コーヒー党の自然観察
2014-04-07T22:07:18+09:00
coffeeto2
鳥見のついでに観察した草花や昆虫を紹介します。
Excite Blog
キベリタテハ
http://coffeeto2.exblog.jp/14967869/
2010-08-17T23:38:55+09:00
2010-08-17T23:39:01+09:00
2010-08-17T23:39:01+09:00
coffeeto2
チョウ・ガ
今年の目標は、キベリタテハを見ることでした。高尾山で知り合ったMさんから教えていただいたポイントへ出掛けてみると、正にピンポイントで観察することができました。このあたりで、たくさんの個体を観察することができました。
この個体は、右側の翅が少し痛んでいましたが、黄色い縁取りとその内側の水色の鮮やかな斑がとても印象的でした。
近くの水辺の岩に止まって、翅を閉じたところです。岩陰から近づいて、翅の裏側を近接撮影することができました。
裏側は、このように地味目な色合いですが、黄色い縁取りだけはよく分かりました。この個体は、水色の斑がはっきりと出ていませんでした。でも、翅を広げて美しい姿を間近に撮影させてくれました。
このあたりは、平地の猛暑に比べるととても涼しく、目標のキベリタテハを観察できたことと合わせて、最高の一日となりました。]]>
コーヒー党の自然観察はこれで終了します。
http://coffeeto2.exblog.jp/21963811/
2014-04-08T06:00:00+09:00
2014-04-07T22:07:18+09:00
2014-04-07T22:07:18+09:00
coffeeto2
その他
3月の登友会月例登山@湯の丸山
http://coffeeto2.exblog.jp/21918532/
2014-04-04T06:00:00+09:00
2014-04-02T21:02:12+09:00
2014-03-30T21:11:58+09:00
coffeeto2
その他
久し振りに、登友会のメンバーと山登りを楽しんできました。3月の定例登山は、今シーズン最後の雪山を登ろうと、湯の丸山(標高2,101m)が選定されました。8名のメンバーが3台の車で参加しましたが、集合は関越道の高坂SAと決めていました。でも、渋滞で遅れる車、高坂SAを通り越してしまった車などが出て、急遽集合場所を変更するなど、出だしからドタバタです。到着するのが随分遅くなってしまいましたが、それでも何とか辿り着くことが出来ました。ここが湯の丸山登山口の、地蔵峠駐車場です。
メンバーはそれぞれ、ワカンを持参したりスノーシューを担いだり、アイゼンだけの人や、アイゼンはあるけど付けないで頑張るという人がいたりと様々でした。....と言うのも、一番のお目当ては料理長が腕を振って作る、お昼のもつ鍋とチャンポンにあったからです。山登りより、お昼がメインと言うのも、登友会ならではの楽しみです。駐車場に車を駐めて、さぁこれから出発です。
私自身、今シーズン何回か雪山を楽しんできましたが、図らずも4回目のスノーシューハイクとなりました。歩き出しのこの辺りは、気が急くのか誰もスノーシューなどを装着しません。折角持ってきたのに、ザックに括り付けただけでは勿体ないよね。
こんな雪の急斜面を登り詰めて、林間コースに入っていきます。ここから少し登ったところで、最初の休憩を入れて、ワカンやスノースーを装着しました。メンバーのうち2名はワカンを履いていたのですが、ベルト式で装着にかなり時間がかかっていました。私はモンベルのスノーポンで、バックル式ですから、装着はいたって簡単でした。
急斜面を登り詰めて、この辺りから稜線上の尾根道のようなところです。みんな余裕で思い思いのスタイルで登ります。中には、アイゼン持ってきたのに装着しないで、登山靴だけで歩く猛者もいました。周囲の山の景色をカメラに収めたり、冗談を言い合いながら、みんな雪山歩きを十分に楽しんでいました。当初、3月の定例登山に秩父の武甲山を希望していましたが、ここまで来ると、やはり雪山が楽しいですね。この後、雪原をズボッと踏み抜いて埋まってしまう人が続出しますが、その度に大きな笑い声が響きました。
今回、写真の撮影にはOLYMPUS のコンパクトデジタルカメラ SP-100EE を初めて使用してみました。山行専用に購入したカメラです。今回がデビュー戦になるわけですが、今までOLYMPUSの一眼カメラを使用していましたから、ほとんど戸惑うことなく撮影することが出来ました。
登山道の途中には、こんな鐘が設置されていました。以前ここへ来た時は7月の夏山シーズンでした。柵の向こうが牧草地になっていて、牛が放たれていた記憶があります。
遥か彼方に富士山の姿を望むことが出来ました。カメラを少し望遠側にズームして撮影してみましたが、コントラストがちょっと甘い写真になってしまいました。どんな山に登っても、富士山が見えるとやっぱり撮影対象になってしまいますね。見てください、みんなとっても元気でしょう! 雪山は最高です。....そして、山頂を極めたら、楽しいお昼が待っています。....日帰り登山の割に大きなザックを背負っていますが、その中には大きなお鍋と食材と、そしてお酒がたくさん.....*\(^o^)/*
