人気ブログランキング | 話題のタグを見る

嶺公園にて@前橋

嶺公園にて@前橋_c0085622_1775820.jpg
季節はすっかり冬の陽気に包まれて、北の国から渡ってくる冬鳥達の顔ぶれが揃ってきたようです。雪が降る前に新潟県へ遠征して、ハクガンやオオヒシクイを見てくることを楽しみにしていました。でも、12月14日〜15日にかけて、北日本では大雪に見舞われてしまい、予定を見直さなければなりません。どうしようか迷ってしまいましたが、冬の小鳥達を観察しようと、赤城山の麓にある嶺公園へ行くことにしました。
これは、途中の道路沿いから見た、赤城山の山並みです。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1775231.jpg
丘の上に登ると、こんな松林がありました。三角形に綺麗に並んだ姿に見惚れて、カメラを向けました。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1774457.jpg
嶺公園は、赤城山の山麓に造られた霊園ですが、このような自然の姿もそのまま残っていますから、野鳥観察にはよい環境であると思います。この辺りではもう少し寒くなると、ミヤマホオジロが見られることもあるようです。
嶺公園にて@前橋_c0085622_177373.jpg
谷筋から池へ流れ込むこの場所には、木道が設置されており、歩き易い遊歩道が整備されていました。ただ、藪が綺麗に刈り払われていますから、野鳥にとってはあまり居心地の良い環境ではないかもしれません。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1773082.jpg
公園内の谷筋には、ミズバショウの群生地があります。散策しながら様子を見に行ったところ、落ち葉がビッシリと降り積もった中に、こんな若芽が顔を出していました。まだ12月というのに、寒さの中、随分早い芽生えです。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1772378.jpg
おそらくこれがミズバショウの若芽であろうと思いますが、....確認したわけではないので....3月下旬にはあの見事な花を咲かせてくれるのでしょうから、今からその準備を進めているものと思います。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1771673.jpg
向こう側に見えるのは、榛名山の山並みです。朝日が昇ってきたところで正面から光線を受け、素晴らしい眺めを見せてくれました。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1765839.jpg
散策路を歩くと、すぐ脇にこんな黄色い花が咲いていました。ニガナの仲間の山野草であるということは分かりますが、季節はもう冬だというのに、花を咲かせてくれています。何という名前か分からないまま、何時ものように取り敢えず写真に撮って、後から調べてみることにしました。
嶺公園にて@前橋_c0085622_177461.jpg
図鑑を見ながらゆっくり調べれば、名前はすぐに分かると思っていたのですが、ニガナやジシバリは春先の花ですから、この時期に咲くのはちょっと違うように思えます。でも、タンポポやホトケノザもこの時期にみられることもありますから、間違いでもない気がするのですが....
嶺公園にて@前橋_c0085622_1771095.jpg
近くには、このように白い綿毛を付けていました。タンポポのように、綿毛を風に飛ばせるような状況ではありませんが、これも種類を特定するのに役立つだろうと思い、撮影してきました。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1765312.jpg
この辺りの藪の中に、ベニマシコがよく採餌に来てくれるようです。この日は、残念ながら見ることは出来ませんでしたが、ホオジロやカシラダカを始め、カオジロガビチョウなど、たくさんの鳥を観察することができました。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1764671.jpg
この花も、散策路の脇に咲いているのを観察することができました。センダングサの仲間であろうと思いましたが、やはり名前が分かりません。これも写真に撮って、後からゆっくり調べてみることにしました。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1764098.jpg
花の中央に黄色い頭花がありますが、その周りに白い花弁が5弁付いています。図鑑で確認したところ、シロノセンダングサであると思いますが、ちょっと自信がありません。
嶺公園にて@前橋_c0085622_1763477.jpg
シロノセンダングサの花期は9~11月ということですから、12月に咲いていてもおかしくないと思いました。全体の姿はコセンダングサによく似ているとのことですが、頭花には白色の舌状花が4~7個あるとされていますから、ほぼ間違いないと思います。
by coffeeto2 | 2013-12-21 06:00 | その他
<< 筑波山登山 うっすら雪化粧@奥日光 >>