<   2008年 09月 ( 18 )   > この月の画像一覧

ミドリヒョウモンの♀

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随分シックな色合いをしています。
森で見つけたヒョウモンチョウの仲間ですが、現地では種類を特定することができませんでした。でも、他のヒョウモンチョウの仲間と比べると、色合いがくすんだ感じでちょっと変わった種類ではないかと思えました。
何枚か撮影しましたが、陽の当たる地面で撮影したこのカットでは、光が当たって虹色に輝く美しい翅の表面の状態を撮影することができました。
写真に撮ると、図鑑を見ながらじっくりと識別することができますから、家に帰ってからもう一度自然観察を楽しむことができます。時間に余裕がある時には、これがまた楽しみの一つになりました。
さて、この写真の個体はどうやらミドリヒョウモンの♀になるようです。翅の表面の色合いを見ると、なるほど名前の由来に合点がゆきます。
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草むらで翅を休めていますが、右と左の翅の色合いが、光線の当たり具合でずいぶんと異なるように思えます。
マガモの頭部なども光線の当たり具合で緑に見えたり、紫に見えたり、黒く見えるなど見かけの色合いが異なりますが、これは構造色と呼ばれるものです。
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別の場所で、ミドリヒョウモンの♂と♀がまさにペアリングの時を迎えていました。手前が♀で、向こう側が♂です。
♂の翅の表面にある黒褐色の条線が太く見えるところが、ミドリヒョウモンの識別ポイントになります。
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この写真の個体は、コケの繁茂した地面を飛びながら腹端を地面に突き立てて、私の目には産卵しているのではないかと思えるような行動をしていました。
同じような行動を昨年も別の公園で見たことがあります。
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by coffeeto2 | 2008-09-29 21:14 | チョウ・ガ

エサキモンキツノカメムシ

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公園の散策路脇で、名前の分からない野草に止まっている、綺麗なカメムシを見つけました。
背面は赤紫ですが、何といってもその中央に黄色いハート形の斑が出ているところが目に付きました。
同行したあしだち会長のMさんから、エサキモンキツノカメムシであると教えていただきました。
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学名記載者に因んでエサキの名前が付いたとのことですが、この容姿は他の種類と見間違うことはないと思います。
全長15㎜程度の小さなカメムシですが、小さくてもよく目立つ存在でした。
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名前の由来となっている角の出方が見えるかなと思ったのですが、思ったような映像は撮れていませんでした。
それにしても、このカメムシ君が取り付いている植物の名前が分かりません。センダングサの仲間かと思うのですが、分かる人がいたら教えていただきたいと思います。
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by coffeeto2 | 2008-09-28 21:25 | 昆虫

メスグロヒョウモンの♀

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有志と誘い合って、近県の公園へ自然観察に出掛けました。
今日の目玉は、このチョウの写真を撮影できたことでしょうか。初めて見るチョウでしたが、タテハチョウの仲間であることは現地でも直ぐに分かったものの、種類を識別することまではできませんでした。
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翅の表面は、黒褐色の地色に青藍色が混じった、何ともいえないシックな味わいがありました。白斑の出方から、フタスジチョウであるかとも思いましたが、図鑑を持っていなかったので、現地での識別は諦めました。
家に帰って図鑑を開いて調べてみますと、メスグロヒョウモンの♀の個体であることが分かりました。メスグロヒョウモンの♀は暗い環境を好むとのことですが、この時は陽の当たる明るいシダの上で翅を休めてくれました。
メスグロヒョウモンの♂は、普通のヒョウモンチョウの仲間と同じ姿をしていますが、♀はこの写真のようにイチモンジチョウやミスジチョウなどと同じような容貌をしていますから、♂と♀では全く種類が違うチョウのようです。
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こちらは、翅の裏側を撮影したものです。私の持っている図鑑には、♀の翅の裏側の写真がなかったので、何とか撮影できて良かったと思います。
幼虫の食草はスミレ類であるとのことです。
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by coffeeto2 | 2008-09-27 23:21 | チョウ・ガ

アカスジキンカメムシ

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公園のちょっと薄暗い散策路を歩いていると、何やらうごめく虫を見つけました。背中の模様がお面のように見えて面白い姿をしています。
初めて見る虫でしたので、とりあえず撮影して後から調べてみることにしました。
インターネットで調べてみたところ、アカスジキンカメムシの5齢幼虫であることが分かりました。
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アカスジキンカメムシは、日本で一番美しいカメムシであるとのことですから、成虫の姿を是非一度この眼で直に見たいものです。
この場所へは、また機会があったら探しに行ってみたいと思います。
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by coffeeto2 | 2008-09-24 22:03 | 昆虫

