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筑波山登山

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12月の三連休初日に、職場の仲間と筑波山に登ってきました。今回のメンバーは、先月、三つ峠山に登った顔ぶれを中心に、新しい人員を募り、8名+子供1名の全部で9名の構成になりました。中心メンバーのY係長、N主任のほかは、ほとんど経験のないメンバーばかりでした。N主任の娘さんのHちゃん(9歳)も加わりましたから、初冬の山登りということも加味して、筑波山に登ることになりました。都内では、この前々日辺りに強い雨が降っていましたが、筑波山山頂付近では、僅かながら降雪もあったようです。とても冷え込んでいましたが、果たしてどんな登山になるのでしょうか?
石段の上に見える建物が、筑波山神社の本殿です。
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本殿の軒先には、こんなに大きな鈴がぶら下がっていました。我々は、先ずここにお参りして、登山の無事をお祈りしてきました。
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ケーブルカー乗り場へ続く道の隣に、こんな鳥居がありますが、ここが筑波山への登山口の入口になります。今回は、御幸が原コースを登り、男体山(標高871m)、女体山(標高877m)を経由して白雲橋コースを下山する、オーソドックスなコースを歩くことになりました。
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御幸が原コースはケーブルカーに沿って登る道です。これは、その途中にあった階段道ですが、よく整備されています。岩がゴロゴロしたところもありましたが、総じて危険な個所はありませんでした。でも、山道をなめてはいけません。大変冷え込んでいましたが、御幸が原に至るまで、かなり汗をかいてしまいました。
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ケーブルカーの山頂駅がある御幸が原のベンチが設置されている場所まで登ってきました。時間は10時を少し回ったところです。Hちゃん参加していたことから、2時間半ほどかけてゆっくり登ってきたことになります。冷え込んでいましたが、結構汗をかきました。
とれは、筑西市方向を見下ろした風景です。天気が良くて、見晴らしがよく効きました。
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女体山方向を撮影したものです。やはりケーブルカー山頂駅前から撮影しました。以前来たときは、この辺りでガマの油売りのパフォーマンスをやっていたと思いますが、今回は寒さのせいかひっそりとしていました。
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こちらが男体山です。筑波山は双耳峰ですが男体山(標高871m)の方が、女体山(標高877m)より低いのですね。逆転しているわけですが、何故でしょうか?
左下に見える建物が公衆トイレになります。
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男体山の山頂にある神社の裏側に、山頂を示す標識が立っています。30名に近い団体さんがここで記念写真を撮っていましたから、その後に入れ替わって我々も、ここで記念写真を撮影することにしました。
かなり冷え込んでいましたが、Hちゃんはじめ、参加メンバーはみんなとても元気です。
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天気はとても良かったので、周囲の眺望が良く効きます。男体山の山頂から、遠くに富士山の姿も確認できましたが、流石に少し霞んでいました。この写真はパソコンで編集して、コントラストを強調しています。
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靄がかかった遥か彼方に、東京スカイツリーの頂き付近が覗いていました。教えて貰わなければ、気がつかなかったと思います。事実、一旦目を離すと、どこにあったのか探さないと分からない程でした。
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この写真も男体山の山頂から撮影したものです。おそらく、南アルプスの山並みだと思いますが、山座同定が出来ません。
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男体山の山頂にある神社の裏側から、女体山方向を撮影したものです。ここからあの山頂を極めるわけですが、下山ルートはその向こう側を下ることになります。
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御幸が原から女体山方向へ進むと、間も無くこの“ガマ石”がありました。上に乗っている岩が、ちょうどカエルが口を開けているように見えることから、この名前が付けられたものと思われます。筑波山の登山ルート沿いには、このように名前が付けられた岩が何カ所もあって、それぞれに看板が立てられていました。ただ歩くだけでなく、これらを見てくるのも面白いですね。
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こちらの岩には、“大仏石”という看板がありました。高さは13メートルということです。見上げれば、確かに大仏さんの頭のような岩が乗っているように見えますね。
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ここには、“屏風岩”という看板が立てられていました。祠の後ろにある岩が、確かに屏風のように切り立っていますから、この名前が付けられたものと思います。高さは、3〜4メートルくらいであったと思います。
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この岩には、“母の胎内巡り”という名前が付けられていました。手前にある大きな岩の裏側を抜けられるようになっていることから命名されたと思います。
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これが、“弁慶の七戻り”と名付けられた岩です。狭い岩と岩の隙間が通過できるようになっていますが、上に乗っている岩が見るからに不安定で、今にも落ちそうに見えることから、さしもの弁慶も、ここを抜けるのに躊躇ったであろうということで、命名されたものと思います。
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つつじヶ丘のケーブルカー駅方向への分岐には、ベンチが置かれた休憩ポイントになっていました。ここから見上げる樹間に見える山が、先ほど登頂してきた女体山です。あそこに登ってきたんだと、感慨を持って撮影しました。
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白雲橋コースを下ってくると、神社の脇に出てきますが、最後に紹介するのは、筑波山神社の山門です。無事の山行を報告して、ここで一息入れてきました。
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by coffeeto2 | 2013-12-26 06:00 | その他

