夏休み~落倉にて@白馬

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今年の我が家の夏休みは、8月4日~7日までの4日間となりました。かねてから涼しい高原へ行きたいという、コーヒー母さんの希望がありましたから、この期間を利用して、長野県の白馬村へ行くことにしました。
この赤い屋根の建物は、落倉にあるミモザというペンションですが、3年前にペット同宿可能の宿をネットで探している時、偶然見つけて利用してみたところ、職場の互助会の助成も受けることができて、大変リーズナブルに泊まれました。オーナーも素晴らしい方で、快適に休暇を過ごすことができて、コーヒー党も母さんも大変気に入っていましたから、今年もまたここに連泊させていただくことにしました。愛犬チョコちゃんも、涼しい高原で過ごせますから元気一杯です。
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宿に到着した当日は、夕食までしばらく時間がありましたから、チョコちゃんと一緒に周辺の状況把握も兼ねて、ちょっと長い偵察散歩に出掛けてきました。しかし、この日は、思いのほか蒸し暑く、1時間ほど散歩している間に、汗をびっしょりかいてしまいました。
首にカメラをかけてチョコのリードを握り、林道をどんどん遡っていくと、林道脇には色々な花が咲いていました。これは、最初に観察することができたウバユリの花です。高さは1mほどもありますから、少し離れた場所からもよく目立つ存在です。
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チョコちゃんとの偵察散歩の途中で、一番よく観察できたのは、20cmくらいの白い花房をたくさん立てていたこの樹です。枝先に、白くて小さい花が集まって、総状花序を形作っていますが、これはリョウブの花になります。蒸し暑い森の中でしたが、涼しげに咲いていました。
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雄しべが放射状に広がるこの花は、葉の形がボタンの葉に似ているところからボタンヅルという名前が付けられています。キンポウゲ科に属する花で、同じ仲間のセンニンソウにとてもよく似ていますが、葉に鋸歯があるのがボタンヅルで、ないのがセンニンソウです。白い十文字に広がる4枚の花弁のように見える部分は、実は萼片であるとのことです。
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長く伸びた茎の上部に、球状の白い花穂をたくさんつけていたのはヤマウコギの花になると思います。といっても、これは自信を持って同定している訳ではありませんから、間違っていたら教えてください。
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ピンク色の蝶形の小さい花をたくさん咲かせていたこの樹は、ハギの仲間であることはすぐに分かりました。でも、種類を特定することはなかなか難しいですね。これは、葉っぱが丸いところからマルバハギではないかと、自分勝手に同定してみました。
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宿泊したペンションから歩いて10分くらいのところに、この落倉自然園がありました。3年前に来た時には、こんな自然園があることは知りませんでしたが、今回は宿に置いてあったパンフレットを見て、始めてその存在を知りました。春先には、群生するミズバショウやザゼンソウが開花して見事な眺めになるようです。
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白馬村に滞在中は、毎朝涼しいうちに愛犬チョコちゃんと散歩することが日課となっていました。近くのグランドでは、朝6時からラグビー合宿の練習が始められています。その脇を抜けると、フヨウの花が群生する場所がありましたが、見るからにとても涼やかな風景です。
帰りにグランドの脇を抜けると、前日の雨でぬかるみ、ラグビー選手たちは、まるで田んぼの中にいるように、着ているシャツも分からないほど、泥だらけになって練習していました。
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ヒレハリソウの群落です。私の持っている山渓の図鑑には「野に咲く花」にも「山に咲く花」にも掲載されていません。外来植物になるようです。英名はコンフリーと呼ばれ、以前はこの植物の根が医薬品として利用されたこともあったと聞いたことがありますが、今では有毒植物とされているようです。
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泊まったペンションを取り囲む森の中を散策していると、とても鮮やかなコオニユリの花が目に付きました。深緑の森の中ではひときわ目立つ存在です。オニユリとよく似ていますが、葉腋という葉が茎に付着する部分にムカゴが付くのがオニユリで、コオニユリには付きませんから、ここで識別できます。
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昨夜は雷がなって、かなり強い雨が降っていたようですが、朝方には上がってくれました。しっとりとした朝の空気が爽やかで、気持ちが良いです。そんな空気を胸いっぱいに吸いながら、今日もリードを握って日課の散歩に出かけてきました。森の中には、朝露ならぬ雨露に濡れたソバナの花が、瑞々しさを誇示するように咲いていました。
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こちらは、ソバナの花と色合いがよく似た、ユリ科のコバギボウシです。ソバナと同じように、花は下向きに咲きますが、コバギボウシのほうが花が細長いですね。 (ちなみに、ソバナはキキョウ科です。)
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by coffeeto2 | 2013-08-22 18:00 | 植物
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