カテゴリ:植物( 106 )

四季の森星野@栃木

c0085622_9583968.jpg
栃木市星野町にある四季の森は、春先の今の時期、フクジュソウやセツブンソウなどのたくさんの山野草をはじめ、マンサクやウメ、ロウバイなどの樹木にも花が咲き、春の野山を彩っています。毎年、春先には必ず足を運んで、目を楽しませてもらっていますが、今年もそんな花々の開花状況の確認に出掛けてみました。
c0085622_9584576.jpg
右側に[四季の森星野]の看板が出ていますが、東北自動車道の栃木インターを降りて、県道32号線を出流町方向へ進むと、一直線でここに至ります。道路の右側の駐車場に車を停めて、さあこれから春の野山を満喫しましょう。
c0085622_958417.jpg
この時期、四季の森の主役は、何といってもセツブンソウです。この辺り一面に可愛い花を咲かせています。もうそろそろ花期も終わりになりますが、いわゆるスプリングエフェメラルの代表格と言っていいくらいの春先の妖精です。
c0085622_9581654.jpg
陽だまりには、こんな可愛いキズイセンが群生していました。周囲のオオイヌノフグリとのコラボレーションがとても綺麗でした。
c0085622_9582294.jpg
こちらは、イラクサ科のカテンソウです。とても小さい花で、ともすれば見落としてしまいますが、ピンク色のとても可愛い花を咲かせていました。
c0085622_9583239.jpg
アズマイチゲです。セツブンソウの原っぱの中に、ところどころ花を咲かせていました。セツブンソウはそろそろ終わりになりますが、アズマイチゲはこれから最盛期を迎えることと思います。
c0085622_959145.jpg
フクジュソウもいっぱい群生していました。春先の割合早い時期から花を開いてくれますが、この黄色い花がたくさん咲いていると、とても見応えがあって、得した気分になります。
c0085622_9592480.jpg
枝先に、細いリボン状の花を開いていたのはマンサクの花です。山の中では、春先の一番早い時期から花開くことから、先ず咲くが訛ってマンサクになった、と聞いたことがあります。
c0085622_958514.jpg
こちらは、サンシュユの花だと思いますが、自信を持って識別できません。ダンコウバイやアブラチャンなどと同じようで、先日も間違えてご指摘を受けてしまいました。
c0085622_9585775.jpg
山の斜面には、フキノトウが芽を出していました。これも春を彩る山野草の一つですが、食卓を飾る食材にもなりますね。(^^;;
c0085622_959355.jpg
言わずと知れたオオイヌノフグリです。日溜まりにとてもたくさん群生していました。びっしりと地面を埋め尽くすように咲いていると、辺り一面薄い青紫色の絨毯を敷いたようで、ホンワカした雰囲気が気持ち良いです。
c0085622_959934.jpg
これも、春の野原を彩るホトケノザです。こちらは、ピンク色のたくさんの踊り子さん達が、菅笠をかぶって踊りを踊っているような花ですね。じっくりと見ていると、とても愛嬌があります。
[PR]
by coffeeto2 | 2014-03-28 06:00 | 植物

