カテゴリ:山野草( 459 )

谷川沿いの山野草@栃木

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栃木市の星野では、この時期たくさんの山野草が咲き始めていました。足を運んだのは3月21日(金)の春分の日のことでした。その時の様子については、四季の森星野@栃木として、そこで見られた主だった花々を紹介したあと、咲き始めたアズマイチゲ@栃木として、これから最盛期を迎えようというアズマイチゲの花を紹介し、まだ残っていたセツブンソウ@栃木として、既に盛りは過ぎてしまったようですが、この日のお目当てであったセツブンソウの花を紹介させていただきました。当日は、そのほかにもいくつかの山野草を観察することが出来ましたから、今回は、星野の谷川沿いで観察することが出来た山野草を、まとめて紹介したいと思います。
まず最初は、ミズバショウの花です。
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この辺りは私有地であるようですが、谷筋に沿って山の斜面にカタクリの群生地があって、その季節には一般公開していただいているようです。大変ありがたい話ですが、その私有地の一角にこのミズバショウの小群生地がありました。
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ミズバショウはサトイモ科の山野草になります。この白い部分がミズバショウの花びらであると思いがちですが、これは仏炎苞と呼ばれる部分で、実際の花は中心部にある薄緑色の筒状の部分に、直径数ミリの花がたくさん集まって咲いています。
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こちらは、谷川沿いの斜面に咲いていたセリバオウレンの花です。とても小さい花ですから、気を付けて見ていないと見落としてしまいます。小葉がセリの葉のように細かく切れ込んでいるところから、この名前が付けられました。
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セリバオウレンは、雌雄異株ということです。雌花は紫色を帯びるということですが、この花にはそれが感じられませんから、雄花であるかと思います。もう、花期も終盤に差し掛かっているものと思います。
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暗紫色のとても小さい花が咲いていました。これも注意して見ていなければ、見落としてしまうようなカテンソウの花です。もう何年も前になりますが、あしだちのメンバーと一緒にここへ来た時に、植物に詳しいMさんから教えてもらったので、その存在が分かった次第です。
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カテンソウは、イラクサ科に属する山野草ですが、これは雌雄同株になるようで、雄花は上部の葉腋に付き、長い柄があるということですが、雌花は柄がなく葉腋にかたまって付くので目立たないということです。
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ここには、ちょっとした群落がありましたから、とても小さい花ながら良く目立っていました。まだ蕾の状態ですから、ここの花は全く目立ちませんが、花が咲いた状態を観察できれば良かったですね。これから柄を伸ばして、白い花を咲かせてくれるものと思います。
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by coffeeto2 | 2014-04-02 06:00 | 山野草

まだ残っていたセツブンソウ@栃木

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栃木市の星野町にある“四季の森”へ足を運んできたのは、3月21日(金)の春分の日のことでした。この日の一番の目的は、セツブンソウを観察することにあったのですが、例年であれば3月上旬には足を運んでいました。既に開花時期は過ぎてしまったかもしれません。まだ咲いている花もあるだろうか....?と半ば諦め気分もありました。でも、セツブンソウが終わっても、他の山野草が何かしら花開いている筈ですから、行ってみれば外れはないだろうと足を延ばしてきました。
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今年の関東地方は、2月中に2週続けて大雪に振られましたから、これで春の訪れは例年よりずっと遅れてしまったように思います。この日は、セツブンソウの盛りは過ぎていたものの、まだまだたくさんの花が綺麗に咲いて出迎えてくれました。
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さすがに、日当たりの良い場所では、既に花が終わったセツブンソウをたくさん見かけましたが、日影部分に咲いていた花は、今がまさに盛りという感じです。
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瑞々しい妖精たちが群生していました。木漏れ日を浴びて、セツブンソウ達が踊っているようです。でも、スプリングエフェメラルと呼ばれるこの花は、夏頃までにはすっかり姿を消してしまいます。
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セツブンソウの名前の由来は、文字通り、節分の頃に咲く花ということで、この名前が付けられたわけですが、ここでいうのは旧暦の節分の頃ですから、新暦では3月の今頃になるのですね。
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ここでは、冬枯れの地面を隠すように、緑が随分と増えてきました。そんな中に、セツブンソウの大きな群落がありました。たくさんの花が、競い合うように咲いています。咲き始めの頃も新鮮味があってよいのですが、少し遅いこの時期には、また違った趣が見えてきました。
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セツブンソウの花弁は、5枚の白い部分のように見えますが、実はこれは萼片だそうです。実際の花弁は、黄色の丸い部分になるようです。その中央部に見える紫色の部分が、雄しべの葯になります。
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たくさん咲いていたセツブンソウの中には、こんな花もありました。紫色の雄しべが、ずいぶん巨大化しています。これは、突然変異になるものだと思います。聞くところによると、毎年こんな花が何株かは見つかるとのことでした。
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こちらは、花弁が黄色いキバナセツブンソウです。たった1輪だけでしたが、見つけることが出来ました。花弁の数も普通のセツブンソウが5弁なのに対して、こちらは6弁ありますから数が違います。この花は、ヨーロッパに分布している種類になるそうです。
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by coffeeto2 | 2014-03-31 06:00 | 山野草

