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後半は雨と雪の山歩き@日向山~丸山

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山野草がたくさん見られる山に登ろうとこの日選んだのが、秩父の芦ヶ久保駅から山の花道を経由して日向山に登り、県民の森から丸山を目指した後、大野峠を経由して芦ヶ久保駅に戻るコースでした。丸山でお昼を食べようと思っていたのですが、山の花道で山野草の撮影に思った以上の時間をとられ、全体の3分の1を終えたところで、もうお昼を摂る時間となってしまいました。
この日の天気予報では、夕方から雨模様となっていましたが、これまでは日も差す良いお天気に恵まれていましたが、お昼を食べてからはどんよりとした天候になってしまいました。
「木の子茶屋」を過ぎて、この標識のあるところから、いよいよ丸山への登山道に取り掛かります。
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登山道を歩き始めて、間もなくこのスミレが目に留まりました。ちょっと薄暗い林床にあったことと曇り空の影響で、花弁の色は少し青みがかっていますが、アケボノスミレになると思われます。
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花の咲く今の時期に、葉はまだ十分に展開していません。距は丸くて太い形状をしているところがアケボノスミレの特徴です。
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丸山を目指していた途中にあった標識です。
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薄暗い登山道は殺風景でしたが、僅かにこのキケマンが彩りを添えていました。
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スギ林を縫うように続くこんな山道を進みます。
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かなり登ってきたところで、こんなスミレの花を見つけました。白っぽい花弁ですが、青っぽいピンク色の条線が目立ちます。距はちょっと太めであるところと、葉が切れ込みのある独特の形をしているところから、エイザンスミレであることが分かりました。
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県民の森の散策路を横切るように、丸山へ続く登山道は左側の階段状の山道を辿ります。
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県民の森の中にあった案内図です。
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これは、丸山へ続く尾根道の途中にあったスミレの仲間ですが、花弁の色はかなり濃いピンク色をしています。葉の裏側は紫色がかっていますが、残念ながら種類を特定することができません。
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曇よりした空からパラパラと雨が降ってきました。かなり気温が下がっていますから、心なしか白いものが混じっているように感じます。
やっと丸山(標高960m)山頂に辿り着きました。
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丸山の山頂には、こんなコンクリート製の展望台がありました。この頃には、かなり雨脚が強くなってきましたから、展望台の中に入って雨具を装着しました。
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展望台の上から見た風景ですが、遠望は全く利きません。360度の展望が利く場所であるはずですが、この天候では致し方ありません。
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丸山の山頂では、瞬く間に雨が雪に変わり、すっかり冬の様相となってしまいました。かなり冷え込んでいましたが、雨具を着込むとかなり暖かく感じました。でも、天候が悪化する前に下山しようと大野峠方向へ進むと、こんな電波塔がありました。
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大野峠方向に向けてこんな山道を歩きます。依然として細かい雪が降り続いています。
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山道をかなり下ってきたところで、それまでの雪が雨に変わってきました。たどり着いた舗装道路の脇に東屋があり、こんな標識が立っていました。ここが大野峠になるようです。
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この頃は、だいぶ天候が回復して雨脚も弱まってきました。赤谷の集落に向けて脚を進めると、スギ林の中にミミガタテンナンショウが一株だけ咲いていました。
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下山途中の杉林の中に咲いていたアケボノスミレです。
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こんな山道を赤谷の集落に向けて下山していきます。
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途中にエイザンスミレも花を咲かせていました。葉の形が独特ですから、すぐに識別ができます。
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道祖神もありました。
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大きな岩の脇を抜けて、登山道は赤谷の集落目指して下っていきます。
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さて、このミミガタテンナンショウは、その周辺にたくさんのヒトリシズカの花を従えていました。
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かなり下ってきたところで、谷川沿いにこのキケマンが咲いていました。
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こちらは、葉の表面が雨でぬれているマルバコンロンソウです。可愛らしい白色の花が総状に咲いています。
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こちらもキケマンの花です。下山途中はスギ林が続き、あまり山野草を目にすることがありませんでしたが、ここにきてたくさんの花が目につくようになりました。
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茶畑の向こうに見えるのが赤谷の集落です。ここまで来れば、芦ヶ久保の駅まであと2キロほどで到着することができます。相変わらず雨が続く天候でしたが、終点が見えてきたことで少し元気が出てきました。
この翌日、東北地方では4月としては記録的な積雪となったようです。
今回は天気予報に従い、晴れていた午前中に山の花道を歩いてきたことが大正解で、たくさんの山野草をゆっくりと観察することができました。午後からは雪と雨に降り込められましたが、これもまた思い出深い山歩きとなりました。
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by coffeeto2 | 2013-05-05 22:36 | その他