春の野に咲く花々@八王子

c0085622_15223753.jpg
この日の一番のお目当ては、ハナネコノメを撮影することにありました。時期的には、まだちょっと早かったようですが、何とか目的を達成できましたから、少し周辺を歩いて、春の息吹が感じられる記録写真を、できるだけ撮影したいと思いました。でも、山道を少し登ってみると、まだたくさんの雪が残っていましたから、陽当たりが良く、雪が無くなっている場所だけを選んで、散策してみることにしました。
山道の脇の土手は、とても陽当たりがよい場所でした。ここには、スミレをはじめオオイヌノフグリやタネツケバナなどが、たくさんの花を咲かせていました。これはタチツボスミレですね。写真に撮影するのは、昨年のシーズン以来ですから、とてもお久し振りという感じでシャッターを押しました。
c0085622_1523252.jpg
この土手の斜面は、タチツボスミレの大群落とまではいきませんが、かなりの花が目につきました。ここでは、草むらに寄り添うように花を咲かせていましたから、撮影してみました。昨年の枯葉もたくさん残っていて、その間に花を咲かせていますから、これも春の息吹を感じさせる雰囲気づくりに一役買っていると思います。
c0085622_15225072.jpg
川沿いの土手の法面に、フキノトウが花を開いていました。見ているだけでも、春の訪れを十分に感じさせてくれますが、これを天ぷらに揚げると、ほろ苦くて何とも言えないあの食感が、私の好みです。
c0085622_15224450.jpg
ここには、二つ並んで仲良く花を咲かせていました。フキノトウは、地下茎を延ばして増える多年草ということですから、この二つは地面の中でしっかりと繋がっている筈です。
c0085622_15233199.jpg
とても暖かい陽光に誘われるように、オオイヌノフグリも固まって花を咲かせていました。一つ一つの花は小さいですが、こんな風に固まって咲いていると賑やかで、春の雰囲気がよく出ていると思います。
c0085622_15231987.jpg
陽だまりの斜面には、タネツケバナも群生していました。種もみを水に漬けて、苗代の準備をする頃に咲くとも、家畜の種付けをする頃に咲くとも言われているようですが、どちらも頷ける話です。
c0085622_15225681.jpg
6枚の白い花弁を付けていたこの花は、ハナニラになります。この葉にはニラのような匂いがあるということです。地上部が見られるのは春だけということですから、ある意味スプリングエフェメラルの一つと言えようかと思います。
c0085622_1523961.jpg
近くには、梅園がありました。ちょっと距離がありましたが、足を運んでみるとこの紅梅が見事な花を咲かせていました。花柄がなく、枝から直接花を付けているのがウメの特徴のようです。
c0085622_1523322.jpg
梅の花は中国が原産ということですが、その昔から春先を彩る花として、和歌にもたくさん読み込まれています。このように、可憐な花を付けているところが、昔の人々の目を引いていたのでしょうね。
[PR]
by coffeeto2 | 2014-03-27 06:00 | 植物

早春のロウバイ@前橋

c0085622_2235583.jpg
この日は、前橋市内の公園にレンジャクの群れが入っているという情報を頂いて、都内からプチ遠征してきました。でも、せっかく足を運ぶのですから、レンジャクだけでは勿体ないですね。併せて近くの沼の窪市有林のザゼンソウを観察してきました。市有林の中には黄色い花が満開のロウバイの花がとても見事に咲いていました。
c0085622_2236667.jpg
周囲によい香りを漂わせて、早春の一コマを飾り付けてくれます。この時期は、よく見かける花ですが、季節限定ですから、やっぱり撮影対象になってしまいます。
c0085622_2236126.jpg
先月降った大雪の影響で、沼の窪市有林にはまだたくさんの雪が残っていました。でも、日当たりの良い場所は既に雪も解けて地面が出ています。ここには、こんな感じのロウバイの樹が何本もありました。
c0085622_22361820.jpg
この暗褐色で枯れたようにぶら下がっているのが、昨年咲いたロウバイが付けた実です。ロウバイは綺麗な花ですが、その実は対照的な姿をしていますね。(^^;;
c0085622_22362580.jpg
花弁には艶がありますから、名前のとおり、ロウを塗ったような姿をしています。
c0085622_22363258.jpg
赤城山の麓にあるこの谷筋は、雪がたくさん残っていて、まだ春浅いという印象でしたが、このロウバイの花は一足早い春の訪れを告げてくれているようでした。
[PR]
by coffeeto2 | 2014-03-20 06:00 | 植物