咲き始めたアズマイチゲ@栃木

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今年の夏山シーズンを前に、先日、山登り専用に携行する目的で、新しいカメラを購入してきました。OLYMPUS STYLUS SP-100EE というコンパクトデジカメですが、50倍の光学ズームを搭載していて、35mm版換算で24mm~1200mmという焦点距離をカバーしています。そのうえ、拡張マクロ機能では、1cmまで近接撮影できるという優れものです。
でも、これを購入する一番の動機づけとなったのは、「イーグルズアイ」と謳われている、ドットサイト式照準器を搭載していることです。これまで、山登り専用にソニー製のDSC-HX100Vという、30倍ズームのコンデジを使っていました。これは、35mm版換算で27mm-810mmをカバーしてくれましたが、望遠端にして野鳥を撮ろうとすると、お目当ての野鳥をファインダーに入れられなくて、何度もシャッターチャンスを逃してしまいました。その苦い経験を踏まえて、このコンデジ購入になったわけですが、HX100Vは娘の希望で、そのまま譲ることにしました。
新しいカメラのデビュー戦は、登友会の月例登山になる、3月29日の湯の丸山になる予定です。その結果については、後日また、このブログで紹介したいと思います。
さて、この写真は3月21日に撮影したアズマイチゲですが、例年、セツブンソウの写真を撮りに行くことが恒例となっている、栃木市星野で見つけたものです。
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今年は、春の訪れが少し遅れているようですから、まだ咲いていないだろうと思っていたのですが、予想に反してたくさんのアズマイチゲを観察することが出来ました。
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セツブンソウがたくさん咲いていた草原は、陽当たりが良くて既にその盛りは過ぎようとしていましたが、代わってこのアズマイチゲが最盛期を迎えようとしています。
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草むらには、まだたくさんのセツブンソウが咲いていましたが、さすがに3月も下旬となると、花期の終わりを告げているように見えました。でも、その中の一角には、このようにアズマイチゲの群落も、目にすることが出来ました。
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中には、このように初々しい蕾をもたげている花もありました。アズマイチゲはこれからが旬と言ったところでしょうか。
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アズマイチゲは、8~13個の白い花弁を広げますが、これは萼片になります。早春の今の時期が開花期になりますが、初夏には姿を消してしまう、スプリングエフェメラルの一つです。
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by coffeeto2 | 2014-03-30 06:00 | 山野草