日向山の山野草など@日向山~丸山

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4月20日(土)に訪れたわけですが、この翌日には北日本で時ならぬ大雪を記録しました。この日は、午後から低気圧の接近で天候が崩れると予報されていましたから、午前中に山の花道を歩くことにしました。
山の花道を登り詰めて尾根道に出たところに標識がありました。右に日向山、」左奥が登ってきた山の花道、左手前が丸山方面になります。
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登山道のすぐ脇には、ミツバツツジが大きな花をつけていました。春先を彩る代表的なツツジの仲間です。
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尾根道沿いには、葉と一緒に花を咲かせるヤマザクラが、白い花弁を広げていました。
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春型のベニシジミが、山道にワンポイントの彩りを添えてくれました。近くの草むらに翅を休めたところです。
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尾根道の標識があったところから日向山へ続く階段です。ここから300mくらいで山頂ですから、ほんの一息というところです。でも、昨年ここを登った時は、とても息を切らせていたように思い出しました。
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日向山の山頂直下の急な階段に取り付くと、間もなくヤマツツジのオレンジ色の蕾がたくさんついているのが目につきました。
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こちらには、既に花を開いたヤマツツジもありました。
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日向山の山頂へ登り詰めたところにこのジュウニヒトエの大きな花株がありました。急な階段を上ってきたご褒美のように見えます。でも、去年はあんなに息を切らせていたのに、1年間を通して続けてきた山登りで体が慣れてきたのか、今年はとてもすんなりと登ってこれたように思います。
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ここが日向山(標高633m)の山頂にあった標識です。
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山頂は、樹木に囲まれていますが、かろうじて南側の樹間に双子山か武川山か分かりませんが、秩父の山並みが覗いていました。
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日向山を下って、登ってきた山の花道からは軟体側の道を谷川方向に下ると、このツクバネウツギの花が迎えてくれました。白い花弁に細かい毛がびっしり生えているのが分かります。
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山道の脇には、このフデリンドウのまさに咲こうとしている蕾が目につきました。
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カタクリの花もたくさんありましたが、既に花期を過ぎて、寂しい花姿です。
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こちらはヒトリシズカの小群です。山のいたるところにその姿を見ることができました。
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このヒトリシズカの群生はとても見事でした。緑が芽生え始めた森の中でも、ひときわ目を引く存在でした。
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でも、こんな風に1本だけ咲いている姿が、ヒトリシズカの名前を示しているようにも思えます。
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白い花をたくさんつけたこの花は、マルバコンロンソウです。円心形の小葉がその名前の所以でもあります。
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日向山から花道を下ってきたところにあった谷川です。
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谷川沿いには、このナガバノスミレサイシンが白い花を咲かせていました。
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こちらはアケボノスミレです。葉を展開する前に花を咲かせるところが特徴です。
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ピンク色のこのアケボノスミレが、早春の山でとてもよく目立つ存在です。
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横から見ると、アケボノスミレの距は太くて丸みのあることが分かります。
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これも谷川の風景です。若葉がやっと芽生えてきたばかりです。
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ここにもイカリソウが咲いていました。
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1輪だけ咲いていたイカリソウの花ですが、こうして見ると、名前の由来となっている碇形がよく分かります。
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日向山から丸山へ続く尾根道の上から武甲山と秩父の山並みを望んだところです。ヤマザクラの花が咲いていて、早春の山の雰囲気がとても心地よいものでした。
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山の花道にはエンレイソウも大きな葉を展開していました。
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エンレイソウの花は薄いピンク色ですが、薄い黄緑色の葉とともに、とてもやわらかい雰囲気を醸し出しています。
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バレーダンサーが両手を広げてポーズを取っているように、エンレイソウの可愛らしい姿がありました。
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谷川の散策路脇には、ニリンソウが白くて可憐な花を咲かせていました。白い花弁と雄しべに囲まれて、黄色いめしべがよい調和を醸し出していると思います。
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ここには、ニリンソウの大群落がありました。葉に深い切れ込みがある形が独特で、淡い斑があるところが特徴的です。
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山の花道に隣接して、この「木の子茶屋」があります。ここから車道を少し歩いて、丸山に続く登山道へ足を向けました。
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車道の脇には、ムラサキケマンの可愛い花も咲いていました。
今回の山歩きでは、とてもたくさんの花を撮影することができました。その全てを紹介したいのですが、編集する時間がとれません。ゴールデンウィークまでに観察した自然の姿を紹介しきれないのではないかと、心配になってきました。
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by coffeeto2 | 2013-05-02 21:03 | その他

