秋のチョウとガ@茨城

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二十四節気では、既に立冬(11月7日)を過ぎてしまいました。早いもので、暦の上では既に冬に突入しているわけですが、数日かなり冷え込んだ日があったものの、実感としては、まだ秋真っ只中というところです。
さて、いつものことながら、どこへ出掛けようかと思案をめぐらせていましたが、11月の第三週は、そんなに遠くないところにしようと、茨城県下へ自然観察に出掛けることにしました。
これは、途中の高速道路のパーキングに立ち寄ったとき、トイレの中で見つけたヒメヤママユです。とても大きな蛾ですから、見つけたときはビックリして、すぐにカメラを取りに車に戻りました。...カメラを持ってトイレに入るのは躊躇われましたが....そういえば、3年ほど前の10月に戸隠高原へ出掛けたときも、ヒメヤママユを撮影したのを思い出しました。翅開長は8cmを超えるとても大きな蛾ですが、この出現時期はかなり遅く、寒くなる頃まで見られるようですね。
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今回は、涸沼の周辺で野鳥を中心に自然観察をしてきました。これは、湖畔近くで貝殻がたくさん積まれていた場所ですが、蝶の仲間が飛来して翅を休めていました。日向ぼっこするにはちょうど良い環境であったようです。翅を目いっぱい広げて休んでいましたから、ゆっくり写真に収めることができました。後翅の黒色の斑の中に、水色の斑が認められましたから、これだけでキタテハであることが分かりました。
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同じ個体が、ここでは翅を閉じたまま留まってくれましたから、裏側の模様も撮影することができました。とても地味で複雑な斑紋ですが、目立った模様といえば、後翅の中央付近に鉤形の白い斑があるところです。
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キタテハなどのタテハチョウ科の仲間は、成虫越冬することで知られています。この個体も、この姿のままで一冬を過ごし、来春まで子孫繁栄のため、生命を繋いでくれることと思います。
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涸沼に流れ込む、涸沼川の流域には、まだまだ自然環境がたっぷり残っています。葦原や、草原の野鳥を中心に散策していたところ、まだ枯れずに黄色い花穂を立てている、セイタカアワダチソウの花で吸蜜しているモンキチョウがいました。
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気が付くと、この周りにはほかにも何頭かのモンキチョウが舞っていました。立冬が過ぎたとはいえ、まだまだ日中の気温は15度を越えていますから、チョウたちの生育には十分な環境であるようです。
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by coffeeto2 | 2013-11-21 06:00 | チョウ・ガ
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