渓流沿いの山野草(その2)@栃木

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ゴールデンウィーク前半は、野鳥観察のために栃木県下の渓流沿いへ2泊3日の日程で足を運びました。ここでは、想定していた野鳥はほぼ撮影することができて大変満足できたのですが、それ以上にたくさんの山野草も観察することができました。これは、渓流の岸辺に咲いていたヤマエンゴサクの花になります。
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ヤマエンゴサクはケシ科キケマン属の山野草になりますが、左右対称の独特の形の花を咲かせるところが特徴となります。
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葉は2回3出複葉で、茎頂に青紫色の筒形の長さ2cmほどの花を総状に付けています。
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こちらは、ヤマエンゴサクと同じ仲間ですが、花が小さくて苞の部分が白っぽい色合いをしているところから、ジロボウエンゴサクになると思います。
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ジロボウエンゴサクは、葉が2~3回3出複葉で、花は紅紫色から青紫色であり、長さは1.2~2.2cmということですから、ヤマエンゴサクよりも小型の花姿をしています。
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落ち葉が散り敷く渓流沿いの河川敷には、黄色い花をつけたネコノメソウの仲間がたくさんの花を咲かせていました。この独特の花の形状から、コガネネコノメソウであることが分かります。
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コガネネコノメソウの花を上から近接撮影したものですが、萼裂片は鮮黄色で四角状に直立します。ユキノシタ科に属する山野草になります。
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渓流沿いの河川敷には、こんなネコノメソウの仲間も観察できました。萼片は4裂していて、葯が暗赤色をしているところから、図鑑を調べてみるとイワボタンに行き当たりました。
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イワボタンは、葉や苞の先に鋸歯が目立つところが特徴となるようです。
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河川敷には、こんなキクザキイチゲの花も咲いていました。花の中心部には、とてもたくさんの雄しべが出ていることが分かります。
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キクザキイチゲは、キクザキイチリンソウとも呼ばれますが、花がキクに似ているところからこの名前が付けられたとのことです。
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クリーム色をした、とても小さい花が咲いていました。草丈は10cm程度しかありませんが、これはトウゴクサバノオになります。
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トウゴクサバノオは、キンポウゲ科に属しますが、このように花弁は5個に分かれていることが分かります。
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こちらは、タデ科に属するハルトラノオの花茎です。渓流沿いのいたるところで観察することができました。
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ハルトラノオの花茎は根生葉とは別に直立します。
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赤っぽい花茎の先に、長さ2~3ミリのたくさんの花をつけているところがハルトラノオの特徴です。
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直径が1cmにも満たない、4枚の白い花弁をつけたこの花は、マルバコンロンソウになります。
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マルバコンロンソウはアブラナ科に属します。渓流沿いのあちらこちらにその花を咲かせていました。
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by coffeeto2 | 2013-05-09 21:49 | 山野草
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