<   2011年 09月 ( 10 )   > この月の画像一覧

草原のバッタの仲間

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残暑の草原で出会ったバッタの仲間を紹介します。まず最初は、クルマバッタモドキです。体は緑色と褐色で彩られています。
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クルマバッタとの識別が難しいですが、クルマバッタは前胸部の背面に丸みがあるのに対し、クルマバッタモドキは、前胸部の背面にあまり丸みがないところが特徴になります。
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砂利道に降りたところですが、クルマバッタモドキの中でも、この個体は緑色部分が多いところが特徴になると思います。
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続いては、ショウリョウバッタです。♂と♀では著しく大きさが異なりますが、この個体は全長5cmほどしかありませんでしたから、♂の個体になると思われます。
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こちらは、アカツメクサの花に留まったツチイナゴの幼虫です。
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ツチイナゴの幼虫は全身が緑色をしていますから、褐色をした成虫を思い浮かべると、別の種類のバッタであると勘違いしてしまいます。
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by coffeeto2 | 2011-09-30 22:19 | 昆虫

草原のチョウ達

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残暑が厳しい一日でしたが、足を運んだ草原で出会ったチョウ達です。
まず最初は、アカボシゴマダラです。ここでは何個体も観察できましたが、たまたま撮影できたこの個体は翅が大変痛んでいました。南方系のチョウになります。
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続いては、ヒメアカタテハです。アカツメクサに留まって吸蜜をしていましたが、ここでは数個体を観察することができました。後翅の中央付近に大きめな白斑があるところが、アカタテハとの識別ポイントになります。
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砂利道に降りて翅を休めているヒメアカタテハです。幼虫は、ハハコグサやヨモギなどを食草としています。
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ヒメアカタテハは、5月頃から目立つようになり、秋にたくさんの個体を観察することができます。成虫でも幼虫でも越冬することが知られています。
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こちらは、ヤナギの枝先に留まっていたコムラサキです。幼虫はヤナギを食草としているとのことですから、ここで観察できるのが自然の形です。翅の表側に紫色が確認できることから、♂の個体であると思われます。
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これはクヌギの樹でしょうか、葉先に留まったコムラサキを下から見上げる形で撮影することができました。翅の裏側の模様が確認できます。白帯が確認できることから、♀の個体であるのかなと思います。
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こちらは、翅の表側が褐色地にオレンジ色の斑紋が認められるところから、ウラギンシジミの♂の個体になります。
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ウラギンシジミの翅の裏側は、このように一面白いところが特徴です。シジミチョウの仲間としては、割合大きい方ですから、ちょっと見にはシロチョウの仲間かと思われてしまいますが、飛び方に特徴があるので、慣れると離れたところからでも識別することができます。
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黄色く色が変わった葉の裏に留まったキチョウです。幼虫はメドハギやネムノキなどを食草としているようです。成虫で越冬します。
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by coffeeto2 | 2011-09-28 21:55 | チョウ・ガ

草原のキクイモ

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残暑が強くて、とても暑い一日でしたが、自然観察のために広い草原を歩いていると、黄色くて大きな花が目に付きました。キクイモの花です。
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キクイモは、もともと北アメリカ原産の多年草であるそうですが、日本へは幕末の頃に渡来したとのことです。たくさんの黄色い花が群生していました。キクイモは、キク科ヒマワリ属の野草です。
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地中に大きな塊茎を作るのが特徴です。子供の頃、実家の庭にキクイモがたくさん出て、死んだ母が駆除するのに苦労していたのが、懐かしく思い出されました。
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by coffeeto2 | 2011-09-21 22:46 | 山野草

ヒガンバナ

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まだまだ暑い日が続きますが、夏も終わりに近づき、そろそろ秋風が吹くようになってくると、ヒガンバナが紅い花を咲かせます。
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アップで撮影すると、外側に雄しべが飛び出していて、花びらがあまり目立たない独特の形をしています。
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ヒガンバナは、1本だけだとちょっと寂しいですが、たくさん集まるととても見事な風情です。
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森の中の日溜りに群生していました。
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by coffeeto2 | 2011-09-19 22:48 | 山野草

自然公園にて #3

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自然公園で観察したこの花はゲンノショウコです。昔から薬草として名前が知られています。フウロソウ目の野草になります。
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オミナエシの花で吸蜜するこのハチの仲間は、ハラナガツチバチになると思います。
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ピンク色の小さな花が咲いていました。葉の形が独特のこの野草は、メハジキになるようです。
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葉の上で翅を休めるこのチョウは、セセリチョウ科に属するのはすぐに分かります。ダイミョウセセリのように見えますが、実はイチモンジセセリでした。
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最後のこの花は、ユリ科のツルボになります。ピンク色の小さな花がしたから咲き上がります。
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by coffeeto2 | 2011-09-18 21:13 | その他

自然公園にて #2 (トンボ)

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杭の先に留まったこの赤とんぼは、背面と鼻先も赤くなっているところから、ナツアカネになると思われます。胸側の第2側縫線が太くて、先端が直角に近く切断されるところが特徴となります。
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ヤブランの花柄の先端に留まったこの個体は、胸側の第1側縫線が第2側縫線と接続していることから、コノシメトンボになると思われます。
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このトンボは赤くはなっていませんが、胸側の第2側縫線の先端が細くなっているところから、アキアカネになると思われます。
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こちらは、夏枯草(カコソウ)と呼ばれるウツボグサの先端に留まっていますが、第2胸側線の先端が黒褐色で太くなっているところから、ノシメトンボになると思われます。
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最後は、サナエトンボ科のウチワヤンマになります。池の中の枯れ枝に止まっていました。ちょっと距離がありましたから、これが精一杯のカットです。
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by coffeeto2 | 2011-09-15 21:53