嶺公園にて@前橋

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季節はすっかり冬の陽気に包まれて、北の国から渡ってくる冬鳥達の顔ぶれが揃ってきたようです。雪が降る前に新潟県へ遠征して、ハクガンやオオヒシクイを見てくることを楽しみにしていました。でも、12月14日〜15日にかけて、北日本では大雪に見舞われてしまい、予定を見直さなければなりません。どうしようか迷ってしまいましたが、冬の小鳥達を観察しようと、赤城山の麓にある嶺公園へ行くことにしました。
これは、途中の道路沿いから見た、赤城山の山並みです。
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丘の上に登ると、こんな松林がありました。三角形に綺麗に並んだ姿に見惚れて、カメラを向けました。
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嶺公園は、赤城山の山麓に造られた霊園ですが、このような自然の姿もそのまま残っていますから、野鳥観察にはよい環境であると思います。この辺りではもう少し寒くなると、ミヤマホオジロが見られることもあるようです。
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谷筋から池へ流れ込むこの場所には、木道が設置されており、歩き易い遊歩道が整備されていました。ただ、藪が綺麗に刈り払われていますから、野鳥にとってはあまり居心地の良い環境ではないかもしれません。
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公園内の谷筋には、ミズバショウの群生地があります。散策しながら様子を見に行ったところ、落ち葉がビッシリと降り積もった中に、こんな若芽が顔を出していました。まだ12月というのに、寒さの中、随分早い芽生えです。
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おそらくこれがミズバショウの若芽であろうと思いますが、....確認したわけではないので....3月下旬にはあの見事な花を咲かせてくれるのでしょうから、今からその準備を進めているものと思います。
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向こう側に見えるのは、榛名山の山並みです。朝日が昇ってきたところで正面から光線を受け、素晴らしい眺めを見せてくれました。
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散策路を歩くと、すぐ脇にこんな黄色い花が咲いていました。ニガナの仲間の山野草であるということは分かりますが、季節はもう冬だというのに、花を咲かせてくれています。何という名前か分からないまま、何時ものように取り敢えず写真に撮って、後から調べてみることにしました。
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図鑑を見ながらゆっくり調べれば、名前はすぐに分かると思っていたのですが、ニガナやジシバリは春先の花ですから、この時期に咲くのはちょっと違うように思えます。でも、タンポポやホトケノザもこの時期にみられることもありますから、間違いでもない気がするのですが....
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近くには、このように白い綿毛を付けていました。タンポポのように、綿毛を風に飛ばせるような状況ではありませんが、これも種類を特定するのに役立つだろうと思い、撮影してきました。
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この辺りの藪の中に、ベニマシコがよく採餌に来てくれるようです。この日は、残念ながら見ることは出来ませんでしたが、ホオジロやカシラダカを始め、カオジロガビチョウなど、たくさんの鳥を観察することができました。
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この花も、散策路の脇に咲いているのを観察することができました。センダングサの仲間であろうと思いましたが、やはり名前が分かりません。これも写真に撮って、後からゆっくり調べてみることにしました。
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花の中央に黄色い頭花がありますが、その周りに白い花弁が5弁付いています。図鑑で確認したところ、シロノセンダングサであると思いますが、ちょっと自信がありません。
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シロノセンダングサの花期は9~11月ということですから、12月に咲いていてもおかしくないと思いました。全体の姿はコセンダングサによく似ているとのことですが、頭花には白色の舌状花が4~7個あるとされていますから、ほぼ間違いないと思います。
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by coffeeto2 | 2013-12-21 06:00 | その他

うっすら雪化粧@奥日光

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今朝の都内は、この冬一番の冷え込みのようです。駅のホームで始発電車の列に並びながら記事編集をしていますが、あの奥日光の戦場ヶ原で体感した冷え込みに匹敵するなと思います。でも、現地では晴れている日中でも、ずっと粉雪が舞っていて、風も本当に冷たかったですから、朝のホームの方がまだましでしょうか?
この写真は、枯れた葦原越しに撮影した日光白根山です。良いお天気でしたから、山並みがとても綺麗に見えました。来年は、大真名子山、小真名子山とともに、是非登ってみたい山ですね。
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赤沼で車中泊をしましたが、夜半に外を見ると雪が降っていました。明日の朝、深い積雪にならなければいいなと願いながら、この夜も温々と電気毛布のお世話になりました。朝起きてみると、ほんのり雪化粧した程度で良いお天気に恵まれましたから安心しました。
赤沼から足を進めると、冴えた青空の下、白樺に囲まれた木道が白く続いていました。
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木道の脇を流れる湯川ですが、夏場に比べると水量が少なく、流れはとても穏やかです。川面には、彼方に望む日光白根山の山並みが映っていました。周囲は既に落葉して、冬枯れの景色ですが、厳しい環境の中でもちょっと目を惹かれる眺めでした。
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赤沼から青木橋まで続く木道は、以前は左右に2本の木道が並んでいましたが、今は広くて歩きやすい道に付け替えられています。この日は、前夜の雪でうっすらと白くなっていますが、安心して歩ける道になっていました。
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すっかり葉を落としたカラマツが並んでいます。林床はクマザサに覆われて、典型的な奥日光の高原風景ですが、一面真っ白な雪に覆われたら、また一味違った眺めになることでしょう。感激が走るような風景に出くわすかもしれません。そんなことを想像していたら、また行ってみたくなりました。
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林の中をゆっくりと流れる湯川の流れです。赤沼橋の近くで撮影した写真ですが、川の流れと同じように、ここでは時間もゆっくり進んでいるような、とてもリラックスした時間を過ごせました。
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木道を歩くと、右側に戦場ヶ原の平原が広がります。左側にはこの湯川の流れが横たわります。何度も通るコースですが、とても良いお天気で、この眺めにも新鮮さを覚え、歩みを止めて撮影しました。
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戦場ヶ原の展望テラスから、いつも見慣れた木道とその先の枯れた立ち木を撮影したものです。あの木の頂に、夏場であればカッコウが留まり、今の時期であればオオモズが留まってくれます。
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右側の高い山が大真名子山(標高2,375m)、左側の山が小真名子山(標高2,323m)です。その間にわずかに頭を覗かせている山は、帝釈山(標高2,455m)になると思います。そこから女峰山は尾根続きですが、その先に隠れて見えません。
来年は、カッコウやオオジシギの声を聞きながら、この2山を縦走してみたいと思っています。
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冬枯れの戦場ヶ原の大草原が広がります。中央に少し雪が見える山が太郎山(標高2,368m)で、その左側が山王帽子山(標高2,077m)です。右側に並んでいる二つの山が、上で紹介した大真名子山と小真名子山です。
太郎山の旧火口は、お花畑と呼ばれる窪地になっているようです。どんな様子なのか、時期を選んでここにも登って見たいと思っています。
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by coffeeto2 | 2013-12-15 06:00 | その他