山の花道にて@日向山~丸山

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山の仲間と一緒に登った奥多摩の鷹ノ巣山は、まだ冬景色が強く、花はほとんど見られませんでした。それで、次は花のたくさん咲いている山に登ろうと、4月20日(土)に秩父の日向山~丸山を回るコースを歩いてきました。当日は、西武秩父線の駅前に車を停めて、山の花道を経由して日向山へ登るコースを辿りました。山道を歩き始めると、間もなくこの道しるべが迎えてくれました。
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黄色い色がとても目立つこの花はミツバツチグリです。バラ科のキジムシロの仲間ですが、キジムシロの小葉は5~9枚つきますが、ミツバツチグリの葉は3枚です。
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続いて観察できたのはチゴユリです。高さ20cmくらいの花茎に、下向きの可愛い花をつけていました。
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チゴユリは、小さくてかわいい花を付けますから、ユリの仲間のなかでも子供に見立ててこの名前が付けられたと思いまうす。
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図鑑で見るとゴユリの花被片は6個であるとされていますが、この花には5枚にしか見えません。
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山道のいたるところで観察できたのは、この薄紫の花弁を持ったタチツボスミレです。葉の形がハート形をしているところも特徴です。
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花茎が赤紫色をしているナツトウダイです。名前に夏とついていますが、春先の早い時期に咲きます。
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中央にオレンジ色に見える小さい花がナツトウダイの花ですが、その脇からまた花茎を2本出して同じように花をつけている面白い形をしています。
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間もなく、道端にマムシグサを見つけました。今回の山歩きでは、あちらこちらでマムシグサを観察することができました。同じ仲間のミミガタテンナンショウとは識別が難しいと思追います。
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続いて観察することができたのは、このマルバスミレの花株です。花弁の内側には、毛が生えているのが分かりますが、中には毛のないものもあるとのことですから、これだけで識別することはできません。
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マルバスミレ葉の形が丸いところで、同じ仲間のヒカゲスミレと区別することができます。
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低木に、ラッパ状の白い花がたくさんついていました。スイカズラ科のツクバネウツギです。白い花弁のうち、下唇と呼ばれる一番下の花弁の内側には、橙色の網状紋があります。
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芦ヶ久保駅から日向山に向かって山道を登ってきたところ、この「山の花道」の看板がありました。山野草の咲いている場所についても表示されています。こんな看板を見ると、ワクワクしてきます。
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山の花道に取り付く直前の果樹園の中に、リンゴの花がたくさん咲いていました。蕾のうちはピンク色をしていますが、花が開くと花弁は白いところが良いコントラストになっています。
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あしがくぼの果樹園の向こうに見えるのが、秩父の盟主である武甲山のどっしりした山容です。
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ジュウニヒトエの花を見つけました。図鑑を見ると、花が幾重にも重なって咲く様子を昔の女官の衣装に見立てたものということです。
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こちらは、2本の花茎を立てているジュウニヒトエです。唇形の花をつけるシソ科の山野草です。
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薄いピンク色の花をつけていたのはセンボンヤリです。すぐ脇に、昨年のセンボンヤリの枯れた茎が5本も残っていました。
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これは、モミジイチゴの花です。茎に沿って、同じような花を並べて付けているのが面白いですね。
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山道を歩いていると、地面で採餌していた鳥がツツジの木に飛び上がりました。直ぐにカメラを向けてみると、そこには過眼線と顎線が黒いホオジロの♂が留まっていました。
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暫く観察していると、このホオジロ♂は、近くの冬枯れた低木に飛び移りました。ホオジロは留鳥として、1年を通して観察できる小鳥です。
くちばしが銀灰色であるところから、まだ冬羽の個体であると思います。
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春先の林床に、花茎だけを立てていたのはアケボノスミレです。ピンク色の割合大きめの花を付けます。
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こちらは、すでに葉が大きく展開していたアケボノスミレです。
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登山道の脇にはカキドオシの可愛い花も観察できました。
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ここに咲いていたタンポポの花は、総苞片が広がらないカントウタンポポでした。
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山の花道から見た武甲山の勇姿です。丹沢の盟主ですから、とても存在感があります。まさに、威風堂々と言ったところでしょうか。
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by coffeeto2 | 2013-04-30 21:58 | その他