自然公園にて #1

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足を運んだ自然公園で、咲き始めたばかりのホトトギスを観察することができました。ユリ科の多年草で、この時期欠かすことの出来ない山野草になります。
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花被片の上半部が大きく反り返るものはヤマホトトギスという別種になるようですが、この花はそんなに反り返っていませんから、普通のホトトギスであると思います。
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ドクダミの葉の上に、全長15mmほどの小さいカメムシの仲間を見つけました。背中に黄色いハート型があるところから、エサキモンキツノカメムシであることがすぐに分かりました。
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エサキモンキツノカメムシは、体色に変化が多いようですが、この個体は背面が暗赤紫色で黄色いハート型の斑紋が良く目立っていました。
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草むらに淡青紫色の小さな鐘形花が並んでいました。ソバナになるようです。葉の形が蕎麦の葉に似ているところから、この名前が付けられたようです。
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花茎に並んだ蕎麦菜の花をアップで撮影しました。ソバナの花は花柱が花冠より突き出して、先が割れているところが分かります。
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薄暗い森の中の林床に生えていた草の上に、サトキマダラヒカゲが留まりました。日本固有種になるとのことですが、同じ仲間のヤマキマダラヒカゲと識別が難しいです。
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長い花茎の先に、白くて小さい花をたくさんつけているこれはセリ科のカノツメソウになるようです。根生葉は2回3出複葉であるところが特徴であるようです。
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カノツメソウの花は5枚の白くて小さい花被片が出ています。セリに似ているところから、ダケゼリの別名があるとのことです。
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最後は、葉の上に留まったミドリヒョウモンです。前翅の線状斑が太くなっているところで簡単に識別できます。
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by coffeeto2 | 2011-09-13 22:39

あしだち@水元公園

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東日本大震災から6ヵ月目のこの日、あしだち(足立・自然にふれあう会)の定例探鳥会は、三番瀬(船橋海浜公園)で実施される予定でしたが、震災の影響で閉鎖されているため、ここ水元公園に変更になりました。
スタートしてすぐに、小合溜りでウチワヤンマを観察することができました。
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前日の気象情報では曇りの予報でしたから、暑くないのであればということで妻からの申し出もあり、今回は二人と一匹で参加することにしました。水辺のムラサキツユクサにイチモンジセセリが吸蜜に来ていました。
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イチモンジセセリは、翅の上面が黒褐色で、白い斑紋が良く目立ちます。
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愛犬チョコちゃんを連れて草原を歩いていると、ショウリョウバッタが飛び立って、近くの葉の上に留まりました。♀の大きさは8cm以上ですが、この個体は5cmほどでしたから、♂になると思われます。
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先頭集団から遅れ遅れになり、チョコをせかせて急いでいくと、Amaさんたちがアカボシゴマダラがいると観察しているところでした。近年、北へ北へと生息域を広げている南方系のチョウです。
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白くて小さな金平糖のように集まっているこの花は、ゴキヅルというのだそうです。今日の案内役のYataさんから教えていただきました。果実が実ると蓋が外れるように割れて、中から種子が現れるようです。
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草むらには、小さなシジミチョウがたくさん舞っていました。草の上に止まったところで確認すると翅の裏側は灰白色ですが、ゴマ粒のような黒い斑紋がたくさん目立つヤマトシジミでした。
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翅の表側が薄い青藍色をしているこの個体はヤマトシジミの♂です。
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こちらのヤマトシジミは、翅がだいぶ痛んでいますが、表側が黒褐色をしているところから、♀の個体であることがわかります。
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葉の上でじっとしていたこのバッタは、オンブバッタです。大きさは4cmほどもありましたから♀の個体になると思います。♂をおんぶしていなかったので、見つけたときにはすぐにオンブバッタであると分かりませんでした。
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最後はベニシジミです。妻は、子供の頃から小さなシジミチョウが好きで、特にこのベニシジミは美しい色合いをしているところから、特別の思い入れがあったとのことです。
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by coffeeto2 | 2011-09-11 19:47 | その他

チョウトンボ

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自然公園の草むらを歩いていると、枯れ草の茎の先に黒い翅が特徴のチョウトンボが止まっていました。中型種のトンボですが、腹長は24mということで、翅の幅に比べると短めに感じます。
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黒い翅の基部は、金緑色の光沢がありますが、これは♀の個体の特徴です。後翅の翅の幅がとても広いですから、チョウトンボの名前のとおり、ヒラヒラと舞う姿は、正にチョウが飛ぶが如くです。
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こちらの個体は、翅の基部が光沢のある紫黒色をしています。
これは、♂の個体の特徴です。他のトンボに比べて、独特の美しさがあると思います。
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この公園では、あまりたくさんはいませんでしたが、チョウトンボを何個体も観察することが出来ました。
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by coffeeto2 | 2011-09-05 22:06 | トンボ

ナンバンギセル

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草原を散策していると、根本付近に何やらピンク色の花があるのを見つけました。今まで見たこともなかったのですが、直感的に、ナンバンギセルではないかと思いました。
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周囲の草を掻き分けて撮影したものがこちらのカットです。もうちょっと盛りは過ぎようとしているようですが、初見の花を自力で見つけられた喜びはひとしおでした。
ナンバンギセルはススキの根に寄生する植物ですが、花の形が煙管(キセル)に似ているところから、この名前が付けられたとのことです。
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by coffeeto2 | 2011-09-04 22:07 | 山野草