カテゴリ:昆虫( 133 )

チョウとバッタ@葛飾

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10月の三連休は、最高のお天気に恵まれて、長野県の戸隠森林植物園でたっぷりと自然観察を楽しんできました。その勢いをかって、次の週末もたっぷり自然観察をしようと意気込んでいましたが、天気予報がよくありません。土曜日の午後から雨が降り出し、日曜日は一日雨という予報です。こんな予報では、とても遠出は望めませんから、土曜日の午前中だけでも雨が降り出す前に自然観察してこようと思い、近場の水元公園へ出掛けてみることにしました。
メタセコイヤの森を抜け、記念広場から小合溜沿いを野鳥観察舎へ抜ける小道に入ったところで、シジミチョウの仲間が飛んで、近くの葉の上に留まりました。早速、野鳥撮影用に担いでいたオリンパスE-5と300㎜F2.8+EC14の組み合わせで、撮影したのがこの写真です。
裏面の褐色の条線がさざ波模様に見えることから、ウラナミシジミと名前が付けられているものと思います。後翅後縁にオレンジ色斑と黒斑が二つ並んでいて、その間から尾状突起が出ているのが分かります。
この黒斑と尾状突起が、それぞれ複眼と触覚に見えることから、敵の眼を欺いているのだそうです。
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付近は、セイタカアワダチソウの花が満開です。ウラナミシジミもその花に留まってしばし吸蜜に時間を費やしていました。ここには、チョウだけではなく、ハナアブやハエの仲間も吸蜜に集まっていました。
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ウラナミシジミの写真を撮影していると、すぐ足下の草むらの中にバッタの仲間がいます。逃げられないように、そっと近づいて撮影しました。
使用したカメラは、オリンパスのマイクロフォーサーズ機であるE-M5と12-50㎜F3.5-6.3の組み合わせで、レンズをマクロモードにセットして撮影したものです。
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二つ並んでいるこのバッタの仲間は、図鑑で確認したところエゾイナゴであるようです。二つ並んだこのペアが♂と♀の番であるのか、兄弟であるのかは分かりませんが、体長は♂より♀のほうが少し大きいようです。
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by coffeeto2 | 2013-11-05 06:00 | 昆虫

秋の昆虫たち@さいたま

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秋がどっぷりと深まってきたこの頃ですが、10月最初の週末は、近郊の秋ヶ瀬公園で自然観察を楽しんで来ました。まだまだそれなりに暑さも残っている陽気で、この日はヤブ蚊に悩まされながらの散策となりました。防虫スプレーを掛けて予防していましたが、刺されるとこれが意外と痒くて、困りものです。
さて、これはアメリカセンダングサの花で吸蜜するキチョウを近接撮影したものです。この写真はマクロレンズではなく、野鳥撮影用に担いでいたオリンパスE-5と300mmF2.8+EC14の組み合わせで撮影したところ、バックがうまくボケてくれて、キチョウが浮き上がってくれました。
オリンパスのZD(ズイコーデジタル)レンズは、松、竹、梅の3ランクに分けられますが、竹クラス以上のレンズの解像力は秀逸です。キチョウの翅のディテールまで良く再現してくれました。
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葉の上で休んでいたのは、ゴマダラカミキリです。体長は3cmくらいでしたが、白黒のゼブラ模様の触覚が長く、5cmほどもありました。背面は黒色ですが、黄白色の小斑が多数あるところから、ゴマダラの名前が付けられたものと思います。
この写真は、オリンパスE-620と12-60mmF2.8-4の組み合わせで、手持ち撮影したものです。
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これは、E-5と300mmF2.8+EC14の組み合わせで、横から撮影したものですが、やはりバックがうまくボケてくれました。遠近感が出て、カミキリ虫が浮き上がって見えるのが良いですね。
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このヒョウモンチョウの仲間は、後翅の後縁に青色斑のある黒帯があることから、ツマグロヒョウモンの♂であることが分かります。
これ以下に紹介する3枚の写真は、いずれもオリンパスE-5と300mmF2.8+EC14の組み合わせで撮影したものになります。この写真も、超望遠レンズの効果が出て、背景がうまくボケてくれました。
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ツマグロヒョウモンの翅の裏側の全面が見られる写真が撮れました。こんなアングルの写真は、なかなか撮れるものではありませんから、上手く撮れたものだと思います。
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これも、アメリカセンダングサに留まって吸蜜しているところです。前翅に比べて、後翅の裏面の色が薄いことが分かります。
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秋の渡り途中の小鳥類を観察することがこの日の主目的でした。現地でお会いした、あしだち会員のミルフィーユさんから、キビタキが出ていると連絡をもらったので、二人で待ち構えていたとき、飛翔してきたカマキリがクモの巣に引っかかりました。すかさず撮影したわけですが、もしここに獲物を待ち構えていたクモが来たら、どうなっちゃうんでしょうかね?
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これも、キビタキのお出ましを待ち構えていたときですが、チョウが飛来して地面に舞い降りました。他にすることもなく、鳥の出現もありませんでしたから、早速撮影対象としてカメラを向けたところ、翅が大きく欠損し、だいぶ痛んでいますが、目玉模様が目立つヒカゲチョウでした。
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ヤブ蚊の襲来を受けながら、小鳥類の出現を待ち構えていたところ、すぐ足元にコオロギが動いていました。薄暗い環境で、慌てて撮影していますから、ピンボケ、手振れの写真になってしまいましたが、エンマコオロギのようですね。
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by coffeeto2 | 2013-10-30 06:00 | 昆虫

