<   2009年 04月 ( 21 )   > この月の画像一覧

林床のサトキマダラヒカゲ

c0085622_21305030.jpg
とても穏やかに晴れた休日のこの日は、あしだちの有志とともに関東近郊の山へ自然観察に出掛けました。
川沿いの自然林の中で、褐色の蝶が舞うのを見つけましたから、あわてて追いかけてみました。
葉の上に止まったところで識別すると、ヤマキマダラヒカゲのように見えました。でも、帰ってから写真で判定すると、サトキマダラヒカゲであることが分かりました。
c0085622_21303879.jpg
飛び回っては、すぐ近くに止まって羽を休めてくれますから、写真撮影のチャンスになります。
樹肌に止まったところを近接撮影することができました。
c0085622_21304432.jpg
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科の蝶ですが、茶褐色と白色の地に橙黄色の斑紋によって、他のジャノメチョウとの識別は容易にできます。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-30 21:46 | チョウ・ガ

キエビネとエビネ

c0085622_21484959.jpg
黄色い花が房状に咲いていました。キエビネであるようです。ちょっとはなれたところでしたから、アップで撮影できませんでしたが、図鑑によれば唇弁の中裂片は2裂しないとのことで、エビネより全体に大きいとの解説がありました。
c0085622_21485675.jpg
先日、クマガイソウを撮影に行った場所で、同じ林床に咲いていたものですが、キエビネの咲いていた奥にもエビネの花が咲いていました。こちらはまだ咲き始めたばかりのような株です。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-29 21:59 | 山野草

タイツリソウ

c0085622_20503656.jpg
紅と白の二色の花は、とても面白い形をしていました。それも1本の花茎にたくさんの花をつけています。
この野草は、タイツリソウというそうですが、なるほどたくさんのタイが吊り上げられたように見えますね。
クマガイソウを見に行った場所で、この花も咲いていましたから、合わせて撮影させてもらいました。
c0085622_1940423.jpg
タイツリソウは、ケシ科コマクサ属の野草です。ケマンソウという別名もあるようですが、これは、仏殿の天井から釣り下がっている華鬘(ケマン)から名前が付いたようです。
梅雨を過ぎると、地上部分は枯れてしまうとのことで、暑さには弱いようですが、耐寒性には優れているとのことでした。
c0085622_20504291.jpg
白い花のタイツリソウもありました。中国や朝鮮半島を原産とする多年草であるとのことですが、日本へは室町時代に入ってきたようです。
c0085622_2050547.jpg
たくさんの白い花が咲くタイツリソウは、見ているだけで清潔感が感じらると思いました。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-27 20:59 | 山野草

雨中のイカリソウ

c0085622_22285855.jpg
イカリソウです。
クマガイソウの自生地に隣接して、イカリソウも自生していました。
すっかり雨になってしまいましたが、水玉が付いてかえってみずみずしく感じます。
c0085622_22291223.jpg
とてもたくさん自生していましたから、夢中になって撮影しました。船の碇に似た形の花を咲かせることから、この名前が付いたとのことです。
c0085622_22291964.jpg
この花は、紅紫色の色合いがとても綺麗でした。葉は4~5cmで、丸みのある心形をしています。
c0085622_2229596.jpg
たくさんの群れの中に、白い花のイカリソウもありました。もしかしたら、違う種類なのかもしれませんが、私には識別することができません。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-26 22:43 | 山野草

クマガイソウ

c0085622_12464460.jpg
地元から眼と鼻の先に、クマガイソウが自生している場所があるということをはじめて知りました。それも昨日のことです。一度は見たいと思っていた山野草ですから、気持ちはすっかりクマガイソウに向いてしまいました。
昨日までの天気予報では、今日の土曜日は1日雨ということでしたから、これはもう野鳥観察はあきらめて、山野草の写真撮影に出掛けてみるしかないなと思ったわけです。
眼が覚めると、幸いなことにまだ雨も降っていなかったので、降られる前に何とか撮影しようと、あわただしく早朝の出発となりました。
c0085622_12465238.jpg
自生地にはカーナビのおかげで、難なく到着することができました。
クマガイソウは日本のラン科の野草の中では、一番大きい部類になるようですが、薄暗い林床にひっそりと咲いていました。
c0085622_1410199.jpg
図鑑によれば、花期は4月~5月ということですが、ここではゴールデンウィークまでということです。まさに、今が盛りとばかりに咲き誇っていました。
たくさんの花が並んで咲いている様は、圧倒的な存在感があります。
c0085622_124726.jpg
クマガイソウの名前の由来は、紅紫色の斑がある袋状の唇弁を、源平の合戦で武勇の誉れ高い、熊谷直実の母衣(ホロ)に見たてたものであるとのことです。
c0085622_12463721.jpg
撮影を始めて間もなく、雨が降り始めてしまいましたが、たくさんの山野草が周辺に自生していましたから、止められない止まらないの宣伝文句のように、撮影に夢中になってしまいました。
c0085622_12471237.jpg
花茎には、白く細かい毛が密生しているのが分かります。しかし、見るほどに面白い形をしている花であると思います。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-25 14:14 | 山野草

