カテゴリ:植物( 106 )

ツルウメモドキの赤い実

c0085622_21252877.jpg
樹の枝に巻きつくように枝を広げて赤い実をつけるこの植物はツルイメモドキであろうと思います。黄色い皮が避けて、中から赤い実が顔をのぞかせます。実は10~12月にかけて熟すようですから、今の時期はそろそろ実も萎んできているようです。
c0085622_21252221.jpg
ジョウビタキの♀が飛来してきました。残り少なくなった赤い実を目当てにやって来たようです。
c0085622_2125978.jpg
ツルウメモドキはニシキギ科の植物です。この赤い実は、美味しそうで鳥たちの食欲をそそるように思えますが、あまり食べられることはないようで、厳冬期でエサが無くなった時に食べられているようです。
c0085622_21251642.jpg
ここのツルウメモドキは落葉する種類ですが、中には常緑のものもあるようです。つる性で、他の植物にまとわりついて生育しています。黄色い皮が裂けて中から赤い実が出てくると、鳥たちの餌となります。ジョウビタキは、本来動物食の鳥だと思うのですが、冬の今の時期はこうして木の実も食べています。
[PR]
by coffeeto2 | 2012-02-07 21:40 | 植物

ヤブランの黒い実

c0085622_20261586.jpg
今日足を運んだ埼玉県下のこの河川敷は、ビオトープとして整備されていました。散策路を歩いていると、6~7mmほどの小さくて艶のある黒い実をたくさんつけたヤブランが目につきました。
c0085622_2026094.jpg
冬枯れの林の下生えの中に、たくさんのヤブランの株を観察することができました。それぞれの株が黒くて小さい実をつけています。
c0085622_20254661.jpg
さて、こちらの株は黒い実がほとんどありません。自然落下したものかとも思いましたが、地面には落ちた実が観察できませんでしたから、きっと野鳥が餌としてついばんで行ったものと思います。
c0085622_20255026.jpg
ヤブランは、ユリ科の植物になります。このように、種子がむき出しになって成熟し、果実のように見えるのは、ユリ科の中でもヤブラン属とジャノヒゲ属だけにみられる特徴であるとのことです。
[PR]
by coffeeto2 | 2012-01-29 20:49 | 植物

ウメモドキの樹とツグミ

c0085622_22452734.jpg
雪が降り積もって辺り一面白くなった栃木県大田原市の羽田沼で、赤い実をたわわにつけた見事な樹を見つけました。どうやらウメモドキのようです。辺りはすっかり雪化粧ですから、この赤い木の実はとてもよく目立ちました。
c0085622_22453344.jpg
ウメモドキのことを図鑑で調べてみると、日本固有種であるようです。鳥が好む樹の実の代表格のように思われていますが、本当はあまり食べられることはなく、このように、黒く枯れ始めている実もあります。
c0085622_22454048.jpg
これは、ウメモドキの樹の幹を撮影したものですが、白っぽい灰褐色で、サメ肌のようなざらつきがあります。
c0085622_22452257.jpg
野鳥たちは他に食べるものが無くなった厳冬期にウメモドキの実を食べるとのことですが、この日は雪の上に落ちたウメモドキの実をツグミがついばんでいるところが観察できました。
[PR]
by coffeeto2 | 2012-01-23 22:55 | 植物

ミツマタの蕾

c0085622_2149588.jpg
寒い寒いと思っている1月の公園を歩いていると、枯れた枝先に白っぽい花が咲いたようでした。近づいて見るとミツマタの蕾が大きく膨らんできていました。ミツマタは、ジンチョウゲ科の落葉低木です。
c0085622_21491351.jpg
花が咲くまでもう少しというところでしょうか。3つの蕾(花芽)が固まって付いていますが、付け根に見える総苞は花芽が膨らんでくると落ちてしまいます。一番右側の花芽には総苞が落ちてしまってありません。
c0085622_21492230.jpg
枝先が3股に分かれてその先に花芽をつけることから、ミツマタの名前が付けられました。この樹の樹皮は和紙を作る材料になります。明治時代には、ミツマタから紙幣も作られていたようです。
[PR]
by coffeeto2 | 2012-01-18 22:06 | 植物