戦場ヶ原で観察した昆虫@奥日光

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今回は、奥日光で観察した昆虫類を紹介します。まず最初は、イブキトラノオの花穂で吸蜜していたハナアブの仲間ですが、翅に黒褐色の斑があることと、胸部背面が黒褐色で、側胸部が橙黄色であることから、これはシロスジベッコウハナアブであると思います。戦場ヶ原から青木橋に至る間の木道沿いで観察しました。
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ニガナの花で吸蜜していたのは、ツチバチの仲間ですが、全身は黒色で腹部に白色の帯状斑があり、翅が鼈甲色をしているなどの特徴から、これはハラナガツチバチであると思います。
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小田代ヶ原に移動した時に、草むらの中で見つけたバッタの仲間のヒメギスです。体の上面は褐色ですが、体側部は黒褐色をしていて、前胸部に黄白色の目立つ斑があるところが特徴です。
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こちらは、ノアザミの花で吸蜜していたハチの仲間ですが、胸部背面が一様に淡黄褐色の少し長めの毛でおおわれているところと、腹部に淡黄色の横斑があるところ、翅に褐色味があるところなどから、アシブトムカシハナバチであると判定いたしました。
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by coffeeto2 | 2013-08-13 22:18 | 昆虫

大峰沼のキマワリ

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8月10日から12日にかけて、二人と一匹の夏休みで、猿ヶ京温泉から苗場高原を回ってきました。これは、その時大峰沼で撮影したキマワリです。
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キマワリは、全長20㎜ほどのゴミムシダマシ科の甲虫になります。枯れ木や古い薪などに集まる習性があるとのことです。
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by coffeeto2 | 2012-09-16 22:02 | 昆虫

ヒメアシナガコガネ

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湯の丸山の中腹にある臼窪湿原で木道を歩いていると、草の上に見慣れない甲虫の姿を見つけることが出来ました。
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名前もわかりませんから取り敢えず写真に撮影して、自宅に戻ってから図鑑を調べてみると、どうやらコバネムシ科のヒメアシナガコガネであるということが分かりました。
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ヒメアシナガコガネは、黄色い背面に黒褐色の斑が目立ちますが、個体により変異が多いとの解説がありました。
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全長は6.5~10㎜ということですから、コガネムシの中でも割合小さい種類になると思います。
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by coffeeto2 | 2012-08-09 22:03 | 昆虫

林道のハンミョウ

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先日、H公園でサンコウチョウを観察した時に、足を運んだ近くの林道を散策している時に発見したハンミョウです。我々が歩いている道に降りていましたが、近づくとちょっと先に飛び、近づくと飛びという行動を繰り返していました。道教えという別名が付いている名前の由来が頷けます。
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頭部はコバルトグリーンをしていて、背面は紫藍色で赤緑色の横斑と白色の小斑が見事な色どりを作り上げています。全長は20㎜ほどの小さな甲虫目の昆虫ですが、見た目はとても綺麗です。
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by coffeeto2 | 2012-06-01 20:43 | 昆虫

フタホシヒラタアブの仲間

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公園でオオイヌノフグリの写真を撮っていたところ、すぐ脇にこのアブが飛来していることに気が付きました。全長1cmにも満たない小さな体型ですが、黒い腹部に黄色い大きな斑がいくつも並んでいるのがとてもよく目立ちます。かなりせわしなく飛び回っていましたから、満足に撮影できたのはこのカットだけです。図鑑で調べてみると、いろいろ候補が挙げられましたが、ハナアブ科のフタホシヒラタアブの仲間に一番近いのではないかと思いました。
まだまだ陽気は寒いですが、春の到来を待ちきれずに、元気に動き回っている昆虫もいます。
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by coffeeto2 | 2012-02-23 22:14 | 昆虫

カメムシの仲間の卵塊

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公園の散策路を歩いていると、ここにカメムシの仲間の卵塊がありますという標識が出ていました。なるほど、樹の表面に目立たないように産み付けられた卵塊が観察できました。
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ブドウの房のようにたくさんの卵がより集まって産み付けられています。卵の状態で越冬することになると思われますが、こうしてたくさんの卵が産み付けられていることに、冬を乗り切る秘密が隠されていると思います。
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卵塊をアップで撮影したものですが、まさにブドウの房のように感じられます。
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by coffeeto2 | 2012-02-12 22:05 | 昆虫

ハナアブの仲間

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12月30日ということで、今年も今日を含めてあと2日ということになりました。足を運んだフィールドの気温は一桁台でしたが、陽の当たる土手の側面で日向ぼっこをするハナアブの仲間を見つけました。
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翅に茶褐色の斑があることが分かりますが、図鑑を見ても種類がよくわかりません。クロベッコウハナアブ、オオハナアブなど候補は上げられるのですが、特定することができません。
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by coffeeto2 | 2011-12-30 21:27 | 昆虫

草原のバッタの仲間

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残暑の草原で出会ったバッタの仲間を紹介します。まず最初は、クルマバッタモドキです。体は緑色と褐色で彩られています。
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クルマバッタとの識別が難しいですが、クルマバッタは前胸部の背面に丸みがあるのに対し、クルマバッタモドキは、前胸部の背面にあまり丸みがないところが特徴になります。
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砂利道に降りたところですが、クルマバッタモドキの中でも、この個体は緑色部分が多いところが特徴になると思います。
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続いては、ショウリョウバッタです。♂と♀では著しく大きさが異なりますが、この個体は全長5cmほどしかありませんでしたから、♂の個体になると思われます。
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こちらは、アカツメクサの花に留まったツチイナゴの幼虫です。
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ツチイナゴの幼虫は全身が緑色をしていますから、褐色をした成虫を思い浮かべると、別の種類のバッタであると勘違いしてしまいます。
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by coffeeto2 | 2011-09-30 22:19 | 昆虫