あしがくぼから山の花道へ@日向山~丸山

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山の仲間たちと一緒に奥多摩の鷹ノ巣山へ登ってきてから1週間が過ぎました。鷹ノ巣山はやっと早春の花が咲き始めたばかりで、大半はまだ冬景色のままでしたから、次に登るときはぜひ花の咲く山に登りたいと考えていました。それで、今回選んでみたのが、あしがくぼの「山の花道」を経由して、日向山から丸山を回ってくるコースでした。
この写真の建物は、西武秩父線の芦ヶ久保駅に隣接する道の駅「果樹公園あしがくぼ」です。このすぐ脇に登山者用の第2駐車場がありますから、そこに車を停めてスタートです。
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西武秩父線と並行する川を隔てて、飯能から秩父へと続く国道299号線を渡ると、間もなくこんな標識が立っていました。案内に従って、山の花道方向へ足を向けます。
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間もなく、白い花をたくさん咲かせた木が目につきました。遠目には、ヤマボウシのように見えたのですが、撮影した写真をよく見るとハナミズキの白い色の花でした。どちらもミズキ科に属しますが、ハナミズキの花は葉が出るより先に咲きます。ヤマボウシの花弁のように見える白い部分は、総苞片になるとのことです。
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坂道を登っていくと、道端にホトケノザの群落がありました。ピンク色の可愛い踊り子さんが集まっています。春爛漫の様相ですね。
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民家の庭先で、二つ並んで仲良く咲いていた青紫色のこの花は、キョウチクトウ科のツルニチニチソウです。朝日を浴びて、眩しそうに咲いていました。
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ヤマブキも、朝日の中で黄色い綺麗な花をいくつも付けていました。
早春の冬枯れた山に、最初に彩を添える代表的な花ですが、まさに今が最盛期といったところです。
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山道を登っていくと、若葉をつけ始めた木々の間に、秩父の盟主武甲山の勇姿が覗きました。近くから見ると、石灰岩の採掘で山肌を削られ、痛々しい姿をしていますが、ここから眺める姿はどっしりしています。
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白くて小さい壺型の花をたくさんつけていたのは、ドウダンツツジです。自生地はごく限られているとのことですから、これも植栽種であると思います。
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草むらに、ピンクと白の彩りも美しい花を見つけました。園芸種のシバザクラが逃げ出してきたものと思います。
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青紫色の花畑を作っていたのは、アブラナ科のオオアラセイトウです。別名はショカッサイともハナダイコンとも呼ばれています。
黄色い花の代表格である菜の花と同じ仲間なのでよく似た形をしていますが、色が違うことで雰囲気がとても異なります。
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こちらが黄色い花の代表格であるセイヨウアブラナです。日本に古来からあるものと思っていましたが、種子から菜種油をとるために、明治時代にヨーロッパから移入された種であるようです。
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里の桜はすでに散っていますが、この辺りではまだ咲き残っているサクラがたくさんありました。八重桜のようにたくさんの花弁がありますが、色が白っぽいこの花は、サトザクラと呼ばれる人工交配された園芸種になると思われます。
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こちらは、ピンク色の濃い典型的なヤエザクラになると思います。
ヤエザクラは一般的なソメイヨシノなどに比べると花期が遅いですから、今が盛りになりますね。
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車道を終えて、日向山への登山道に取り付く前に、ここにもドウダンツツジの白くて可愛い花が咲いていました。思わずここでもシャッターを切ります。
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さて、いよいよ日向山へ続く「山の花道」に踏み込みました。....と、すぐに周囲の草むらにピンク色の花がいくつも咲いているのが目につきました。
まさに、山の花道の面目躍如とばかりに、すぐに道端に座り込んで撮影に掛ります。花柄には短毛が生えているのが分かります。
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イカリソウは、メギ科の山野草になりますが、花の色はピンク色の濃いものから白いものまで、さまざまなバリエーションがありました。
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この花茎には、とてもたくさんの花をつけていて賑やかですね。花弁が4個に分かれていますが、形が船の碇に似ているところからこの名前が付けられました。
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スギの枯葉がたくさん落ちている林床には、春の到来とともに緑が増えてきましたが、その中でもこのイカリソウの花は華やかでとても目立つ存在です。
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今回の山歩きでは、とてもたくさんの花の写真を撮影しましたから、一度に全部紹介することができません。コースの紹介とともに何回かに分けて紹介することにしたいと思います。....という訳で、山の花道を彩る花たちは次回に乞うご期待です。
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by coffeeto2 | 2013-04-27 22:52
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