秋の山野草@檜洞丸

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秋の訪れとともに、山登りも本格的に復帰することになりました。
8月に入院後、経過確認の意味もあって低山の三毳山で足慣らしをして、タカの渡りを観察するために、白樺峠に登ってみたりもしましたが、特に異常は感じません。それで、9月最後の週末は、丹沢主稜の西側に聳える檜洞丸(標高1,601m)に登ってみました。主目的はもちろん山歩きだったのですが、当然カメラを持っていきましたから、山野草などが目に付くとほっておけなくなってしまいます。
これは、檜洞丸から犬越路へいたる険しい山道に咲いていたトリカブトの花です。カメラをマクロモードにセットして近接撮影しましたから、こんなに大きく写すことができました。
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トリカブトの仲間にも色々種類があるようですが、図鑑を見ても識別ポイントが良く分かりません。山に咲いていたからヤマトリカブトだろうといったら、叱られてしまいそうですね。
この三連の花は、檜洞丸の頂上直下の木道の脇で撮影したものです。
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これは、犬越路へ抜ける険しい岩稜に咲いていたセンブリの花です。リンドウ科の山野草ですから、花期は初秋のいまの時期になるようです。
民間薬として良く知られていますが、千回振り出しても(煎じても)苦味が抜けないことから、この名前が付いたということです。
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ここでは、一株として咲いていましたが、花弁の数を良く見ると、4枚の花と5枚の花があります。図鑑によれば、5枚の花が一般的であるようですが、丹沢には4枚の花も多くあるようです。
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これは、ゴーラ沢出合からツツジ新道を登っている途中で見つけたホトトギスの花です。辺りに他のホトトギスの姿はありません。たった一輪だけで咲いていましたから、ちょっと寂しい花姿でした。
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こちらのホトトギスは、犬越路から用木沢出合へ下る途中に撮影したものです。ここでは、山道に沿って数株の花が咲いていました。花茎に沿っていくつも花を咲かせていましたから、普通のホトトギスの花姿であると思いました。
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犬越路への山道は、とても険しい岩稜が続く山道でした。その途中で、両手両足を使わなければ乗り越えられない岩越えが何回も続き、またかと辟易していたとき、ふと岩の間に咲いていた可憐な花の集団が目に付きました。
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これは、ユキノシタ科に属するダイモンジソウの花です。5枚の白い花弁のうち、下側の2枚が特に大きく、漢字の「大」の字に見えることから、この名前が付けられたようです。
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これも見事なダイモンジソウの集団です。まるで、たくさんの花火が一編に花開いたように見えます。花弁の白色と、花の中心部の黄色い部分のコントラストが綺麗だと思いました。
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笹の葉が覆い尽くすように茂っていた山肌に、リンドウの青い花が咲いていました。少し離れたところからでも、良く目立つ存在です。
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このリンドウの花も、檜洞丸から犬越路にいたる、険しい山道の所々で観察することができました。逆に、ツツジ新道を登ってくるときには、気が付かなかったのが対照的だと思いました。
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遥か下のほうに、白い谷筋が見えますが、おそらくゴーラ沢出合のあたりになると思います。こんな崖っぷちのような場所に咲いていましたから、そんな谷筋を背景に入れて、山の雰囲気が出る写真を撮ることができました。
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犬越路の峠で昼食を済ませ、さあこれから用木沢出合に向けて出発だと、2~3歩進んだところで、すぐ足元に咲いている、小さくて白い花が目に付きました。こういうのが眼に入ると放って置けなくて、そこに座り直して撮影体勢に入ってしまいます。
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これはゲンノショウコの花ですが、5枚の白い花弁に薄紫の条線が入り、おしべのピンク色の葯がよく映えています。目立つ花ではありませんが、檜洞丸で見た山野草の仲間として紹介します。
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by coffeeto2 | 2013-10-14 06:00
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