登っている途中に振り返ると、浅間山(標高2,568m)の山並みが見えました。左端が桟敷山(標高1,931m)、小桟敷山(標高1,852m)で、浅間山の右側に見えるスキーゲレンデが湯の丸スキー場になります。
草津白根山方向を撮影したものです。中央右側に見える白い山並みが、本白根山(標高2,171m)、白根山(標高2,160m)、横手山(標高2,307m)、志賀山(標高2,035.5m)などの山並みです。中央左側に見える山が御飯岳(標高2,160mや黒湯山(標高2,007m)などの山並みになると思います。
左側手前に見える山が角間山(標高1,981m)であると思いますが、その向こう側に見える山が四阿山(標高2,354m)と根子岳(標高2,207m)になると思います。
遥か彼方に、北アルプスの山並みが続いているのが見えました。山座同定はできませんが、昨年、白馬三山だけは登りましたから、他の山々は、これから登ってみたいと思います。
去年の3月には、登友会の月例登山で浅間山の手前にある黒斑山(標高2,404m)に登ってきました。雪原の中できりたんぽ鍋を食べた、懐かしい山です。
湯の丸山の山頂で、今回参加した8名のパーティ全員で記念写真を撮りました。登山口から山頂付近まで、ずっと雪が積もっていたのに、山頂周辺だけは雪がありませんでした。風が強くて、雪が吹き飛ばされてしまうのか、直射日光が当たるので、雪が溶けてしまうのか、よく分かりませんが、今まで履いてきたスノーシューを脱いで、お座敷に上がるような感覚でした。これまで、集合写真を紹介する時は、個人の顔がわからないように、マスクをかける処理をしてきましたが、今回はみんなサングラスを掛けているから、そんな処理は不要ですね。
山頂から少し下ったところに、昼食の宴会場が出来ました。メンバーが持って来た携帯スコップが活躍して、雪の食卓と椅子が出来ました。ホットワインや焼酎のお湯割で体を温め、料理長の美味しいモツ鍋とチャンポンをいただきました。でも、気がついたら写真を撮るのも忘れていました。雪原に片脚を埋めている人もいますが、宴会を終了して、ここで下山ルートを確認しているところです。
酔っ払って下山ルートが分からなくなった訳ではありませんが、凄い急斜面を下ることになり、思いっきり尻セードを余儀なくされました。みんな雪まみれですが、楽しめました。やっと巻道の踏み跡が確認出来る所まで下って来ました。
お昼にゆっくり時間を掛けましたから、この辺りでは、だいぶ陽が傾いて来ました。もう、他の登山者の姿は見えなくなっています。それでも、みんな余裕で一休み。ここでもまた、記念写真を撮りました。
中分岐まで下って来ました。案内標識板が雪に埋れています。この辺りは、結構な積雪であるようです。臼窪湿原を過ぎれば、地蔵峠の駐車場まであと少しです。残念ですが、楽しかった湯の丸山の月例登山も、もう間も無く終わりになってしまいます。
雪道を歩くのは、もうここまでです。この先、駐車場までは除雪されていましたから、スノーシューを外す前に、ここで最後の記念写真を撮りました。また来シーズン、何処かの雪山を歩き回ってみたいですね。]]>
谷川沿いの山野草@栃木
http://coffeeto2.exblog.jp/21896335/
2014-04-02T06:00:00+09:00
2014-03-31T13:37:15+09:00
2014-03-26T22:46:46+09:00
coffeeto2
山野草
栃木市の星野では、この時期たくさんの山野草が咲き始めていました。足を運んだのは3月21日(金)の春分の日のことでした。その時の様子については、四季の森星野@栃木として、そこで見られた主だった花々を紹介したあと、咲き始めたアズマイチゲ@栃木として、これから最盛期を迎えようというアズマイチゲの花を紹介し、まだ残っていたセツブンソウ@栃木として、既に盛りは過ぎてしまったようですが、この日のお目当てであったセツブンソウの花を紹介させていただきました。当日は、そのほかにもいくつかの山野草を観察することが出来ましたから、今回は、星野の谷川沿いで観察することが出来た山野草を、まとめて紹介したいと思います。
まず最初は、ミズバショウの花です。
この辺りは私有地であるようですが、谷筋に沿って山の斜面にカタクリの群生地があって、その季節には一般公開していただいているようです。大変ありがたい話ですが、その私有地の一角にこのミズバショウの小群生地がありました。ミズバショウはサトイモ科の山野草になります。この白い部分がミズバショウの花びらであると思いがちですが、これは仏炎苞と呼ばれる部分で、実際の花は中心部にある薄緑色の筒状の部分に、直径数ミリの花がたくさん集まって咲いています。
こちらは、谷川沿いの斜面に咲いていたセリバオウレンの花です。とても小さい花ですから、気を付けて見ていないと見落としてしまいます。小葉がセリの葉のように細かく切れ込んでいるところから、この名前が付けられました。
セリバオウレンは、雌雄異株ということです。雌花は紫色を帯びるということですが、この花にはそれが感じられませんから、雄花であるかと思います。もう、花期も終盤に差し掛かっているものと思います。