陽だまりのセツブンソウ@八王子

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春の足音は、確実に近づいていると思います。でも、その足並みはとても遅く感じてしまいます。もうハナネコノメも咲き始めているだろうと思い、待ちきれなくなって3月16日(日)に、八王子郊外の登山口周辺で自然観察を楽しんできました。
しかし、今年は大雪の影響で、例年より春の訪れは、一段と遅れているようです。かろうじて咲き始めたハナネコノメを見ることが出来ましたが、期待していたような群落を見ることはできませんでした。....少しでも咲いていれば写真に撮れますから、喜んでしまいますが....、でも、これだけでは寂しいので、その周辺を少し歩いてみることにしました。
すると、すぐ近くの民家の庭先に、セツブンソウの小群落を見つけることが出来ました。一声かけてお邪魔します。
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例年、セツブンソウを観察するのに、栃木県下へ出掛けるのが常でしたが、今年はどんな巡り合わせか、2回観察したのがいずれも都内ということになりました。効率的と言えばそれまでですが、やはりこの時期に出会えることがうれしいのです。
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セツブンソウは、高さ10㎝前後の花茎の先端に、5弁の白い花を咲かせるキンポウゲ科の山野草です。雄しべの先端は紫色で、その周囲を小さくて丸い、黄色い蜜腺が取り囲んでいます。このパステルカラーの彩りが、何とも言えない春の雰囲気を醸し出していると思います。
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もともとは、石灰岩質の場所に群生する山野草ですから、ここで花開いているものは、民家の庭先でもあり、おそらく植栽されたものであると思います。でも、場所を問わず、こうしてその姿を見られるのが、とても嬉しく感じてしまいます。
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セツブンソウは、いわゆるスプリングエフェメラルの一つに数えられています。春先の花の咲く時期には、このように葉も地上に広げてくれるのですが、花期が過ぎて暫くすると、夏までには地上部分はすべて枯れてなくなってしまいます。はかない命ですね。
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春先の里山を彩る山野草ですが、セツブンソウが終わると間もなく、アズマイチゲやキクザキイチゲ、そしてたくさんのスミレの仲間など、どこから手を付けていいのか分からないくらい、たくさんの花が咲いてくれる季節が到来しますね。
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by coffeeto2 | 2014-03-23 06:00 | 山野草

咲き始めたハナネコノメ@八王子

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何回見てもいいものですね。ハナネコノメが咲き始めました。
早春の谷川沿いに、その可憐な姿を見せてくれるユキノシタ科の山野草ですが、咲き始めたばかりの頃は、雄しべの先に赤い殻を被っていますから、これが白い花弁の中からその姿を現すと、イチゴショートーケーキみたいな色どりで、私の大変好きな花の一つです。
ここ数年、ハナネコノメが咲き始める頃には、必ず山に入ってその姿を確認するようになりました。今年は、大雪の影響もあって、まだ早いかなと心配したのですが、開花の便りが届くのも待ちきれずに、3月16日(日)にそそくさと足を運んでみました。山道付近には、まだ雪がとてもたくさん残っていましたが、いくつかの気の早い花が、妖精のようなとても可愛い花を開いていてくれました。
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ここに来るまで、雪が踏み固められた道は、凍ってツルツルしていました。とても滑りやすいですから、注意深く足を運びます。チェーンアイゼンを持参してくれば良かったと思うような状況でしたが、無事に妖精たちの楽園に到着することが出来ました。
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周囲には、雪がとてもたくさん残っていて、まだ冬山のような様相です。ほとんどの花は、開くのを躊躇っているような冷え込みですが、この妖精たちは、周囲の様子を窺うように、恐る恐る花を開き始めてくれました。
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中には、こんな風に雄しべの先の赤い殻を落として、既に黄色い花粉を覗かせている花もありました。随分気の早い花です。でも、これはこれで、色どりが豊かになって綺麗です。
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この辺りでは、ハナネコノメが一番早く咲き始めるようです。昨年も観察したヤマネコノメソウヨゴレネコノメが出ていないか周囲を探し回ってみましたが、やっぱり季節はちょっと遅れ気味のようで、その姿を確認することはできませんでした。
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とても薄暗い環境でしたから、撮影には三脚を使用しなければならないような状況でした。昨年、あしだちのキッチンayaさんのご主人から頂いた、山用の小型三脚がとても役に立ちました。その節は本当にありがとうございました。これから有効活用させていただきます。
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by coffeeto2 | 2014-03-21 06:00 | 山野草

