大麻生公園にて~その1

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11月10日の土曜日は、良いお天気になりましたが、さて、コーヒー党の自然観察はどこへ行こうかと、数日前から思案していました。翌日の日曜日は、あしだちの定例探鳥会に参加する予定でしたから、あまり遠出はできません。この時期に足を運んでみたら面白そうな場所を地図を見ながら、足立区から荒川を遡っていくと熊谷市にある荒川大麻生公園が目につきました。
そういえば、以前から名前だけは聞いていたが行ったことはありません。ならば様子を見に行こうと、出掛けてみたのは良いのですが、関越自動車道の渋滞にはまり、到着までに3時間近く掛ってしまいました。
しかし、現地ではポカポカするとても良いお天気で、気持ち良く紅葉が始まった公園の散策をすることができました。
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日溜まりに群生するセンダングサの花で吸蜜していたのはヒメアカタテハです。前翅基部のオレンジ色の斑が明瞭で、後翅の黒斑もくっきり見えるところから、♂の個体であろうと思われます。
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翅の裏側を撮影したものです。後翅の中央付近に白色の三角形の白斑が目立ちますが、これがアカタテハとの識別ポイントになるようです。
よく見ると、後翅外縁の蛇の目模様の中が綺麗な水色になっています。
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薄暗い森の中に入ると、散策路のすぐ脇に、こんな緑色の実を茎の先にたくさんつけている野草が目につきました。たぶんユリ科のヤブランになると思われます。しかし、ヤブランの実は黒いとばかり思っていましたから、これから黒くなるのか、それともこのように緑色の実をつける種類もあるのか、私にはよく分かりません。
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広い公園の中の一角に、このヒルガオの仲間が群生している場所がありました。花の直径は3~4cm程度であまり大きくありません。葉の表面には細かい毛が密生しているのが分かります。外来種であるのかとも思われますが、図鑑を調べてみても名前が分かりません。
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草むらの中にとても大きなカマキリを見つけました。全長は10cmくらいありました。頭と腹部の間がとても長いことと、後翅の全体に濃褐色の斑が目立つところから、オオカマキリであることが分かります。とても大きい個体でしたから、これから産卵しようとする♀になると思います。
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センダングサの花で吸蜜していた割合小型のこの黄色いチョウは、名前の通りキチョウです。図鑑によれば、前翅の裏面の基部にある褐色の斑が性標となって雌雄の識別ができるようですが、この写真を見てもどっちだろうか?......よく分かりません(^^;;
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公園内には、この黄色いキクの仲間がたくさん花を咲かせていました。キク科は種類が多くて私には識別することができませんが、図鑑を見ると、アブラギクかカンギクの仲間であろうことは分かりますが、それ以上に踏み込んでの識別はお手上げです。
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散策路の脇に6~70cmほどに立ち上がった野草が、薄紫色の可愛い花をたくさんつけていました。近づいてよく見ると、どうやらイヌホオズキであるようです。今まで、何回も眼にしてきた野草ですが、ここの株はずいぶん大きく成長しているなと感心しながら撮影してきました。
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樹肌に取り付いていたのはカメムシの仲間です。図鑑で調べてみると、クヌギカメムシ科に属する種類になるようですが、脚の部分に赤色味がありますから、たぶんヘラクヌギカメムシになると思います。
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これって、どう見てもヘビイチゴですよね。散策路の脇に、葉が群生していて、その中に黄色い花がいくつか咲いていました。私の知る限りでは、ヘビイチゴは春先に咲くものとばかり思っていましたから、これは狂い咲きなのでしょうか?それとも、秋にも咲く種類があるのでしょうか?
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おっと、こんな花も咲いていました。ヤマラッキョウじゃないですか。山に行かなければ見れないとばかり思っていたのですが、こんな河川の中流域にも咲いているんですね。どこかの山から種子が流されてきて、ここに着生したものかもしれませんね。
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日溜まりには、センダングサの群落がたくさんありましたが、ここで吸蜜していたのはヤマトシジミです。この日観察したチョウの中では、これが一番たくさん舞っていました。
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ヤマトシジミはどこでも観察できるシジミチョウの仲間ですが、翅の表側を見ると水色の綺麗な個体と青色味のある黒褐色をしている個体がいます。このように水色の綺麗な色合いをしているのは♂の個体です。
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by coffeeto2 | 2012-11-17 11:57
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