暗紫色のとても小さい花が咲いていました。これも注意して見ていなければ、見落としてしまうようなカテンソウの花です。もう何年も前になりますが、あしだちのメンバーと一緒にここへ来た時に、植物に詳しいMさんから教えてもらったので、その存在が分かった次第です。
カテンソウは、イラクサ科に属する山野草ですが、これは雌雄同株になるようで、雄花は上部の葉腋に付き、長い柄があるということですが、雌花は柄がなく葉腋にかたまって付くので目立たないということです。ここには、ちょっとした群落がありましたから、とても小さい花ながら良く目立っていました。まだ蕾の状態ですから、ここの花は全く目立ちませんが、花が咲いた状態を観察できれば良かったですね。これから柄を伸ばして、白い花を咲かせてくれるものと思います。]]>
まだ残っていたセツブンソウ@栃木
http://coffeeto2.exblog.jp/21895225/
2014-03-31T06:00:00+09:00
2014-03-30T20:58:03+09:00
2014-03-26T19:11:32+09:00
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山野草
栃木市の星野町にある“四季の森”へ足を運んできたのは、3月21日(金)の春分の日のことでした。この日の一番の目的は、セツブンソウを観察することにあったのですが、例年であれば3月上旬には足を運んでいました。既に開花時期は過ぎてしまったかもしれません。まだ咲いている花もあるだろうか....?と半ば諦め気分もありました。でも、セツブンソウが終わっても、他の山野草が何かしら花開いている筈ですから、行ってみれば外れはないだろうと足を延ばしてきました。
今年の関東地方は、2月中に2週続けて大雪に振られましたから、これで春の訪れは例年よりずっと遅れてしまったように思います。この日は、セツブンソウの盛りは過ぎていたものの、まだまだたくさんの花が綺麗に咲いて出迎えてくれました。
さすがに、日当たりの良い場所では、既に花が終わったセツブンソウをたくさん見かけましたが、日影部分に咲いていた花は、今がまさに盛りという感じです。
瑞々しい妖精たちが群生していました。木漏れ日を浴びて、セツブンソウ達が踊っているようです。でも、スプリングエフェメラルと呼ばれるこの花は、夏頃までにはすっかり姿を消してしまいます。
セツブンソウの名前の由来は、文字通り、節分の頃に咲く花ということで、この名前が付けられたわけですが、ここでいうのは旧暦の節分の頃ですから、新暦では3月の今頃になるのですね。
ここでは、冬枯れの地面を隠すように、緑が随分と増えてきました。そんな中に、セツブンソウの大きな群落がありました。たくさんの花が、競い合うように咲いています。咲き始めの頃も新鮮味があってよいのですが、少し遅いこの時期には、また違った趣が見えてきました。
セツブンソウの花弁は、5枚の白い部分のように見えますが、実はこれは萼片だそうです。実際の花弁は、黄色の丸い部分になるようです。その中央部に見える紫色の部分が、雄しべの葯になります。
たくさん咲いていたセツブンソウの中には、こんな花もありました。紫色の雄しべが、ずいぶん巨大化しています。これは、突然変異になるものだと思います。聞くところによると、毎年こんな花が何株かは見つかるとのことでした。
こちらは、花弁が黄色いキバナセツブンソウです。たった1輪だけでしたが、見つけることが出来ました。花弁の数も普通のセツブンソウが5弁なのに対して、こちらは6弁ありますから数が違います。この花は、ヨーロッパに分布している種類になるそうです。]]>
咲き始めたアズマイチゲ@栃木
http://coffeeto2.exblog.jp/21895406/
2014-03-30T06:00:00+09:00
2014-03-29T19:14:21+09:00
2014-03-26T20:12:02+09:00
coffeeto2
山野草
今年の夏山シーズンを前に、先日、山登り専用に携行する目的で、新しいカメラを購入してきました。OLYMPUS STYLUS SP-100EE というコンパクトデジカメですが、50倍の光学ズームを搭載していて、35mm版換算で24mm~1200mmという焦点距離をカバーしています。そのうえ、拡張マクロ機能では、1cmまで近接撮影できるという優れものです。
でも、これを購入する一番の動機づけとなったのは、「イーグルズアイ」と謳われている、ドットサイト式照準器を搭載していることです。これまで、山登り専用にソニー製のDSC-HX100Vという、30倍ズームのコンデジを使っていました。これは、35mm版換算で27mm-810mmをカバーしてくれましたが、望遠端にして野鳥を撮ろうとすると、お目当ての野鳥をファインダーに入れられなくて、何度もシャッターチャンスを逃してしまいました。その苦い経験を踏まえて、このコンデジ購入になったわけですが、HX100Vは娘の希望で、そのまま譲ることにしました。
新しいカメラのデビュー戦は、登友会の月例登山になる、3月29日の湯の丸山になる予定です。その結果については、後日また、このブログで紹介したいと思います。
さて、この写真は3月21日に撮影したアズマイチゲですが、例年、セツブンソウの写真を撮りに行くことが恒例となっている、栃木市星野で見つけたものです。