野鳥公園の春の花@大田

c0085622_22234198.jpg
ヒクイナが出たという情報を見て、淡い期待を持って足を運んできましたが、残念ながらお目当てに会うことはできませんでした。でも、日毎に暖かくなる陽気に誘われて、野鳥公園内には春先の花がたくさん咲いていました。一度に全部紹介することができませんから、前回は満開のウメの花とダンコウバイを紹介しましたが、今回はその他に咲いていた花々を、まとめて紹介したいと思います。
まず初めに、芝生の広場に咲いていたホトケノザです。この花は、割合早い時期から咲いているところを見かけますが、春の野山を彩る花として、これからが見頃になると思います。
c0085622_22235337.jpg
ピンク色のこの花が群生していると、春真っ盛りであると強く印象付けられますが、この日はまだ、日当たりの良いところに、部分的に咲いているだけでした。オオイヌノフグリも咲き始めていて、ほんわかとした雰囲気が漂っているようでした。
c0085622_22233420.jpg
こちらには、いくつものオオイヌノフグリが咲いていました。これも春の到来を告げてくれる花ですね。冬の間でも、陽だまりの思わぬところに咲いていることがあります。暖かさに誘われて、春が来たと間違って咲いていたのでしょうが、小さくてもこの薄青色の花は、太陽の光を浴びてひときわ良く目につきます。
もう何年か前になりますが、足を運んだ河川敷で、辺り一面青い花柄の絨毯を敷いたような、見事な景色を見せてもらったことがあります。あの時の状況に比べると、まだまだ春浅しといった感じですが、春の野山はこの花なくしては語れません。
c0085622_22232852.jpg
忘れてならないのは、このタンポポの花ですね。これも春の野山を彩る、大事な構成メンバーの一人です。でも、ここで咲いていたのはずいぶん花茎が短いものでした。まるで、地面から直に花が咲いているような様相ですが、やはりタンポポは長い花茎の先に、大きな丸い花を咲かせる姿が一番似合っていると思います。
c0085622_22235914.jpg
スイセンの花も陽光を浴びて、植え込みに群生していました。この花も、早いものは年明け早々くらいから咲いていますが、花の少ない時期ですから、とても貴重な存在であると思います。これも春の到来を告げてくれる、大事な顔ぶれです。
c0085622_2224670.jpg
フキノトウが随分大きくなって、花開いていました。薹(とう)が立つというのは、このような状況を指しているのでしょう。芽生えたばかりの頃は、ほろ苦い天ぷらの食材として、美味しくいただけますが、既にその時期は過ぎてしまったようです。
c0085622_22241270.jpg
まだ葉が出ていない枝先に、薄いピンクの花をつけていたのはボケでした。ボケは木によって、赤や白などの花を咲かせてくれますが、この木に咲いた花は、白とピンクの清楚なコラボを見せてくれました。
c0085622_22241838.jpg
株元から、たくさんの細い葉を立てていたのはシュンランです。春先に薄緑色の、気品のある花を咲かせてくれますが、今はまだ、その株元に幾つかの花芽をつけているだけです。あと1週間もすれば、開花するものと思います。
c0085622_22242578.jpg
ツバキの花も咲いていましたが、既に盛りは過ぎているものと思います。濃桃色の花びらが、幾重にも重なって、まるで八重咲きのツバキのように見えます。
c0085622_22243141.jpg
菜の花も、黄色い花をたくさん咲かせていました。これも、??菜の花畠に入り日薄れ♫....と春の夜の情景に歌われているくらい、春先の田園風景に彩りを添えて、春の風物詩を醸し出すのに欠かす事ができない、大切な構成メンバーの一人です。
c0085622_22243780.jpg
菜の花は、私の印象としては日本原産だと思うのですが、正式な和名はセイヨウアブラナになります。名前のとおり日本の在来種ではなく、明治時代にヨーロッパから移入された種類です。菜種油を採取するために、広く栽培されるようになったようです。
c0085622_22231233.jpg
淡いピンク色の花をたくさん咲かせていたのは、アセビの花です。駐車場から入口を抜けて汐入の池に向かう途中にある、いそしぎ橋の両側に植栽されていました。この名前は、馬酔木という漢字が当てられていますが、有毒植物でこれを食べた馬が暴れたことから付けられたと聞いたことがありますが、真偽のほどは定かではありません。
[PR]
by coffeeto2 | 2014-03-13 06:00 | 植物

