赤雪山から仙人ヶ岳へ単独ハイク

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ブログ整理の時間が取れず、このところ少し間が開いてしまいました。
今日は、朝から東京港野鳥公園へ野鳥の写真を撮りに出掛けてきました。でも、台風17号が接近してくるということなので、早めに切り上げて帰ってきました。お陰で、やっとブログ更新の時間が確保できました。
このところ山歩きにはまり込んでいるコーヒー党は、9月22日(土)に松田川ダムのほとりから赤雪山(標高621m)を経て、足利市最高峰の山仙人ヶ岳(標高663m)を巡るコースを歩いてきました。初めて登る山ですが、iPhone の DIY GPS というアプリを使って、山の中でも現在地だけは確認できますから、安心の単独行です。
この写真は、赤雪山へ上る直前の尾根道に取り付いたところで、梢の間から見られた山並みです。
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さて、赤雪山への登山口になっている松田川ダムのほとりの駐車場に車をとめて、トレッキングシューズに履き替えている時、すぐ脇にこのオレンジ色をした花が目につきました。マルバルコウという熱帯アメリカ原産の帰化植物になるようです。
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これも、駐車場の脇に咲いていた花ですが、以前どこかで見たこともあるような気がしていたのですが、図鑑を調べても名前が分かりませんでした。
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駐車場の脇には、この黄色い花も咲いていました。よく見ると蕊がとても大きく、新体操で使うクラブのような形をしていると思いました。この花も名前が分かりません。
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キッチンayaさんからメールをいただき、カラスノゴマではないかとご教示をいただきました。図鑑を調べてみると、なるほどシナノキ科のカラスノゴマに間違いないようです。ご教示有難うございました。
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登山道に取り付いて、すぐのところでこのピンク色の濃い花を見つけました。名前が分からずとても迷いましたが、蕊の形からゲンノショウコであろうと判定しました。普通は白い色の花ですが、このようにピンク色の花もあるようです。
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同じピンク色をしたこの花もたくさん咲いていました。花弁の形が見間違いようのない独特の形をしていますから、一目でツリフネソウであることが分かりました。
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この黄色い頭花をつけた花も名前がよく分かりませんが、総苞片がとても大きくて葉のように見えるところから、図鑑を見てタウコギが一番近いのではないかと思いました。
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登山道の周辺のいたるところに小さいピンク色の可愛い花を付けていたのは、キツネノマゴです。唇形をした花ですが、上唇をよく見ると大きな目がある宇宙人のようにも見えるなぁと思いました。
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赤い花茎にとても小さい花をたくさんつけているのはミズヒキです。花被片をよく見ると4つに分かれていて、上の3つはピンクで、下の一つはと白色ですから、よく見るとなかなか可愛い彩りです。
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アキアカネもたくさん舞っていました。
同じ仲間のナツアカネは体が赤くなると眼まで赤くなるようですが、アキアカネの眼は赤くならないようです。赤くなった時には識別しやすいですが、赤くなる前の識別は私にはできません。
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草むらから薄紫色の花穂を覗かせているのはジャノヒゲです。既に、緑色の実をつけていますが、この実が成熟すると青藍色になります。
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山道を登るにつれて、このマツカゼソウの白くて小さい花がたくさん目につくようになりました。丸くて小さい葉の付き方が独特です。図鑑によれば3回3出羽状複葉であると解説されていました。
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青い花弁が2枚、白くて小さい花弁が1枚のツユクサです。黄色い雄しべがコントラストになっています。春先から秋の今の時期まで、花期がとても長い花です。
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植林されたスギの間を縫うようにつづら折れの急な登山道を上り詰め、汗びっしょりになって尾根道に出たところで赤い実をつけた樹を見つけました。ゴンズイの実です。この赤い実が開くと、中から黒い種子が顔を出します。
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東屋も建っている赤雪山(標高621m)の頂上に到着しました。眼下に足利市街も見渡せます。この標識にもありますが、名草巨石群が近くにあります。ネットで調べてみると面白そうな場所のようですから、今度二人と一匹のピクニックに足を運んでみたいと思います。