今年は、春の訪れが少し遅れているようですから、まだ咲いていないだろうと思っていたのですが、予想に反してたくさんのアズマイチゲを観察することが出来ました。セツブンソウがたくさん咲いていた草原は、陽当たりが良くて既にその盛りは過ぎようとしていましたが、代わってこのアズマイチゲが最盛期を迎えようとしています。
草むらには、まだたくさんのセツブンソウが咲いていましたが、さすがに3月も下旬となると、花期の終わりを告げているように見えました。でも、その中の一角には、このようにアズマイチゲの群落も、目にすることが出来ました。
中には、このように初々しい蕾をもたげている花もありました。アズマイチゲはこれからが旬と言ったところでしょうか。アズマイチゲは、8~13個の白い花弁を広げますが、これは萼片になります。早春の今の時期が開花期になりますが、初夏には姿を消してしまう、スプリングエフェメラルの一つです。]]>
四季の森星野@栃木
http://coffeeto2.exblog.jp/21899265/
2014-03-28T06:00:00+09:00
2014-03-27T10:31:08+09:00
2014-03-27T10:03:00+09:00
coffeeto2
植物
栃木市星野町にある四季の森は、春先の今の時期、フクジュソウやセツブンソウなどのたくさんの山野草をはじめ、マンサクやウメ、ロウバイなどの樹木にも花が咲き、春の野山を彩っています。毎年、春先には必ず足を運んで、目を楽しませてもらっていますが、今年もそんな花々の開花状況の確認に出掛けてみました。右側に[四季の森星野]の看板が出ていますが、東北自動車道の栃木インターを降りて、県道32号線を出流町方向へ進むと、一直線でここに至ります。道路の右側の駐車場に車を停めて、さあこれから春の野山を満喫しましょう。
この時期、四季の森の主役は、何といってもセツブンソウです。この辺り一面に可愛い花を咲かせています。もうそろそろ花期も終わりになりますが、いわゆるスプリングエフェメラルの代表格と言っていいくらいの春先の妖精です。陽だまりには、こんな可愛いキズイセンが群生していました。周囲のオオイヌノフグリとのコラボレーションがとても綺麗でした。こちらは、イラクサ科のカテンソウです。とても小さい花で、ともすれば見落としてしまいますが、ピンク色のとても可愛い花を咲かせていました。
アズマイチゲです。セツブンソウの原っぱの中に、ところどころ花を咲かせていました。セツブンソウはそろそろ終わりになりますが、アズマイチゲはこれから最盛期を迎えることと思います。フクジュソウもいっぱい群生していました。春先の割合早い時期から花を開いてくれますが、この黄色い花がたくさん咲いていると、とても見応えがあって、得した気分になります。
枝先に、細いリボン状の花を開いていたのはマンサクの花です。山の中では、春先の一番早い時期から花開くことから、先ず咲くが訛ってマンサクになった、と聞いたことがあります。こちらは、サンシュユの花だと思いますが、自信を持って識別できません。ダンコウバイやアブラチャンなどと同じようで、先日も間違えてご指摘を受けてしまいました。
山の斜面には、フキノトウが芽を出していました。これも春を彩る山野草の一つですが、食卓を飾る食材にもなりますね。(^^;;言わずと知れたオオイヌノフグリです。日溜まりにとてもたくさん群生していました。びっしりと地面を埋め尽くすように咲いていると、辺り一面薄い青紫色の絨毯を敷いたようで、ホンワカした雰囲気が気持ち良いです。
これも、春の野原を彩るホトケノザです。こちらは、ピンク色のたくさんの踊り子さん達が、菅笠をかぶって踊りを踊っているような花ですね。じっくりと見ていると、とても愛嬌があります。]]>
春の野に咲く花々@八王子
http://coffeeto2.exblog.jp/21860120/
2014-03-27T06:00:00+09:00
2014-03-25T08:24:20+09:00
2014-03-20T15:27:22+09:00
coffeeto2
植物
この日の一番のお目当ては、ハナネコノメを撮影することにありました。時期的には、まだちょっと早かったようですが、何とか目的を達成できましたから、少し周辺を歩いて、春の息吹が感じられる記録写真を、できるだけ撮影したいと思いました。でも、山道を少し登ってみると、まだたくさんの雪が残っていましたから、陽当たりが良く、雪が無くなっている場所だけを選んで、散策してみることにしました。