ウメとダンコウバイ@大田

c0085622_21335060.jpg
春が足踏みをしているようで、なかなか暖かくなってくれません。まだかまだかと痺れを切らせて、待ち焦がれている今日この頃ですが、それでも春は日一日、忍び足で近づいているようです。先日、あしだちのHPを見ていたら、私が参加できなかった東京港野鳥公園の定例探鳥会の記録で、ヒクイナが観察できたという情報が載っていました。その日以降は観察されていないようですが、もしかしたらという淡い期待を抱いて出掛けてきました。まだ空気が冷たい陽気でしたが、ウメの花が咲きそろい、見事な姿を見せてくれました。
c0085622_21333479.jpg
ウメの並木が満開になっていました。ここだけは、春爛漫といった様相で、思わず足を止めて見惚れてしまいました。近寄ってみると、ウメの花のとても良い香りが漂っていて、一足早く春を満喫させて貰いました。
c0085622_21334432.jpg
満開、満開、もうこれ以上咲く場所がないくらい、目一杯咲いています。この日のお目当てであった、ヒクイナには会えませんでしたが、こんなに見事なウメの花園を観察することができました。春のうららを堪能して満足できましたから、帰りの足取りはウキウキと軽くなりました。
c0085622_21335644.jpg
満開のウメの並木は、遠目にはサクラの並木かと思えるようでしたが、サクラは長い花柄があり、ウメには花柄がほとんどないところで、両者を区別することができます。もちろん、花の咲く時期も異なりますね。
c0085622_21341539.jpg
園内には、こんな黄色い花も咲いていました。ウメの花のほんのりとしたピンク色の花も良いですが、春先の花としては、黄色い色の花も落とすことができません。マンサク、ロウバイ、サンシュユなどいろいろありますが、さてこの花はダンコウバイ?....それともアブラチャン?
c0085622_213493.jpg
家に帰ってから図鑑を調べてみると、ダンコウバイになると思って書き込みましたが、sanpoさんからコメントで、サンシュユになるとのご指摘を頂きました。有難うございました。なかなかよく分からないまま書き込んでいました。
[PR]
by coffeeto2 | 2014-03-11 06:00 | 植物

ロウバイ@調布

c0085622_2238292.jpg
私のブログは、この“コーヒー党の自然観察”のほかに、“コーヒー党の野鳥観察” を開設していますが、今月は二週続けて大雪が降りましたから、二つのブログの同時進行は、なかなかシンドイものがありました。野鳥観察の方は、写真が撮り溜めてあったので、何とかやり繰りできたのですが、自然観察のブログは全くのお手上げになってしまいました。
早いところ自然観察のネタ捜しをしなければと思いつつ、この土曜日は仕事が入るというおまけ付きでしたから、日曜日は手っ取り早く近場の公園で、セツブンソウでも観察しようと出掛けてきました。
c0085622_22375651.jpg
公園内の一画には、柵で囲まれた自然観察園があり、よく手入れされていますから、四季折々の山野草を楽しむことが出来ます。毎年、春先には足を運んで楽しませてもらっています。
今回は、野鳥観察も兼ねて少し回り道しながら足を進めていたら、ロウバイの林に目が止まりました。
c0085622_22374921.jpg
ロウバイの仲間にはいくつか種類があって、花の色合いや咲く時期が少しずつ違っているようです。私は、詳しいことは分かりませんが、この花の花芯部分は、僅かに橙色味が認められます。
c0085622_22374356.jpg
花の外側の状態が分かるように撮影したものですが、花弁には艶があって、本当に蝋を塗ったような、蝋細工で作り上げたような姿をしています。辺りには、ほんのりと良い香りが漂っていました。
c0085622_2237379.jpg
こちらの花は、花芯に赤色味がなく、蕊が淡黄色ですから上の写真のロウバイとは、種類が異なると思います。
c0085622_22372831.jpg
花の中の花芯部分は、色付いていたりいなかったりと異なりますが、外形的には違いが分かりません。....種類によっては、花弁の幅が広いものと狭いものがあるようです。
c0085622_22372255.jpg
ここには、たくさんの花を付けたロウバイが何本も並んでいました。離れた場所からも良く目立つ黄色い花の並木に誘われて来ましたが、付近はほんのりとした香りに包まれて、感じ良かったですよ。
c0085622_2237163.jpg
ロウバイの木には、このような黒褐色の大きな実が付いていました。これは、昨年咲いた花が残したものですが、この枝ではまだ落ちずに残っていました。
[PR]
by coffeeto2 | 2014-02-27 06:00 | 植物