奥日光の自然と野鳥

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12月の第二週ですから、奥日光は雪の中かな?..と少し心配もありましたが、現地に着いてみるとかなり冷え込んでいるものの、日陰部分に少し白いものが残っているだけで、歩き回るには全く支障がありません。赤沼から木道へ足を進めると、冴え渡った青空を背景に、戦場ヶ原の冬枯れの原野が広がり、その向こう側に鎮座する男体山とそれに続く山々の姿がクッキリと望めました。
先月に続き、また来てしまったのは、オオモズが元気でいるか確認することと、去年見て感激したレンジャクの群れと、もう一度会いたいと思ったからです。でも、そのお陰でこんな素晴らしい景色が見られた訳ですから、とても満足できる自然観察になりました。
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今回は、アオシギを観察することも狙いの一つにありました。今シーズン、湯滝の下で撮影されていますから、私も是非....という下心があったのです。....(^^;;
そんな訳で、赤沼から湯滝までを往復してきましたが、残念ながら憧れのアオシギ様はお留守であったようです。湯滝からの戻り道、ひっそりとした環境の中で、小滝から流れ下る湯川の流れが澄み渡っていました。
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さて、ここが泉門池(いずみやどいけ)の風景です。先月来たときには、もっと水量が豊富だったのですが、川の流れも冬枯れなのでしょうか?ずいぶんと水かさが減っていました。それでも、ここではお馴染みのカワガラスが、それも2羽で飛び回っていましたから、ベンチで休みながら目を楽しませてもらいました。
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青木橋から泉門池の間は、木道の付け替え工事が行われていて、部分的に木道が取り外されているところもありましたが、新しい木道は、道幅がずいぶん広くなって、大変歩きやすくなっていました。この写真は、その青木橋から少し上流側で、新しくなった木道から撮影した風景です。
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今回は、湯滝のレストハウスの脇にあるベンチで少し早めの昼食をとりましたから、戦場ヶ原に戻ってきたのは、まだ午後1時前後でした。時間にたっぷり余裕がありましたから、途中で風景写真などを撮りながら、初冬の高原風景を満喫させてもらいました。
草原越しに向こうに見える山は、中央より左側に見える高い山が太郎山(標高2,368m)、その右側の低い山が小真名子山(標高2,323m)で、さらに大真名子山(標高2,375m)へと続き、右端に男体山の山裾が見えています。
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これが、男体山(標高2,486m)の全容です。先月、あの頂上まで登ってきたときには、この戦場ヶ原から中禅寺湖までが一望の下に見渡せたわけです。脳裏にしっかりと刻まれている、日光白根山の麓から広がっていたあの大草原は、たくさんの動植物の命をはぐくむ自然の中の宝庫です。今、その真っ只中にいることを実感しながら撮影してきました。
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戦場ヶ原の木道の途中には、大草原が見渡せる展望テラスが何ヶ所か作られています。先月オオモズを撮影したテラスに到着して、ふと気が付くと、奥の枯れ木の天辺にオオモズが止まっていました。我が目を疑うような光景でした。逆光の中でしたが先月に続き、また撮影できましたから、これから “コーヒー党の野鳥観察” で紹介させてもらいます。
その展望テラスから男体山方向を見ていたら、....何と、遥かかなたをオジロワシが飛翔していました。
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男体山の山懐を、大きな鷲が悠々と飛翔していました。尾羽が白いことが確認できましたから、オジロワシであると分かりました。何枚か撮影しましたが、いかんせん距離が遠すぎて、こんな証拠写真程度の映像しか撮れません。 “コーヒー党の野鳥観察” で紹介できるような写真ではありませんから、こちらのブログで紹介することにしました。
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展望テラスで暫く休んでいたところ、三本松方向にカラスの群れが舞い上がったのが見えました。もしかしたら....案の定、チョウゲンボウの後を追うように、たくさんのカラスが追いかけています。このカラスの群れによるモビングは、かなり執拗に続いていました。特に、一番先頭を追いかけるカラスは、逃げ回るチョウゲンボウを追いかけて、見ている私が呆れるほど、どこまでも着いていきました。
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野鳥の紹介ついでに、最後にツグミを紹介します。今回の戦場ヶ原への遠征は、昨年のこの時期に観察することができた、レンジャクの群れと再会することも目的の一つでした。あのレンジャクたちは、ズミの実を食べるために群れで飛来していましたが、粉雪が舞い飛ぶ厳しい環境の中で、間近に観察したレンジャクたちの姿は神々しく、感動的でもありました。今年もズミの林には、たくさんの実が生っているのに、その中で飛び回っていたのはこのツグミたちばかりでした。....いつかまた、あのレンジャクたちとの再会を期して、足を運んでみたいと思います。
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by coffeeto2 | 2013-12-11 06:00 | その他