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赤雪山から仙人ヶ岳へ向かう尾根筋は、立木が続いていて見通しが利きません。また、花もほとんど見られませんでした。でも、このキツネノハナガサが薄暗い林床に目立っていました。
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明るい尾根道に出ると、まだまだ陽射しは暑さを感じさせます。でも、こんな涼やかな花も咲いていました。ヒメイワギボウシではないかと思います。撮影のために腰を下ろしましたが、そのまましばらくの小休止となってしまいました。
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汗まみれになって仙人ヶ岳(標高663m)の頂上へ到着しました。お昼前に到着する予定でしたが、途中で山野草の写真などを撮るのに時間をとられ、時計はすでに午後1時30分を回っていました。頂上広場には誰もいませんでしたから、真ん中に敷物を敷いて携帯座布団を膨らませると、木陰を吹く風も涼しく、快適なランチタイムとなりました。
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傾斜のとても急なスギ林の中の山道を、足下に気を付けながら下山していると、薄暗い林床に、白くて小さい花が目に留まりました。名前も分かりませんからとりあえず撮影です。
後から調べてもよく分かりませんが、蔓性のようなのでヤブマメかなと思いました。でも、まったく自信がありません。
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スギ林の中の急な山道を下り終えたところで、ホッと一息ついたところ、すぐ目の前に見たこともない青い花が咲いていました。蕊の形が独特で、花弁の上からループを描くように出ています。図鑑で調べてみたところ、クマツヅラ科のカリガネソウになるとのことでした。
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渓流沿いの道に出たところで、キンミズヒキの花が咲いていました。
同じ仲間にヒメキンミズヒキというのがあるようですが、花が小さく花弁も細いそうです。キンミズヒキは花の直径が1㎝近くあり、花弁も幅が広く丸味があります。
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山道の葉の上に、体長が3cmくらいの小さいバッタの仲間を見つけました。黄緑色の体で、体側にある黒い斑が特徴ですが、コバネイナゴであると思われます。
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苔むした岩肌に取り付くように咲いていたのは、イワギボウシの花です。この時期の山歩きは今まであまりやったことがありませんでしたから、ギボウシの仲間がこんな風に咲いているのも初めて見ました。
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登山道もだいぶ下がってきたところで、暗赤紫色の小斑が目立つ、独特な形状をしたヤマホトトギスもたくさん目につくようになりました。
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ここでは、キバナアキギリも群生していました。
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ちょっと薄暗い林内から舞出てきた小さなチョウが、登山道脇の葉の上に翅を休めました。コジャノメです。幼虫はチヂミザサを食草としています。
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さて、これはシロヨメナで良いでしょうか?
キク科のこの手の花はこの時期色々咲いていますが、識別が難しくて困ります。
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薄い青紫色をしたこの花はアキノタムラソウです。長い花穂にたくさんの花をつけた姿が、草むらのあちらこちらに出ていました。
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山道の脇には、こんな釣鐘型の可愛らしい花も咲いていました。名前もツリガネニンジンです。低山から高原まで、いろいろなところで目にすることができる花です。
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こちらは、ノアザミとしておきます。キク科のこのアザミの仲間もとてもいろいろ種類があります。手抜きをしている訳ではありませんが、まだ詳しく調べる時間が取れません。
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だいぶ下ってきたところで、谷川沿いに咲いていたピンク色の小さくてかわいい花です。ミゾソバであろうと思われます。タデ科の仲間にはアキノウナギツカミとかママコノシリヌグイとか、同じような花がありますが、どう違うのかよく分かりません。
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松田川ダムの見える場所までもう少しというところで、谷川沿いにタケニグサが見事な実をたわわにつけていました。草丈がとても高いですから、ひときわ立派に見えます。
それにしても、この日1日良く歩いたものです。車に戻って万歩計を見たら、軽く2万歩を超えていました。花を見たりチョウを見たり、美しい景色を眺めたりと、自然にふれあう楽しい山歩きを満喫してきましたから、疲労感も心地よく感じるようでした。
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by coffeeto2 | 2012-09-30 16:36
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