黒い実、赤い実@戸隠

c0085622_636285.jpg
戸隠で過ごした三連休初日の10月12日(土)は、重い望遠レンズを背負い、野鳥の姿を求めて朝から一日、森林植物園の中をさまよっていました。初日に鏡池まで足を延ばして、戸隠山の全景を撮影してきましたが、生憎雲がかかり、スッキリした景色にはなりませんでしたが、険しい岩山の雰囲気は分かっていただけると思います。
散策していると、山野草や植物の実などもたくさん眼に入ってきますから、どちらかといえば上を見るより下を見て歩くことが多かったように思います。そのせいか、初日は野鳥についての収穫は殆どありませんでしたが、植物関係で色々な収穫がありました。
特に今の時期は、赤や黒などの彩り豊かな木の実がたくさん生っていますから、これらを観察するのも秋ならではの自然観察の楽しみですね。前回は、白と赤と青い実を紹介しましたが、今回は黒い実と赤い実を集めて紹介したいと思います。
c0085622_21583623.jpg
中央広場からミズバショウ園に向って、木道を少し入ったところで見つけたのがこの写真の木の実です。黒い実がたくさん集まって、球形状に結実していました。つる性の植物のようですが、今まであまり見たこともありませんでしたから、これを頼りに調べてみると、ユリ科のシオデになるようです。
c0085622_21582391.jpg
黒い果実を一つだけ付けていましたから、チゴユリかな?とも思いましたが、葉が割合大きめですから選択肢から外しました。葉の大きさや形からみると、ホウチャクソウではないかと思います。春先に咲く花は、二つか三つ一緒に咲いている姿を良く見ていましたが、これは実が一つしか付いていないので迷ってしまいました。この株は、たまたま一つだけだったのでしょう。
c0085622_21584289.jpg
これは、茎に沿って二つづつ規則的に黒い実を付けていますから、アマドコロかナルコユリであることはすぐに想像ができました。両者の違いは、茎に稜があればアマドコロでなければナルコユリになるのですが、現地では触って確認していません。
写真を見た感じでは、ナルコユリではないかと思いました。
c0085622_21582996.jpg
さて、分からないのがこの写真の実です。青色味のある黒い実をいくつも生らしています。実だけ見るとサンカヨウのようにも思いますが、葉の形がぜんぜん違います。ブルーベリーの実のようにも見えてしまいますが、草本のようですから違いますね。調べても分からずじまいでお手上げです。
c0085622_21585750.jpg
中央広場に近い木の枝に、透明感のある赤くて小さい実がたくさん付いていて、とても綺麗な光景でした。葉がないので種類を特定するのがとても難しいのですが、赤くて小さい実であるということだけでガマズミではないかと思いましたが、いかがなものでしょうか?
....図鑑を見ていたら、同じスイカズラ科のカンボクの実にもよく似ていると思いました。
c0085622_215935.jpg
これは、鏡池へ続く散策路の脇で撮影したものですが、やはりガマズミでしょうか?この仲間にはミヤマガマズミやコバノガマズミなどもあるようですが、この実だけで識別するのは難しいですね。.....カンボクという選択肢も捨てきれません。
c0085622_21592055.jpg
複雑な形に枝を広げて、赤い実をたくさん付けています。実を付けた枝先まで赤くなっていますから、枝サンゴのようにも見えます。これはゴマギであると思いますが、葉が大きく丸いヒロハゴマギというのもあるようです。この樹に付いていた葉は、割合大きめでしたからヒロハゴマギであると思います。たくさんある実の中には、黒くなったものもありますが、これは熟しすぎたものでしょうか。
c0085622_21591414.jpg
こちらもヒロハゴマギであると思いますが、すでに葉が落ちて、全ての実が黒く熟していました。生えている場所の陽当たりや地質などの違いで、成熟度が異なるのではないかと思います。
c0085622_21592736.jpg
この樹には、たくさんの大きな葉が残っていますから、ヒロハゴマギであることが分かります。実の早いものは8月くらいから赤く結実するようですが、10月にかけて次第に黒く熟すようです。
c0085622_21594356.jpg
こんな面白い形で朱い種子をぶら下げているものもありました。果実が熟して5片に割れて大きく開き、その先端に種子をつけていました。これも園内にあった案内板に解説されていましたが、ツリバナになります。
c0085622_21594986.jpg
ツリバナは、マユミと同じニシキギ科に属します。後刻、図鑑で調べてみると、この仲間にはたくさんの種類があり、サワダツ、ヒロハツリバナなどは同じような形で実を付けます。また、ムギマキが啄みに来るツルマサキも同じ仲間になります。
[PR]
by coffeeto2 | 2013-10-20 06:00 | 植物