山で天ぷらを食す@鷹ノ巣山

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毎月恒例となった山仲間との登山の日程が4月14日(日)となりました。実は、この日はあしだちの定例探鳥会が谷津干潟でありましたから、どちらに参加するか迷ってしまいました。でも、今回の山登りの目的は、「山で天ぷらを食す」という名目で企画されました。山で山菜を採りながら、山歩きを楽しんで、最後にみんなで天ぷらを食べるという、とても楽しい企画でしたから、ここは山歩きに手を上げない訳にはいきません。
今回の山歩きは、奥多摩の鷹ノ巣山(標高1736.6m)が選定されました。日原から奥多摩の三大急登の一つに数えられている稲村岩尾根を登るのがポピュラーなコースとしてよく知られていますが、この道50年のリーダーは、天ぷらを食すために峰谷川沿いに遡り、奥の集落から始まる最短コースを選定してくれました。
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今回の山行には、男性6名、女性2名の8名の仲間が集まりました。
奥の集落は標高は960mくらいの場所に位置していますが、そこまで2台の車で登り詰めました。先着車両が2台ばかりあって駐車場所に困りましたが、何とか車を置く場所が確保できて、そこから杉並木の続く山道を歩き始めます。
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間もなく神社の鳥居が見えてきました。ここから鷹ノ巣山までは3.8kmの山歩きです。しかし、かなりの急登が続きます。サクラの花が開花するような陽気ですから、既に汗ばんでくるような状況でした。
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急な尾根の斜面にこんな社殿が建っていました。急登が続きますが、リーダーのゆっくりした足取りに助けられ、社殿の中を覗き込む余裕も生まれます。
ちなみに、中を覗いているのがかずとりさんで、その後方から続いて歩いているのが奥様です。この仲間の中では、自然と私がしんがりを務めることになっていました。
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天ぷらの食材を探しながら登るのですが、雪こそないもののまだまだ冬の気配濃厚で、とても寂しい状況でした。でも、尾根道の日溜まりにはこんなアセビの花を見つけることができました。
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尾根道の雑木林ごしに高い山が見えますが、雲取山から続く長沢背稜の長沢山か酉谷山であると思います。
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鷹ノ巣山避難小屋まであと少しというところに、この水場がありました。急な登りを歩いてきた身には、とても有難い給水ポイントです。冷たい水で、喉を潤すことができました。
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狭い登山道の途中にある水場ですから、みんなで1列になってザックを下ろし、ここで小休止です。深い谷を覗き込みながら、天ぷらの食材にする山菜でも探しているのでしょうか?
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水場のすぐ脇には、僅かに湿った場所がありましたが、ふと見るとそこにはハナネコノメとヤマネコノメソウが一緒に咲いていました。どちらかといえば殺風景な冬景色の山の中でしたが、ここだけは春の訪れを感じさせてくれました。
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水場の岩肌には、ユリワサビもしがみつくように花を咲かせていました。
山の仲間に山野草や野鳥の名前を教えているうちに、いつしか先生のように祭り上げられている自分に気が付きますが、まんざら悪い気もしません。これも、山の仲間と遊ぶ楽しみの一つであるんだと思います。
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この三角屋根の建物が鷹ノ巣山避難小屋です。中を覗いてみると、なかなか小奇麗な室内です。こんな小屋であれば、泊まるのも嫌じゃないですね。(というか、いつか小屋泊もやってみたいと思うのですが....。)
時間的には11時半を回っていましたから、ここで天ぷらをと思ったのですが、昼食休憩を取るグループがいましたから、我々は先に登頂を済ませてくることにしました。
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避難小屋からちょっと上に登ったところには、こんな広場がありました。ベンチとテーブルが設置されていて、お昼休憩を取るにはよい場所ですね。左側に見える屋根が避難小屋になります。
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ここは、雲取山から七ッ石山を通って奥多摩駅へ下る石尾根の途中ですが、鷹ノ巣山へ登る最後の急登で、振り返って見た山並みです。遥か彼方に見えるのは、大菩薩嶺から続く山並みです。
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急登ですが、この辺りには気持のよいシラカバ並木が続いていました。それにしても、このシラカバの樹は特別大きく目立つ存在でした。葉が茂ったら、きっと見事な姿であろうと思います。
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急登に足を滑らせないように、慎重に登っている時、1頭のチョウが飛来してすぐ近くに舞い降りました。飛んでいる姿を見てヒオドシチョウであることはすぐに分かりましたが、普通は翅を広げて日向ぼっこをするのに、何故だか翅を閉じたままいつまでたっても一向に広げる気配がありません。仕方なく翅の裏側だけを撮影しましたが、表側の美しい姿を撮影させてくれることもなく、そのまま飛び去ってしまいました。
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さて、こちらが鷹ノ巣山(標高1736.6m)山頂の標識です。
風が吹き抜けて体が冷え込んできました。慌ててアウターウェアを着込みますが、気持ちの良いお天気です。この爽やかさが応えられなくて、山の魅力にはまってしまいました。ここで、同行した8名が並んで登頂記念の写真を撮ったわけですが、良い思い出になりました。
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山頂から見下ろす奥多摩の山並みです。中央奥に裾野を広げる山が、奥多摩湖を挟んで向こう側にどっしり構えた御前山です。
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奥多摩の山並みを左側に追うと、中央奥に尖った山が鋸山です。その左側にある台形の上に尖った先端を見せているのが大岳山になります。
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奥多摩の山並みから反対側に目を転ずると、ひときわ高い山が見えますが、東京都最高峰の雲取山です。その右側に見える山が白岩山でしょうか?去年三峰神社から縦走した山並みです。あの時は、単独の日帰り山行でしたが、夢中で歩いたことが懐かしく思い出されます。
両方の嶺の中間に僅かに霞んで見える山は、奥秩父の白石山であると思います。
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こちらは、避難小屋への下山方向に見える山並みです。一番手前の山が日蔭名栗山で、そのすぐ右奥が高丸山でしょうか?右の奥の方に見える高い山が飛龍山であると思います。
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さて、避難小屋の前のテーブルに戻っていよいよ天ぷらの準備に取り掛かります。リーダーのザックからこの天ぷら鍋が出てきました。幹事役のザックの中からは、天ぷらの食材がたくさん出てきます。フキノトウ、タラノメ、アスパラ、シイタケ、オオバのほかに、コゴミ、マイタケ、ナスなどなど、よくぞこれだけと思うほどの量が出てきました。
おまけに幹事さんは早朝から奥さんと一緒にお稲荷さんを30個以上作って持ってきてくれました。
リーダーの揚げる天ぷらは、素人とは思えないほどカリッと揚がっていて、山の中で作った料理とは思えない、それはそれは満足できる昼食会になりました。
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楽しい山登りを終えて、奥の集落まで下ってきたところです。のどかな山村風景を見ながら、楽しい山の仲間と過ごした1日は間もなく終わろうとしています。サクラの花もちらほら咲き始めています。この景色を眺めながら直ぐには去りがたく、暫くは今後の山行計画に話の花が咲きます。
来月は、山歩きに主眼を置いて八ヶ岳の天狗岳を目指すことになりました。で、その次は谷川岳から平標山の縦走だと、話は尽きません。
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帰り際に見つけたキケマンの花です。今回は、山野草が少なくてちょっと物足りなかったですね。そうだ、来週は花の咲く山へ行こうと、この時すでに頭の中には次週の山歩きの構想が膨らんでいました。
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by coffeeto2 | 2013-04-22 21:48 | その他