早春のザゼンソウ@前橋

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今さら言うまでもありませんが、今年の大雪の影響で、この日訪れたザゼンソウの群生地は、例年より開花が遅れているようです。周囲には、まだたくさんの雪が残っていましたが、それでもところどころに顔を覗かせたザゼンソウが、太陽の光を受けて、その熱で周囲の雪を融かしているようです。自然の生命力には、凄いパワーがあるもんだと、雪中花となっているザゼンソウの花を見ながら、感心してシャッターを押してきました。
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ここは、前橋市にある沼の窪私有林です。谷筋に沿って、たくさんのザゼンソウが開花していました。お坊さんが座禅を組んでいる姿に見立てて、この名前が付けられたようですが、丸い達磨さんのような形をしたものが一般的な中で、このようにほっそりした姿の達磨さんもいました。
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ここでも2株のザゼンソウが、仲良く寄り添って咲いていました。周囲には雪がたくさん残っていて、冷え冷えとした環境でしたが、ここだけは温かさが感じられる雰囲気ですね。
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ザゼンソウの仏炎苞と呼ばれる外側の部分は、暗赤紫色をしていますが、この株は薄緑色の部分が多くあります。アオザゼンソウと呼ばれるものもあるようですが、これはどっちつかずの中途半端な色合いです。
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ザゼンソウの仏炎苞に包まれた中央部の花序は、よく見ると、亀の甲羅のような形をしています。その亀甲状の部分の中央部から、黄色い花粉を出しています。
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雪融けの冷たい水の流れの中で、寄り添うように開花したザゼンソウです。サトイモ科の山野草ですが、この清冽な水の流れなくしては、ザゼンソウは開花できないものと思います。
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by coffeeto2 | 2014-03-18 06:00 | 山野草

春先の公園にて@調布

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カレンダーは早くも3月になってきましたが、春の訪れとともに朝方の冷え込みも随分緩んできたように思います。野山に咲き乱れる山野草を観察できるのも、もうすぐですね。これから、週末を待ちわびて、フィールドへ出掛けるのが楽しみです。
この日はまだ2月で、とても寒い一日でしたが、一足早い春を観察しようと、自然観察園へ足を運んで来ました。園内で、今が盛りとばかりにたくさん咲いていたセツブンソウは、目を楽しませてくれるに十分でしたが、夢中になって撮影した後、木道を歩くと足下に小さなザゼンソウが開いていました。これも嬉しい春の足音です。
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朝から曇りがちで、冷え込んでいました。ダウンジャケットを着て来なかったのが、悔やまれるようなとても寒い陽気でした。
落ち葉が散り敷くこの辺りは、昨年もフクジュソウが見事な花を咲かせていました。今年もまた同じ場所に姿を見せてくれましたが、今日の陽気では、花を開くにはまだ少し時間が掛かりそうです。
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曇り空の冷え込んだ陽気では、蕾もなかなか開いてくれません。これで陽がさして来れば、暖かさに促されるように花を開いてくれるでしょうが、残念ながら今日はそれを、期待することは出来そうもありません。
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セツブンソウの群落のすぐ近くでしたが、一輪だけ花開きそうな山野草がありました。でも、今日の寒さでは凍えてしまって、躊躇っているようです。でも、この花は何だろう⁇ 現地では全く分かりませんでした。でも、写真を見ているとわずかに出ている葉の形から、キクザキイチゲではないかと思えるようになりました。
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これも、セツブンソウの群落の近くに見つけた山野草ですが、三枚の葉が独特の形をしていましたから、直ぐにミスミソウであることが分かりました。この花は、薄紫色をしていますが、ピンクや白、青など花の色は大変にバラエティがあります。
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白いウメが咲いていました。野鳥撮影用の望遠レンズ(Olympus E-5 + 300mmF2.8 + EC14)を使って背景をぼかした写真にしてみました。こうしてみると、日本画に出てくるウメの絵のように見えます。
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梅の花は、上に向かって咲くばかりではなく、このように下に垂れ下がって咲く枝もありました。でも、やっぱり上に向かって咲いている方が絵になりますね。
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by coffeeto2 | 2014-03-02 06:00 | 山野草

