ヤマブキソウ@鳴神山

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世界中で鳴神山にしか生育していないカッコソウを観察しようと足を運んだのは5月12日(日)のことでした。当初は、その前日にあしだちの仲間を誘って見に行くことにしていましたが、生憎の空模様となってしまい、中止せざるを得ませんでした。でも、この機会を逃すわけにはいきませんから、翌日単独で出かけてきました。
この日は朝からお天気に恵まれ、絶好の山歩き日和となりましたが、たくさんの山野草もあわせて観察することができました。これは、そのときに撮影したヤマブキソウです。
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朝方、登山口を歩き出すときには、前日の雨が雨粒となって、草むらを歩くと靴がびっしょり濡れてしまうような状況でした。渓流に沿った登山道を歩いていくと、所々にヤマブキソウの株がありましたが、いずれも蕾をしっかりと閉じてうつむいているような状況でした。これは、日が昇ってこなければ花は開かないのでしょう。登り途中の撮影はあきらめ、午後に下山してくるときに撮影することにしました。
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早朝からの半日を目いっぱい観察に費やし、早めに昼食をとって山を下り始めると、谷川筋の森の中にも眩しいほどの日が差し込んでいました。そんな木漏れ日を浴びて、ヤマブキソウがきらきらと輝くように花を開いていました。
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日の当たらない山の斜面にも、一面にヤマブキソウの群落が広がっている場所がありました。春先に黄色い花を咲かせて山を彩るヤマブキは、バラ科になりますが、今の時期に山を彩るヤマブキソウはケシ科に属する山野草です。
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このヤマブキソウは花弁が4枚ですが、春先に咲くヤマブキは花弁が5枚であるところが異なります。
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このところ、山を歩いていてもヤマブキソウを見る機会は少なくなってしまったように思います。ここ鳴神山のように、まだ群生している場所もありますが、次第に少なくなっていくのは寂しいものです。この黄色く輝くヤマブキソウも、後世に残していきたい山野草のひとつです。
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by coffeeto2 | 2013-05-22 12:50 | 山野草
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