これは、御座山の山頂で撮影した写真です。登山の途中で雷や雹の襲来など天候の急変もあり、心細い思いもしましたが、山頂へ着く頃には天候も回復して、日も差してくれました。 この日は、まだ薄暗い午前4時30分には自宅を出発し、メンバーのかずとりさんをピックアップして、集合場所である高坂SAへ向かいました。2台の車に分乗して、たどり着いたのが登山口のひとつである、ここ長者の森の駐車場です。上信越道の佐久南インターを降りてから結構な距離を走りましたが、とても良いお天気に恵まれ、出発前のワクワクする様な気持ちが高まります。 とても良いお天気でしたが、私は雨具のほかに防寒着などもしっかり携行しましたから、いつものことながらカメラとともに荷物が多くなります。でもこの日は、途中で天候が急変し雨具を着用したほか、かなり冷え込んだため山頂の避難小屋でウェアとタイツを着込むことになりましたから、しっかりした装備を持っていって正解でした。 シソ科のラショウモンカズラです。花の写真を撮りながら、同行したメンバーに「羅生門で渡辺綱(わたなべのつな)が鬼退治をした時、切り落とした鬼の腕になぞらえてこの名前がつけられた。」という名前の由来を説明すると、何故かとても感心されてしまいました。 時期的にはちょっと早かったようで、1~2分咲き程度でしょうか? それでも、同行メンバーは一様にカメラを向けて撮影に余念がありませんでした。 きっと、山稜を越える一番高い所に立っていましたから、大きくて強度のある塔を建てる必要があったのでしょう。 ここのシャクナゲが満開になったら、それは見事な花のトンネルになることでしょう。そんな想像を巡らせながら、葉の多いトンネルを潜り抜けて行きます。でも、ザックのサイドにくくり付けたストックの先端が、あちらこちらで引っかかって、歩きにくいことこのうえない状況でした。.....私はストックの利用を下り専用としているのです(^-^) この辺りから、遠くで雷の音がゴロゴロ響くようになり、空模様が急に怪しくなってきました。 雷の音が、相変わらずゴロゴロと響き渡ります。次第に近づいてきているようにも感じますから、このまま前進するか否か、ここで暫く様子を見ることにしました。 山頂付近の岩場に取り付いたころには、雨もほとんど小止みになって、青空も望めるような状況になってきました。岩場の上には、先着者の姿も見えます。 周囲には、先ほど降った雹が溶けずに白い塊となって残っていました。 今回は色々な経験ができて、それなりに満足できる山行となりました。 帰り道は、ブドウ峠を越えて御巣鷹山の麓を通り、本庄児玉インターから関越道に乗りました。都内へ戻るアプローチも長くなりますから、家に戻ったのは午後10時を回ってしまい、流石に今回はちょっと疲れる山行でもありました。
by coffeeto2
| 2013-06-10 20:21
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