御岳山にて

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8月18日(土)にレンゲショウマを観察しようと、あしだち有志とともに御岳山へ足を運びました。ケーブルカーを登って富士峰園地に足を運び入れたところで、アジサイの花に留まっていたこれは、ヨツスジハナカミキリになると思われます。
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富士峰園地の斜面に、紅い彩りも鮮やかなトチバニンジンの実を観察することが出来ました。図鑑によれば、ウコギ科に属する植物で、トチノキの葉ににているところから、この名前が付けられたとのことです。実の直径は6~7mmとのことでした。
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こちらは、花の色が赤紫色から青紫色までバラエティーに富んでいます。ハギの仲間ではないかということでしたが、後からコメントをいただき確認したところ。狭卵形の小葉が2枚づつ付くことや、花色が青紫色~赤紫色であるところなどから、マメ科ソラマメ属のミヤマタニワタシになるようです。
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林内にたくさん咲いていたキヌタソウの花です。花弁は4枚ありますが、花の大きさは2mm程度のとても小さい花でした。図鑑では、「果実の形を、布をたたいて柔らかくする砧に見立てたもの。」という解説がありましたが、そもそも砧というものがよく分かりません。
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咲き始めたモミジハグマの花です。オクモミジハグマによく似ていますが、葉がより深く切れ込んで掌状に中裂するところが特徴となるようで、花冠の違いはないようです。
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たくさんの青紫色の釣鐘型のたくさんの花をつけていたこれは、ソバナです。見事な花穂をつけていました。名前の由来は、葉がソバの葉の形に似ているところからこの名前が付けられたという説もあるようです。
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さて、こちらはヌスビトハギの花穂です。花は細長い花序にまばらにつき、果実の形を忍び足で歩く盗人の足の形に見立てたとのことですが、右上に見える果実がそれに当たります。
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カシワバハグマの群落です。富士峰園地の斜面に生えていました。葉が卵状長楕円形をしていて、カシワの葉に似ているところに由来があるようです。
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こちらは、白い花穂を立てているヤマイモです。ツル状の茎に長心形のはを付けています。
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御岳山の山道の脇で観察したこの虫は、コガネムシ科のオオスジコガネになります。光沢が強く、通常は、頭部から前胸背板が緑色で、前翅は赤紫色をしています。
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花柱に斑紋がないことから、ホトトギスではないことは明らかです。ヤマジノホトトギスになると思われます。茎に下向きの毛が密生しているところも同定のポイントになります。
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花穂に、紅味のある青紫色の花をたくさんつけているこれは、ツルボです。花被片は3~4mmで、花が平らに開くところが特徴っとなるようです。
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黄色い花をつけたツリフネソウ科のキツリフネです。花の太い袋状の部分は萼片の1個で、基部は距になるとのことです。花弁は3個とされていますが、この写真では確認できません。
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濃いオレンジ色の花をつけているのは、フシグロセンノウの花です。茎の節が紫黒色をしているところからのこの名前が付けられています。花弁の先が切れ込んでいないところが特徴ですが、切れ込んでいるものはマツモトセンノウという別種になるとのことです。
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ゾウムシの仲間かと思いましたが、体長は6~7mmということで、白い粉が吹いたように見えるこの小さな甲虫は、ハムシ科のリンゴコフキハムシになると思います。
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ピンク色の花を咲かせているこれは、ベゴニア科のシュウカイドウです。ネットで調べてみたら、「雌雄同株異花で、雄花は花弁が開き黄色く球状に集まった雄蘂が目立ち、小さな花弁が 2枚と、大きな花弁のように見えるのは萼で 2枚。雌花には花弁はなく、大きな萼 2枚がわずかに開く。」との解説がありました。
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フウロソウ科のゲンノショウコの花です。5枚の白い花弁の中に、淡紅色をした雌しべと、青紫色をした雄しべが映えて、その対比がとても美しく感じました。
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カメムシの仲間もいました。体全体が褐色で、黒色の斑点もあるところから、調べてみるとヘリカメムシになるようです。
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こちらは、長尾平で観察したキンミズヒキです。当初アキノキリンソウとアップしましたが、ご指摘がありました。誤りを訂正しました。
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最後は、ピンク色をしたツリフネソウの花です。細い花柄の先に釣り下がって咲く花の姿を、釣船にたとえたということです。花弁は3枚とされていますが、この写真ではよく分かりません。
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by coffeeto2 | 2012-09-01 22:58
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