春の臨海公園で自然観察してきました。

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4月14日(日)は、山の仲間と奥多摩の鷹巣山へ登る約束をしていましたから、その前日の13日(土)はいろいろ思案を巡らせて、葛西臨海公園へ出掛けてみることにしました。お目当ては、渡り途中の夏鳥などでしたが、園内ではたくさんの花々を観察することができました。まず初めは、公園のいたるところに黄色い花を咲かせていたこのタンポポです。萼片が反り返っていましたから、セイヨウタンポポになります。
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明るい草原で翅を休めていたのはベニシジミでした。前翅の外縁の黒褐色の縁取りが太めであることと、後翅の後縁にオレンジ色の斑が大きく出ていること、水色の小斑が認められないことから、ベニシジミの♀の個体になると思います。
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芝生の中に青紫色の綺麗な花を咲かせていたのはハナニラでした。
広い芝生の中に、たった1輪だけ花を咲かせていましたから、遠目にもとてもよく目立つ存在でした。ハナニラ2
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園内を歩いていると、東屋のすぐ脇にハナニラの群生がありました。
ここでも近寄ってアップで撮影してみましたが、春先にはあちらこちらでよく目立つ花であると思います。
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紅い花をたわわに付けていたのはセイヨウシャクナゲです。シャクナゲは元々の原産地は、ヒマラヤであるとされていますが、これはヨーロッパで品種改良されたものになるようです。
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草むらで、小さくて白い花を咲かせていたのは外来種のオランダミミナグサです。花弁は5枚ありますが、その先端が深く切れ込んでいるところが特徴です。
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公園のあちらこちらでは、ヒメオドリコソウの群落も観察することができました。これも、明治時代の中期に我が国へ渡来した外来種になるとのことです。踊り子に例えられる唇形花をつけた、春先に花をつけるとても可愛い存在です。上部の葉は赤紫色を帯びています。
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葉にたくさんのトゲトゲがあるこの花はオニノゲシでしょうか?
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植込みに植栽されているのが、このドウダンツツジです。
公園のあちらこちらで、小さくて白い釣鐘型の花を咲かせていました。
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枝先に、白くてたくさんの花をつけていたのはライラックになるようです。撮影した時には名前も分かりませんでしたが、調べてみたらライラックでした。和名はムラサキハシドイとされていますが、この樹の花は白色で紫色ではありませんでした。ちなみに、フランス語ではリラというようですが、リラの花咲く頃は、1年を通じて一番良い季節であるということです。
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鳥類園ウォッチングセンターに隣接する、上の神の池のほとりに咲いていたヤマブキの花ですが、たくさんの花弁が重なり合っているこれは、ヤエヤマブキになると思われます。ヤマブキと同じように日本各地に自生するそうです。
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クマザサの葉の上で翅を広げて日向ぼっこしていたのは、このルリシジミです。翅の表側は明るい水色をしています。
さなぎで越冬するとのことですが、東京周辺では年間4~5回は発生するようです。
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ハナズオウも濃いピンク色の美しい姿を見せてくれました。図鑑で調べてみると、ハナズオウはマメ科の落葉植物とのことでしたが、枝にまとわりつくように花を咲かせる独特の形状をしています。
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最後のこれは、鳥類園バードウォッチングセンターの前にあったサクラですが、ヤマザクラと同じく葉が先に出るのが特徴です。、葉と花がほぼ同時に出るところが特徴であるオオシマザクラになるようです。日本の桜には9種あるといわれている原種の一つであるとのことですが、サクラの識別は特に難しいですね。桜餅の葉のほとんどはこのオオシマザクラ
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by coffeeto2 | 2013-04-20 21:06 | その他

