初冬の植物たち@奥日光

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12月も中旬になりましたから、街中ではあちらにもこちらにも、クリスマスのデコレーションが目に付くようになりました。今年もいよいよ押し詰まってきて、新しい年のスタートに向けて、カウントダウンが始まったようにも思えます。
12月の第二週は、奥日光の戦場ヶ原へ野鳥観察に行ってきました。もうすっかり冬枯れの原野になっていて、山野草観察は望むべくもありませんが、中禅寺湖に流れ込む川の中には、バイカモの花が咲いていました。
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周りはすっかり冬景色ですから、川の中でも花が咲いていると嬉しくなってしまいます。すぐにカメラに収めようと思うのですが、水の流れにユラユラ揺れるバイカモの花を撮影するのは、水面の波立ちで乱反射する光線の影響もあって、とても写しにくい対象でした。
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竜頭の滝を流れ落ちた水は、菖蒲が浜のキャンプ場の脇を抜けて、中禅寺湖に流れ込むわけですが、澄んだ川の中には、たくさんのバイカモが繁茂していました。この川でしばらく観察していたら、カワセミ、カワガラス、ミソサザイのほか、キバシリ、ゴジュウカラ、コガラなどの野鳥がたくさん観察できました。うまくすれば、オオワシが飛翔する姿を見ることもできますから、観察ポイントとしては良い場所であると思います。
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赤沼から戦場ヶ原を抜けて湯滝へ至る木道を歩くと、すぐにズミの林に入ります。ズミはコナシとも呼ばれますが、春先には白い花をたくさん咲かせて、素晴らしい景色を見せてくれますね。そんな風景を見に行くだけでも、足を運ぶ価値があると思うのですが、今はすっかり葉が落ちて寂しい風景です。萎れた実がたくさん付いていました。
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こんなズミの実ですが、この実が冬の間は野鳥たちの貴重な食料源になっています。今回も、ツグミなどが飛来して啄ばんでいました。昨年はこの実を食べに飛来したレンジャクの群れを、間近に撮影することができました。とても神々しい姿をしていて、感動すら覚えました。今年もそんな姿を期待していたのですが....再会できずに残念でした。
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前夜に降った雪で、戦場ヶ原はうっすらと雪化粧をしていました。木道を歩くと周囲のクマザサの原も雪をまとっていましたが、この雪も、昼過ぎには消えてしまいました。でも、もう間もなく全て深い雪の下に埋もれてしまうことでしょう。
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木道を歩いていると、瑞々しくて、房状に生った赤い実が遠くからもよく目立ちました。これは、ナナカマドの実でしょうか?すっかり葉が落ちてしまい、枝先に実だけしかありませんから、種類を特定するのは難しいですね。
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上で紹介したズミの実は、すっかり萎れた姿になっていましたが、それに比べるとこの実は、とても瑞々しい状態で残っていました。野鳥にとっては、こちらの方が餌としては美味しそうに思えるのですが、....現地で食べ比べをした訳ではありませんから、実態不明です。(^^;;
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菖蒲が浜から見上げる男体山の姿です。もしかしたら、オオワシが飛翔する姿が見られるかもしれないと思い、帰りがけにちょっと立ち寄ってみました。今年は、オオワシが1個体、オジロワシが2個体確認されているとのことですが、ここでは確認することができませんでした。上空を舞っている鳥がいますが、オオワシではありません。....ただのカラスでした。悪しからず(_ _).。o○
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オオワシの出現を期待して、暫く舞っていた菖蒲が浜の岸辺近くに、こんな赤い実が生っていました。戦場ヶ原で見てきたズミとも違うし、ナナカマドとも違うようです。図鑑で確認すると、コバノガマズミが一番近いように思うのですが、如何なものでしょうか....?
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赤い実をアップで撮影したものです。ズミと同じように、かなり萎れているのが分かります。きっと、この実も野鳥たちの貴重な食料源になってくれるものと思います。
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by coffeeto2 | 2013-12-13 06:00
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