高尾山のイナモリソウ

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あしだちの有志を誘って高尾山へ自然観察に出掛けましたが、一番の目的は、このイナモリソウでした。実は、昨年イナモリソウとセッコクを観察するために足を運んだのですが、見つけられなかった因縁のある花でしたから、既に見ていた仲間を誘っての観察になりました。
イナモリソウは、花冠は2.5cmほどで花弁は5枚とされていますが、この花は花弁が6枚あります。
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この日は、ケーブルカーの駅の脇から6号路を登りましたが、途中で見つけたイナモリソウのすぐ上に咲いていた花です。こちらも花弁は6枚で花弁の幅が細くて、縁のひだがあまり目立ちません。これは、ホシザキイナモリソウという名前がついているとのことです。
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6号路の途中で咲いていたものですが、始めに観察したイナモリソウのすぐ近くに咲いていましたから、その違いがよく分かりました。
始めは、見つけることもできませんでしたが、一度教えていただくと、不思議なことに次から次へと葉を見るだけで見つけることが出来るようになりました。
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どうですか、この見事な株を見てください。これは、5号路の中間部付近に見つけたものですが、この日高尾山で観察したイナモリソウの中では、一番大きな株でした。
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この花は、花弁が5枚です。花弁の縁のひだひだがとても顕著で、花弁の中央付近は白色をしていますが、縁取り付近は青紫色の色が特に強くなっています。
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こちらの花は、基部付近に蕾が膨らんできました。丸くて白い蕾が分かります。また、葉の表面には、細かくて細い毛が密生していることが分かります。
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イナモリソウは、数年がかりでやっと観察することが出来たわけですが、一度咲いている花を教えてもらったら、割合簡単に見つけることが出来るようになりました。6号路と稲荷山コースとの出会い付近でも見つけることが出来ましたが、この花は帰りがけに1号路で見つけたものです。
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1号路で見つけた花ですが、なかなかみずみずしい容姿を見せてくれました。関西地方から西の地方と四国、九州でよくみられるようですが、関東地方ではこの高尾山でしか見られないということですから、不思議な植生をしています。
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この株も、2輪の花をつけていました。周辺に葉が出ていますが、いずれもイナモリソウであると思われます。山地の木陰に生えるアカネ科の多年草です。
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by coffeeto2 | 2012-06-17 21:14 | 山野草
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