春の訪れセツブンソウ@調布

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今年は、2月に入って2週連続で大雪に見舞われてしまいました。このため、週末は必ず出掛けている自然観察へ、出掛ける機会を失っておりました。関東地方は、どこもすごい積雪ですから、自然観察どころではありません。でも、季節は着実に春へと進んでいますから、この時期にどうしても見ておきたい春への移ろいを確認したくて、調布市内の公園へ足を運んでみました。
やっぱり咲いていました。まだ雪が残っている環境でしたが、期待していたセツブンソウがとっても元気に花を咲かせてくれていました。
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気温は低くて、10℃以下であったと思います。日影にはまだ雪がたくさん残っている状況でしたが、地面が覗いている環境に、たくさんのセツブンソウが花を咲かせてくれました。
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落ち葉が降り積もっている地面から、たくさんのセツブンソウが花を咲かせてくれました。スプリング・エフェメラルといわれる春先の山野草の代表的な存在です。
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咲き終わると、姿を消してしまうはかない存在です。白い花弁が5枚あるように見えますが、これは萼片ということで、黄色くて頭が丸く見える部分が花弁になるとのことです。
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セツブンソウの三兄弟ですね。固まって、元気に咲いていました。
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紫色の部分が、雄しべの葯になるということです。花が咲き終わると花も葉も、その姿が見えなくなってしまう、はかない存在ですが、それがスプリング・エフェメラルと言われる所以なんでしょうね。
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ここには、とてもたくさんのセツブンソウが群生していました。地面に顔を出した妖精たちが、ここから飛び出して各地に春の訪れを告げてくれるような気がします。
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花の直径は2cmほどです。高さは数cmしかありません。こんな小さな花ですが、春の訪れを告げてくれる、とても嬉しい花ですね。
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by coffeeto2 | 2014-02-24 06:00 | 山野草

木の実・草の実@さいたま

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今月は、土曜日が5回もありますから、週末を楽しみに待っている身としては、とても嬉しい月になります(^o^)v....でも、よく考えてみればその分、前後の月で土曜日が少なくなっているわけですから、手放しで喜んでもいられません。
11月23日の土曜日は、東京都の震災総合訓練があって参加してきましたから、週末利用の遠出ができません。でも、遠征しなくても自然観察はできますから、日曜日に郊外の公園を、ノンビリと散策してくることにしました。季節は秋から冬に移りかけていますが、公園内の樹木が赤や黄色に染まって、彩りも美しくなっていました。
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散策路を歩くと、脇の茂みの中など、至るところに赤くて小さい実が生っていました。バラ科のつる性低木である、ノイバラの実になります。木によっては、とてもたくさんの実を付けていました。
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花の時期には、5弁の白い花をたくさん咲かせて彩りを添えてくれるノイバラですが、花の後もこうして赤い実を結んで目を楽しませてくれます。でも、それより大事なのは、野鳥たちに餌として、この赤い実を提供してくれるところです。
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草むらに入ると、こんなのが群生していました。小さい実をいっぱいつけたイノコズチです。服にビッシリと纏わり付いてくる、あのヒッツキムシの正体ですね。これを見つけると、近づかないように避けて歩くのですが、気が付けばズボンにいっばいお土産を貰ってしまいます。
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陽だまりの草むらに、赤い実が一つ輝いていました。実の直径が1cmほどのヘビイチゴです。あたりを探しても、これ一つしか見つかりませんでしたが、ツヤツヤした実がよく目立っていました。
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川沿いの茂みや、金網フェンスに沿った植え込みなどに、この褐色の実がたくさん生っていました。少し地味な色合いの実ですが、ツヤがあって日が当たると輝きを増します。これは、ヘクソカズラの実になります。
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ヘクソカズラは、花の時期には白とピンクの筒状の可愛い花を咲かせますが、独特の臭いがあることで、有り難くない名前をいただいています。でも、この実も野鳥たちには貴重な食料源となるようです。
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こんなに大きくて赤い実が生っていました。カラスウリの実です。
大きさは、5cmはあります。他の実に比べると、かなり大きいですから、果実といったほうが当たっていると思えるくらい立派な実です....残念ながら、この実は野鳥の餌とはなっていないようですが....。
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土手の上の道から葦原を見下ろすと、オレンジ色の実をたわわに付けた木が、とても良く目立ちます。野鳥たちの餌となる、赤いピラカンサと同じような姿をしています。ピラカンサはよく目にしますが、これは同じバラ科トキワサンザシ属の仲間の、タチバナモドキであるようです。
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ピラカンサは赤い実であるというイメージが強いのですが、このタチバナモドキは、みかんの仲間の橘と色合いが似ているところから、この名前が付けられたようです。たくさん並んだ実の中に、白い花弁の可愛い花が一輪だけ咲いていました。
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by coffeeto2 | 2013-11-29 06:00 | 山野草

