ハクサンイチゲ@八ヶ岳

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1泊2日の八ヶ岳縦走は、あいにくの天気で周囲の景観を楽しむことはできませんでしたが、厳しい山登りの途中に、たくさんの高山植物が彩りを添えて、私たちの眼を和ませてくれました。これは、主峰赤岳から硫黄岳に至る稜線上に、たくさん咲いていたハクサンイチゲです。
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我々が訪れた時期が、ちょうどハクサンイチゲの花期と重なっていたようで、稜線上の岩陰などにはところどころに群落を形作っていました。
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黄緑色の柱頭を囲むように黄色い雄しべが取り囲んでいます。白くて花びらのように見える部分は、実は萼片であるとのことです。それでは、花弁はどこにあるのかと図鑑を調べてみたのですが、そもそも花弁はないとの記載がありました。
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周囲は濃いガスで景色は全く見られません。岩だらけの稜線だけを見ながら歩いていると、こんな岩陰のわずかな隙間に、根を下ろして可憐な花を咲かせているハクサンイチゲが、元気を与えてくれました。
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この日は、とても強い風が吹いていて、真っ直ぐ歩くことが困難な状況でした。だから、花の写真を撮っても、風に揺れてなかなかまともな写真が撮れません。この写真も、一部の花が風でブレてしまっていますが、何枚か撮影してやっとまともに写っていたうちの1枚です。
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図鑑によれば、全体が小さく、花が1輪しかつかないのはヒメハクサンイチゲで、花が緑色味を帯びるミドリハクサンイチゲというのもあることが解説されていましたが、この写真の花は普通のハクサンイチゲでよいと思います。
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by coffeeto2 | 2013-07-25 12:30 | 高山植物
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