見沼を彩る秋の風景

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季節は確実に秋から冬へと移り変わろうとしていますが、雪が降る前に奥日光へ行って、冬鳥たちを観察して来たいと思いました。昨年、この時期に足を運んだところ、レンジャクの群れを撮影することができたし、今年は既にアオシギが入ったのも確認されています。しかし、12月1日の日曜日は、あしだちの野鳥調査があったので、土日の遠出ができません。仕方ありませんね....奥日光は次週以降へお預けとして、近場の見沼周辺で野鳥観察してくることにしました。足を運んだ芝川調節池の外周は木々が色付いて、紅葉は盛りを迎えていました。
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お天気に恵まれて、この日も雲ひとつない快晴です。建物の頭越しに、遠く富士山の姿も見ることができました。野鳥がたくさん観察できるかな....でも、暫く待ってみましたが、期待していたチュウヒは飛ばず、葦原のベニマシコも確認できません。....痺れを切らせて、この日のポイントを自然観察に切り替え、芝川に沿って周辺を散策してみることにしました。
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草原に、黄色い花を咲かせていたのは、キク科のオニノゲシでした。葉の先までトゲトゲが出ていて、触ると痛そうですから、あまり近づかずに写真撮影してきました。見るからに厳しい風体だから、オニノゲシという名前が付けられたのでしょう。これからやって来る冬の寒さも寄せ付けないような厳つい姿です。
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オニノゲシの花は小さいですが、アップして見るとタンポポのような花姿をしています。でも、花が咲いた後の白い綿毛は、タンポポのような丸くて大きな綿毛を広げるわけではなく控えめです。そして、独特の壷のような形をした総果を付けます。
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モンシロチョウが舞っていました。ノゲシの花から花へと吸蜜に飛び回って、ここでは2頭が絡みあっています。日中の気温は15度を超えていましたから、チョウが舞い飛ぶには充分な陽気です。モンシロチョウは、春先の早い時期から初冬の今頃まで、長い期間に渡って出現し、それぞれの季節ごとに、変わりゆく景色に彩りを添えてくれます。
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ノゲシの花で吸蜜するモンシロチョウを横から撮影することができました。前翅先端の黒色斑が三角形になることと、後翅裏面に黒色鱗が認められませんから、この個体は夏型であろうと思います。
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赤い実をたわわに結んでいたのはピラカンサでした。でも、これは同じ仲間の総称で、種名は細かく分けるとトキワサンザシとかタチバナモドキとか色々あるようです。私には、その区別がよく分からないのですが、鳥たちにとっては貴重な食料源となっているようです。
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ナンテンも赤い実を結んでいました。ピラカンサは房状に結実するのに対して、ナンテンは上に立ち上がった茎に総状に実を付けるところが異なります。この実も野鳥たちの餌となっているようですが、実際に啄ばんでいるところを見たことはありません。
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背の高い木にも、赤い実がたくさん付いていました。ツヤのある葉の付け根に固まって結実しているので、見方によっては飾り付けられたデコレーションの様にも見えます。図鑑を確認すると、レンジャクを始めとしてツグミやヒヨドリなどが啄ばんでいるようです。
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芝川の河川敷は、以前は見沼たんぼと呼ばれていたこともあったようですが、今は畑になっていたり、植木の圃場として利用されています。そんな中に、季節外れのサクラが花を咲かせていました。冬桜と呼ばれるものですが、時期外れでも、サクラが咲いているところを見ると嬉しくなる花ですね。
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by coffeeto2 | 2013-12-08 06:00 | その他

秋の公園の花とチョウ@さいたま

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だいぶ寒い日が続くようになってまいりました。夏が暑かった年は、冬の寒さも厳しくなると聞いていますが、果たしてこの冬はどうなるのでしょうか?そんな冬の訪れを前に、河川敷の公園でカシラダカやベニマシコなど、冬の小鳥類を見てきたいと思いました。
日曜日は家の用事を済ませてから、少しゆっくり目に出掛けてきました。公園に着いて、葦原に沿って少し歩いて見たのですが、鳥の出具合はあまり芳しくありません。今日は、ちょっと外したかな?...と、思いながら、少し肩を落としかけたていたところ、知り合いからヘラサギ情報が入りました。....こんなときの情報は、本当に有難いものです。...場所も近いから、取り敢えず写真を撮っておきましょうと、車で移動してきました。でも、午後は他に行く当てもなかったので、また元の公園に戻って自然観察をしてきました。
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林縁の木漏れ日を浴びて、白い花を咲かせいるキク科の花がありました。この仲間は、皆同じような外形ですから、種類を特定するのが難しいですね。分からないなりにも図鑑を繰ってみると、ノコンギクではないかと思えるのですが、如何でしょうか?
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春の草花が萌え出す時期に比べると、この時期は実りの秋を経て、冬枯れの季節へ向かうところです。昼の時間もだんだん短くなってしまいますから、心なしか寂しさを感じてしまいます。でも、そんな中でもこうした花たちの可憐な姿が、目を楽しませてくれました。
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こちらは、花茎に沿ってピンク色の花をたくさん咲かせていたイヌタデです。あまり大きな群生ではありませんが、少し固まって咲いていました。これも、秋の野原を彩る山野草の一つです。
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イヌタデのピンクの花は、初夏の頃から初冬の時期まで、とても長い期間、目にすることができます。昔の子供たちのままごと遊びでは、このピンク色の花が摘まれて、アカマンマとして利用されていました。
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これもキクの仲間ですが、とても小さい花をたくさん咲かせていました。ハキダメギクという名前が付けられていますが、あまり良い名前とはいえません。ほかの菊は立派な花を咲かせていますが、これは掃き溜めの中に捨てられるような、小さな花しか咲かせないからこんな名前になってしまったのでしょうか?....ちょっと可哀想な命名です。
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ハキダメギクの花の部分をアップで撮影してみましたが、突起が三つづつある白い花弁が5枚で間が抜けていますから、歯の欠けたキクの花のようにも、勲章の飾りのようにも見えます。
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公園内には、陽だまりを舞い飛ぶチョウもたくさん観察できました。これは、シジミチョウの仲間のベニシジミです。時々、日当たりの良い葉の上などに留まって、日向ぼっこしてるようでした。
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ベニシジミについて図鑑を確認すると、年間数回発生するとのことで、3月下旬から11月まで観察できる期間はとても長いようです。幼虫で越冬すると解説されていました。幼虫の食草はスイバやギシギシなどタデ科の植物になるようです。
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ここでは、このヤマトシジミもたくさん観察できました。ベニシジミよりたくさんいたかもわかりません。日溜まりの葉の上に休んだところを撮影できましたが、翅の表面は褐色味のある明るい水色ですから、これは♂の個体であると思います。
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ヤマトシジミは、年間5~6回出現するとのことで、3月~12月までベニシジミより長い期間観察できます。幼虫は、カタバミを食草としています。翅の黒い縁取りは、夏型では太くなるようですが、春型と秋型は細いとのことでした。
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by coffeeto2 | 2013-12-03 06:00 | その他

