ムラサキツバメ

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秋のヒタキ類の渡りを観察していた公園で、シジミチョウの仲間を見つけました。飛翔している姿を確認したとき、紫色の模様を認めたので、ムラサキシジミであると思って追いかけました。草むらに止まったところでよく見ると、尾状突起が認められましたから、ムラサキツバメにであることが分かりました。
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草むらの葉影で翅を広げたところを撮影することができました。表側に紫色の斑が認められました。♂の個体は翅の表側は黒褐色で紫色が出ないということですから、この個体はムラサキツバメの♀になると思われます。
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ムラサキツバメを図鑑で確認すると、その分布域は近畿地方以西から四国、九州であるとされています。とすれば、関東地方のこの公園で見られることはとても珍しいことではないかと思います。私は、初めて観察しました。でも、このごろは南方系のツマグロヒョウモンやクロコノマチョウがどんどん北へ生息域を広げていることを思うと、ここで観察できるのもあながち珍しいことではないのかもしれません。
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わずかに開いた翅の間から、表側の紫色が確認できます。ムラサキツバメは成虫で越冬するということで、幼虫はブナ科のマテバシイなどの新葉を食草としているとのことです。
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by coffeeto2 | 2011-10-15 20:23 | チョウ・ガ
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