食虫植物のコウシンソウ@庚申山

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栃木県日光市にある庚申山(標高1,892m)の山中には、絶滅危惧種であるコウシンソウの自生地があります。この山で発見されたことからその名前が付けられたとのことですが、絶滅の前に何としても見ておきたいと思い、険しい山道を登り詰めて観察してきました。
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コウシンソウは、タヌキモ科の食虫植物です。この茎や葉の表面に粘り気のある繊毛があり、これで昆虫類を捕らえるとのことです。
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庚申山直下の岩肌には、イワザクラとともにコウシンソウの群落がありました。
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コウシンソウは、思っていたより小さい花でしたが、それなりに可愛い花でした。
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直径1cmほどの花ですが、下弁の上には細かい繊毛がたくさん生えています。
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こんな直立した岩肌に生育してるコウシンソウは、根から養分を得ることはできないから、飛んでくる虫を捕食する食虫植物として生き延びる道しかなかったのでしょうね。
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さて、このコウシンソウの葉の上に注目してください。小さな虫が捕らえられているのが分かります。
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こちらの花の付け根から花茎の部分には、アブラムシのような小さい虫がたくさん捕らえられています。
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この茎の中ほどにも蚊のような小さな虫が捕らえられていました。これらを見ていると、コウシンソウが食虫植物であることがよく分かりました。
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by coffeeto2 | 2013-07-02 21:41 | 山野草
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