ギフチョウの舞う山へ@石老山~石砂山

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暦はすでに4月になりました。そろそろ山の様子が賑やかになってきます。花が咲き、チョウが舞う季節の到来ですから、週末を待ちかねて最初の土曜日に近郊の低山ハイクを楽しんできました。
しかし、4月最初の週末は、土曜日から日曜日にかけて低気圧が日本海を発達しながら、西から東へ移動するという予報があり、東京周辺も雨が予想されました。一部の地方では、雷雨などの影響で被害も出ていたようですが、土曜日のうちであればまだ天気は持つであろうと予想して、今回足を運んだこの場所は、この時期にギフチョウが舞う相模湖からほど近い石老山から石砂山を選定しました。
天気予報通り、午後からは雨に降り込められてしまいましたが、降り出す前にお目当てのギフチョウの舞姿を撮影できたほか、たくさんの山野草などを撮影することができましたから、まずまずの成果が上がったと思います。
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雨が降り出す前に、自然観察に当てる時間をできるだけ確保したかったので、午前5時前に自宅を出発たところ、現地には午前6時半ころには到着することができました。篠原バス停に近い駐車場に車を停めて、早速最初の目的地である石老山を目指して、東海自然歩道を歩き始めます。
都内の桜はすでに散ってしまいましたが、この辺りでは、未だたくさん咲いていてくれましたから、名残の花見を楽しみながらの出発です。
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標識に従いながら、こんな山間の畑の脇に取り付けられた山道を辿ります。気温はちょっと低くてヒンヤリしましたが、歩き始めるとすぐに体が温まり、うっすらと汗をかくようになりました。
この辺りから、たくさんの山野草が観察できたのですが、一遍に紹介することが大変なので、今回は歩いたコースの紹介に留め、次回はお花の写真をたっぷり紹介したいと思います。
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汗を拭き拭き尾根道を登ってくると、やがてこの金比羅神社の小さな祠と、テーブルとベンチが置かれた休憩ポイントに到着です。ここで一息入れて、石老山の山頂を目指します。
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だいぶ登ってきたところに、石老山を示す標識がありました。でも、この辺りはスギ林の中で、山野草がほとんど見られず寂しい状況でした。
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石老山の山頂直下のこんな尾根道を登ります。山頂までは、もう一息です。
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ヒノキかサワラの並木のように見える道の向こうに見えるのが、石老山の山頂です。通常であれば1時間ほどで登ってくることができると思いますが、私は歩き始めて1時間30分以上かかりました。途中で山野草などの写真を撮るのに時間がかかっていますから、そんなに遅いペースでもないと思います。
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ここが石老山(標高702m)の山頂です。
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山頂は殆どが樹木で覆われて見通しが利きませんが、南側のこの部分だけが開けて、丹沢の山並みが見通せます。
中央に見える山並みが蛭ヶ岳から檜洞丸にかけての丹沢主稜であると思います。
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石老山を牧馬峠方向へ下りて、県道に辿り着いたところで撮影した丹沢の山並みです。中央右側に見える山が焼山で、その右側の尖った山頂が蛭ヶ岳、その右奥が檜洞丸へと続く丹沢主稜でしょうか?
また、左奥に見える山並みが丹沢主脈の塔の岳から鍋割山に続く山並みです。
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牧馬峠から石砂山への登山道を歩いていた時、ちょうど花を咲かせていたトウゴクミツバツツジの花で吸蜜をしていたギフチョウを見つけることができました。この時は、風景を撮影するための広角系ズームをつけていましたから、大きく撮影することができませんでした。ちょっと近づいたところ、舞い上がって一番最初に紹介した飛翔写真となりました。
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石砂山の山頂に到着したころには、時折薄日も射していましたが、ポツポツと雨が降るような状況になってしまいました。でも、幸運にもこのように枯葉の上に翅を休めていたギフチョウの写真を撮影することができました。これは、本当にラッキーでした。
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さて、こちらが石砂山(標高577m)山頂の標識です。
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石砂山の山頂からは、正面に大きく丹沢の焼山が見えます。その右側に蛭ヶ岳から檜洞丸へと続く丹沢主稜の山並みが続いています。
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椅子砂山の山頂を後にしたころには、雨がポツポツと降ってきていましたから、自然と足が早まります。山頂から急な山道を降りてきたところで、車を停めてある篠原バス停まで1.9kmという標識が立っていました。
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ここは、石砂山の山道を降りて、篠原の集落に辿り着いたところです。石砂山へ登るときは、通常は篠原のバス停からこの橋を渡り、山道に取り付く場所になります。
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石砂山から下りてきた道を経て、県道に辿り着いたところです。県道を右に登れば牧馬峠で、左に向かうと石老山への登山口や篠原バス停があります。
この直後、雨脚が強くなり、雨具を着込んで駐車場所へ向かうことになってしまいました。
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by coffeeto2 | 2013-04-12 20:06 | その他

高尾山~景信山

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3月30日(土)に、高尾山から景信山にかけて山歩きを楽しんできました。この日は、天気予報では曇りの一日のはずでしたが、予報が外れて一日小雨が降りしきる中を歩く羽目になりました。
これは、車を停めた高尾山の日影沢にあった表示版です。
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山登りを始める前に、日影沢の沢沿いを観察すると、このボタンネコノメソウの群生を観察することができました。
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ボタンネコノメソウの群生のすぐ近くにあったニリンソウの群生です。まだ時期が早かったようで、完全に開花していませんでした。
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これは、日影沢から登ったところにある分かれ道です。左側を登るといろはの森へ続く登山口になります。
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日影沢から登り始めると間もなくこのモミジイチゴの花が咲いていました。
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ナガバノスミレサイシンもしっとりと雨に打たれながら、美しい花姿を見せてくれました。
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いろはの森を登り詰めたところにあった標識です。ここから右へ道をとり高尾山帳を目指します。
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ナガバノスミレサイシンの花が咲いていました。
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小雨模様の高尾山頂きは、ひっそりとして人も極端に少ない状況でした。
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モミジ平に至る直前で観察することができたレンギョウの花です。
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こちらは、モミジ平にあった茶屋の風景です。
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尾根道を進むと、このエイザンスミレの美しい株を見つけることができました。
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景信山を目指して足を進めると、間もなくこの一丁平に到着しました。記念碑のような標識が目立っていました。
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一丁平から城山を目指して歩いていた時に、山道のすぐ脇にこのヒトリシズカが、一輪だけ咲いていました。
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城山の山頂に到着しました。茶屋が1軒だけ営業していました。雨模様でしたから、休業していた茶屋の軒下で、昼食をとらせてもらいました。
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城山から小仏峠へ足を進めたところ、峠の茶屋のすぐ脇に、こんなタヌキの置物がありました。
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景信山の山頂にたどり着いたところです。茶屋の前にたくさんのベンチが並んでいましたが、この日は休む人もいませんでした。
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これが景信山(標高727m)の山頂の標識です。
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景信山から小仏峠のバス停に下る途中に観察したナガバノスミレサイシンです。
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小仏バス停に至る国道の取っ付きまで下ってきたところです。
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小仏バス停に至る途中で、沢沿いにこのハシリドコロが暗紫色の花を咲かせていました。
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車を停めた日影沢に戻ってきました。そこで、このボタンネコノメソウの群生を観察することができました。
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日影沢の沢沿いには、ハナネコノメの可愛らしい花が群生していました。
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日影沢の水たまりで観察した、カエルの卵塊です。
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ここには、ネコノメソウの大群落も観察することができました。
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日影沢の駐車場に戻ってきました。朝方は殆ど車がありませんでしたが、戻ってきたら一杯に駐車していました。
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by coffeeto2 | 2013-04-06 20:55 | その他

