います。
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色のやや淡いこの個体はテングチョウの♀になると思います。これからつがいの相手を見つけ、交尾して産卵できれば、越冬してきた役目を果たすことができるのでしょう。翅の表側をよく観察すると、翅が擦れて色が薄くなっていたり、傷がついていたりで、一冬を乗り越えてきた苦難の跡がうかがわれます。
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こちらは、翅の色が濃いことから、テングチョウの♂になると思います。前翅の前縁外側が方形に突出して、独特の形状をなしています。前翅長は23mmということですから、タテハチョウの仲間の中では小さい部類になります。
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by coffeeto2 | 2012-03-26 22:05 | チョウ・ガ

イラクサ科のカテンソウ

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3月20日の春分の日に、裏高尾の日影沢にハナネコノメを観察に行ってきました。ここではネコノメソウの仲間をたくさん観察することができましたが、このカテンソウも小さいながらよく目立つ存在でした。
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これはまだ花が開く前の状態ですが、ピンク色の蕾がだいぶ大きく膨らんできて、間もなく開花することになるようです。カテンソウは、イラクサ科の山野草になります。
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このように、高さは約10cmほどのあまり目立たない花ですが、ここではあちらこちらにたくさん出ていました。花茎は、濃い橙紫色をしているのが分かります。
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by coffeeto2 | 2012-03-25 20:16 | 山野草

コチャルメルソウ

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ハナネコノメでたくさんのカメラマンや登山客でにぎわっていた沢筋には、目立つことはありませんが、あちらこちらにこのコチャルメルソウが可愛い花をさ咲かせていました。
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花茎は、高いもので20cmくらいありましたが、殆どのものはそれより低い状況です。花茎には、細かい毛が密生しています。屋台のラーメン屋が吹くチャルメラに似ているところから、この名前が付いたようです。
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羽状に7~9裂するのが花弁になるとのことです。マルバチャルメルソウというのもあるようで、雄しべが10個もあるとのことですが、この花の雄しべは5個ですから、コチャルメルソウであることが分かります。
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コチャルメルソウは、ユキノシタ科の花です。葉は広卵形で表面に長めの白い毛が生えているのが分かります。この花茎には10個以上の花が付いていました。
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by coffeeto2 | 2012-03-24 23:00 | 山野草

ヤマネコノメソウ

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ハナネコノメの撮影のために足を運んだ渓流沿いに、昨日紹介したヨゴレネコノメと、この写真のネコノメソウの仲間を観察することができました。近接した場所で、3種類のネコノメソウが観察できましたが、これはなんという種類になるのか、現地では全く分かりませんでした。
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撮影した写真を見ながら図鑑で調べてみると、マルバネコノメとヤマネコノメソウが候補に挙がりました。解説によれば、マルバネコノメの茎葉は有柄で対生し、ヤマネコノメソウの茎葉は互生するとありましたが、写真だけでは判定することができませんでした。
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もっとよく調べてみると、マルバネコノメの雄しべは8個とあり、ヤマネコノメソウの雄しべは8個ときに4個とありますから、これはヤマネコノメソウになると思われます。
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by coffeeto2 | 2012-03-22 22:43 | 山野草

ヨゴレネコノメ

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ハナネコノメを観察した渓流沿いで、同じユキノシタ科の仲間のヨゴレネコノメを観察することができました。
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沢沿いの流れからちょっと登ったところで、水が浸み出して流れ出しを作っているすぐ脇に咲いていました。
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萼片が僅かに開いて、暗紅色の葯が覗いています。
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山腹に、一株見つけると、あちらにも一株、こちらにも一株と、たくさんのヨゴレネコノメを観察することができました。
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図鑑では、イワボタンによく似るとされていますが、まだ見たことがありませんから、私にはその違いがよくわかりません。
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葉は紫褐色ですが、灰白色の斑紋が入っているのが特徴で、識別ポイントになります。
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by coffeeto2 | 2012-03-21 22:40 | 山野草

ハナネコノメ

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自然観察に出掛けると、現地でパンフレットを貰ってくるのを楽しみにしています。今では、ずいぶんたくさん集まりましたが、昨年、足を運んだ高尾山で貰ったパンフレットを見て、ハナネコノメの美しさを知りました。
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こんなに可憐で美しい花があるのなら、これはもう、絶対見に行って写真に撮りたいと思い続けていましたから、一年越しに願いが叶ったことになります。
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他の山野草と同じく、今年は寒さが厳しいことから、例年より開花が遅れているとのことです。いつ行くか、とても迷って春分の日の今日足を運んだのですが、それでも少し早かったようで、満開は今週末くらいのような気がしました。
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白い部分は顎裂片で、赤い雄しべがよく目立ちます。食いしん坊の私は、赤いイチゴが載った、ショートケーキを連想してしまいました。
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図鑑で確認すると、母種に比べて毛が少なく、走出枝は暗紅色であるところが特徴のようです。
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渓流沿いに、幾重にも重なって咲く花は、春を彩るとても美しい様相です。今日はお天気にも恵まれ、大変満足できる一日となりました。
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ここの群落は、まだ完全に開き切っていない花がほとんどでした。今週末辺りが満開のピークとなるものと思われます。
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by coffeeto2 | 2012-03-20 22:59 | 山野草