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草原のチョウ達

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残暑が厳しい一日でしたが、足を運んだ草原で出会ったチョウ達です。
まず最初は、アカボシゴマダラです。ここでは何個体も観察できましたが、たまたま撮影できたこの個体は翅が大変痛んでいました。南方系のチョウになります。
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続いては、ヒメアカタテハです。アカツメクサに留まって吸蜜をしていましたが、ここでは数個体を観察することができました。後翅の中央付近に大きめな白斑があるところが、アカタテハとの識別ポイントになります。
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砂利道に降りて翅を休めているヒメアカタテハです。幼虫は、ハハコグサやヨモギなどを食草としています。
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ヒメアカタテハは、5月頃から目立つようになり、秋にたくさんの個体を観察することができます。成虫でも幼虫でも越冬することが知られています。
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こちらは、ヤナギの枝先に留まっていたコムラサキです。幼虫はヤナギを食草としているとのことですから、ここで観察できるのが自然の形です。翅の表側に紫色が確認できることから、♂の個体であると思われます。
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これはクヌギの樹でしょうか、葉先に留まったコムラサキを下から見上げる形で撮影することができました。翅の裏側の模様が確認できます。白帯が確認できることから、♀の個体であるのかなと思います。
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こちらは、翅の表側が褐色地にオレンジ色の斑紋が認められるところから、ウラギンシジミの♂の個体になります。
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ウラギンシジミの翅の裏側は、このように一面白いところが特徴です。シジミチョウの仲間としては、割合大きい方ですから、ちょっと見にはシロチョウの仲間かと思われてしまいますが、飛び方に特徴があるので、慣れると離れたところからでも識別することができます。
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黄色く色が変わった葉の裏に留まったキチョウです。幼虫はメドハギやネムノキなどを食草としているようです。成虫で越冬します。
by coffeeto2 | 2011-09-28 21:55 | チョウ・ガ
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