3月の月例登山は黒斑山

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山の仲間と誘い合わせて、3月23日(土)に冬山の初心者コースでもある、黒斑山(標高2,404m)に登ってきました。黒斑山は浅間山の外輪山のひとつになる山ですが、冬山ではあるというものの、浅間山の山頂付近に積雪はありません。活火山であることが影響しているのでしょうか?
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前回、北八ヶ岳の横岳に登った山の仲間を中心に黒斑山山頂を目指したわけですが、車で到着したのはこの高峰高原ビジターセンターです。ここに車を駐車して、いよいよ登山開始です。
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登山道のスタート地点は、この車坂峠(標高1,973m)です。とても天気の良い日でしたから、峠の標識の周辺は雪が解け始めていました。
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この日我々は黒斑山の表コースをのぼり、帰りは中コースを通って下山する予定でした。で、標識に従って、表コース方向へ進みましたが、結果的には道を間違えて中コースをのぼり、下山コースとして表コースを降りてくることになりました。
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一面雪で真白になっている登山道を、今回はかずとりさんご夫妻をお誘いして、7人パーティで山頂を目指して歩き始めました。3月下旬のこの時期は、雪がザラメ状になっていました。
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登山途中で振り返って撮影した山並みですが、湯の丸山方面の水ノ塔山、東篭ノ登山、などの山並みになると思われます。
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黒斑山の手前にあるトーミの頭に取り付く直前に撮影したこの山は、浅間山に連なる剣ヶ峰(標高2,281m)です。
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左側の高いピークが、これから山頂を目指す黒斑山(標高2,404m)です。そして、その右側に浅間山の外輪山である蛇骨岳(標高2,366m)などの山並みが連なります。
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これは、黒斑山の山頂にたどり着いたところで、眼前に見える浅間山を撮影したものです。
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この日の昼食は、下山途中のトーミの頭を少し下った樹林帯を風よけにして、きりたんぽ鍋をみんなで頂きました。このホシガラスは、昼食休憩中に近くに飛来してくれたところを撮影したものです。
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登りは、中コースを歩いてきましたから、下山コースは表コースを歩くことになりました。
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表コースを経由する登山道を下る途中に振り返って見えた浅間山と、左側がトーミの頭に続く山稜です。午前中はあまり天気が良くなかったのですが、昼過ぎに下山を始める頃には、とても良いお天気になってくれました。
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表コースを下山途中に観察したこの山並みは、飯縄山の勇姿になると思います。
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by coffeeto2 | 2013-03-28 21:55 | その他

春一杯の川苔山

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3月16日の土曜日は、かねてから足を運びたいと思っていた川苔山へ登ってきました。この日は、鳩ノ巣駅の近くにある町営駐車場に車を置いて、奥多摩駅まで電車を利用し、そこから川乗橋までバスに乗って山頂を目指しました。そして登頂後は、鳩ノ巣駅へ下山するというルートを選択しました。
この写真は、奥多摩駅前で、バスを待つ人々を撮影したものです。
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川乗橋のバス停を降りるとこんな状況でした。左側は日原方面へ向かう道ですが、登山道となる林道は右側から奥の方へ向かう道になります。
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林道を歩き始めると、すぐにこのユリワサビの白くて小さい花が目につきました。早速ここから撮影開始です。
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間もなくエイザンスミレの大きな花もありました。
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この林道脇には、ハナネコノメの群落もあります。同じバスで来た人たちは、私の脇を抜けてどんどん先へ進みますが、私の場合は貴重な山野草を撮影するのが優先です。
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タチツボスミレも、林道脇の斜面で立派に自己主張していました。
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川苔山へ向かう林道は、こんな風景です。
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間もなく、林道脇の湿った場所にネコノメソウの群落もありました。
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林道をあがってきたところ、この細倉橋に至りました。ここからは、林道と離れて登山道に取り付くことになります。
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細い登山道を歩いていくと、間もなくこんな滝のある景色が眼に留まりました。
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渓流沿いには、こんな滝もありました。この滝の上に掛っている丸木橋を渡って登山道を進みます。
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間もなく百尋の滝に至るところで、河原の石の上でテングチョウが日向ぼっこをしていました。
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こちらは百尋の滝の直下で撮影したミソサザイです。
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百尋の滝はこんな風景でした。
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滝を後にして登山道に取り付くと、こんな標識がありました。ここから川苔山山頂までは2.4kmばかりあります。
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登山道の途中の日影部分は、このように残雪が凍り付いた状況でありました。アイゼンをつけようかとも思いましたが、この程度であれば氷雪を踏まないように登れそうなので、付けずに上ることにしました。
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川苔山直下の林道に出たところです。ここから山頂までは200mほどになります。
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林の向こうに川苔山の頂が見えます。この尾根道を登り詰めれば山頂です。
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川苔山(標高1,364m)に到着しました。地図では川苔山ですが、山頂の標識は川乗山となっていました。
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これは、川苔山山頂にあった三等三角点です。
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山頂では、ヒオドシチョウも日向ぼっこしていました。
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ヒオドシチョウの翅の裏面も撮影することができました。
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川苔山の山頂から撮影した奥秩父の山並みです。
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山頂から下山してくると、水場の場所を示すこんな標識が立っていました。
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マンサクの花も咲いていました。里では2月くらいから咲き始めますが、山では今が開花の時期になるようです。
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ここから、鳩ノ巣駅を目指して一気に下っていきます。
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下山途中にあった、小さな祠です。
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鳩ノ巣駅が見える村落に至ったところで、山道のすぐ脇にこんなハナニラの群落もありました。川苔山登山を通して、春一杯の風情を堪能することができました。
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by coffeeto2 | 2013-03-24 22:40 | その他