夏休み~姫川源流部にて@白馬

c0085622_195188.jpg
千国街道(国道148号線)は、姫川に沿って新潟県の糸魚川へと続く国道ですが、ここを走るとあまり目立たないところに、姫川源流部と親海湿原への入口標識が立っています。この前に10台くらい駐車できるスペースがありますから、そこに車を置いて、ここから散策開始です。前回紹介した親海湿原に続き、今回はそこに隣接する姫川源流部で観察した山野草などを紹介したいと思います。
白馬村滞在中は、雨が降ったりやんだりの愚図ついた天気が続いていましたが、この日も折り畳み傘を持参しての散策となりました。でも、途中で陽が射してくることもあり、全く予想のつかない天候でした。
c0085622_1934098.jpg
親海湿原の自然観察を終え、姫川源流部への案内標識に従って足を進めると、そこは涼しい森の中という印象です。散策路脇には、キンミズヒキが黄色い花穂を立てていました。朝方まで降っていた雨で、周囲はしっとり濡れていますから、それだけで何故か瑞々しい感じがしました。
c0085622_1934798.jpg
姫川源流部へ抜ける山道を歩くと、そこにはアカソの大群落が斜面を覆っていました。アカソはイラクサ科の山野草で、茎や葉柄が赤味を帯びているところが特徴です。花穂は雌花序は赤味を帯び、雄花序は黄白色とのことでした。
c0085622_1945199.jpg
ところどころで朱色の花が目を引きました。ナデシコ科のフシグロセンノウです。花茎の節の部分が紫黒色をしているところからフシグロセンノウの名前が付けられたとのことです。
c0085622_1935315.jpg
コーヒー母さんとチョコちゃんは、どんどん先へ進んで行ってしまいます。早く来るように呼ばれますが、なかなか足が進みません。
フシグロセワノウの花の部分を、少しアップで撮影してみました。花弁も雨に濡れてしっとりしています。よく見ると花弁の基部に2個の鱗片があるのが分かります。
c0085622_1943564.jpg
ここにもウバユリの花が咲いていました。周囲の林床を形成する山野草の中で、1mほどにもなるウバユリは、一段と背の高い花ですから、とてもよく目立ちました。
c0085622_194346.jpg
姫川源流部の石碑が建つ場所まで来ました。この辺りで湧き出した水は、姫川となって山間を流れ下り、やがて糸魚川で日本海へと注ぎ込みます。訪れる人も少ない、静かな場所でした。
c0085622_1944411.jpg
姫川源流部の湧水地の周囲には、黄色くて大きな花穂が何本か立っていました。先端部の蕾が尾状になっているところから、メタカラコウになると思います。根の匂いが、防虫剤の宝香に似ているところから、この名前が付けられたようです。同じキク科の仲間にオタカラコウがありますが、こちらは花穂の先がより柔らかい感じがするところから、メタカラコウという名前が付けられたようです。
c0085622_1943189.jpg
散策路の脇には、うっかりすると見落としてしまいそうな、か細い薄紫色の花が咲いていました。キキョウ科のシデシャジンです。名前は四手沙参という漢字が当てられていますが、リボン状の花弁は5枚で、中心に雌しべが長く伸びています。
c0085622_1943713.jpg
ハギの仲間がピンク色の可愛い花を咲かせていました。3出複葉で葉の形が長楕円形であるところから、ヤマハギであると思います。でも、これはあまり自信のない判定です。
c0085622_1944455.jpg
真っ赤な赤い実をたくさんつけていたのは、スイカズラ科のガマズミです。東京周辺では、秋ごろに紅い実をたくさんつけ、野鳥達に餌を供給しているところをよく見ますが、まだ8月になったばかりですから、この辺りでは実が付くのが少し早いようです。
c0085622_1945060.jpg
コーヒー母さんは、この赤い実が気に入ったようで、チョコちゃんを入れて写真を撮るようにリクエストを受けました。しかし、当のチョコちゃんはあまり嬉しそうではありません....というか、ちょっと迷惑そう.....
c0085622_1945595.jpg
オレンジ色の美しい彩りの花は、ユリ科のヤブカンゾウです。図鑑によればヤブカンゾウは八重咲きで、雌しべと雄しべが花弁状になると解説されていましたが、この写真ではよく分かりません。
[PR]
by coffeeto2 | 2013-08-24 18:00 | 植物

