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吸蜜中のキタテハ

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セイタカアワダチソウの花で吸蜜する秋型のキタテハです。黒斑の中に青灰色の斑点があるところでキタテハであることが分かります。
キタテハは、成虫越冬しますから、この個体もこのまま一冬を乗り越えるために、一生懸命吸蜜しているものと思います。
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この個体は、前翅の前縁にある白斑がとても良く目立ちます。エルタテハはこの白斑が大きく目立ちますが、キタテハの場合はあまり大きくはなりません。また、黒斑の出方もエルタテハとは異なります。
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少し翅をたたんでくれましたから、裏側が観察できました。やや明るい褐色であるところがキタテハの特徴です。シータテハではもっと褐色味が濃くなります。
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by coffeeto2 | 2011-10-29 22:37 | チョウ・ガ

ゲンノショウコ

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事前の天気予報では雨模様の予想でしたが、直前の予報で雨は回避できそうでした。土曜日は雨のため自宅待機をしましたから、日曜日のこの日は思い切って出掛けてみることにしました。
フィールドで目に付いたのは、この濃桃色の花の群落でした。
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すぐ脇には、同じ花ですが白色の花も咲いていました。フウロソウ科のゲンノショウコです。
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ゲンノショウコは、図鑑によれば東日本に白い花が、西日本には紅い花が多く見られるということですが、ここではr両方の花がほぼ同数の群落を作っていました。
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ゲンノショウコは、下痢止めの民間薬として利用されていたようです。飲むとすぐに効果が現れていたことから、現の証拠ということでこの名前が付いたようです。
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by coffeeto2 | 2011-10-26 22:40 | 山野草

八丈島植物園にて

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八丈島植物園のガイドウォークに参加して、職員の方から解説を聞きながら植物観察をすることが出来ました。最初はハイビスカスの花です。熱帯の花木で、ここにはたくさん咲いていました。
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ハイビスカスは一日花ということで、これは前日に咲いていた花の名残になるとのことでした。
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こちらは明日咲くであろうハイビスカスの蕾になります。
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続いては、ハチジョウススキです。海岸沿いにたくさん生えているとのことで、葉が厚く、縁がトゲトゲしているとのことでした。
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こちらは、普通に見られるアザミの花ですが、八丈島に生えているのは、亜種のハチジョウアザミになるとのことです。
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ハチジョウアザミの花をアップしたものです。花びらが無いように見えますが、筒状花の集合体で、花の先端に白く出ているのは花粉になるとのことです。
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これは、とても大きな株がたくさん集まっていましたが、シダの仲間のオオタニワタリです。シダの仲間は、識別が難しいようですが、葉の裏の胞子で種類を見分けるのだそうです。
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最後は赤い花が面白い形をしているベニフデツツアナナスです。パイナップル科に属する花ということですが、今回は植物園の中にたくさん咲いていました。
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by coffeeto2 | 2011-10-25 22:12 | 山野草

八丈島のアシタバ

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八丈航路の海鳥観察に出掛けて、八丈島で一泊しましたから、今回は植物園を訪れて、ガイドウォークに参加してきました。ビジターセンターの職員の方の親切で丁寧な観察を聞きながら、たくさんの植物を観察できましたが、このアシタバもその中の一つでした。
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アシタバがセリ科の植物であることを、今回ガイドウォークに参加して初めて知りました。島独特の植物であるということで、おしたしや天婦羅の材料であるとの認識しかありませんでしたから、ちょっと意外な感じがしました。
花茎の付け根にある薄緑色の葉のようなものは苞(ほう)と呼ばれるもので、ここから花芽が育っていく、セリ科に独特の構造物になるようです。
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アシタバの花は、花びらが5弁あるということも初めて教えていただきました。前回紹介した八丈島のキョンは、このアシタバの茎を好んで食べていました。
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by coffeeto2 | 2011-10-23 21:28 | 山野草

八丈島のキョン

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八丈島へ上陸してすぐに訪れたのは植物園でした。ビジターセンターの職員の方によるガイドウォークに参加するためでした。とても参考になるイベントでしたが、ここでキョンに出会うとは思っていませんでした。
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職員の方の説明では、ここにいた♂は一ヶ月ほど前に死んでしまったとのことで、今は♀が4頭いるだけだそうです。..........ということは、八丈島のキョンは絶滅してしまうのではないでしょうか?
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キョンはもともと中国大陸や台湾に生息していたシカの仲間ということですが、日本へ移入されて一部は逃げ出して野生化しているものもいるとのことです。ケージの中で間近に観察させてくれるのは嬉しいのですが、野生の生き物ですから、自然の中で生きるそのままの姿を観察したいと思いました。
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by coffeeto2 | 2011-10-22 20:02 | 動物