丹沢山~蛭ヶ岳

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野鳥写真を撮る仲間のかずとりさんは、山登りも共通の趣味になりました。そんな間柄ですから、山歩きにお誘いしたところ、かずとりさんの奥さんを加えた3名で、3月9日の土曜日に丹沢山(標高1,567m)から蛭ヶ岳(標高1,672m)を登るコースに挑んでみることになりました。
今回の沿面距離は18.5kmで、総移動時間は11時間40分という、ちょっと長丁場の山行になりました。
これは富士山をバックに、丹沢山頂で撮影した、記念の写真です。
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3名パーティーの出発地点は、宮ヶ瀬湖の上流にある中津川の支流の塩水川に掛る塩水橋からとなりました。ここの標高は420mですから、蛭ヶ岳山頂までの標高差は単純に1,250mほどになります。
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登り始めてすぐ上に見えた山は、雪を抱いてまだまだ冬山の様相を呈していました。
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登り始めて暫くすると、標高1,000mを過ぎたあたりから登山道は雪道に変わってきました。積雪はさほどではありませんが、チェーンスパイクを履いて一歩一歩慎重に登ります。
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堂平の雨量観測小屋から暫く登ったところで、天王寺尾根との合流地点に到着しました。ここから丹沢山までは1.2キロの道のりです。
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山道を歩いていると、フィッ、フィーと鳴く野鳥の声が聞こえてきました。口笛を吹くようなあの声は、ウソに違いないと思って周囲を探してみると、案の定、枯れ枝にウソの群れを見つけることができました。
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間もなく丹沢山に到着しました。山頂には、みやま山荘がありますが、今回は日帰り登山ですから、手前のベンチで熱いコーヒーを飲んで休憩をとり、山荘は一瞥しただけで先を急ぐことにしました。
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丹沢山を過ぎて間もなく、こんな風に富士山が山並みの向こう側に浮かび上がっていました。良く晴れていましたが、麓が霞んでいましたから、面白い姿を撮影することができました。
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丹沢山から棚沢ノ頭を過ぎたあたりで、撮影したものです。左側の山は鬼ヶ岩ノ頭です。中央の奥に僅かに顔を覗かせているピークが蛭ヶ岳になります。右下に写っている後姿は、かずとりさんの奥さんです。
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ここでも、ウソの群れを観察することができました。目立つ♂の姿だけを撮影しました。
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鬼ヶ岩ノ頭の手前で、振り返って丹沢主脈を撮影したものですが、中央のピークが塔ノ岳です。その右側が鍋割山で、左側は丹沢山に続く山並みです。
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蛭ヶ岳の山頂が見えてきました。ズームアップして撮影すると、山頂に蛭ヶ岳山荘が確認できます。
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鬼ヶ岩ノ頭の直下の岩場で臨んだ富士山ですが、その手前に檜洞丸と丹沢主稜の山並みが見えます。
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鬼ヶ岩ノ頭から見た蛭ヶ岳です。山頂に続く山道がよく分かります。右側の北東側の山肌には、たくさんの雪が残っています。
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蛭ヶ岳山荘に辿り着きました。塩水橋を出発して既に6時間以上かかったことになります。
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やっとのことで蛭ヶ岳(標高1,672.7m)の山頂に到着しました。丹沢最高峰とされていますが、もちろん神奈川県の最高峰でもあります。
ここで、やっとお昼を食べることができました。でも、帰り道もおおむね9kmほどありますから、あまりゆっくりもできませんでした。
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帰り道の途中で、山道を横切るチョウの仲間を見つけました。かなりのスピードで飛翔しましたが、すぐ近くの笹薮に留まってくれましたから、撮影してみたところキタテハのようです。成虫越冬するチョウの仲間ですが、こんな山の上の雪が残っているような環境で飛び回っているとは、意外な感じでした。
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棚沢の頭に着く手前の岩場で休憩しながら撮影しました。鬼ヶ岩ノ頭に登る山道と、その向こう側に蛭ヶ岳の姿が認められます。
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帰り道は丹沢山を経由して、天王寺尾根に道をとりました。その途中にあった標識ですが、塩水橋まで60分とされています。
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天王寺尾根を下り、林道に辿り着いたところです。長い道のりも、間もなく終わりを迎えようとしていますが、ここから塩水橋まで1.7kmの林道歩きがなかなか長く感じてしまいました。
大山をはじめ塔ノ岳、鍋割山を登り、今回丹沢山と蛭ヶ岳を制覇することができました。次は檜洞丸と畦ヶ丸が残っています。丹沢の山々が私を待っていてくれると思うと、早く足を運びたいと気持ちが高ぶります。
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by coffeeto2 | 2013-03-16 21:25 | その他