三つ峠山登山

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職場の山好きな人が誘い合わせて、でっかい富士山を見てこようと、三つ峠山(開運山、標高1,785m)へ登ってくることになりました。今回は、いわゆる表登山道をピストンして、帰りは温泉に浸かり、時間があれば美味いほうとうを食べて来ようという計画です。当然、私は大賛成で、直ぐに参加の手を上げたところ、最終的に6名のメンバーが集まりました。しかし、メンバーの自宅は都内だけでなく、筑波から所沢まで広範です。仕方ないから、全員それぞれの車で現地集合することになりました。私は、家が途中にあるS係長をピックアップして向かいます。
午前7時30分に、三つ峠グリーンセンター集合と決めていましたが、皆さん意欲満々で、遅刻者が出るどころか、7時までには全員集合していました。天気は雲一つない青空です。今日は、綺麗な富士山を見ることが出来ると、みんな目を輝かせて、予定より早目にスタートすることができました。
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この写真は、グリーンセンターから車で少し登った所にある憩いの森駐車場ですが、ここに車を停めてスタートを切りました。
遥か上の方には、三つ峠山(開運山、標高1,785m)山頂の三つのピークが覗いていて、頂上付近はかなり険しい山容を見せています。今回、初めて登山をするメンバーからは、早くもため息が漏れてきました。
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スタートから暫くは、舗装された林道を歩くことになります。朝日に照らされた、真っ赤な紅葉が綺麗でした。みんなカメラを取り出して、ここで紅葉談義をしながらの撮影会になりました。
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林道歩きはここまでです。ここから左側に折れて、その先に見える小さい橋を渡り、いよいよ登山道へ取り付きます。
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登山道に入って最初のポイントは、この“だるま石”です。梵字が刻まれていますが、その謂れは分かりません。この脇には、登山ポストも設置されていました。
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少し登ると、この“股のぞき”のビューポイントがありました。二股に分かれたこの木の幹の間から、富士山が綺麗に見えるようです。....踏み台も設置されていますから、覗いて見たくなりますね。ここで最初の小休止をとり、景色を堪能させてもらうことにしました。
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“股のぞき”から見た富士山です。もともと、富士山はどの位置から見ても絵になる山ですが、このビューポイントから見た姿も、それなりに見応えがありました。快晴の好天でなければ見られなかった景色ですから、お天道様にひたすら感謝です。
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黄葉で彩られた登山道を進みます。お天気に恵まれて、山の話を色々聞きながら、気持ちの良い山行です。登山というよりハイキング気分となりました。こんな山歩きなら、毎日でも嬉しいですね。
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稜線の上に出て、尾根道を進むと、この“馬返し”の標識が建っていました。昔の人は、ここまで馬を引いて来たのでしょうか?ここまでかなりの坂道がありましたから、馬もさぞかし大変だったことでしょう。
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登山道の脇にあった石に、穴がたくさん開いていました。そして、その開いている穴の中には、全部どんぐりが詰め込まれています。
これは何の穴?そして、どんぐりを詰め込んだのは誰の仕業?
ちょっと面白いなと思ったので、撮影させてもらいました。
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もう、山頂まであと少しというところまで登ってきました。三つ峠山は山頂付近がとても険しく、切り立った岩肌が露出していますが、多分その大きな岩肌に取り付く直下まで登ってきたものと思います。
山肌に、赤い涎掛けを付けた、たくさんの石仏が並んでいました。脇の標識には“八十八大師”と名前が出ています。四国八十八箇所の遍路に代えて、石仏が安置されたのだそうです。このあたりも、三つ峠山が開運の山といわれる所以なのでしょうか...
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間近に、険しい岩壁が見えてきました。三つ峠山は、ロッククライミングのメッカとしても有名であるようですが、私はどんなに頼まれても、このような岩壁をクライミングで挑戦したいとは思いません。
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2本の立ち枯れた大木の向こう側に、三つ峠山(開運山)の岩峰が並んでいます。開運山(標高1,785m)、木無山(標高1,732m)、御巣鷹山(標高1,775m)の三つの山があるから三つ峠山という名前が付けられているようですが、この写真の峰は中央の開運山に並んでいる三つのピークです。
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右側の岩壁が、三つ峠山のロッククライミングの中心地となる屏風岩のになります。岩肌には、たくさんのクライミング用の金具が打ち込まれていました。その下に登山道が続いていますが、その先の岩峰の上には、山荘の四季楽園の建物が見えてきました。
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三つ峠山の山頂へと続く尾根道の直下には、とても厳しい階段が待っていました。ここまで登ってきて、最後の階段は堪えます。フウフウ息を弾ませながら登りますが、振り返ると富士山が次第に雄大な姿を見せてくれるようになりました。
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ここが頂上直下にある山荘の四季楽園になります。とても良いお天気でしたから、登ってきたときには、宿泊者用の布団がたくさん干してありました。取り敢えず、我々はこの前から真っ直ぐ木無山の山頂を目指しました。
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木無山の山頂からは、遠く南アルプスの山並みから八ヶ岳まで見渡すことができました。北アルプスの山並みまで遠望できましたが、ここまで見えることは年間に何回もないとのことでした。
これは、南アルプスの中でも南側に位置する峰々ですが、頂上部分が白くなっている山が左側から上河内岳(標高2,803m)、聖岳(標高3,013m)、赤石岳(標高3,120m)でしょうか。
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この辺りに見えて居る山並みが塩見岳(3,047m)、農鳥岳(標高3,026m)、間ノ岳(標高3,189m)、北岳(標高3,192m)などの山並みになると思います。
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中央付近に見えるあまり雪のない山並みが、鳳凰三山の薬師ヶ岳(標高2,780m)、観音ヶ岳(2,840m)、地蔵ヶ岳(標高2,764m)で、その右側の白く雪を頂いている山が甲斐駒ケ岳(標高2,966m)でしょうか。
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これは、八ヶ岳連峰の山並みです。ここに見えるのは、左から編笠岳(標高2,524m)、権現岳(標高2,715m)、赤岳(標高2,899m)、横岳(標高2,829m)、硫黄岳(標高2,760m)の山並みになると思います。
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三つ峠山(開運山、標高1,785m)の山頂に設置された石碑の前で、今回参加した6名のメンバーが並んで記念写真を撮影しました。逆光であるために、背景は良く映っていませんが、お天気は快晴でこれ以上ないという素晴らしい登山日和でした。
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下山途中で撮影した屏風岩です。7-14mmの超広角レンズで、目いっぱい広く撮影したものですが、大きな岩壁の全部を画面に納めることはできません。でも、直下で撮影していますから、少しはその迫力が伝わってくるのではないかと思います。
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メンバーのうちの1名が、少し膝に痛みがあるということで、下りはペースを落として、ゆっくり目に下ってきましたが、無事に駐車場のある憩いの森まで下山してくることができました。ここでも、目を見張るような紅葉が出迎えてくれました。
この後、全員で河口湖畔まで移動し、露天風呂のある開運の湯に浸かって疲れを癒してきました。
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最後にこれはおまけですが、車に戻ってみると、窓ガラスにこんな虫が留まっていました。名前が分かりませんが、興味津々です。後から写真を見ながら図鑑を繰ってみたら、カメムシの仲間のアカシマサシガメであることが分かりました。
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by coffeeto2 | 2013-11-17 06:00 | その他