夏休み~落倉にて@白馬

c0085622_18271067.jpg
今年の我が家の夏休みは、8月4日~7日までの4日間となりました。かねてから涼しい高原へ行きたいという、コーヒー母さんの希望がありましたから、この期間を利用して、長野県の白馬村へ行くことにしました。
この赤い屋根の建物は、落倉にあるミモザというペンションですが、3年前にペット同宿可能の宿をネットで探している時、偶然見つけて利用してみたところ、職場の互助会の助成も受けることができて、大変リーズナブルに泊まれました。オーナーも素晴らしい方で、快適に休暇を過ごすことができて、コーヒー党も母さんも大変気に入っていましたから、今年もまたここに連泊させていただくことにしました。愛犬チョコちゃんも、涼しい高原で過ごせますから元気一杯です。
c0085622_18264035.jpg
宿に到着した当日は、夕食までしばらく時間がありましたから、チョコちゃんと一緒に周辺の状況把握も兼ねて、ちょっと長い偵察散歩に出掛けてきました。しかし、この日は、思いのほか蒸し暑く、1時間ほど散歩している間に、汗をびっしょりかいてしまいました。
首にカメラをかけてチョコのリードを握り、林道をどんどん遡っていくと、林道脇には色々な花が咲いていました。これは、最初に観察することができたウバユリの花です。高さは1mほどもありますから、少し離れた場所からもよく目立つ存在です。
c0085622_18261967.jpg
チョコちゃんとの偵察散歩の途中で、一番よく観察できたのは、20cmくらいの白い花房をたくさん立てていたこの樹です。枝先に、白くて小さい花が集まって、総状花序を形作っていますが、これはリョウブの花になります。蒸し暑い森の中でしたが、涼しげに咲いていました。
c0085622_1827025.jpg
雄しべが放射状に広がるこの花は、葉の形がボタンの葉に似ているところからボタンヅルという名前が付けられています。キンポウゲ科に属する花で、同じ仲間のセンニンソウにとてもよく似ていますが、葉に鋸歯があるのがボタンヅルで、ないのがセンニンソウです。白い十文字に広がる4枚の花弁のように見える部分は、実は萼片であるとのことです。
c0085622_1826351.jpg
長く伸びた茎の上部に、球状の白い花穂をたくさんつけていたのはヤマウコギの花になると思います。といっても、これは自信を持って同定している訳ではありませんから、間違っていたら教えてください。
c0085622_1827585.jpg
ピンク色の蝶形の小さい花をたくさん咲かせていたこの樹は、ハギの仲間であることはすぐに分かりました。でも、種類を特定することはなかなか難しいですね。これは、葉っぱが丸いところからマルバハギではないかと、自分勝手に同定してみました。
c0085622_18272288.jpg
宿泊したペンションから歩いて10分くらいのところに、この落倉自然園がありました。3年前に来た時には、こんな自然園があることは知りませんでしたが、今回は宿に置いてあったパンフレットを見て、始めてその存在を知りました。春先には、群生するミズバショウやザゼンソウが開花して見事な眺めになるようです。
c0085622_18271180.jpg
白馬村に滞在中は、毎朝涼しいうちに愛犬チョコちゃんと散歩することが日課となっていました。近くのグランドでは、朝6時からラグビー合宿の練習が始められています。その脇を抜けると、フヨウの花が群生する場所がありましたが、見るからにとても涼やかな風景です。
帰りにグランドの脇を抜けると、前日の雨でぬかるみ、ラグビー選手たちは、まるで田んぼの中にいるように、着ているシャツも分からないほど、泥だらけになって練習していました。
c0085622_1827205.jpg
ヒレハリソウの群落です。私の持っている山渓の図鑑には「野に咲く花」にも「山に咲く花」にも掲載されていません。外来植物になるようです。英名はコンフリーと呼ばれ、以前はこの植物の根が医薬品として利用されたこともあったと聞いたことがありますが、今では有毒植物とされているようです。
c0085622_18272664.jpg
泊まったペンションを取り囲む森の中を散策していると、とても鮮やかなコオニユリの花が目に付きました。深緑の森の中ではひときわ目立つ存在です。オニユリとよく似ていますが、葉腋という葉が茎に付着する部分にムカゴが付くのがオニユリで、コオニユリには付きませんから、ここで識別できます。
c0085622_1827194.jpg
昨夜は雷がなって、かなり強い雨が降っていたようですが、朝方には上がってくれました。しっとりとした朝の空気が爽やかで、気持ちが良いです。そんな空気を胸いっぱいに吸いながら、今日もリードを握って日課の散歩に出かけてきました。森の中には、朝露ならぬ雨露に濡れたソバナの花が、瑞々しさを誇示するように咲いていました。
c0085622_18271687.jpg
こちらは、ソバナの花と色合いがよく似た、ユリ科のコバギボウシです。ソバナと同じように、花は下向きに咲きますが、コバギボウシのほうが花が細長いですね。 (ちなみに、ソバナはキキョウ科です。)
[PR]
by coffeeto2 | 2013-08-22 18:00 | 植物