ニッコウネコノメソウ

c0085622_21472551.jpg
山麓の小道をさかのぼっていくと、小川のほとりに黄色い山野草が目に付きました。
ネコノメソウの仲間であることはすぐに分かりましたが、葯が暗紅紫色をしていますから普通のネコノメソウとは違うようです。
c0085622_2147539.jpg
落ち葉の中にも同じネコノメソウの仲間を見つけました。高さは10cmにも満たないとても可憐な野草です。
家に帰ってから調べてみると、ネコノメソウの仲間にはとてもたくさんの仲間があるようですが、葯が暗紅紫色をしていて、萼片の黄色がよく目立つところから、ニッコウネコノメソウになるようです。
c0085622_21471167.jpg
周辺を見渡すと、小群があちらこちらに見つかりました。この辺りは、ニッコウネコノメソウの繁殖地となっているようでした。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-23 22:02 | 山野草

クジャクチョウのペアリング

c0085622_21124876.jpg
帰省した信州の山で、クジャクチョウのペアを見つけました。
タテハチョウ科の特徴だと思いますが、裏面は目立たずとてもシックな色合いをしています。
c0085622_21125439.jpg
クジャクチョウは、普通年2回、6~10月に出現するとのことですから、今の時期に見られるこの個体は越冬個体であると思われます。
c0085622_2113089.jpg
右の個体が♂であると思われますが、左の♀の個体に交尾を迫っていました。
c0085622_2113765.jpg
真紅の翅に目玉模様がとても印象的です。
c0085622_21132346.jpg
こんなに美しい姿を撮影できて、私も同行した妻に抱きついてしまいました。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-19 21:21 | チョウ・ガ

アミガサユリ

c0085622_2231944.jpg
里山の小道の脇に可憐な花を見つけました。
いつものことながら、名前も分かりませんからとりあえず写真に収めてみました。
c0085622_2233312.jpg
下から、花の内部を撮影したものですが、花びらの内側には網目模様が一面に出ていました。
c0085622_2233925.jpg
家に帰って調べてみましたが、どうやらアミガサユリの仲間のようです。コバイモという別名もあるようですが、とても可愛い花でした。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-16 22:09 | 山野草

カキドオシ

c0085622_2146947.jpg
里山の散策路脇に、薄紫色の小さな花がたくさん咲いていました。
気が付いてみれば、カキドオシの群落の中に足を踏み込んでいました。
c0085622_21461534.jpg
カキドオシは、おしべが4個あるとされていますが、この写真ではそれが確認できません。
図鑑を読んでいたら、「茎や葉をもむといい香りがする。」と解説されていましたから、今度足を運んでチャンスがあったら、是非確認してみたいと思います。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-14 21:56 | 山野草

草むらのオドリコソウ

c0085622_21344111.jpg
里山は程よく自然が残っていて、それでいて全く未開の地ではありませんから、都会から足を運んで動植物を観察するにはとてもよい環境です。
この里山で、昨日アップしたヤマエンゴサクをじっくり観察して、さて元の道に戻ろうと草原を歩いてたら、足元にオドリコソウの群落を見つけてしまいました。
ここでまた足止めです。暫く草原に腰を落ち着けて、地面に這い蹲るようにオドリコソウの撮影に夢中になってしまいました。
c0085622_21342693.jpg
この時期には、ヒメオドリコソウの群落はあちらこちらで目に付くのですが、オドリコソウはちょっと珍しいですね。
薄桃色の花の形を、花笠を被った踊り子さんに見立ててこの名前がついたようですが、うまく名付けたなと感心します。
c0085622_21343337.jpg
この草むらの群落は、高さ20~30cmくらいの草丈で、周囲のイネ科植物の中に埋もれてしまっています。これから増えてくるのか、イネ科植物に駆逐されようとしているのか分かりませんが、里山における植物の多様性の一端を垣間見た思いがしました。
[PR]
by coffeeto2 | 2009-04-13 21:48 | 山野草