晩秋の戦場ヶ原

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奥日光には、間も無く雪が降ってくることでしょう。雪のゲレンデと化した戦場ヶ原は、なかなか近づき難い場所となってしまいます。その前に、足を運んで秋から冬へと向かう季節の移ろいを見て来たいと思い、11月の三連休に行ってきました。
この時期は、紅葉が見頃の秋の行楽シーズンに当たります。いろは坂の大渋滞にはまるのは嫌だと思い、今まで紅葉シーズンは避けていたのですが、三連休の魅力に勝てず、雪が降る前の男体山登山を楽しみながら出掛けてみることにしました。
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戦場ヶ原の大草原は、既に枯れた原野の様相を呈していますが、その向こう側の右に見える大きな山が男体山(標高2,486m)です。前日(連休初日)に登ってきましたが、素晴らしいお天気に恵まれて、普段は見ることが出来ない、透明感あふれる風景を堪能してくることができました。
男体山の左側に伸びる裾野の向こうには、大真名子山(標高2,375m)、小真名子山(標高2,323m)と続きます。来シーズンには、是非登ってみたい山です。
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赤沼から湯川に沿って設置された木道は、ズミやシラカバなどが密生する林をくぐり抜けて、戦場ヶ原の広い草原へと続いています。その途中、冬景色に移行しつつある林の中で、秋の名残である赤い実をつけた木が目につきました。
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この赤い実は、カンボクでしょうか?それともナナカマドでしょうか?私にはよく分かりませんが、
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すっかり葉が落ちて、シラカバの白い木がよく目立ちますが、既に冬の景色に変わっています。雪が降るのは、もう時間の問題でしょうか?
背景は男体山ですが、二荒山神社から登る登山道は、10月25日に閉山となっています。来春の雪解けまで、静寂に包まれることでしょう。
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これは、シラカバの樹林越しに仰ぐ大真名子山(標高2,375m)です。左側は小真名子山(標高2,323m)ですが、その間に僅かに顔を覗かせているのが女体山(標高2,483m)か、帝釈山(標高2,455m)になると思います。
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こちらの山は太郎山(標高2,367m)です。シラカバ樹林の向こうの丘は、カラマツの黄葉で彩られています。こんな風景が見られるのは、今の時期だけですから、これもしっかり記録に残しておきたいですね。
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戦場ヶ原を歩いていると、はるか遠くの山並みの下に、湯滝の姿が見えました。野鳥撮影用に担いでいた望遠レンズの300㎜f2.8+EC14で撮影してみました。
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戦場ヶ原の大草原から、青木橋へ続く林に入る手前の休憩テラスから撮影したものですが、右端が男体山の裾野になります。中央が大真名子山(標高2,375m)で、その左が小真名子山(標高2,323m)です。左端は太郎山の裾野です。
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by coffeeto2 | 2013-11-15 06:00 | その他