山道の脇の土手は、とても陽当たりがよい場所でした。ここには、スミレをはじめオオイヌノフグリやタネツケバナなどが、たくさんの花を咲かせていました。これはタチツボスミレですね。写真に撮影するのは、昨年のシーズン以来ですから、とてもお久し振りという感じでシャッターを押しました。この土手の斜面は、タチツボスミレの大群落とまではいきませんが、かなりの花が目につきました。ここでは、草むらに寄り添うように花を咲かせていましたから、撮影してみました。昨年の枯葉もたくさん残っていて、その間に花を咲かせていますから、これも春の息吹を感じさせる雰囲気づくりに一役買っていると思います。川沿いの土手の法面に、フキノトウが花を開いていました。見ているだけでも、春の訪れを十分に感じさせてくれますが、これを天ぷらに揚げると、ほろ苦くて何とも言えないあの食感が、私の好みです。ここには、二つ並んで仲良く花を咲かせていました。フキノトウは、地下茎を延ばして増える多年草ということですから、この二つは地面の中でしっかりと繋がっている筈です。とても暖かい陽光に誘われるように、オオイヌノフグリも固まって花を咲かせていました。一つ一つの花は小さいですが、こんな風に固まって咲いていると賑やかで、春の雰囲気がよく出ていると思います。陽だまりの斜面には、タネツケバナも群生していました。種もみを水に漬けて、苗代の準備をする頃に咲くとも、家畜の種付けをする頃に咲くとも言われているようですが、どちらも頷ける話です。6枚の白い花弁を付けていたこの花は、ハナニラになります。この葉にはニラのような匂いがあるということです。地上部が見られるのは春だけということですから、ある意味スプリングエフェメラルの一つと言えようかと思います。近くには、梅園がありました。ちょっと距離がありましたが、足を運んでみるとこの紅梅が見事な花を咲かせていました。花柄がなく、枝から直接花を付けているのがウメの特徴のようです。梅の花は中国が原産ということですが、その昔から春先を彩る花として、和歌にもたくさん読み込まれています。このように、可憐な花を付けているところが、昔の人々の目を引いていたのでしょうね。]]>
テングチョウの日向ぼっこ@八王子
http://coffeeto2.exblog.jp/21859453/
2014-03-25T06:00:00+09:00
2014-03-25T07:56:43+09:00
2014-03-20T11:32:23+09:00
coffeeto2
チョウ・ガ
春の息吹を感じるのは、咲き始めた山野草の姿を見る時ばかりではありません。
ハナネコノメの写真を撮りに来て、何とか目的が達成できたので、少し周りを散策してみようと思いました。しかし、まだ雪がたくさん残っていて、とても春の姿を見つけられるような状況ではありません。今年は大雪の影響で、春の訪れが遅れているから、残念だけれど仕方ないかなと、半ば諦めかけていた時に、暖かい春の陽光を全身に受けようと、陽だまりに舞い飛んできたチョウがいました。テングチョウです。嬉しいことに、近くの地面に舞い降りて、翅をいっぱいに広げてくれました。すかさず撮影を開始したことは言うまでもありません。その姿に、春の訪れを実感することができました。
落ち葉がたくさん降り積もっている山路の脇で、石の上に舞い降りてくれました。このテングチョウは、春先の早い時期から姿を現せてくれるチョウの仲間の一つです。
枯れ枝にも止まってくれました。バックがうまくボケてくれたら、いい写真が撮れると喜んだのですが、テングチョウもすぐに飛んでしまいましたから、思ったほどの写真には撮れませんでした。前翅の前縁にあるオレンジ模様と、中央部にあるオレンジ模様がつながっていることから、おそらく♀の個体であると思います。
テングチョウは、タテハチョウの仲間ですが、その名前のとおり鼻先が長いことから、この名前が付けられています。
2頭のテングチョウが、お互いに牽制し合うように絡み合って舞い飛んでいました。地面に舞い降りて羽を休める姿を撮影しようと、カメラを向けると飛び立ってしまいます。その動きは、まさに天狗様です。
テングチョウは、成虫越冬しますから、温かくなった春先にいち早く飛翔する姿を見せてくれます。この個体は、前翅の前縁のオレンジ模様と、中央部のオレンジ模様が分離していますから、♂の個体であると思われます。]]>
陽だまりのセツブンソウ@八王子
http://coffeeto2.exblog.jp/21859179/
2014-03-23T06:00:00+09:00
2014-03-20T14:46:35+09:00
2014-03-20T10:05:27+09:00
coffeeto2
山野草
春の足音は、確実に近づいていると思います。でも、その足並みはとても遅く感じてしまいます。もうハナネコノメも咲き始めているだろうと思い、待ちきれなくなって3月16日(日)に、八王子郊外の登山口周辺で自然観察を楽しんできました。
しかし、今年は大雪の影響で、例年より春の訪れは、一段と遅れているようです。かろうじて咲き始めたハナネコノメを見ることが出来ましたが、期待していたような群落を見ることはできませんでした。....少しでも咲いていれば写真に撮れますから、喜んでしまいますが....、でも、これだけでは寂しいので、その周辺を少し歩いてみることにしました。
すると、すぐ近くの民家の庭先に、セツブンソウの小群落を見つけることが出来ました。一声かけてお邪魔します。
例年、セツブンソウを観察するのに、栃木県下へ出掛けるのが常でしたが、今年はどんな巡り合わせか、2回観察したのがいずれも都内ということになりました。効率的と言えばそれまでですが、やはりこの時期に出会えることがうれしいのです。