夏の海辺で@真鶴半島

c0085622_7114186.jpg
7月28日(日)に、熱海のお寺で義父の十三回忌法要がありました。
夏休み期間中のちょうど良いタイミングだったので、コーヒー党一家は前日から愛犬チョコちゃんを連れて、久し振りの家族旅行をしてきました。お宿は露天風呂のある温泉付きペンションを予約していましたから、とても楽しみな旅行ですが、土曜日は朝一番で通院の予定があったので、出発が昼近くになってしまいました。
4人揃っての家族旅行は、10年振りくらいでしょうか。今回は、息子に愛車エクストレイルの運転を任せ、私はチョコちゃんを抱っこして、楽ちん・のんびりの旅行を満喫することができました。
時間に余裕があったので、真鶴半島に立ち寄ってみました。とても良いお天気でしたが、暑くて暑くて、日向に出るだけで汗をかくような陽気でした。冷たいソフトクリームをなめながら、半島最南端の三ッ石が見える場所へ足を運ぶと、ハマユウが大きく花を開いて出迎えてくれました。
c0085622_7113471.jpg
遥か下に海を見下ろす半島の上に、ハマユウの群落がありました。
ハマユウの花は、図鑑で確認するとハマオモトとして掲載されています。ハマユウは別名になるようです。ヒガンバナ科に属するとのことですが、なるほど花の形はヒガンバナによく似ています。
c0085622_7115663.jpg
ここには、真鶴半島最南端の標識が設置されていました。半島先端の三ッ石がすぐそこに見下せますから、この場所を背景として、家族4人と1匹が並んで記念写真を撮影しました。
c0085622_7114858.jpg
この場所で、見慣れない花の群落を見つけました。名前は全く分かりません。花の大きさは2cmほどですが、唇形の花ですからシソ科に属すると思います。でも、おそらく園芸種であろうと思います。
c0085622_71226.jpg
海を見下ろす半島の上には、カンナの花の群落もありました。公園内の芝生の広場に続く場所に群落を作っていましたから、これは植栽されたものでしょうか?
c0085622_712861.jpg
半島の断崖に生えていた松の木の向こう側に、岩礁を見下ろすことができます。何となく日本画的な風景だなと思いながら、松の木越しのアングルでシャッターを切りました。
c0085622_12594849.jpg
コーヒー党一家とチョコちゃんです。
[PR]
by coffeeto2 | 2013-08-21 18:00 | 植物