男体山の秋景色

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11月の三連休を利用して、奥日光へ自然観察に出掛けてきましたが、その初日に男体山(標高2,486m)に登った記録については、前回紹介させていただきました。登り始めたばかりの時、朝日に輝く紅葉がとても綺麗だったので、登山の記録とともにそんな秋の風景も是非紹介したいと思って、できる限りカメラに収めてきました。
今回は、紅葉を中心に男体山で撮影した写真を紹介したいと思います。紅葉といっても黄色く色づいたカラマツの黄葉の方が中心であったと思いますが、抜けるような青空と、紅葉、シラカバと緑も少し残っていて、その彩りに眼をひかれ、思わずカメラを向けました。
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こちらは正に紅葉です。シラカバと、緑の残ったマツと黄葉のカラマツも見えますね。でも、こうして横から撮影すると、男体山の斜面がいかに急であったかお分かり頂けると思います。ほぼ山頂まで、こんな角度で山道が続いていました。
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ここも彩がとても綺麗でした。黄葉、紅葉、シラカバ、緑と青空の組み合わせが絶妙です。暫く見とれてしまうような風景でした。また、光線の当たり具合も、朝日が昇り始めてまだあまり時間が経っていないときでしたから、そんなに強烈な光線ではありませんでしたから、程よいバランスであったと思います。
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ここでは、山の斜面に伸び伸びと黄葉を広げたこの樹が、とてもよく目立っていました。バックの白樺と青空の背景も美しくて、脚を停めてしばし見とれてしまった場所になります。
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カラマツで色づいた斜面の向こうに中禅寺湖がありますが、雲海が広がりはじめてきましたから、見ることができません。その向こうの山並みが浮かび上がって、これもまた目を見張る美しい景色でした。
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こちらは紅葉ではありませんが、青空と緑の葉を背景に、赤い実をつけている樹がありました。葉が枯れてしまっていますから、よく分かりませんがナナカマドでしょうか?赤い実だけでも、とてもよく自己主張していました。
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男体山の八合目から九合目くらいまで登ってきましたが、周囲の植相がだいぶ変わってきました。モミかシラビソと思われる、針葉樹が樹林帯を構成しています。亜高山帯独特の風景ですね。遥か下の方に、湯の湖が見えます。あの谷筋を登って行ったところが金精峠になるのでしょう。
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振り返って見ると、後ろ側には中禅寺湖が横たわっていました。先ほどまで広がっていた雲海は既に綺麗に晴れ渡り、見通しが利くようになりました。右奥の平らな部分が千手ヶ浜になると思います。
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この写真は、下山途中に撮影したものですが、登りの時に紅葉が綺麗で感動した、同じ林道周辺で撮影したものです。登りと違ってみる角度が違いますから、また景色が彩りよく見えました。
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林道脇のササ藪の根元に、白い花弁のキクの仲間が1輪だけ咲いていました。長い花茎の先に頭花を咲かせていますが、根元にとても細い針形の葉が固まって付いていました。またまた名前が分かりません。ヤマジノギク、ホソバノギク、ホソバコンギクと候補は上がりますが、分かる方が居たら教えてください。
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by coffeeto2 | 2013-11-11 06:00 | その他