コスモス畑のツマグロヒョウモン

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キバナコスモスの花畑に、ツマグロヒョウモンのペアが飛び回っていました。
元々南方系のチョウの仲間だそうですが、地球温暖化の影響で数年前から次第に北へと生息域を広げ、今では東京周辺で当たり前のように観察できる種類になりました。
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これは♀ですが、前翅の先端部が黒いところが名前の由来ともいえるようです。
じっくり観察するとなかなか美しいチョウですから、近くにいた多くのカメラマンのレンズを一身に集めていました。
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こちらは♂です。♀のように前翅の先に黒い部分がない分だけ、すっきりしたヒョウモンチョウであるといえます。でも、こちらはあまりカメラの注目を浴びてはいないようでした。
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by coffeeto2 | 2008-09-23 18:19 | チョウ・ガ

ルリタテハの幼虫

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道端の葉っぱの裏側に何やらうごめく芋虫を見つけました。
下から覗き込んでみると、毛虫の毛がすごい枝分かれしているヤツでした。調べてみると、ルリタテハの幼虫のようでした。
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葉っぱをひっくり返して撮影してみましたが、オレンジ色の体が毒々しく見えますし、枝分かれした毛の付き方が異様な感じですね。
ルリタテハの幼虫は、サルトリイバラを食草としているとのことです。植物については詳しく分かりませんが、茎にたくさんの棘が生えているところから、この幼虫が食べていたこの草はサルトリイバラで良いのでしょうか?
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by coffeeto2 | 2008-09-22 23:06 | チョウ・ガ

花の下の狩人

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区から委嘱されて自宅周辺で野鳥のモニタリング調査をしているのですが、その途中でカマキリを見つけました。
このカマキリは、花の下でジッとしていますが、飛来するチョウや他の昆虫類を狙って待ち構えているところです。
前脚の付け根のところにオレンジ色味が強いのは、同じ仲間のチョウセンカマキリですが、この写真の個体はそれが認められませんからオオカマキリであると思います。
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獲物を待ち構えるオオカマキリを横から撮影したものですが、花の上から近づくとその姿はほとんど分からないでしょう。
吸蜜のために花を訪れる他の昆虫類には、とんでもないトラップなのでしょうが、いつ来るか分からない獲物を待つカマキリも、獲物にありつくのは大変です。
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by coffeeto2 | 2008-09-22 09:10 | 昆虫

ヨツメアオシャク

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公園の散策路を歩いていると、すぐ脇の葉の上に見慣れないガの仲間を見つけることができました。
いつものことながら、名前も分からないまま撮影したのですが、後から調べてみるとヨツメアオシャクであることが分かりました。
前翅と後翅にそれぞれジャノメが1つずつ入っていて、全部で4つのジャノメが目玉模様に見えるところから、この名前がついたものだと思われます。なるほど巧い名前を付けるものだと納得した次第です。
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幼虫はヨモギの葉を食べるとのことですが、全長は3㎝ほどのあまり大きくないシャクガの仲間です。
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by coffeeto2 | 2008-09-19 23:54 | チョウ・ガ

ヤマジノホトトギス

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森の中の薄暗い散策路の奥の方に、白っぽい花が咲いていました。遠目からは何の花か分かりませんから、思い切って近づいてみるとホトトギスの仲間である、ヤマジノホトトギスであることが分かりました。
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名前の由来は、花の斑点を、ホトトギスの胸の斑に見立てて付けられたとのことですが、私にはちょっと考えもつきません。
同じ仲間のヤマホトトギスは、花被片が反り返り紅紫色の斑点が少ないとされています。ヤマジノホトトギスは花被片が反り返ることなく、暗視色の斑点があります。また、茎には斜め下向きの毛が密生するところが大きな違いとなるようです。
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こちらは、花被片の紅紫色が強い花です。
同じ所に咲いていましたが、赤みが強い分だけとてもよく目立つ存在でした。
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by coffeeto2 | 2008-09-17 20:44 | 山野草

森の中のミドリヒョウモン

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9月13日に訪れた森の中で、ヒョウモンチョウの仲間が同じ場所を周期的に訪れているのを観察しました。
暫く待って、ようやく撮影できたのがこの写真ですが、止まってくれたのでミドリヒョウモンの♂であることが分かりました。
ミドリヒョウモンは年1回5~6月に羽化し、その後休眠して9~10月以降に再び観察されるようです。
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この写真の個体は、今年6月に撮影したものですが、前翅表面に3本の明瞭な黒褐色の条線が見られるところがミドリヒョウモンの♂の特徴です。
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こちらは、9月13日に訪れた森の中で撮影したものですが、アザミの花で吸蜜するミドリヒョウモンの♀です。
♂と違って、前翅表面の特徴的な条線が観察できません。
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これも上の写真と同じ個体ですが、後翅裏面に3本の太い褐色の帯があることからミドリヒョウモンの♀であることが分かります。
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by coffeeto2 | 2008-09-15 20:04 | チョウ・ガ