クロホウジャクとホシホウジャク

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近所の公園でヒタキ類の秋の渡りを観察していたとき、すぐ脇のアベリアの花で吸蜜するこのスズメガの仲間を見つけました。クロホウジャクになると思われます。
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クロホウジャクと識別したポイントは、前翅に灰色の目立つ斑があることと、腹側に2対の橙黄色の紋があるところです。幼虫の食草はトウダイグサ科のユズリハになるようです。また、ホシホウジャクより大きいところも特徴になります。
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こちらは、同じアベリアで吸蜜していたスズメガ科のホシホウジャクです。クロホウジャクのように、腹側に明瞭な橙黄色の紋が認められません。
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ホシホウジャクは背面から腹部にかけては濃い褐色で、前翅に明瞭な白い斑が認められないところでクロホウジャクと識別ができるようです。幼虫はヘクソカズラを食草としているようです。
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by coffeeto2 | 2011-10-19 21:25 | チョウ・ガ

ムラサキツバメ

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秋のヒタキ類の渡りを観察していた公園で、シジミチョウの仲間を見つけました。飛翔している姿を確認したとき、紫色の模様を認めたので、ムラサキシジミであると思って追いかけました。草むらに止まったところでよく見ると、尾状突起が認められましたから、ムラサキツバメにであることが分かりました。
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草むらの葉影で翅を広げたところを撮影することができました。表側に紫色の斑が認められました。♂の個体は翅の表側は黒褐色で紫色が出ないということですから、この個体はムラサキツバメの♀になると思われます。
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ムラサキツバメを図鑑で確認すると、その分布域は近畿地方以西から四国、九州であるとされています。とすれば、関東地方のこの公園で見られることはとても珍しいことではないかと思います。私は、初めて観察しました。でも、このごろは南方系のツマグロヒョウモンやクロコノマチョウがどんどん北へ生息域を広げていることを思うと、ここで観察できるのもあながち珍しいことではないのかもしれません。
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わずかに開いた翅の間から、表側の紫色が確認できます。ムラサキツバメは成虫で越冬するということで、幼虫はブナ科のマテバシイなどの新葉を食草としているとのことです。
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by coffeeto2 | 2011-10-15 20:23 | チョウ・ガ

ウラナミシジミ

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アメリカセンダングサの花で吸蜜するウラナミシジミです。翅の裏側にある波状紋が、このチョウの名前の由来となっています。
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翅の表側は、このように青紫色をしています。後翅の後縁に、二つの黒斑がめだち、尾状突起もこのチョウの特徴といえます。
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近所の公園に、ヒタキ類の渡りを観察しようと出掛けたのですが、たまたまここに何頭かの個体が集まって吸蜜していました。幼虫は、マメ科の植物を食草としているとのことです。
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by coffeeto2 | 2011-10-12 22:59 | チョウ・ガ

クロアゲハ

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公園のアベリアの花に吸蜜に来たクロアゲハです。黒いアゲハチョウの仲間は、見ただけですぐに識別するのが難しいですが、尾羽(尾状突起)が短いですから、クロアゲハであることが分かります。
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野鳥観察の合間に、ちょっとアベリアの花畑に目を向けると、クロアゲハが吸蜜に来ているところでした。赤い斑の出方から、これは♀の個体であると思われます。
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翅の裏面が白っぽくて、ちょっと見にはジャコウアゲハのようにも見えてしまいますが、尾状突起が短いところから、クロアゲハであることが分かりました。
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by coffeeto2 | 2011-10-08 19:35 | チョウ・ガ

ヒルガオ

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残暑の残る草原に、秋の渡りの小鳥たちを探しに出掛けたこの日、草むらにピンク色のアサガオの仲間がピンク色の花をつけていました。
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アサガオと違って、昼間花を咲かせるところから、ヒルガオという名前が付いています。この草原では、ところどころに花をつけていました。
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花の直径は5cmほどもあります。淡いピンク色の花弁の基部は白色です。また、花芯の基部は淡い黄色をしていますから、パステル調の色合いは調和がとれて、しばし見とれてしまうような花姿でした。
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by coffeeto2 | 2011-10-04 20:59 | 山野草