セツブンソウは、高さ10㎝前後の花茎の先端に、5弁の白い花を咲かせるキンポウゲ科の山野草です。雄しべの先端は紫色で、その周囲を小さくて丸い、黄色い蜜腺が取り囲んでいます。このパステルカラーの彩りが、何とも言えない春の雰囲気を醸し出していると思います。もともとは、石灰岩質の場所に群生する山野草ですから、ここで花開いているものは、民家の庭先でもあり、おそらく植栽されたものであると思います。でも、場所を問わず、こうしてその姿を見られるのが、とても嬉しく感じてしまいます。
セツブンソウは、いわゆるスプリングエフェメラルの一つに数えられています。春先の花の咲く時期には、このように葉も地上に広げてくれるのですが、花期が過ぎて暫くすると、夏までには地上部分はすべて枯れてなくなってしまいます。はかない命ですね。
春先の里山を彩る山野草ですが、セツブンソウが終わると間もなく、アズマイチゲやキクザキイチゲ、そしてたくさんのスミレの仲間など、どこから手を付けていいのか分からないくらい、たくさんの花が咲いてくれる季節が到来しますね。]]>
咲き始めたハナネコノメ@八王子
http://coffeeto2.exblog.jp/21850441/
2014-03-21T06:00:00+09:00
2014-03-20T20:29:48+09:00
2014-03-18T21:42:57+09:00
coffeeto2
山野草
何回見てもいいものですね。ハナネコノメが咲き始めました。
早春の谷川沿いに、その可憐な姿を見せてくれるユキノシタ科の山野草ですが、咲き始めたばかりの頃は、雄しべの先に赤い殻を被っていますから、これが白い花弁の中からその姿を現すと、イチゴショートーケーキみたいな色どりで、私の大変好きな花の一つです。
ここ数年、ハナネコノメが咲き始める頃には、必ず山に入ってその姿を確認するようになりました。今年は、大雪の影響もあって、まだ早いかなと心配したのですが、開花の便りが届くのも待ちきれずに、3月16日(日)にそそくさと足を運んでみました。山道付近には、まだ雪がとてもたくさん残っていましたが、いくつかの気の早い花が、妖精のようなとても可愛い花を開いていてくれました。ここに来るまで、雪が踏み固められた道は、凍ってツルツルしていました。とても滑りやすいですから、注意深く足を運びます。チェーンアイゼンを持参してくれば良かったと思うような状況でしたが、無事に妖精たちの楽園に到着することが出来ました。
周囲には、雪がとてもたくさん残っていて、まだ冬山のような様相です。ほとんどの花は、開くのを躊躇っているような冷え込みですが、この妖精たちは、周囲の様子を窺うように、恐る恐る花を開き始めてくれました。中には、こんな風に雄しべの先の赤い殻を落として、既に黄色い花粉を覗かせている花もありました。随分気の早い花です。でも、これはこれで、色どりが豊かになって綺麗です。この辺りでは、ハナネコノメが一番早く咲き始めるようです。昨年も観察したヤマネコノメソウやヨゴレネコノメが出ていないか周囲を探し回ってみましたが、やっぱり季節はちょっと遅れ気味のようで、その姿を確認することはできませんでした。とても薄暗い環境でしたから、撮影には三脚を使用しなければならないような状況でした。昨年、あしだちのキッチンayaさんのご主人から頂いた、山用の小型三脚がとても役に立ちました。その節は本当にありがとうございました。これから有効活用させていただきます。]]>
早春のロウバイ@前橋
http://coffeeto2.exblog.jp/21839386/
2014-03-20T06:00:00+09:00
2014-03-20T11:37:31+09:00
2014-03-16T22:37:47+09:00
coffeeto2
植物
この日は、前橋市内の公園にレンジャクの群れが入っているという情報を頂いて、都内からプチ遠征してきました。でも、せっかく足を運ぶのですから、レンジャクだけでは勿体ないですね。併せて近くの沼の窪市有林のザゼンソウを観察してきました。市有林の中には黄色い花が満開のロウバイの花がとても見事に咲いていました。周囲によい香りを漂わせて、早春の一コマを飾り付けてくれます。この時期は、よく見かける花ですが、季節限定ですから、やっぱり撮影対象になってしまいます。先月降った大雪の影響で、沼の窪市有林にはまだたくさんの雪が残っていました。でも、日当たりの良い場所は既に雪も解けて地面が出ています。ここには、こんな感じのロウバイの樹が何本もありました。
この暗褐色で枯れたようにぶら下がっているのが、昨年咲いたロウバイが付けた実です。ロウバイは綺麗な花ですが、その実は対照的な姿をしていますね。(^^;;
花弁には艶がありますから、名前のとおり、ロウを塗ったような姿をしています。赤城山の麓にあるこの谷筋は、雪がたくさん残っていて、まだ春浅いという印象でしたが、このロウバイの花は一足早い春の訪れを告げてくれているようでした。]]>
早春のザゼンソウ@前橋
http://coffeeto2.exblog.jp/21839041/
2014-03-18T06:00:00+09:00
2014-03-17T20:19:13+09:00
2014-03-16T21:32:11+09:00
coffeeto2
山野草