マユミの樹

c0085622_20494157.jpg
比較的暖かな日和となった今日、赤い実をつける樹を見つけました。仮種皮の間に赤い実をつけるマユミであると思われます。
c0085622_20481167.jpg
マユミはふつう高さ3~5mほどの落葉小高木とされていますが、この樹はとても大きな樹形を保っていました。
c0085622_20481735.jpg
樹皮はこのように複雑な模様が出ています。老木になると、縦に深い割れ目が入るとのことです。
c0085622_20482477.jpg
マユミの種子を狙って、キツツキの仲間のコゲラがついばんでいました。
c0085622_20483178.jpg
チュルチュルと賑やかな声が聞こえると思ったら、メジロも群れで飛来して種子を食べていました。
[PR]
by coffeeto2 | 2012-01-09 20:57 | 植物

早春を彩るロウバイ

c0085622_204495.jpg
寒い寒いと思っていましたが、公園の一角にロウバイの花が咲いていました。早いもので、春の到来もすぐそこまで来ているようです。
c0085622_204975.jpg
ロウバイの花は直径2cmほどの大きさです。花弁は黄色いですが、内側の花被片は暗紫色をしています。
c0085622_204176.jpg
ロウバイはもともと中国原産で、江戸時代に我が国へ渡来したとのことです。今では春先を彩る代表的な花になりました。
c0085622_2042236.jpg
これはロウバイの偽果になります。花が終わると花床がこのように大きくなって3cmほどの偽果になります。この中にそう果が5~20個ほども入っているとのことです。
[PR]
by coffeeto2 | 2012-01-08 20:15 | 植物

ナンテンの赤い実

c0085622_22134913.jpg
枯れ木の多い冬のフィールドを歩いていると、赤い実が付いた樹がとてもよく目につきます。この公園でも、ナンテンがたくさんの実をつけていました。
c0085622_2213568.jpg
ナンテンは庭木として生育しているものがほとんどで、フィールドで見るのはこれらが逃げ出したものであることが多いようです。
c0085622_2214393.jpg
鳥類の餌となりそうに思えますが、鳥たちがナンテンの実を好んで食べるところはあまり見たことがありません。餌が無くなった厳冬期にヒヨドリがついばむくらいでしょうか。
[PR]
by coffeeto2 | 2012-01-05 22:21 | 植物

センダンの樹

c0085622_22531983.jpg
芝生の広場に、センダンの樹がありました。とても大きな樹でたくさんの実をつけています。見事な風情でしたから、早速写真に撮らせてもらいました。
c0085622_22532812.jpg
こちらは、その果実を近接撮影したものです。1.5cmから大きなものでは2cmほどもある実です。駆虫剤として用いられたこともあったようですが、生の果肉はひびやしもやけに効くと言われています。
c0085622_22533483.jpg
豊臣秀吉の馬印であった千成ヒョウタンのようにたくさんの実をつけています。この実の中にある核にはいくつかの細長い種子があって、春先にばらばらとまき散らすようです。
c0085622_22534355.jpg
樹皮にはこのように荒く割れ目が入っていました。
c0085622_22534969.jpg
「栴檀は双葉より芳し」ということわざがありますが、ここでいう栴檀はビャクダンのことで、このセンダンには芳香はないようです。
[PR]
by coffeeto2 | 2012-01-03 23:09 | 植物

ハリギリの実

c0085622_20473581.jpg
4~5mmの黒くて小さくて液果をたくさんつけた、これはハリギリの木です。今の時期、葉はすっかり落ちたしまいますが、このように黒く熟した実が越年します。
c0085622_20472811.jpg
ハリギリの実は、多くの野鳥たちの餌となります。ここで観察しているだけでも、ツグミ、ヒヨドリ、メジロなどがついばんでいました。この写真は、コゲラが黒い実をくわえているところを撮ったものです。
c0085622_2047427.jpg
ハリギリの樹の幹は、マツの樹肌のように縦に深い割れ目が入ります。
[PR]
by coffeeto2 | 2012-01-02 20:59 | 植物

ユリノキ

c0085622_21525635.jpg
とても大きな木がありました。高さは20mを超えるのではないかと思います。枝先に付いている翼果の形からユリノキであることが分かりました。別名はハンテンボクというそうですが、その謂れがよく分かりませんでした。図鑑で調べてみると、葉の形が半纏に似ているところからその名前が付けられたとのことです。そのほかにも、チューリップツリーといわれていますが、その謂れは花の形がチューリップのような形をしているところから、付けられているようです。
c0085622_2153414.jpg
枝先の翼果をちょっとアップで撮影したものです。この形を百合の花になぞらえてユリノキと名付けたのでしょうか?
c0085622_21531263.jpg
たくさんの翼果が枝先に付いています。この翼果は風に飛ばされて、くるくる回転しながら落下するとのことですから、一度はその様子を観察してみたいと思います。
[PR]
by coffeeto2 | 2011-12-31 22:09 | 植物