秋の山野草@茨城

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都内では、朝方の気温が10℃を下回るようになり、だいぶ寒くなってきました。コートが必要な陽気ですから、秋から冬に移行したことを実感しています。
各地から、雪の便りも届くようになったこの時期の自然観察は、何処へ行くのが良いか悩みどころです。まだ紅葉が残っている場所で、蝶や山野草も観察出来たら嬉しいと思いながら、...閃いたのは、茨城県内のなだらかな山野を歩いて来ることでした。
牧場から続く山道を歩いていると、狙いどおり、陽だまりの草むらの中に、リンドウの花を見つけることができました。
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こちらは、二つの蕾が仲良く並んでいます。まだまだ、小さい秋が残っていたと、喜んでカメラを向けてみました。でも、撮影した写真を確認すると、右側の蕾の先端付近が、やや褐色ががっていました。蕾のまま枯れ始めている?...そんな事はありませんよね。きっと、これから綺麗な花を咲かせてくれるものと思います。
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地面を這うように伸びたつる性の花茎の先で、紫色の立派な花を咲かせていました。やはり、日当たりの良い場所でした。今の時期に、元気良く花を咲かせるためには、太陽の恵みを少しでも多く受けられる場所に、限られてしまうようです。
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草原の中にアザミの花を見つけました。花が少なくなる時期ですから、こんなピンクの花が咲いていると、遠くからでも良く目立ちます。秋の柔らかい陽射しを浴びて、トゲトゲの葉も心なしか柔らかくなっているように感じてしまいました。
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このアザミは、直立して花を咲かせていることと、花の咲く時期的なことに着目して、モリアザミかヒメアザミではないかと思います。でも、確信はありませんから全く違う種類であるかもしれません。
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下草が刈られた山の斜面に、白い花を咲かせている山野草が目につきました。高さは20cmほどしかありませんが、葉の形と5弁の小さい花の形からセリの仲間であろうことは分かりますが、特定ができません。
ヤマゼリではないかと思いますが、違っていたら教えてください。
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小さい花ですが、5弁の花弁を広げて、複数散形状花序を形作っています。
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この黄色い花をたくさんつけているのは、キク科のヤクシソウです。これも秋を彩る山野草の一つですが、割合日当たりの良い場所に、たくさん生えていました。実際、日陰になる部分には、全く生育していませんから、太陽の恵みがそのまま表現されています。
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ヤクシソウの花は、直径が1.5cmほどですが、ニガナとよく似た花の形をしています。花が終わった後の頭花は、下向きに垂れ下がって、房状に見えます。
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by coffeeto2 | 2013-11-24 06:00 | 山野草