今さら言うまでもありませんが、今年の大雪の影響で、この日訪れたザゼンソウの群生地は、例年より開花が遅れているようです。周囲には、まだたくさんの雪が残っていましたが、それでもところどころに顔を覗かせたザゼンソウが、太陽の光を受けて、その熱で周囲の雪を融かしているようです。自然の生命力には、凄いパワーがあるもんだと、雪中花となっているザゼンソウの花を見ながら、感心してシャッターを押してきました。
ここは、前橋市にある沼の窪私有林です。谷筋に沿って、たくさんのザゼンソウが開花していました。お坊さんが座禅を組んでいる姿に見立てて、この名前が付けられたようですが、丸い達磨さんのような形をしたものが一般的な中で、このようにほっそりした姿の達磨さんもいました。
ここでも2株のザゼンソウが、仲良く寄り添って咲いていました。周囲には雪がたくさん残っていて、冷え冷えとした環境でしたが、ここだけは温かさが感じられる雰囲気ですね。
ザゼンソウの仏炎苞と呼ばれる外側の部分は、暗赤紫色をしていますが、この株は薄緑色の部分が多くあります。アオザゼンソウと呼ばれるものもあるようですが、これはどっちつかずの中途半端な色合いです。
ザゼンソウの仏炎苞に包まれた中央部の花序は、よく見ると、亀の甲羅のような形をしています。その亀甲状の部分の中央部から、黄色い花粉を出しています。
雪融けの冷たい水の流れの中で、寄り添うように開花したザゼンソウです。サトイモ科の山野草ですが、この清冽な水の流れなくしては、ザゼンソウは開花できないものと思います。]]>
野鳥公園の春の花@大田
http://coffeeto2.exblog.jp/21811680/
2014-03-13T06:00:00+09:00
2014-03-12T18:17:10+09:00
2014-03-11T22:27:43+09:00
coffeeto2
植物
ヒクイナが出たという情報を見て、淡い期待を持って足を運んできましたが、残念ながらお目当てに会うことはできませんでした。でも、日毎に暖かくなる陽気に誘われて、野鳥公園内には春先の花がたくさん咲いていました。一度に全部紹介することができませんから、前回は満開のウメの花とダンコウバイを紹介しましたが、今回はその他に咲いていた花々を、まとめて紹介したいと思います。
まず初めに、芝生の広場に咲いていたホトケノザです。この花は、割合早い時期から咲いているところを見かけますが、春の野山を彩る花として、これからが見頃になると思います。
ピンク色のこの花が群生していると、春真っ盛りであると強く印象付けられますが、この日はまだ、日当たりの良いところに、部分的に咲いているだけでした。オオイヌノフグリも咲き始めていて、ほんわかとした雰囲気が漂っているようでした。
こちらには、いくつものオオイヌノフグリが咲いていました。これも春の到来を告げてくれる花ですね。冬の間でも、陽だまりの思わぬところに咲いていることがあります。暖かさに誘われて、春が来たと間違って咲いていたのでしょうが、小さくてもこの薄青色の花は、太陽の光を浴びてひときわ良く目につきます。
もう何年か前になりますが、足を運んだ河川敷で、辺り一面青い花柄の絨毯を敷いたような、見事な景色を見せてもらったことがあります。あの時の状況に比べると、まだまだ春浅しといった感じですが、春の野山はこの花なくしては語れません。
忘れてならないのは、このタンポポの花ですね。これも春の野山を彩る、大事な構成メンバーの一人です。でも、ここで咲いていたのはずいぶん花茎が短いものでした。まるで、地面から直に花が咲いているような様相ですが、やはりタンポポは長い花茎の先に、大きな丸い花を咲かせる姿が一番似合っていると思います。
スイセンの花も陽光を浴びて、植え込みに群生していました。この花も、早いものは年明け早々くらいから咲いていますが、花の少ない時期ですから、とても貴重な存在であると思います。これも春の到来を告げてくれる、大事な顔ぶれです。
フキノトウが随分大きくなって、花開いていました。薹(とう)が立つというのは、このような状況を指しているのでしょう。芽生えたばかりの頃は、ほろ苦い天ぷらの食材として、美味しくいただけますが、既にその時期は過ぎてしまったようです。
まだ葉が出ていない枝先に、薄いピンクの花をつけていたのはボケでした。ボケは木によって、赤や白などの花を咲かせてくれますが、この木に咲いた花は、白とピンクの清楚なコラボを見せてくれました。
株元から、たくさんの細い葉を立てていたのはシュンランです。春先に薄緑色の、気品のある花を咲かせてくれますが、今はまだ、その株元に幾つかの花芽をつけているだけです。あと1週間もすれば、開花するものと思います。
ツバキの花も咲いていましたが、既に盛りは過ぎているものと思います。濃桃色の花びらが、幾重にも重なって、まるで八重咲きのツバキのように見えます。
菜の花も、黄色い花をたくさん咲かせていました。これも、🎶菜の花畠に入り日薄れ♫....と春の夜の情景に歌われているくらい、春先の田園風景に彩りを添えて、春の風物詩を醸し出すのに欠かす事ができない、大切な構成メンバーの一人です。
菜の花は、私の印象としては日本原産だと思うのですが、正式な和名はセイヨウアブラナになります。名前のとおり日本の在来種ではなく、明治時代にヨーロッパから移入された種類です。菜種油を採取するために、広く栽培されるようになったようです。
