白馬岳~鑓温泉の高山植物:その1@白馬三山

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山の仲間と2泊3日の日程で白馬三山を縦走してきました。初日に泊まった白馬山荘は、標高2,830mの高地に位置する日本最大の規模を誇る山荘でした。この日は、夜明け前から白馬岳に登り、山頂でご来光を仰いできたわけですが、戻って来てからの朝食は、何回かに分けて時間指定でした。朝食を待つ間、時間が来るまで山荘周辺を散策してきたところ、いろいろな高山植物が観察できました。これはタデ科のムカゴトラノオです。花穂の上部は白い花が咲いていますが、下半分は徳利型のムカゴが並んでいるのが特徴です。
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こちらは、暗紫色の花を咲かせていたリンドウ科のミヤマアケボノソウです。やはり、山荘周辺に咲いていたものですが、あまり見慣れない紫色の花をたくさん付けていましたから、どうしても注目してしまいます。
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これも山荘周辺に群生していた、ミネウスユキソウです.....自信はありませんが、多分そうだと思います....。
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こちらも山荘周辺で観察したものですが、とても細かく切れ込んだ葉が特徴です。セリ科のミヤマウイキョウになると思います。この写真ではよく分かりませんが、若い葯は暗紫色で、伸びればすぐに落ちてしまうようです。
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細長い葉をたくさん出しているこの花は、ナデシコ科のタカネツメクサです。辺りを埋め尽くすような勢いで、群落を形作っていました。白い花弁を広げた花の大きさは1cm以下です。花の中央部分は、黄緑色をしていることが分かります。
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これも山荘周辺で観察したものですが、ツルコケモモと思って紹介したら、あしだちの方からリンネソウであると教えていただきました。これも、初めて観察する花になりますから、間違えてしまいました。教えていただいた方、有難うございました。
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白馬岳から杓子岳へ向けて歩いていた時、尾根道の途中で観察したミヤマホツツジです。花弁は3枚で、丸く反り返ります。長く飛び出た花柱が上に反り返るのも特徴です。
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これも、杓子岳に向かう尾根道で観察したチシマギキョウです。同じ仲間のイワギキョウと大変よく似ていますが、花冠の裂片に毛があるところが識別ポイントです。
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チングルマが、見事な群生を見せてくれました。花冠は直径2.5cmくらいで、5枚の白い花弁の中央部に、黄斑があります。
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場所によっては、チングルマのそう果が見られました。ややピンク色がかった羽状のそう果は、35個ほどあるそうです。
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これは、ガレた岩が堆積したような杓子岳で見られたタカネヤハズハハコです。全体が白い綿毛で覆われているのが分かります。頭花はカサッとした感触です。
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これも杓子岳のガレ場に生えていたエゾノコギリソウです。葉の切れ込みはさまざまであるようですが、頭花は舌状花が多数集まったものです。
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杓子岳は、岩場ばかりという感じですが、それでもよく見ると色々な高山植物が生育していました。これもその中のひとつです。黄白色をした花弁に赤と黄色の小斑が認められます。シコタンソウであると思います。図鑑には別名レブンクモマグサと載っていましたが、白馬岳周辺でも生育しているようです。
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by coffeeto2 | 2013-09-03 06:00 | 高山植物
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