男体山に登ってきました。

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暦は早くも11月になりました。カレンダーはあと2枚だけになり、年末までのカウントダウンが始まったような気がします。
文化の日と振替休日が重なった、11月の三連休は紅葉前線の真っ只中で、何処へ出掛けても高速道路の大渋滞が予想されました。でも、晩秋から初冬に向かう季節の移ろいを見てくるには、絶好のチャンスですから、その目的を達成するために、今回は奥日光へ足を運んでみることに決めました。雪が降る前の男体山(標高2,486m)に登りながら、戦場ヶ原で探鳥を楽しんでくれば一石二鳥となりますね。....と、自分なりにかなり都合の良い計画なのですが....これは、戦場ヶ原から振り仰いだ男体山の勇姿です。
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連休初日は、高速道路の渋滞を避けるため、午前3時半頃には自宅を出発し、途中のコンビニで食料などを買い込んで、午前6時前には現地に到着することができました。
登山道入口は、二荒山神社境内のこの登拝門から続いています。でも、神社受付で「例年10月25日で閉山して、今は登山禁止です。」と言われてしまいました。確かに門は閉じられています。ところが、今年は11月の三連休まで入山を認めることにしたとのことで、入山料を収めて入山者名簿に記帳して、門の脇から入山させてもらいました。
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登山道に取り付くと、初めからかなり急な登りが続いています。間も無く、この一合目の石碑が出迎えてくれました。
息を弾ませながら、笹で覆われた林内の道を登りますが、毎日、階段登りで体を慣らしているのに、結構キツイ登りです。気温は5〜6度と冷え込んでいますが、早くも汗ばんできました。
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登山道は、三合目から舗装された林道を歩いて、四合目のこの鳥居のある場所から、また急な登山道に入っていきます。
林道の途中では、朝日に輝く紅葉がとても綺麗でしたが、その様子は次回以降にまとめて紹介したいと思います。
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だいぶ高度を稼いできました。今までは樹林帯の中で周囲の景色は殆ど見られなかったのですが、ここまできたら視界が開け、黄葉に染まったカラマツの斜面越しに、雲海とその向こうに山並みが見えました。山座同定ができませんが、あの山は皇海山(すかいさん:標高2,144m)でしょうか?それとも黒檜岳(標高1,796m)でしょうか?
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五合目まで登ってきましたが、ここには小屋が建てられていました。避難小屋として使われているものでしょうか? それとも、山岳信仰で登る人たちが多いので、そんな人たちの休憩施設として使われているのかもしれませんね。
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雲が流れて、雲海の景色がどんどん変わっていきます。見ていても面白いですね。五合目を過ぎて、視界が開けた場所から見えた景色です。
手前の山の斜面がとても急であることが分かっていただけると思いますが、こんな感じの急登が山頂まで続いていました。思っていた以上に、なかなかタフな山でした。
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六合目から延々と、このような大きな岩のガレ場が続きました。八合目を過ぎて、九合目の手前まで続いていたと思います。時には、両手両足を使って乗り越えなければならないところや、鎖場などもありました。この長いガレ場で、かなり体力を消耗しました。
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ここが七合目になります。ここにも避難小屋というか、掘っ立て小屋が建てられていました。登山道は、相変わらず岩がゴロゴロしたガレ場の連続で、踏み出す一歩一歩がだんだん重くなってきました。
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息が切れます。一息ついて振り返ると、眼下に中禅寺湖が見えました。湖の向こう側に突き出している半島は寺ヶ崎でしょうか。そうすると、その向こうの山は半月山(標高1,753m)になりますね。
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岩陰に、霜柱が大きく伸びていました。ここは、八合目の少し手前です。山肌から滴れ落ちる水が、長さ10cmくらいのツララを作っていましたから、相当に冷え込んでいるわけですね。登り途中の私は汗をかきながら...ですが。
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八合目の祠を過ぎたところで、まだまだ続くガレ場に辟易しながら、ここで小休止をとりました。ザックを外して腰を下ろすと、クタッとなって立ち上がりたくないくらいです。冷たい水が喉にしみました。
眼下の中禅寺湖も、だいぶ広範囲まで視野に入るようになりました。
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さて、この急な階段が曲者です。九合目付近に長く続いていました。やっと石ころゴロゴロのガレ場が終わったと思ったら、今度はこの階段です。歩きやすいように整備してくれているわけですが、足を上げるのも嫌になってしまいます。
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頂上直下までやってきましたが、辺りには溶岩がゴロゴロしています。森林限界を通過したようで、周囲の視界が開けてくれました。でも、この頃にはかなり蔕ってしまい、気息奄々ではないですが、一歩一歩の足取りが極めて重くなってしまいました。
撮影に使用しているカメラはオリンパスのE-M5に12-50㎜F3.5-6.3をつけて、一番広角側で撮影したところ、中禅寺湖と戦場ヶ原が一望できる写真が撮れました。
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日光白根山(標高2,578m)が向こう側に聳えています。その左奥は錫ヶ岳(標高2,388m)で、画面の下に広がるのが戦場ヶ原と小田代ヶ原の大草原です。手前には、赤沼茶屋の駐車場も見える位置で画面に収まってくれました。
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登っている途中で、左側の峰の上に祠が見えたので、あれが奥宮かと思ったのですが、登頂後に足を運んでみたところ、太郎山神社であることが分かりました。祠の前まで行ったら、ちょうど太郎山を背景にしたロケーションに建っていました。
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ここが二荒山神社の奥宮です。祠の前には、参拝者用の屋根まで作られていました。右側に見える建物が社務所ということでしょうか?この脇に建っていた標識柱には、標高2,486mと記載されていましたが、一番高いところは日本刀のモニュメントが建っていた場所でした。
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奥宮の左側には、この矛と剣を持った二荒山大神の銅像が建っていました。雲ひとつない青空をバックに撮影したわけですが、抜けるような青空という表現がぴったりで、そのまま宇宙の星まで見えるのではないかと思うくらいの、澄んだ天空が広がっていました。
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こちらは、山頂からすぐそこに見えた山並みですが、右側が今年の夏に登った女峰山(標高2,483m)です。その時は、ガスに巻かれて周囲の景色は全く見えませんでした。左側は帝釈山(標高2,455m)です。この山は、女峰山から縦走する予定でいましたが、お昼の食料を車に忘れてしまい、敢え無く断念した苦い思い出があります。
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さて、ここが男体山(標高2,486m)の一番高いところに建っていた、日本刀のモニュメントです。太陽の位置がちょうど切っ先に当たって輝いていましたから、近くにいた人にお願いして撮影してもらいました。お陰で、イメージどおりの記念写真となりました。
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無事に山頂に到着できましたが、志津峠へ抜ける稜線に出ると風が強く吹いていて、体感気温が一気に低下しました。慌ててフリースとレインウェアを着込んで凌ぎましたが、山での状況判断は気が抜けません。
少し落ち着いたところで、カメラにパナソニックの7-14mmF4の超広角レンズを取り付けて、周囲の風景を撮影してみました。日光白根山から戦場ヶ原、小田代ヶ原を含めて、中禅寺湖の対岸にある半月山までを画角に納めることができました。
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こちらは、同じ超広角レンズで右端に写っている女峰山(標高2,483m)と帝釈山(標高2,455m)、すぐ隣の大真名子山(標高2,375m)とその影に隠れて小真名子山(標高2,323m)、中央付近に写っている太郎山(標高2,367m)、その左側の山王帽子山(標高2,077m)などの山並みが並んでいますが、左側の奥には燧ケ岳(標高2,356m)も見えています。
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お陰様で、無事に二荒山神社まで下ってくることができました。神社の頭越しに、男体山を仰ぐことができます。思っていた以上に厳しい登りでしたが、天候に恵まれて気分は最高です。
この後、恒例の日帰り温泉(ホテル湖畔亭:タオル付きで500円)に浸かって、今日の疲れを癒してきました。
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by coffeeto2 | 2013-11-09 06:00 | その他