淡いピンク色の花をたくさん咲かせていたのは、アセビの花です。駐車場から入口を抜けて汐入の池に向かう途中にある、いそしぎ橋の両側に植栽されていました。この名前は、馬酔木という漢字が当てられていますが、有毒植物でこれを食べた馬が暴れたことから付けられたと聞いたことがありますが、真偽のほどは定かではありません。
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ウメとダンコウバイ@大田
http://coffeeto2.exblog.jp/21800064/
2014-03-11T06:00:00+09:00
2014-03-18T20:48:52+09:00
2014-03-09T21:35:52+09:00
coffeeto2
植物
春が足踏みをしているようで、なかなか暖かくなってくれません。まだかまだかと痺れを切らせて、待ち焦がれている今日この頃ですが、それでも春は日一日、忍び足で近づいているようです。先日、あしだちのHPを見ていたら、私が参加できなかった東京港野鳥公園の定例探鳥会の記録で、ヒクイナが観察できたという情報が載っていました。その日以降は観察されていないようですが、もしかしたらという淡い期待を抱いて出掛けてきました。まだ空気が冷たい陽気でしたが、ウメの花が咲きそろい、見事な姿を見せてくれました。
ウメの並木が満開になっていました。ここだけは、春爛漫といった様相で、思わず足を止めて見惚れてしまいました。近寄ってみると、ウメの花のとても良い香りが漂っていて、一足早く春を満喫させて貰いました。
満開、満開、もうこれ以上咲く場所がないくらい、目一杯咲いています。この日のお目当てであった、ヒクイナには会えませんでしたが、こんなに見事なウメの花園を観察することができました。春のうららを堪能して満足できましたから、帰りの足取りはウキウキと軽くなりました。
満開のウメの並木は、遠目にはサクラの並木かと思えるようでしたが、サクラは長い花柄があり、ウメには花柄がほとんどないところで、両者を区別することができます。もちろん、花の咲く時期も異なりますね。
園内には、こんな黄色い花も咲いていました。ウメの花のほんのりとしたピンク色の花も良いですが、春先の花としては、黄色い色の花も落とすことができません。マンサク、ロウバイ、サンシュユなどいろいろありますが、さてこの花はダンコウバイ?....それともアブラチャン?
家に帰ってから図鑑を調べてみると、ダンコウバイになると思って書き込みましたが、sanpoさんからコメントで、サンシュユになるとのご指摘を頂きました。有難うございました。なかなかよく分からないまま書き込んでいました。]]>
春先の公園にて@調布
http://coffeeto2.exblog.jp/21743285/
2014-03-02T06:00:00+09:00
2014-03-03T08:44:53+09:00
2014-02-27T20:23:57+09:00
coffeeto2
山野草
カレンダーは早くも3月になってきましたが、春の訪れとともに朝方の冷え込みも随分緩んできたように思います。野山に咲き乱れる山野草を観察できるのも、もうすぐですね。これから、週末を待ちわびて、フィールドへ出掛けるのが楽しみです。
この日はまだ2月で、とても寒い一日でしたが、一足早い春を観察しようと、自然観察園へ足を運んで来ました。園内で、今が盛りとばかりにたくさん咲いていたセツブンソウは、目を楽しませてくれるに十分でしたが、夢中になって撮影した後、木道を歩くと足下に小さなザゼンソウが開いていました。これも嬉しい春の足音です。
朝から曇りがちで、冷え込んでいました。ダウンジャケットを着て来なかったのが、悔やまれるようなとても寒い陽気でした。
落ち葉が散り敷くこの辺りは、昨年もフクジュソウが見事な花を咲かせていました。今年もまた同じ場所に姿を見せてくれましたが、今日の陽気では、花を開くにはまだ少し時間が掛かりそうです。
曇り空の冷え込んだ陽気では、蕾もなかなか開いてくれません。これで陽がさして来れば、暖かさに促されるように花を開いてくれるでしょうが、残念ながら今日はそれを、期待することは出来そうもありません。
セツブンソウの群落のすぐ近くでしたが、一輪だけ花開きそうな山野草がありました。でも、今日の寒さでは凍えてしまって、躊躇っているようです。でも、この花は何だろう⁇ 現地では全く分かりませんでした。でも、写真を見ているとわずかに出ている葉の形から、キクザキイチゲではないかと思えるようになりました。
これも、セツブンソウの群落の近くに見つけた山野草ですが、三枚の葉が独特の形をしていましたから、直ぐにミスミソウであることが分かりました。この花は、薄紫色をしていますが、ピンクや白、青など花の色は大変にバラエティがあります。
白いウメが咲いていました。野鳥撮影用の望遠レンズ(Olympus E-5 + 300mmF2.8 + EC14)を使って背景をぼかした写真にしてみました。こうしてみると、日本画に出てくるウメの絵のように見えます。
梅の花は、上に向かって咲くばかりではなく、このように下に垂れ下がって咲く枝もありました。でも、やっぱり上に向かって咲いている方が絵になりますね。]]>
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