大菩薩で観察した山野草

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8月22日(水)に、あしだちの有志とともに、チョウの仲間と山野草を観察しようと、「ロッジ長兵衛」前の駐車場に車を止めて、大菩薩峠から大菩薩嶺を回るコースで歩いてきました。これは、その時に観察することができたハナイカリの花です。
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ハナイカリは、リンドウ科の山野草です。花冠は黄緑色を帯びて、深く4列するところが船を繋ぐ錨のように見えるところから、この名前が付けられたようです。
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ササの葉の間から顔を覗かせていたこの白い花は、ミネウスユキソウです。当初、ウスユキソウとアップしましたが、間違いであるとご指摘をいただき訂正しました。ウスユキソウの仲間は識別が難しいです。
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こちらも、同じウスユキソウの仲間ですが、全体的にボッテリしていますから、上の写真の種類とはちょっと違うと思いました。図鑑を調べて、当初ミネウスユキソウに近い感じがしました。と紹介しましたが、誤りであるとご指摘をいただき、ウスユキソウであると訂正します。花柄があるところで識別するとのことでした。
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大菩薩嶺に向かう尾根道のわきに生えていたこの花は、ユキノシタ科のウメバチソウです。ウメの花に似ているところから、この名前が付けられたようですが、秋を彩る高山の花になります。
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白くて小さい花をつけているこれはイケマです。同行したメンバーから、このイケマの葉が、アサギマダラの食草となると教えていただきました。
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登山道脇の岩場のそこかしこに咲いていたこの小さい黄色い花は、当初オトギリソウと紹介しましたが、イワオトギリになるとご指摘をいただきました。オトギリソウの仲間も種類がたくさんあって、私には識別するだけの知識がありませんでしたので、訂正させていただきます。
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ササ藪の中にピンク色の可愛い花が目立ちました。直感的にハクサンフウロだと思いましたが、図鑑を調べてみると花弁の濃紫色の筋の形状からカイフウロになるようです。場所的にも甲斐の国ですから、間違いないと思います。
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さて、こちらは白くて小さい花を散形花序の状態で付けています。図鑑を見ただけで判定していますから、全く自信はありませんがカノツメソウになるのではないかと思います。もし違っていたら、是非ご指摘をお願いします。
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茎の上に枝分かれしてたくさんの黄色い花をつけているこれはキオンです。葉の形が分裂していないところが特定のポイントになります。葉が深く切れ込んでいるのは、ハンゴンソウになるようです。
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下向きの舌状花をたくさんつけている黄橙色のこの花は、キク科のコウリンカです。頭花の直径は3~4cmほどあります。
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コウリンカの高さは50~60cmほどあります。登山道の周辺には、たくさんの花を観察することが出来ました。
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福ちゃん荘を過ぎて、大菩薩峠に至る途中の谷筋で観察したこの薄紫色の花は、シソ科のジャコウソウです。花冠の長さは4~5cmほどもある、やや大きめの花でした。
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花弁が5枚ある、この独特の形状をした花はニガナの仲間であることは容易に分かります。花弁の色が黄色ではなく白いですから、調べてみるとシロバナニガナであることが分かりました。
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下山してきて、福ちゃん荘で一息つき、さて車を止めてある場所へ戻ろうと山道ではなく車道を歩いていたところ、この小さな花を見つけることが出来ました。この花は何だろうと、みんなで薀蓄を傾けましたが、現地では全く分かりませんでした。
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後日、熱心なメンバーからこの花はタニタデであると判明しましたとメールが届きました。有難うございました。お陰で調べる手間を省くことが出来ました。
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さて、問題はこちらの花です。これは、福ちゃん荘で小休止して、さてこれから登山道に取り付こうとするときに撮影した小さな花ですが、名前もさっぱり分かりませんでした。識別ポイントとして、葉の形が三角状広卵形であるところから、ミヤマタニタデであると判定しました。
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尾根道の脇に咲いていたこの山野草は、葉の形がのこぎり状であることから、ノコギリソウであることが、すぐに分かりました。
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下山途中の山道の脇に咲いていたウツボグサです。平地では、春から初夏にかけて観察できる山野草ですが、標高の高いこの大菩薩では、8月の今の時期にも咲いていました。
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一番高い山が大菩薩嶺(2,057m)です。大菩薩峠から向かう途中の、妙見の頭の付近で撮影したものです。ちなみに、左端に写っているのが、植物に大変造詣の深いama先生です。
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by coffeeto2 | 2012-08-28 22:31 | 山野草
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